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戦略コンサルの早期内定を獲得するために
こんにちは、外資就活 コンサルチームです。
戦略コンサルは1万人とも言われる応募者の中から、業界全体で200人程度しか内定が出ない、就職最難関業界の一つです。
その一方で、最も早い時期に内定出しが始まる業界でもあるため、十分な対策を行わないまま落選してしまう学生が多くいます。
外資就活コンサルチームでは、読者の皆様が戦略コンサルから内定を得るために、 早期からの対策 を強く推奨しております。
そこで今回のコラムでは、戦略コンサルの内定を獲得するために
・戦略コンサルの選考はどのようなプロセスなのか
・戦略コンサルの対策は何をいつから始めればよいのか
についてお伝えします。戦略コンサルの早期内定を得たい26卒の方々は、ぜひ参考にしてください。
目次
<各選考ステップの対策>
・ES:論理的かつ端的に
・筆記試験:通過率は約10%!? 抜かりなく、徹底的に対策しよう︎
・GD(グループディスカッション):課されることは少ないが倍率が高いので注意
・ケース面接:最大の難関
・ジョブ:思考力だけでなく「思考体力」が必要
・ジョブ後面接(最終面接):「志望度の高さ」を確認される
戦略コンサルの新卒選考の全体像
戦略コンサルの選考は、非常に多くの応募者から少数の内定者を選ぶ構造になっています。そのため、選考ステップの数が多く、また各選考ステップの倍率がかなり高くなっています。
一般的な選考プロセスは、 ES → 筆記試験 → ケース面接(複数回) → ジョブ(インターン) → FIT面接 という流れになっています。ファームによって若干の誤差はあるものの、多くのファームではこの流れで選考が進みます。
以下は各選考が行われる時期を図にまとめたものです。
この図をご覧いただければお分かりの通り、戦略コンサルの選考を受けるチャンスは年に数回あり、夏選考・冬選考の2回がメインです。
また、近年では夏・冬・春と3回選考を行うファームも増えてきました。
同じファームに何度も挑戦できるようになり、かなり広く門戸が開かれているようにも見えますね。
しかし、 一度受けると、その年の選考には参加できないファームもあります。 その最たる例として、 マッキンゼー・アンド・カンパニー(以下、マッキンゼー)では一度選考に不合格になるとその後2年間は再応募できない ルールになっています(このルールは戦略コンサル志望者の中ではとても有名ですが、一般にはあまり知られていません)。
そのため、各ファームの選考をどの時期に受けるかについては、とても慎重に考える必要があります。以下は、各ファームの例年の選考についてまとめたものです(年度によって実施状況が異なる可能性があります)。
多くのファームで採用枠が多いのは夏選考です。また表中にもある通り、夏にしか選考を行わないファームも存在します。そのため、夏選考では多くのファームにトライするとよいでしょう。
ただし、第一志望のファームは ある程度練習を重ねた後に冬選考で受ける というのも一つの選択肢です。また、表にも記載しました通り、一部のファームでは一定の選考プロセスまで進み不合格になると、再受験できなくなってしまいます。
実際「MBBの中でも特に志望度が高いファームはあえて冬選考で受ける」という戦略を選び、結果MBBの内定獲得に成功する方は毎年一定数出ています。一方で、夏選考を一度に受けて一気に選考慣れするという戦略を採る方もいます(その結果、サマーでMBBを全制覇した学生も過去にはいました)。ご自分の特性に合った戦略を選択するとよいでしょう。
また夏選考と冬選考で採用枠が埋まったなどの理由により春選考が実施されないことがあるので、注意が必要です。
各ファームの詳細を知りたい方は、ぜひ以下のコラムにも目を通してみてください。
さて、ここからは夏ジョブを見据えて各選考ステップの対策をご紹介します。
ES:論理的かつ端的に
戦略コンサルのESは200字程度の場合が多く、一般的なESの設問(400字程度が多い)と比べて少なくなっています。そのため、 端的に、結論ファーストで、論理的に書く ことが大切です。
ほとんどのファームではES提出締切日から数日以内に合否連絡が来ることから、 あまりESの内容を重視していないファームが多いと考えられます。 また、その後の面接でもESに関連する質問はほとんどありません。
ただし、ジョブ直前やジョブ後のFIT面接(詳細は後述します)では、ESを基に志望動機について聞かれることがあるため、面接で質問されることを想定して手を抜かずに書きましょう。業界の特徴を踏まえた上で、現在の自分と将来コンサルタントとして目指したい自分のつながりを論理的に説明できるように準備をしておきましょう。
ESの選考時期、推奨対策開始時期
ESの提出締切は、早いファームでは5月下旬から始まります。ちなみにESの受付開始はベイン・アンド・カンパニーなどが毎年早く、4月頃から開始しています(ただし締切は5月末から6月頭頃です)。設問が毎年あまり変わらないファームもありますので、それらのファームの設問を題材に、1カ月ほど前の4月頃から対策を開始し、信頼できる先輩などに添削してもらうとよいでしょう。
・マッキンゼーのコンサルタントを志望する理由 [200字以内](マッキンゼー・アンド・カンパニー)
・今までの人生の中で成し遂げたことで、人に話したいことは何ですか?[200字以下](ボストン コンサルティング グループ)
・一生のうちに必ず成し遂げたい夢は何ですか?[200字以下](ボストン コンサルティング グループ)
・あなたが目標として思い描く5年後の御自身の姿、及びそれを実現する過程で、戦略コンサルティングに興味を持ち志望した理由を教えてください。[200字以内](ベイン・アンド・カンパニー)
・あなたがご自身の強みを生かして問題を解決し、成果を出された経験を説明してください。[200字以内](ベイン・アンド・カンパニー)
ESを書く際のポイントや、ESを書くために必要な自己分析の方法については、以下のコラムを参照してください。
・「コンサルはES重視していない」って本当?油断できないコンサルのエントリーシート(ES)のポイント
・「君はなぜコンサルタントになりたいの?」コンサル就活で聞かれる「志望動機」のポイント・NG例・例文まとめ
・【事例付き】どんな企業でも通過するエントリーシート(ES)の書き方~7つのチェックポイント~
・【内定者例文あり】トップ企業に内定する志望動機の作り方まとめ
・【保存版】「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」の発見・整理・伝達方法【例文付き】
・【保存版】就活で必須!正しい強み・弱みの見つけ方|具体例付き
筆記試験:通過率は約10%!? 抜かりなく、徹底的に対策しよう︎
戦略コンサルの筆記試験では、かなりの割合の人が落とされてしまいます。 東大生でも落ちる人は多くいますし、戦略コンサル内定者でも何社かは筆記で落ちたという方もいますので、甘く見ることは禁物です。
選考倍率はファームによって異なりますが、一般的に通過率は約10%と言われています。特に戦略コンサルを受験するような学生は日本を代表する超一流大学に通われている方が多いですので、その中で勝ち残るのは至難の業です。
さて、筆記試験の特徴ですが、
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