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メガバンクの業務内容と志望動機・選考ポイントまとめ

超人気企業3大メガバンクの企業研究を一挙解説

こんにちは、外資就活 金融チームです。

今回は日系大手企業の中でも高い人気を誇るメガバンク(三菱東京UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行)の選考対策を業務内容や志望動機、評価ポイントなどの点からお伝えします。

銀行が第1志望の方も、「名前だけは知っているけど、業務内容までは分からない...」という方も必見です!

※ 本コラムの評価ポイントに関する情報は外資就活会員限定コンテンツ「選考体験記」(三菱東京UFJ銀行三井住友銀行みずほフィナンシャルグループから抽出しています。

金融業界におけるメガバンク

他業界と異なる金融業界の3つの特徴

メガバンクが属している金融業界には以下3つの特徴があります。

・金融仲介機能を担っている
・お金を商材としている
・数多くの業界の顧客や企業と関わりを持っている

そもそも金融機関は、「お金がなくて困っている人」と「お金が余っていて困っている人」をつなぐサービスを行っています。当たり前ですが、独自の自社商品を持つメーカーとは異なり、扱っている商材は「お金」となります。

また、人間が生活していくうえでも企業が事業を経営していくうえでも、資金が絶対に必要となります。そのため、さまざまなニーズを持ったあらゆる業界の個人顧客や企業が金融機関とビジネスを行っているのです。

ここでは簡潔に「お金」としましたが、近年は賃借や株式、債券など顧客ニーズに合わせてさまざまな金融サービスが展開されています。詳細は以下のコラムを参考にして下さい。

メガバンク志望が押さえておくべき3つのポイント

(1)銀行・信託銀行・証券会社などでフィナンシャルグループを形成

メガバンクは銀行業だけでなく、以下の図のようにさまざまな金融機関を抱えるフィナンシャルグループを形成しています。

※この他にもシンクタンクやアセットマネジメント、リース、カード会社など数多くの関連会社が連結しています。

例年、銀行だけでなく特に信託銀行や証券会社、シンクタンクが高学歴の就活生から人気を集めています。「なぜ信託や証券ではなく銀行で働きたいのか」を考えるうえでもそれぞれの違いをしっかりと把握しておきましょう。

各金融機関の主な特徴
・銀行:全国規模の支店網、幅広い顧客層
・信託銀行:幅広い業務(銀行業務+不動産関連業務、証券代行業務、相続関連業務など)、主に富裕層をターゲット、少数精鋭
・証券会社:有価証券売買の取次ぎ・引受け、投資銀行部門などは発行市場にも関わる

※シンクタンク:ビジネスコンサルティング業務、政策研究事業

(2)大量採用・大量離職

メガバンクは就職四季報が発表する「新卒採用数ランキング」に例年必ず上位にランクインします。特にみずほ銀行とみずほ信託銀行を一括採用するみずほフィナンシャルグループは1500人以上採用しています。

しかし、新卒採用された社員全員が順調に出世・昇給していけるわけではありません。顧客のお金に関わる仕事であるため責任やプレッシャーは大きく、また仕事と並行して金融商品を販売するための資格試験に合格していかなければなりません。
※入行後取得を推奨される資格試験:生命保険募集人、損害保険募集人、銀行業務検定各種、簿記、宅建、証券外務員、FP、証券アナリスト、中小企業診断士など

そのため、メガバンクは多くの学生が新卒で入行する一方、その分競争が激しく転職者が多い業界であるともいえるでしょう。

(3)ビジネスモデルの転換期

2017年よりメガバンクの人員・業務削減に関する報道がたびたびなされています。原因としては、「日銀の金融緩和・マイナス金利政策によって国債などの運用や融資事業で稼げず、業績が悪化した」「Fintechの導入によって従来の支店数・従業員数は要らなくなった」といった例が挙げられるでしょう。

他にもネット銀行の台頭や他業界の銀行業参入、地方銀行の合併など、銀行を取り巻く環境は厳しくなっています。今後メガバンクはビジネスモデルの転換期を迎えるでしょう。

メガバンクでキャリアパスを切り開いていきたいという方は、

・競争に勝ち残らなければならない
・業務に関する資格試験の勉強が続いていく
・転職者は少なくない
・今後銀行のビジネスモデルや行員のキャリアパスは大きく変わる可能性がある

といった点を留意しておきましょう。
続いてはメガバンク3行それぞれの特徴から評価ポイントをご紹介します。

三菱東京UFJ銀行の選考対策

特徴:「日本トップの経営規模」「国際事業に強い」

日本トップの経営規模
三菱東京UFJ銀行は個人4000万口座・法人40万社に上る、国内最大の顧客基盤を持っています。

規模だけでなくグループ力を活かして、M&Aや海外進出、不動産仲介、資産運用など幅広い金融ニーズに対応しています。

国際事業に強い
また、アジアから欧米にかけて数多くの商業銀行を買収または業務提携をすることで、他のメガバンクを圧倒する海外ネットワークを築いているのも特徴の1つです。

「世界に選ばれる、アジアを代表する金融グループへ」という経営ビジョンを掲げていることから、今後も国際事業に力を入れていくことは間違いないでしょう。

ES:設問には忠実に答えよう

志望動機例
三菱東京UFJ銀行 17卒 本選考ES
金融業界、なかでも銀行を志望した理由:
・自分の成長が付加価値となって人や組織の為になれる金融業界、その中でも銀行は融資という形で企業と共にリスクを負い経営課題に対する提案を重ねる仕事にやりがいをもって取り組める

三菱東京UFJ銀行のESは、面接での受け答えを想定しながら設問に忠実に答えることがポイントです。

設問自体は「学生生活の中で力を入れて取り組んだこと」「金融業界の中でも銀行を志望した理由」など、オーソドックスなものばかりです。回答作成にあたりそれほど時間はかからないでしょう。

ただし、面接時に深掘りされた場合一貫性のある受け答えができるように、設問には具体的に正確に答えましょう。

通過者感想例:
・書くべき内容が丁寧に書かれているので、指示されていることに的確に答えるように気を付けた。志望動機に関してはロジカルに、「それ○○でもよくない?」と言われないように書いた。
・「たくさんの業界が見れるから」ではなく「○○という理由で、たくさんの業界が見れると△△といういいことがある」という書き方をした。またエピソードは具体的に数字なども入れて書くことで、説得力が出るようにした。

三井住友銀行

特徴:「少数精鋭」

少数精鋭の業態
しばしば「体育会系」と評される三井住友銀行ですが、1番の特徴は1行員あたりの業務純利益が高いことです。なぜならメガバンクとしての規模でありながら従業員数が少なく、1人当たりに割り当てられる仕事量が多いからです。

そのため、業務スピードや効率性を重視し、積極性をもって仕事に取り組む姿勢を求める社風であることは間違いないでしょう。

メガバンクトップの平均年収
効率性を重視しているため、三井住友銀行の平均年収は814万円と、他の2行を上回っています。(三菱東京UFJ銀行:773万円、みずほ銀行:673万円)
※参考:『会社四季報 業界地図 2018年度版』東洋経済新報社

若いうちから裁量権と責任を持って仕事に取り組みたいという方にはぜひおすすめです。

ES:「自分ならでは」から志望動機を考えよう

志望動機例
三井住友銀行 17卒 本選考ES(1)
三井住友銀行 17卒 本選考ES(2)
あなたの「自分ならでは」を教えて下さい:
・人のためにどこまでも頑張れるところ
・目標を達成するために粘り強く取り組む力
三井住友銀行を志望する理由
・具体的なモノを扱わないため個人の人柄や能力を武器に戦うことができる金融業界、困っている人や企業を助けることができる、かつ戦略提案と資金融資を通してマイナスの状態をプラスの状態に持っていくことができる銀行、その中でも若手のうちから大きな案件を任せてもらえる、かつ「優秀でありながら気さくで優しい」方が多いと感じた
・銀行は途上国に対するノウハウやネットワークを多く持っており、かつ資金を融資できる。その中でセミナーでお話しした行員の方が仕事への熱い思いと強いやりがいを持っている姿に共感した。

三井住友銀行のESは「自分ならでは」と志望動機の関連性を持たせることがポイントです。

学生時代にどのような経験をしてそこからなぜ三井住友銀行に働きたいと思ったのかという点を数回にわたるリクルーター面談で深掘りされます。「自分らしさ」については自信を持って自分の言葉で伝えましょう。

通過者感想例:
・ESでは、字数がなかなか多かったので一つ軸を作って書くことを心掛けた。冗長な文章にならないように、言いたいことを絞って一貫性を持たせることで、読み易い文章を書くことを心掛けた。
・自分の考えをしっかりと持っているということ。論理的に人と会話ができること。根性があること。上記のような力があるのか見られていたと思う。とにかく面接の回数が多いので、ごまかしているといつかぼろが出るので、本当のことを自分の言葉で説明することが重要であると思う。また、自信をもって話すことも印象の面で大事。
・人柄と志望度。前者はリクルーター面談で、聞かれたことにしっかり答えられなかったのに次の面談を設定してもらえたこと、後者は最後の面接で「なぜSMBCか」何度も聞かれたことからそう感じた。

みずほ銀行

特徴:OneMizuho戦略

みずほ銀行は「顧客セグメント別カンパニー制」を導入しており、銀行や信託銀行、証券会社などのグループ企業と連携を図りながらクライアント・ファーストを徹底していくことを目指しています。

「銀・信・証の連携」についてはどのメガバンクでも当てはまりつつありますが、唯一みずほ銀行は銀行と信託銀行の一括採用をしており、入行後の信託・証券への人事異動も盛んに行われています。つまり、行員にとっては非常に幅広いキャリア形成が可能です。

ES:やりたい業務を明確にしよう

志望動機例
みずほフィナンシャルグループ 17卒 本選考ES(1)
みずほフィナンシャルグループを志望した理由を入力してください:
・企業の夢や成長を支えることができる法人営業をやりたい
・お客様との信頼関係を構築し企業の夢を一緒に目指せる存在になりたい。その中でみずほ銀行は幅広いキャリアを選択できる環境が整っており金融のスペシャリストになれる。

みずほ銀行のESは、金融スペシャリストとしてのキャリアプランを明確にすることがポイントです。

先述したように、銀行と信託銀行の一括採用を行っているので、「なぜ銀行か」だけでなく「(銀行業務に限らず)どんな業務をやりたいのか」も明確にしておきましょう。

また内定者の感想によると、他のメガバンクにも増して「第1志望である」ことを強く伝えたほうが高評価につながる場面が多いようです。

通過者感想例:
・最終面接でつたえられた観点は、一緒に働きたいと思えるかどうかということだった。ただ個人的には、基本的なポイント(名前を呼ばれたら元気よく返事をする、笑顔であいさつする、はきはき話すなど)をおさえるだけでかなり印象が良くなると思った。志望動機を固めていくことももちろん大切だと思うが、自分の経験とそこから感じたことなどをどれだけ相手にわかりやすく伝えられるかも大切だと感じた。
・1.結論から分かりやすく、かつ論理的に答えること、2.変化球な質問が来たとしても、慌てずに、冷静に考えてから答えること、3.熱意を持って話すこと、4.嘘をつかずに、ありのままの自分を出すこと。この4点を常に心掛けた。
・ESに沿ったオーソドックスな質問と聞いていたため、何を深掘りされても大丈夫なように準備していた。他社の選考も含めてアイスブレイクで趣味について聞かれることが多かったため、鉄板ネタを用意しておいた。

本当に「滑り止め」??入念な対策とスケジューリングを

いずれのメガバンクの選考対策も、

・社風や人柄に大きな違いはない
・やりたい業務については入念に調べる必要あり
・他社選考状況含め、面接官には正直に受け答えをするべき

などがポイントになるでしょう。

昨今の銀行不人気から、就活生の中にはメガバンクは「滑り止め」と考えている方も少なくないでしょう。しかしメガバンクであっても片手間に内定を貰えるわけではないので、「本命」企業の選考の負担にならないよう、志望順位を決めておきましょう。

いずれの場合も、「金融業界の中でもなぜ銀行か」「メガバンクの中でもなぜその銀行か」をしっかりと考えることが重要といえます。

そのため、表面的な情報に囚われずに、やりたい業務や銀行員として働くうえでの目的意識を明確にして選考に臨みましょう。

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