野村総合研究所（NRI）へ就職するには？採用大学・難易度・選考対策

日本最大手のシンクタンクとして知られる野村総合研究所（NRI）。コンサル業界やIT業界に興味があり、野村総合研究所（NRI）への就職を志望している人も多いと思います。

この記事では、野村総合研究所（NRI）の会社概要（採用情報・平均年収）、採用実績のある大学、就職難易度、内定をもらうための選考対策について解説しています。

野村総合研究所（NRI）は有名な大学からの内定出身者が多く、優秀な就活生からも人気の企業ですので、この記事を参考にしてしっかりと選考対策を行いましょう。

野村総合研究所（NRI）ってどんな会社？

野村総合研究所（NRI）は、「コンサルティングサービス」と「ITソリューションサービス」の二つのサービスを民間企業・官公庁に提供しています。日本最大手のシンクタンクで、インフラ・製造業・金融・流通・公共など多方面の業務ノウハウを蓄積し、経営戦略・グローバル戦略・新規事業戦略・IT・技術開発などあらゆる経営テーマに取り組んでいるのが特徴です。

東洋経済オンラインの2023年卒を対象にした就職人気ランキングを見ると、300位中104位とそんなに順位が高いわけではありませんが、理系の個別順位は18位と理系学生からの人気が高い企業であることが分かります。

出典：東洋経済オンライン「学生2万5000人が選んだ『就職人気ランキング』」

採用情報について

野村総合研究所（NRI）は例年400名前後の新卒を採用しており、2025年度は500名程度の採用を予定しているとのことです。

参考：FAQ｜野村総合研究所（ＮＲＩ） 2025年新卒採用サイト

総合職の募集職種は以下の通りで、応募資格は全学部／全学科が対象です。

実際には、経営コンサルタントと経理スペシャリストは文系／理系問わず活躍している傾向にありますが、アプリケーションエンジニア、テクニカルエンジニア、セキュリティスペシャリストは理系が活躍している傾向にあります。

出典：NRI 野村総合研究所「募集要項（総合職）」

なお、本選考の一次締切は 3月1日(金) 正午 となっております。この機会にぜひご応募ください。

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平均年収について

日系クロステックのデータによると、野村総合研究所（NRI）の平均年収は1242.1万円であり、国内の平均年収461万円（国税庁）と比べても高いことが分かります。

これは野村総合研究所（NRI）が利益率の高いビジネスモデルを強みとしていること、給与や待遇面で社員に還元するという考え方が要因であると考えられます。

また、職位は総合職→専門職→副主任→主任→上級専門職→部長→本部長となっており、職種や能力で年収に差が出るわけではなく年功序列で昇給していくのが特徴です。

出典：日系クロステック「平均年間給与が1200万円超のNRI、増加率トップ企業は前の期より87万円増に」
出典：国税庁「平均給与」

野村総合研究所（NRI）で採用実績のある大学

出典：大学通信オンライン「2023年 企業ごとの大学別就職者数 野村総合研究所」

上表を見て分かるように、野村総合研究所（NRI）は旧帝大と呼ばれる難関国立大学や早稲田大学・慶応義塾大学をはじめとする有名私立大学からの採用が多いです。

学歴フィルターがあるかどうかは不明です。応募書類の学歴を見て即不採用とはならないと思いますが、上表の採用実績を見ても高学歴の採用傾向が強いといえます。

このことから野村総合研究所（NRI）にはエリート（社会貢献意識が高い人）が多いとよく言われますが、もちろん学歴だけを見て判断しているのではなく、優秀な人材を採用しようとした結果だと思います。

理系・文系の採用割合

応募資格を全学部／全学科としている野村総合研究所（NRI）ですが、実際の採用においては理系・文系の割合はどうなっているのでしょうか？

出典：就職四季報2023年版

直近3年の野村総合研究所（NRI）の採用人数を見てみると、理系（院卒）の採用人数が多いことが分かります。理系学生から就職志望先として人気が高いのもありますが、エンジニア職の募集が多く専門的な知識や技術を求められることや、コンサルタントの仕事では論理的思考能力などが求められることから理系（院卒）の採用が多いと推測できます。

また、大卒で比較してみると理系より文系の採用人数の方が多い傾向にあります。文系の場合、大学院で得た専門知識を活かすというよりは、入社後の実務を通して、知識と経験を積ませて育てていくという方針が強いように感じます。

野村総合研究所（NRI）の就職難易度

先ほどの採用大学のデータを見ても有名な大学からの内定出身者が多く、優秀な就活生からも人気の企業ですので就職は狭き門だといえます。

また、野村総合研究所（NRI）の特徴として人柄や熱意などの定性面だけでなく、能力やスキルなどの定量面が厳しく問われる傾向にありますので、学生のうちに能力やスキルを身に付ける必要があります。

これらのことから、野村総合研究所（NRI）を志望する場合は 早い段階からしっかり選考対策を行う必要があります 。

野村総合研究所（NRI）へ入るには？内定をもらうための選考対策

先ほどもご紹介しましたが、野村総合研究所（NRI）は就職難易度が高いため選考対策に力を入れる必要があります。

ここでは、野村総合研究所（NRI）から内定をもらうための対策について解説します。

志望する理由を明確にしておく

野村総合研究所（NRI）に限らずどの企業の選考においても、同業他社と比較してその企業を志望する理由を求められます。これはその業界の研究をしっかり行っているか、志望の本気度を確認するためです。

野村総合研究所（NRI）の場合、NTTデータが同業他社としてよく挙げられます。
それぞれの主な強みは以下です。

・野村総合研究所（NRI）→金融業に強い、営業利益率が高い
・NTTデータ→官公庁に強い、海外売上高が高い

これらの強みと、各企業のHPや決算資料などの情報を交えながら、同業他社と比較しても野村総合研究所（NRI）を志望する理由を明確にしましょう。

また、企業理念である 「未来創発」 と 「Dream up the future」 を理解し理念に則った仕事ができることをアピールしたり、アピールできる経験（エピソード）を整理しておくのも重要です。

出典：NRI 野村総合研究所「ＮＲＩの企業理念と独自性」

内定もしくは最終面接まで進んだ人のESや面接回答を把握しておく

次に、野村総合研究所（NRI）の内定者がどんなESを書いていたのか、面接でどんなことを聞かれたのかを把握しておくことが重要です。ESや面接での設問などを把握しておくことで入念な準備ができるのはもちろんのこと、内定者の傾向を見ることでより効率的に準備することができます。

外資就活ドットコムでは、野村総合研究所（NRI）へ応募した人のES・体験記を掲載しています。外資就活ドットコムで無料会員登録を行っていただくと、以下のページで野村総合研究所（NRI）へ応募した人のES・体験記の詳細を見ることができますので、ぜひご活用ください。

野村総合研究所（NRI）で内定もしくは最終面接まで進んだ人のES・面接回答を見てみる

インターンシップに参加する

もう一つはインターンシップに積極的に参加することです。インターンシップでの成果を評価してもらえれば企業から声がかかったり、本選考にエントリーした際にインターンシップでの実績から他の就活生よりも高く評価してもらえる可能性があるためです。

野村総合研究所（NRI）では、経営コンサルティングコース、ITソリューションコース、DXエキスパートコース、セキュリティエキスパートコースの4種類でインターンシップを募集しています。理系学科は全部門にエントリーが可能で、専門知識がない分野でもエントリーは可能です。

外資就活ドットコムでは、野村総合研究所（NRI）のインターンシップに参加した人のES・体験記を読むこともできますので、ぜひご活用ください。

野村総合研究所（NRI）のインターンシップに参加した人のES・体験記を見てみる

ここまで、野村総合研究所（NRI）の採用実績や就職難易度、就職するための選考対策について解説してきました。野村総合研究所（NRI）は有名な大学からの内定出身者が多く、優秀な就活生からも人気の企業ですので就職難易度が高いですが、ご紹介した選考対策をしっかり行い内定を勝ち取りましょう。

選考対策で解説した内容は「外資就活ドットコム」に掲載されている、野村総合研究所（NRI）で内定もしくは最終面接まで進んだ人のES・体験記の内容を元に作成しています。「外資就活ドットコム」で無料会員登録を行えば詳細を閲覧することができますので、野村総合研究所（NRI）の企業研究や選考対策として活用してみてはいかがでしょうか。

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