【金融】業界別!トップ就活生の志望企業ランキング【26・27卒】

【金融】業界別!トップ就活生の志望企業ランキング【26・27卒】

2025/03/26

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eyecatch

こんにちは、外資就活 金融チームです。

本コラムでは、外資就活ユーザーの皆様の志望する企業をランキング形式でご紹介します。

今回は中でも人気の高い「金融業界」編。外資系投資銀行から日系の大手企業まで、26・27卒のトップ就活生から人気を集める企業を選定しました。

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金融業界の人気企業ランキングトップ20

※2025年1月時点、「外資就活ドットコム」に登録している「2026年卒」・「2027年卒」ユーザーのデータを対象に集計

26卒金融志望企業ランキング

順位 企業名 種別
1 ゴールドマン・サックス 外資系投資銀行
2 モルガン・スタンレー 外資系投資銀行
3 JPモルガン 外資系投資銀行
4 野村證券 日系証券
5 三井住友銀行 銀行・信託銀行
6 三菱UFJ銀行 銀行・信託銀行
7 三菱UFJ信託銀行 銀行・信託銀行
8 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 日系投資銀行
9 日本政策投資銀行 公的金融
10 東京海上日動火災保険 保険
11 バンク・オブ・アメリカ 外資系投資銀行
12 みずほ証券 日系投資銀行
13 みずほフィナンシャルグループ 銀行・信託銀行
14 三井住友信託銀行 銀行・信託銀行
15 SMBC日興証券 証券
16 日本生命保険
保険
17 国際協力銀行(JBIC) 公的金融
18 三井住友海上火災保険 保険
19 UBSグループ 外資系投資銀行
20 農林中央金庫 公的金融

*企業名をクリックで企業ページ

27卒金融志望企業ランキング

順位 企業名 種別
1 ゴールドマン・サックス 外資系投資銀行
2 モルガン・スタンレー 外資系投資銀行
3 JPモルガン 外資系投資銀行
4 野村證券 日系投資銀行
5 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 日系投資銀行
6 バンク・オブ・アメリカ 外資系投資銀行
7 UBSグループ 外資系投資銀行
8 日本政策投資銀行 公的金融
9 シティグループ 外資系投資銀行
10 ブラックロック・ジャパン 外資その他金融
11 三菱UFJ銀行 メガバンク
12 みずほ証券 銀行・信託銀行
13 三井住友銀行 メガバンク
14 東京海上日動火災保険 メガバンク
15 大和証券 日系投資銀行
16 国際協力銀行(JBIC) 公的金融
17 SMBC日興証券 証券
18 ドイツ銀行グループ 証券
19 バークレイズ(JBIC) 外資系投資銀行
20 野村アセットマネジメント 投資運用会社

*企業名をクリックで企業ページ

26卒:学生の人気企業に変化?

ランキングを見てみると上位はやはり 外銀(外資系投資銀行) になっています。毎年、早い時期から就活を始める人のひとつの大きなベンチマークとなっていることは間違いないでしょう。

しかし、25卒と比べると外銀のランクイン数が7社から5社に減り、 日系証券、メガバンク、損害保険が占める数が増えてきています。 新型コロナウイルスの影響で、リモートワークやフレックス制度が浸透したことにより、働き方に対する価値観が大きく変化しました。これにより、従来のように長時間労働や過度な競争を重視する外資系投資銀行よりも、より安定した働き方ができる企業に魅力を感じる学生が増えています。また、グローバルな経済の不確実性や金融市場の変動により、安定した業績を誇るメガバンクや日系証券が相対的に人気を集めるようになってきていると考えられます。

27卒:外資系投資銀行が強し

27卒の学生の中では、2025年2月時点では上位10位中7社が外資系企業です。現在のところ外銀(外資系投資銀行)が上位3社、全体を見ても9社の外銀がランクインしています。26卒とかなり違うのはなぜ?と思う学生もいるかと思います。

これは、時期の問題です。2025年2月現在就職活動を始めている27卒の学生は、多いとは言えないでしょう。 外資系の企業はインターンや本選考の募集開始がかなり早いです。したがって、この時期に就職を始める学生は外銀を目指す人が相対的に多い のです。そのため、このようなランキングになっていると考えられます。これから夏にかけて就活を始める学生も増えてきます。徐々に今とは違ったランキングになっていくでしょう。

ここから、26卒のランキングをもとにもう少し詳しく解説していきます。

上位はやはり外資系投資銀行

前述の通り、ランキングの上位を占めたのは 外銀(外資系投資銀行) でした。巨額の企業買収や大手企業の資金調達など、ビッグな案件に関われるためやりがいが大きく、給与もトップクラスです。また金融の専門知識が身に付けられる職種であり、キャリアの魅力が抜群であることも魅力の1つ。そのためトップ層の就活生を中心に人気を集めています。

しかし、外銀に内定するのは非常に難しいことでも有名です。 インターンシップやジョブで高評価を獲得し、優遇ルートにのることが内定への近道といわれていますが、参加後もメンターとの面談が繰り返されるなど、非常に厳しく評価され続けます 。さらに、最終面接である「スーパーデー」では1日かけて複数回の面接が繰り返されます。

このように 外銀の選考は独特の形式で行われる ため、志望者はしっかりと対策を練って挑むことが必須でしょう。

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日系でトップレベルの人気を誇る「野村證券」の魅力とは

26卒、27卒両方のランキングにおいてトップにランクインした日系企業は 「野村證券株式会社」 でした。
人気の理由としては、 日系証券でありながら、グローバルな視点でも活躍できる ということがそのひとつでしょう。

また、職種に関しては、 総合職採用 でありながらスタート時点でコースは決まっており、

・オープンコース

・エリアコース

・インベストメント・バンキングコース

・グローバル・マーケッツコース

・リサーチコース

・IT・デジタル&オペレーションコース

・リスク・マネジメントコース

・コーポレートコース

のようなコースがあります。中でも、野村證券といえば自他ともに認める 営業力 ということで、オープンコースでの営業は変わらず人気があります。また、IB(インベストメント・バンキング)コースもかなりの人気があり、 外資系投資銀行のサマーインターンに参加したハイレベルな学生たちも選考に参加するため、難易度はかなり上がってきます。

日系証券は根強い人気!部門別採用に注目

日系証券もランキングに上位でランクインしました。 野村証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)、SMBC日興証券、みずほ証券 が人気を集めています。

日系証券では、日系企業最高峰の高待遇を期待でき、かつ外資系投資銀行より安定したキャリアを歩めることから、志望する就活生が多くなっています。

人気の理由は部門別採用にあり

大手日系証券では、営業部門のほかに

・インベストメント・バンキング

・グローバル・マーケッツ

・リサーチ

といった 金融専門職の部門別採用 を行っています。

M&Aや資金調達といった投資銀行業務に関わることができるため、 外銀を志望する・していた学生の併願先 としても人気が高いです。金融の専門知識を身に付けられる職種であるため、さらに上位の投資銀行への転職をはじめとしたキャリア形成を見据え、ファーストキャリアに選ぶ学生も多いようです。

証券会社の営業部門も人気が高い職種です。激務とされるものの、実力が重視され、自分の実績次第ではトップレベルの給与も見込めるので、競争環境に身をおきたい学生にとっては魅力的でしょう。

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損害保険・生命保険は日系金融の隠れた人気業界

東京海上日動の他にも、 「三井住友海上」 が上位にランクイン。さらに、ランク外ではありますが「日本生命」や「第一生命」といった生命保険会社も人気が高いです。

日系の大手企業であるため、キャリアや福利厚生面での安心感が高く、給与も安定していることが魅力でしょう。また、法人営業の業務はメガバンクと似ている部分もあるため、メガバンクと併願するケースも多いようです。

生保・損保問わず 金融専門職 での採用を実施しているため、アクチュアリーや資産運用に携わることができます。ただ、営業部門に比べかなり 採用人数が少ない ので、しっかりと対策をして枠を勝ち取る必要があります。例年では専門職向けのインターンシップも開催しているため、要チェックです。

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日系金融の人気を支えるメガバンク3社に注目

日本を代表するメガバンク2社も上位にランクインしました。外資就活ユーザーでの人気順は 「三菱UFJ」、「SMBC」、「みずほ」 となっています。

メガバンクの魅力は、安定した給与と勤務環境が見込める日系ならではの安定感ではないでしょうか。 採用人数が多い ことから、他業界を志望する学生の併願先としても人気が高いです。しかし、 近年採用人数が減少傾向にあり、3行合わせて1000人程度の採用人数になっています。

これでも多いと思う学生もいるかと思いますが、例年通りの人気を考えると、倍率はかなり高くなります。したがって、早いうちから対策をしっかり行うようにしましょう。

インターンシップ経由の早期選考ルートも多いことで有名。早めに内定を獲得して就活を有利に進めるのも一つの手です。

【メガバンク志望者必見のコラム】
メガバンクの業務内容と志望動機・選考ポイントまとめ

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人気が高まる政府系金融について解説

近年人気を集めてきているのは、政府系金融機関です。外銀や日系の大手企業が並ぶなか、 「日本政策投資銀行(DBJ)」 がランクインしました。

政府系金融は、出資金の多くを政府が負担する稀有な金融機関であり、日本をはじめとする社会課題の解決に金融面から携われる業界です。収益性と公益性の両者を追求できるため、社会に貢献したいと考える学生、国家規模のプロジェクトに関わりたいと考える学生にとって魅力的でしょう。

しかし、内定するためには 専門知識や政府系金融で働きたいという強い熱意をアピールする必要 があります。しっかりと対策したり、インターンに参加したりしたのちに本選考に臨めるとよいですね。

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資産運用にも目を向けてみよう

近年の資産運用のニーズはかなり高まってきており、投資信託などの商品も老若男女が関心を持つトピックとなってきています。そこに関連して、 三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行 のような信託銀行や 野村アセットマネジメント のような資産運用会社も人気を集めています。

このような、信託銀行や資産運用会社は、前述の メガバンクや証券会社、保険会社のグループとして存在している場合が多いです。

人気の一つとして、安定性や働き方も考えられます。資産運用会社は基本的に、激務というイメージはなくワークライフバランスを重視する学生にも人気になっています。

資産運用会社ももちろん日系だけでなく、外資系企業も採用を行なっているところがあります。しかし、全体を通して資産運用業界は採用人数があまり多くないため、倍率も高くなってきます。

早めの対策で、選考を有利に進めていきましょう。

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人気の金融業界のなかで自分にあった企業を見つけよう

今回は、26・27卒の外資就活ユーザーの中で人気の金融機関をご紹介しました。他業界と比較しても人気のある金融業界ですが、投資銀行、保険、メガバンク、政府系金融など、業務内容や魅力は異なります。就職活動を通して、自分に合った企業を見つけることが重要です。

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