
【徹底解説】「戦略コンサル」と「総合コンサル」選考での違い|同じ準備をしていると落ちる?
2024/01/09
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こんにちは、外資就活 コンサルチームです。
コンサル志望の皆さんは、「戦略コンサル」と「総合コンサル」の違いを説明できますか?この2つの違いを簡単に言うと、「戦略コンサル」は企業経営のトップに関わる全社戦略などをコンサルティングする一方、「総合コンサル」は事業戦略やIT化など企業経営に関して幅広い内容をコンサルティングするという違いがあります。同じ「コンサル」でも違いがあるということがわかるでしょう。
コンサル志望者の中には、「戦略コンサルだけを目指す」「総合コンサルだけを目指す」「戦略・総合両方を目指す」など、さまざまな方がいると思います。今回は、それぞれの内定を獲得するためには「何を」「どれぐらい」対策すればいいのかについて、選考プロセスごとに比較していきます。
なお、詳しい戦略コンサル、総合コンサル、ITコンサルなどのジャンル別コンサルティングファームの仕事内容の違いについては、以下記事をご覧ください。
戦略・総合の選考の特徴
戦略コンサルと総合コンサルの選考の特徴について、以下に簡単にまとめてみました。
戦略 | 総合 | |
---|---|---|
ファーム | ・マッキンゼー・アンド・カンパニー(マッキンゼー) ・ボストン コンサルティング グループ(BCG) ・ベイン・アンド・カンパニー(ベイン) など |
・デロイト トーマツ コンサルティング(DTC) ・PwCコンサルティング(PwC) ・アクセンチュア など |
入社人数 | ・5人から30人ほど | ・50人から300人ほど |
ES | ・100字から200字の場合がほとんど ・面接でESについて深掘りされることはあまりない |
・200字から500字程度 ・面接ではESに沿った質問が多い |
筆記試験 | ・オリジナルが多く対策が難しい ・難易度が最も高いフロー |
・市販の問題が多い ・戦略ほどではないが難易度が高い |
面接 | ・ほとんどがケース面接 ・徹底した対策が必要 |
・簡単なケース ・志望動機などの通常面接 |
ジョブ | ・3daysから5days ・ほぼ必ずジョブ選考が課される |
・1dayから2weeksまでさまざま ・夏選考以外はジョブなしの場合も多い |
選考全般についての違い2つ
①再挑戦できるかどうか
「戦略」「総合」に関わらず、多くのコンサルティングファームでは年に複数回の選考を行っています。 ただし戦略コンサルの場合、一度選考に参加するとその後の選考に参加できなくなる場合があります。
そのため、志望度によって選考に参加する時期を慎重に検討する必要があります。例えば第一志望のファームを一度しか受けることができない場合、夏に他ファームの選考で経験を積んでから冬選考に応募するといいかもしれません。
一方で、ほとんどの総合ファームでは 選考に複数回参加することができます (25卒で事例あり)。そのため、少しでも志望している場合には、夏選考から応募してみることをお勧めします。面接において、どういった雰囲気の中で、どういう意図でどんな質問が飛んでくるかを早いうちに実際の選考で経験した方が、ウィンター時点の完成度が高くなり、他の学生よりも有利に就活を進められるようになるでしょう。
②学歴フィルター
多くのコンサルティングファームでは、学歴フィルターが存在するという噂があります。学歴フィルターに関しては、真偽のほどはわかりませんが、戦略コンサルだと早慶以上、総合コンサルだとMARCH以上という基準があると言われています。これらの基準を満たしていないと応募ができないわけではありませんが、上位大学の場合と比べ、例えば面接官がESを見る目がより厳しくなるといった形で通過難易度が上がる可能性があります。
もちろん、企業側から基準を明示されているわけではありません。事前に選考体験記などで過去の内定者の出身大学を調べ、ご自身の大学の採用実績があるか確認しておくことをお勧めします。
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