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【保存版】違い説明できますか?コンサル業界をジャンル別に徹底解説!(戦略、総合、IT、シンクタンク、監査法人)

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コンサル業界における業務の違いを理解しよう

こんにちは、外資就活 コンサルチームです。

皆さんも戦略コンサル、ITコンサル、総合コンサルなど、〇〇コンサルという言葉を一度は聞いたことがあると思います。では、それらの細かい違いについて説明できますか?

「業界研究は面倒くさい」「コンサルティングファームは日系企業のように選考過程で志望動機や企業に対する知識を求められることが少ないから…」と甘く見ているあなた、要注意です。ファームによっては面接で「なぜ戦略がやりたいの?」「なぜITがやりたいの?」と聞かれることもありますので、コンサルのジャンルごとの違いを理解しておく必要があります。

ここではコンサルの仕事内容や主要なジャンルについて解説します。コンサル就活の第一歩としてこの記事や関連コラムを読み、コンサルティング業界の概要や業務内容を整理しましょう。

コンサルティングファームの仕事内容は?

コンサルティングとは業務上の課題の発見、解決策の提案、業務改善の補助、経営戦略へのアドバイスなどを中心に「企業の課題の発掘」と「その解決策の提案」をすることです。コンサルティングフィーによって利益を得ている企業のことをコンサルティングファームと呼びます。

コンサルティングファームに所属するコンサルタントは企業の課題を解決するアドバイザーであり、その仕事内容から「企業のお医者さん」と称されることもあります。

コンサルティングファームの分類と主な企業

コンサルティングファームといっても、サービスを提供している業界は企業によってさまざまです。

コンサルティングファームの分類方法としては

・アドバイザー寄りか実行支援寄りか
・外資か日系か
・取引先企業が大手か中小企業か

などさまざまな切り口があります。

今回は皆さんに「コンサルの中でもどこが一番自分に合った業務ができるのだろうか?」ということを考えていただくため、提供するサービスの性質によって主要ファームを以下の6種類に分類してみました。

(1)戦略コンサルティングファーム
(2)総合コンサルティングファーム
(3)ITコンサルティングファーム
(4)シンクタンク系コンサルティングファーム
(5)監査法人系コンサルティングファーム
(6)業務コンサルティングファーム

「提供サービス」別に見るコンサルティングファーム

(1)戦略系コンサルティングファーム

戦略系コンサルティングファームは企業の全社戦略やM&Aにおける事業統合のサポート、海外新規参入戦略など企業経営のトップレベルに関わる問題解決を手がけています。

主なクライアントは日系・外資系の大手企業です。近年、戦略におけるIT・デジタル化の重要性が増してきたため、本来は総合系ファームが手掛けていた領域に進出している企業もあります。

(2)総合系コンサルティングファーム

総合系コンサルティングファームは、人事戦略やM&Aなどの提案から、ITを中心としたシステム導入などの実行支援まで、幅広い業務を手がけているのが特徴です。

また近年、アクセンチュアがカート・サーモンを買収し、アーンスト・アンド・ヤング(EY)がパルテノンを買収するなど、総合系コンサルティングファームが戦略系コンサルティングファームを買収するケースも見られます。総合系コンサルティングファームといえども、戦略コンサルタント職が置かれるなど、戦略系の案件を手掛けることも増えてきているようです。

(3)IT系コンサルティングファーム

ITを切り口に顧客のビジネス・経営に関わる解決策を提供するコンサルティングファームを指します。IT戦略、ERP等のシステム導入のコンサルティングなど、情報処理システムの構築も含めたコンサルティングを強みとしています。

戦略や経営改革など他ジャンルのファームが手掛けるような提案業務を行う企業もありますが、売上の大部分はITシステムの導入が占めているのが特徴です。

企業・事業再生、M&Aなどの上流部分の経営戦略についての案件が多い戦略・総合コンサルティングファームと比較して、企業内の業務システム構築による経営の効率化など、企業のミクロな課題解決を行うケースが多いです。実際に開発まで自社で行っているIT系コンサルティングファームもあり、技術力が身につきやすいところも特徴です。

(4)シンクタンク系コンサルティングファーム

シンクタンクはもともと政策の提言を行う研究機関であり、官公庁向けのリサーチや経済調査などを行っていましたが、近年は民間企業に向けたコンサルティングも行うようになりました。現在では、官公庁向けの案件から得られる収益よりも、民間企業のIT・経営コンサルティング事業から得られる収益の方が大きい企業もあります。

(5)監査法人系コンサルティングファーム

監査法人系コンサルティングファームでは、主に「守りのコンサル」と呼ばれるサービスを提供しています。具体的には事業やITへのリスクコンサルティングや内部監査、内部統制といった企業の経営基盤を万全なものへ整えるための業務を手がけています。

その特徴としては「専門性を身に付けられる」点、そして「グローバルな環境に身を置くことができる」点が挙げられます。

まず「専門性を身に付けられる」点について説明します。監査法人のアドバイザリー業務では、第三者としての独立性保持の観点などから業務としての担当領域が明確になっているため、若手の段階で自分の専門領域を作ることができます。例えば、データのアドバイザリー職であればデータを、ITのアドバイザリー職であればITを自分の専門領域とすることができます。

次に「グローバルな環境に身を置くことができる」点について説明します。アドバイザリー職を有する主な監査法人は四大監査法人(トーマツ、PwC有限責任監査法人、EY新日本、あずさ)と呼ばれ、世界的に有名な四大会計事務所(デロイト、PwC、EY、KPMG)とは提携関係にあります。この四大会計事務所はアメリカでは「Big4」と呼ばれ、世界で150を超える国に展開しています。一見ドメスティックなイメージを持たれがちな監査法人ですが、世界のBig4とナレッジを共有しているため、実は非常にグローバルな組織なのです。

以上の理由により監査法人系コンサルティングファームは、若手の段階から専門性を身に付けたい方やグローバルな環境で働きたい方におすすめです。

【代表的な監査法人系コンサルティングファーム】
有限責任監査法人トーマツ
PwC Japan有限責任監査法人
KPMGジャパン/あずさ監査法人

(6)業務コンサルティングファーム

ITコンサルや総合コンサルなどとよく混同されてしまうのが業務コンサルです。
業務コンサルは、クライアント企業の業務プロセスの効率化や、業務フロー改善を主な目的としています。具体的には、現状の業務フローを分析し、重複や非効率な点を洗い出し、解決策を提案します。
DXが進む現代では、課題解決ツールとしてERP、SCM、CRMなどのITシステムの導入が行われることが多いです。ITコンサルとの違いとして、業務コンサルはあくまでもクライアントの業務プロセス改善に特化したコンサルティングであると言えるでしょう。

といっても、多くの総合コンサルやITコンサルにおいても、クライアントの業務フロー効率化を目的としたプロジェクトは存在しますので、明確な線引きは難しいかもしれません。

コンサルティングファームで働く魅力とは

コンサルティングファームで働く魅力とはどういうところにあるのでしょうか。

現役のコンサルタントの方へのインタビューでは、コンサル業界で働く主な魅力について以下の点を挙げていらっしゃいました。

(1)好奇心を満たすことができる
(2)グローバル規模の多様性のある環境に身をおくことができる
(3)チームで成し遂げる充実感を得ることができる
(4)ビジネスマンとして若いうちから成長できる環境がある
(5)プロジェクト間に長期の休みが取りやすい

それ以外にも転職市場での価値が高いこと、レベルの高い集団のなかで働けること、他の業界に比べ年収が高いことを魅力として挙げる方もいらっしゃいます。

コンサルティングファームの選考

コンサルティングファームは選考時期が早い企業が多く、エントリーシートや筆記試験、グループディスカッション、ケース面接など、対策すべきことも多岐にわたります。特に、戦略系のコンサルティングファームは筆記試験で非常に高い得点を求められるほか、ケース面接やフェルミ推定などでも緻密な回答が求められるなど、難関中の難関といえます。

企業によって選考の詳細は異なるので、選考体験記などを参考に対策を進めるとよいでしょう。
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業界や企業への理解を深め、興味を持つファーム・職種を見つけよう

コンサルティングファームの主要なジャンル・その業務内容について整理することができたでしょうか。一口にコンサルティングファームといっても、その業務内容や社風・強みを持つ業界などは企業によってさまざまです。

コンサルタントという仕事の中でも、自分がどういった業務を手がけたいかを突き詰めながら考えることが重要でしょう。

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