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【21卒保存版】2月から戦略コンサル早期内定を目指す選考対策スケジュール〜戦略コンサル内定への道(3)~

こんにちは、外資就活 コンサルチームです。

外資就活でも、徐々に21卒向けの記事を掲載し始めています。戦コン内定への道第1弾では戦略コンサルの仕事内容を、第2弾では、コンサルタントのキャリアパスについてお伝えしてきました。

戦略コンサルは1万人とも言われる応募者の中から、1社につき少ない年では5人ほど、多い年でも30人ほどしか内定が出ない就職最難関業界の1つである一方、最も早い時期に内定出しが始まる業界でもあるため、毎年ほとんどの学生が十分な対策を行わないまま選考の時期を迎え、結果準備不足で散っています。
従って、読者の皆様が戦略コンサルから内定を得るためには、早期からの対策が非常に重要だと心して臨むことを外資就活コンサルチームとしては強く推奨しております。

そこで、今回のコラムでは、戦略コンサルの内定を獲得するために、
・戦略コンサルの選考はどのようなプロセスなのか
・戦略コンサルの対策は何をいつから始めれば良いのか

についてお伝えしていきます。

戦略コンサルの新卒選考の全体像

戦略コンサルの選考は、非常に多くの応募者から少数の内定者を選ぶ構造になっています。そのため内定の前にかなり多くの選考プロセスが課され、かつ各プロセスの通過率はかなりの高倍率になっています。
一般的な選考プロセスは、ES→筆記試験→ケース面接(複数回)→ジョブ(インターン)→fit面接、という流れです。多くのファームがこの流れで選考が進みます。ファームによって若干の誤差があります。

従って必要な対策は、この全プロセス毎に徹底して対策する、ということです。

下記に各選考が行われる時期を図にまとめました。

ご覧いただくと分かる通り、現在戦略コンサルの選考を受けるチャンスは2,3回あります。
夏選考・冬選考の2回が最も代表的な選考時期です。
近年では夏・冬・春と3回選考を行うファームも増えてきました。同じファームに何度も挑戦でき、かなり門戸が広く開かれているようにも見えますね。

しかし気を付けなければいけないことは、1度受けるとその年の選考には参加できないファームもかなりあるという事実です。例えばマッキンゼーはその最たる事例であり、マッキンゼーは一度選考を受けて落ちると約2年間はESを出しても自動的に落選になるルールになっています(このルールは戦略コンサル志望者の中ではとても有名ですが、なぜか表向きにされていません)

そのため、まず各ファームをどの時期に選考を受けるかは、とても慎重に考える必要があります。

上の表は、各ファームがどの時期に採用を行なっているかと、おおよその採用人数を19卒20卒戦略コンサル内定者の情報をもとに外資就活コンサルチームが独自に作成いたしました。

多くのファームで採用枠が多いのは夏選考です。またアクセンチュア・ストラテジーは夏選考しか公募していないことで有名です(一部冬選考でクローズドルートがあることが確認されていますが、これはかなり狭き門です)。そのため夏選考で多くのファームにトライするとよいでしょう。

ただし、第一志望のファームは、ある程度練習を重ねた後に冬選考で受けるというのも1つの選択肢です。特にMBB(マッキンゼー・BCG・ベインの三大戦略ファーム)は図にまとめましたように、一定の選考プロセスまで進み落ちると、再受験できないor再受験が不利になります。

そのため、「MBBの中でも特に志望度が高いファームは冬選考であえて受ける」という戦略を選び、結果MBBの内定獲得に成功した学生が毎年一定数出ています。一方で夏選考で一度に受けて一気に選考慣れするという戦略を採る学生も毎年一定数出ています(その結果、サマーでMBB全制覇した学生も過去にはいました)。各自自分の特性に合った戦略を意思決定するとよいでしょう。

さて、ここからは各選考プロセス毎の対策を解説していきましょう。

ES:論理的かつ端的に

戦略コンサルのESは、200字程度の場合が多く、一般的なESの設問(400字程度が多い)と比べて少なくなっています。そのため、端的に、結論ファーストで、論理的に書くことが大切です。

また、ほとんどのファームでES提出直後に通過・落選の連絡が来ることから、あまりESの内容を重視していないファームが多いと考えられます。

ただしジョブ直前やジョブ後のFIT面接でESを元に志望動機について聞かれることが多い傾向があります。面接でされる質問を想定して手を抜かずにきちんと書きましょう。

また、戦略コンサルの選考では、面接の時点ではあまり志望動機について深く聞かれることはありませんが、それでも自己分析と、業界の特徴を踏まえて現在の自分とコンサルとして目指したい自分のつながりを論理的に説明できるような準備をしておきましょう。また、投資銀行や総合コンサルを併願している場合には戦略コンサルよりも志望動機の重要度が高いですので、その場合にはしっかりと自己分析を行いましょう。
また、ファームによってはケース筆記を課されることがありますので、そちらはケース面接対策と並行して行いましょう。特にBCGはケース筆記を課すことで有名です。

ESの選考時期、推奨対策開始時期

エントリーシートの提出締切は、早いファームでは6月の頭頃から始まります。ちなみにESの受付開始はベインなどが毎年早く4月頃から受付開始しています(但し締切は5月末から6月頭頃です)。毎年あまり設問が変わらないファームもありますので、それらのファームの設問を材料に、1ヶ月ほど前の5月頃から対策を開始し、信頼できる先輩などに添削してもらうと良いでしょう。

【ES設問例】
・職歴の中で、特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入ください。100文字以下(McKinsey & Company)
・今までの人生の中で成し遂げたことで、人に話したいことは何ですか?(200文字以下)(BCG)
・あなたがご自身の強みを生かして問題を解決し、成果を出された経験を説明してください。(200字以内)(Bain & Company)
【ケース筆記設問例】
・あなたが考える日本の課題を1つ挙げ、それに対してどのような対策を講じるべきか
あなたの考えを教えてください。(1000字)(ローランド・ベルガー)
・日本の労働生産性を上げるため、各企業が起こすべき行動はなんだと思いますか。
想定する業種を一つ選び、下記に回答してください(ATカーニー)

筆記試験:通過率は約10%!? 抜かりなく、徹底的に対策しよう︎

戦略コンサルの筆記試験では、かなりの割合の人が落とされてしまいます東大生でも落ちる人は多くいますし、戦略コンサル内定者でも何社か筆記で落ちたという方がいますので、甘く見ることは厳禁です。選考倍率はファームによって異なりますが、一般的に通過率は約10%と言われています。特に戦略コンサルを受験するような学生は日本を代表する超一流大学に通われている方が多いので、その中で勝ち残るのは至難の業です。

さて筆記試験の特徴ですが、実はファーム毎に一般的なテストセンターからオリジナルの問題まで、形式は実は様々です。そのため筆記試験の対策は、各ファームの筆記試験の特徴に合わせて入念に対策を行う必要があります。以下にファームごとのテスト形式を一覧表にまとめましたのでご覧ください。

筆記試験の選考時期、推奨対策開始時期

各ファームの試験日の1ヶ月から2カ月前から準備を始めましょう。遅くとも5月には始めることを強く推奨します。なぜなら、せっかくケース面接などの対策を入念にしても、筆記試験で全滅してしまえばケース面接を一つも受けることができず本末転倒だからです。ちなみに、実はオリジナル問題を課すファームも、判断推理やGMATなど類似した問題がある場合がほとんどです。そのため、これらの対策本を早めに購入して解きましょう。

GD(グループディスカッション):課されることは少ないが倍率が高いので注意

戦略コンサルでGDを選考プロセスで課すファームはローランド・ベルガー、アーサー・D・リトル、ドリーム・インキュベータ、CDIなど一部のファームのみです。しかし課される場合には3倍から10倍と、非常に高倍率になっています。そのため本選考の前に何度か対策を行う必要があります。

GDの選考時期、推奨対策開始時期

戦略コンサルにおいてGDの選考は、早いところで7月の頭からはじまります。GDの対策を一人でやることは難しいので、就活支援団体が主催するセミナーに積極的に参加することを推奨します。3,4月頃から開催され始めるので、参加してGDに慣れておくことが大切です。
また、GDが選考プロセスにある他の企業の選考を先に受けるというのも有効な対策法です。特にベンチャー企業のインターン選考ではGDが5~6月に開催されるケースが多くあります。これを受け、GDのコツを確認するのも良いでしょう。GDでは司会やリーダーの役割を務めなければいけない訳では決してありません。議論をまとめて進めるファシリテーター、議論を一歩引いて俯瞰して見る人など、自分に適した役割があり、自分がどの役割を担っているときにチームの成果に最も力を発揮できるのかを見極めるのが大切です。

ケース面接:最大の難関

戦略コンサル選考で最も特徴的なのは、このケース面接です。そして最大の難関となります

多くのファームではケース面接を2回実施します。ベインなどケース面接の回数が多いファームでは、3~4回のケース面接を突破しないとジョブ(インターン)に参加することができません。

ケース面接は、答えのない難しいお題について短時間で考えることが求められるため、非常に難易度が高く、かつ1人では対策が難しいという特徴があり、選考通過率が非常に低くなっています

筆記試験は必要な対策時間を確保すれば誰でも練度を高めることが可能ですが、ケース面接はセンスによる個人差が大きく、人によっては中々練度を高めにくい選考です。よって、ES・筆記試験対策が終わったら最も多くの時間をケース面接対策に費やすとよいでしょう。

ケース面接のお題(ケース)は、大きく分けて下記の3種類があります。

・フェルミ推定系
・ビジネスケース系
・抽象系

の3種類です。

フェルミ推定系のお題(ケース)とは、「日本にある公衆電話の数を求めて」、「新幹線の車内販売の売上を教えて」など、簡単には分からないものの数値を論理的に求める問題です。

次にビジネスケース系のお題(ケース)とは、「マクドナルドの売上を2倍にして」、「紀伊国屋書店の売上を向上させるには?」など、実際のコンサルティング業務のように企業の課題を解決するお題(ケース)です。

最後に抽象系のお題(ケース)とは、「プラットフォームビジネスの成立要件を教えて」、「国とは何か」などの抽象的な問題が課されて、問題への答えや考えを論理的に説明することが求められます。

フェルミ推定系のお題(ケース)は主に1次面接で課されることが多く、2次面接以降ではフェルミ推定を聞かれてから続けてビジネスケースを出題されるという場合が多い傾向があります(もちろん1次面接からビジネスケースを課すファームも少なくありません)。また、抽象系のお題(ケース)は主にA.T.カーニーやベインで出題される傾向があります。

実は各ファームには「ケース面接はこのお題が多い」という『出題傾向』があります。そのため、志望するファームの出題傾向に応じ対策をしていくと効果的でしょう。しかし、年により採用チームが変わり出題傾向が変わることがまれにありますので、確実に内定されたい方は油断せず一通り練習しておくことを推奨します。

ケース面接の選考時期、推奨対策開始時期

ケース面接の選考は7月の末頃から始まります。そのため、2カ月ほど前から対策を開始するのが良いでしょう。5月頃から本格的な対策を開始するのがよいでしょうか。対策の仕方としては、まずは何冊か本や就活コラムを読んでケース面接はどのようなものなのかを理解した上で、先輩の戦略コンサルの社員や内定者に模擬面接をしてもらう(もしいなければ、レベルの高い学生同士で練習をする)と良いでしょう。

ケース面接で大切なことは、答えを暗記することではありません(暗記だと決めてかかると戦略コンサルの内定はまず出ません)。いかに論理的に答えを筋の良い答えにたどり着けるかという思考プロセスや考え方が最も大切であるということです。これを肝に銘じて意識しましょう。

ケース面接については外資就活ドットコムでは様々な記事でアプローチ方法や心構えを解説しているため、一通り読むことをオススメします。また、一部の戦略ファームではケース面接のコツについて自社サイトで紹介しています。そちらも参考にしてみてください。特にマッキンゼーのケース面接は特徴的なお題(ケース)を毎年出題するのですが、なんと自社サイトでどんな問題が出るか細かく解説しています。マッキンゼーを受ける方は必ずマッキンゼーの下記のリンクから自社サイトを何周か見ることをオススメします。

【ケース面接対策に有効な本】
東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」←但しこの本は初心者が「感覚に慣れるため」にのみ読んでください。この本の解法を鵜呑みにしすぎず応用することがポイントです
戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策
過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

ジョブ:思考力だけでなく「思考体力」が必要

ジョブとは、一般的な企業ではインターンと呼ばれるもので、戦略コンサルのほとんどのファームの選考においてジョブが課されます。ジョブは3日から4日にわたって行われ、実際の企業に対する提案を想定した仮想のプロジェクトを、3人から5人チームで行います(A.T.カーニーのみ4日間の個人ワーク)。

ジョブでは、思考の速さ、示唆の鋭さだけでなく、それをジョブ期間中を通して維持する「思考体力」も必要とされます。また、チームで何日も連続で難しい課題を考えることは、時には大きなストレスを生みます。しかしそれでもチームの和を乱すことなくアウトプットを最大化する力もジョブでは必要とされます。

「思考体力」「チームワークでのアウトプット力」、この二つも評価されていることがジョブの大きな特徴と言えるでしょう。

また、説明会や面接に比べて、ランチや懇親会などの場で社員と話す時間が多く設けられます。そのためファームについてより深く知る機会とも言えます。

ジョブの選考時期、推奨対策開始時期

ジョブの対策を1人で行うことは難しいです。そのため、戦略コンサルよりも早い時期にインターンを行なっているベンチャー企業などに応募してインターンを早めに経験しておくことが良いでしょう。また世の中にジョブ対策のコラムは数少ないですので、下記コラムを参考にしてみてるとよいでしょう。

ジョブ後面接(最終面接):「志望度の高さ」を確認される

Strategy & やアーサー・D・リトル、ベイン(一部の方のみ)などのジョブ後にもケース面接が課されるファームを除いて、ほとんどの場合にはジョブ後面接(最終面接)に進んだ時点で能力の確認は済んでおり、パートナーなどシニアのメンバーによる人格や入社の意思の確認、お互いの疑問点の解消が主な目的になっています。そのためジョブ後面接では「コミュニケーション能力の高さ」と「志望度の高さ」をアピールする事が最大の目的になります。

ジョブ後面接の選考時期、推奨対策開始時期

ジョブ後面接ですので、もちろんジョブ後に行われます。質問の内容は、一般的な志望動機、ジョブの感想から週末の過ごし方まで多岐に渡ります。また逆質問の鋭さは志望度をアピールするチャンスにもなります。そのため、説明会やジョブの段階から、その後の面接を意識してファームの情報を探ってみると良いでしょう。

おさらい

最後に、それぞれのステップについて、夏までの対策開始時期についておさらいしておきましょう。

【ES対策】提出1ヶ月ほど前、5月から6月頃に開始
【筆記試験対策】試験日2ヶ月ほど前、4月から5月頃に開始
【GD対策】セミナーなどが開始する4月から5月頃に開始
【ケース面接対策】ケース面接の2ヶ月から3ヶ月ほど前、5月から6月頃に開始
【ジョブ対策】戦コンより早い時期のインターンの募集が始まる6月頃に開始

終わりに

今回のコラムでは、戦略コンサルの選考ステップについて大まかに説明しました。

多くの選考ステップが課されることや、それぞれのステップについて入念な対策が必要であることをわかっていただけたのではないでしょうか。

次回以降のコラムでは、各選考ステップ毎に解説していきます。次回はまず筆記試験対策を詳しく解説していきます。

【21卒向け戦コンコラム配信予定】※今後変更の可能性があります
2月中旬
・【21卒向け】戦略コンサル内定への道~第4弾 最初の難関、筆記試験徹底対策〜
2月下旬
・【21卒向け】戦略コンサル内定への道~第5弾 最大の難関⁈ 初めてのケース面接対策〜
3月以降
・【21卒向け】戦略コンサル内定への道~第6弾よくある疑問とその答え〜

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