クロスボーダー～外資系若手バンカーの葛藤～【バックナンバー】

#01
第一章 光の川 前編

重厚な扉、色とりどりの料理、グラスに注がれるワイン。克貴は入社式の雰囲気に圧倒されていた。

#02
第一章 光の川 後編

入社式で先輩社員の町田と再会した克貴。町田と面接で出会ったときの鮮烈な印象が思い出される。

#03
第二章 複雑な味 前編

新入社員研修が始まり、必死で知識を詰め込む克貴たち。そんな中、同期の高嶺とエレンが口論に。

#04
第二章 複雑な味 後編

研修もクライマックスを迎え、とうとう新卒一年目は月曜から現場に放り込まれることに。

#05
第三章 トゥームストーン 前編

克貴は慣れない仕事に忙殺されていた。そんな中、先輩社員の町田にあるものを見せられる。

#06
第三章 トゥームストーン 後編

再会した幼なじみとの会話を思い出す克貴。家族のことを聞かれ、抑えていた想いがあふれ出してしまう。

#07
第四章 真っ赤な洗礼 前編

克貴はディレクターのモーガン土井に“カンプロ”の作成を命じられ、町田に助けを求めるが……。

#08
第四章 真っ赤な洗礼 後編

町田の手を借りながら、“カンプロ”を作成した克貴。提出後、モーガン土井から呼び出された。

#09
第五章 幻想のロンドン 前編

克貴は資料の間違いを厳しく指摘されてしまう。連日の業務の疲れもあり、トイレの個室で休憩することに。

#10
第五章 幻想のロンドン 後編

資料をとじることも満足にできず、落ち込む克貴を先輩の町田が飲みに誘ってくれた。

#11
第六章 煙の世界 前編

研修のため、ロンドンにやってきた克貴。見慣れない街並みや会場に戸惑うが……。

#12
第六章 煙の世界 後編

研修に勤しみグローバルの仲間たちともすっかり仲良くなった克貴に、さらなる出会いが。

#13
第七章 銀の翼 前編

ファンド運営会社を経営する山崎という男は、投資銀行時代の栄光と転落について語り始める。

#14
第七章 銀の翼 後編

さらに山崎は、投資銀行を辞めてから起業して立ち直るまでの苦労を話し続ける。

#15
第八章 マグマのような冷血 前編

話は山崎の仕事観に移り、克貴は自分のこれまでのあり方を再認識させられる。

#16
第八章 マグマのような冷血 後編

山崎はどのように立ち直ったのか。彼は支援してくれたという”伝説のバンカー”について語り始めた。

#17
第九章 馬車馬 前編

ロンドン研修を終え、帰国した克貴。そこへ渡英前に関わっていたM&A案件が本格化したとの知らせが。

#18
第九章 馬車馬 後編

教育系企業ドリーバはどのような会社を買収すべきなのか。克貴は先輩の町田と議論する。

#19
第十章 透明な一線 前編

リカレント教育の分野で売上を伸ばすためには。町田の問いに克貴は必死に答えをひねり出す。

#20
第十章 透明な一線 後編

克貴が売上拡大のために考えた戦略には欠点があった。町田と議論しているとモーガン土井から呼び出しが。

#21
第十一章 切り札 前編

ドリーバへのプレゼンの日がやってきた。緊張する克貴の前に、競合のシルバーマンウィングスが現れた。

#22
第十一章 切り札 後編

いよいよ、ドイチェガンのプレゼンの番がやってきた。そのとき町田がモーガン土井に耳打ちして……。

#23
第十二章 温度感 前編

先日のコンペの様子を思い出しながら、コーヒー店へ向かった克貴。そこへ同期の高嶺がやってきた。

#24
第十二章 温度感 後編

同期の高嶺も同じ案件にアサインされ、克貴は彼との差に不甲斐なさを感じ、苦しみ始める。

#25
第十三章 絶句 前編

「別の敵が現れたな……」と予想する町田。M&A案件の順調な進行をはばむ障害とは。

#26
第十三章 絶句 後編

買収の敵にあたる企業と話し合いの場を持つことになった克貴たち。そこには思いがけない人物が。

#27
第十四章 ドライ 前編

克貴たちは買収先のユニパルス社とも改めて話し合うことに。そこで彼らの企業理念に触れることに。

#28
第十四章 ドライ 後編

投資ストーリーを短期間で作り直すことになった克貴たち。激務の中、同期の高嶺に異変が。

#29
第十五章 貴 前編

買収予定先と再度交渉する日がやってきた。相手の反応は克貴の予想と反するもので……。

#30
第十五章 貴 後編

山崎社長に空港に呼び出された克貴はM&A成立の裏側を聞かされる。さらに思いもよらぬ人物が現れ……。

#31
最終章 クロスボーダー 前編

自分と高嶺の出生の秘密を知った克貴は、会社を辞めてしまった高嶺に会いにいくことに。

#32
最終章 クロスボーダー 後編

渓谷で高嶺を見つけた克貴。二人ははじめて心を開いて話すことができ、あることを決める。