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【3分選考対策】EYストラテジー・アンド・コンサルティングのインターン・本選考対策まとめ

目次

EYSCに内定する7つのポイント

こんにちは、外資就活 コンサルチームです。

今回はBIG4の中で最も新しい総合コンサルティングファームであるEYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)に内定するための選考対策について、以下7つのポイントと詳細な選考ごとの対策をお伝えします。

ES:原体験と結びつけよう
筆記試験:玉手箱やSPIなどの一般的な形式に慣れておこう
GD:アウトプットへの貢献量を意識しよう
面接:フェルミだけでなく人物面接も怠らないように
インターン:チーム内でどう活躍するかを意識する
ロングGD:議論の質を落とさない
最終面接:なぜEYSCか改めて深掘りしよう

EYSCのインターン・本選考の時期と25卒向け募集情報

EYSCにはサマーインターン参加からの内定ルートがあります。25卒に関しても、7~9月にサマーインターンが実施されました。

・Strategy Consultant:2023年7月25日(火)~2023月7日28日(金)
・M&A・Financial Advisory Consultant:2023年8月1日(火)~2023月8日4日(金)
・Business Consultant:2023年9月5日(火)~2023月9日8日(金)
・Technology Consultant:2023年9月12日(火)~2023月9日15日(金)

また25卒でも23卒、24卒と同様に本選考が秋から始まります。25卒向けの本選考募集情報は以下の通りです。

・Strategy Consultant:2023年10月4日 (水) 17:00 Web締切
・M&A・Financial Advisory Consultant:2023年10月25日 (水) 17:00 Web締切

EYSCの選考フロー

25卒向けのインターン選考フローは以下の通りです。

また例年の本選考フローは以下の通りです。

※選考時期や受験者によって、選考フローが異なる可能性があります。

以下では22~24卒での情報をもとに、各プロセスについて詳しく解説したいと思います。

ES:原体験と結びつけよう

選考内容
◆設問内容(25卒インターン、24卒本選考):
(1)コンサルティング業界またはEYに興味を持った理由について記述してください。(400文字以内)
(2)大学・大学院での専攻、及び過去の経験をもとに、EYSCでどのような貢献ができるか記述してください(400文字以内)
(3)あなたのキャラクターがよくわかる過去のエピソードについて記述してください。(400文字以内)
◆結果通知方法:1週間後にメールで連絡

企業分析も徹底しよう

ESを書く際はできるだけ簡潔に、かつ十分な内容を書ききることを意識しましょう。どの設問も上限が400字となっておりコンサルティングファームの中では比較的長いです。より多くの情報を盛り込める分、書いているうちに核となるメッセージがぼやけないよう注意しましょう。

また、面接などでも深掘りされる可能性が高いことを考えて書く内容を考えるようにしましょう。なぜコンサルか・なぜEYSCかをアピールする際は、原体験を結びつけることで説得力が増します。また上記の2,3問目は、EYSCの現状について知らないと的確に答えられません。説明会への参加やインターネット・先輩からのリサーチなどで、EYSCの強みや弱み、社風や社員の方の人柄を理解しておきましょう。

通過者感想例:
・貢献については、EYの今の状態を考えつつ、なぜ自分がEYに必要とされるのかという視点で考えた。
・コンサルタントは泥臭い業種であるため,忍耐強さをアピールした。

Webテスト:玉手箱やSPIなどの一般的な形式に慣れておこう

選考内容(23卒インターン)
◆試験形式:玉手箱
◆時間:1時間程度
◆試験会場:自宅
◆合格ボーダー:推定でおよそ8割
◆結果通知方法:1週間後にメールで連絡
選考内容(24卒本選考)
◆試験形式:SPI
◆時間:2時間程度
◆試験会場:テストセンター
◆合格ボーダー:推定でおよそ7~8割
◆結果通知方法:1週間後にメールで連絡

ボーダーは高くないが対策は必須

試験形式は玉手箱やSPIなので、問題数が多くスピード勝負になってきます。他のファームでも使われているテストですので、事前に練習をして問題に慣れておきましょう。

またテストセンター受験の場合は、期限間近に申し込むと予約枠が空いておらず、都合がつかず受験ができないといった最悪の事態も考えられます。余裕をもって早めに手続きを進めていくようにしましょう。

通過者感想例:
・普通の玉手箱なので普通の勉強をすれば突破できる。
・中高生の基礎レベルの言語/非言語の知識があれば問題ないように思う

GD:アウトプットへの貢献量を意識しよう

選考内容(24卒本選考)
◆学生、社員の人数=学生5~6人:社員1人
◆時間:30分~1時間
◆内容
(1)選考の概要説明(5分)
(2)GD(20~40分)
(3)FB(5~10分)
(4)クロージング(5分)
◆GDお題例:​​​​​​
・保険に関心のない20代に向けた、新たな保険商材を提案せよ
・コロナ禍で打撃を受けた旅行業界の再生施策提案
・いいチームの条件とは
◆結果通知方法:面接日当日~1週間以内にメールで通知

貢献量と協調性を両立させよう

まずは議論の最終アウトプットに対する自身の貢献量を最大化できるようにしましょう。
コンサルティングファームの選考である以上、議論に主体的に取り組み、正しい方向に舵取りを行う力をアピールしましょう。

ただし議論は20~40分という限られた時間で行われるため、全員の積極性がぶつかると結論が出ない可能性があります。「一緒に働きたい」と思ってもらうにも、チームのアウトプットを最大化するような協調性もアピールしましょう。

通過者感想例:
・最終outputにどれだけ貢献したかという点と、協調性を示すことができたかの2点が評価されていたのではないか。
・単に発言が多ければいいというわけではなく、議論をよりよくするための協調性を評価していたように思う。

面接:フェルミ推定だけでなく人物面接対策も怠らないように

選考内容(23卒インターン、24卒本選考)
◆学生、社員の人数=学生1人:社員1人(シニアマネージャー)
◆時間:40分〜1時間
◆内容
(1)人物面接(10~25分)
(2)フェルミ推定(15~40分)
(3)逆質問(5~10分)
◆人物面接の質問内容例
・自己紹介
・なぜコンサルティング業界かつEYを志望するのか5分程度で説明
・それはコンサルでないとだめなのか
・ガクチカ
・特に困難だった点と解決方法
・コンサルティング業界の志望理由
・コンサル以外を見ていない理由
・EYの志望理由
・あなたはどのような観点でEYに貢献できるのか
・ずっとコンサルタントとしてキャリアを歩むつもりなのか
・英語力はどれくらいか
・第一志望はどこか
◆フェルミ推定の例
・フードデリバリー業界の市場規模がコロナ前後でどの程度拡大したか
・ある製品の1日あたりの消費数
・日本の眼鏡の市場規模
・平日のオフィス街にあるスターバックスの売上推定
◆結果通知方法:翌日~1週間以内にメールで通知

フェルミ推定がキーポイントではあるが、人物面接も重要

面接では人物面接とフェルミ推定が行われます。

人物面接では一般的な質問が聞かれます。「コンサルはケースさえできれば良い」と思われがちですが、Big4各社では強みとするインダストリーや社風は当然のように違います。

EYSCがBig4の中でも比較的新しいことを踏まえて

・納得感のある志望動機を作る
・「主体性がある・チャレンジ精神がある」印象を与えられそうな回答を用意する

ことを心がけましょう。

フェルミ推定は一般的な問題が出題されます。対策はケース対策本での演習で十分ですが、面接では「各数値の設定理由」や「自身の推定の改善点」などさまざまな視点からの質問が飛んでくるので、自身の考えを論理的に説明する練習もしておきましょう。

通過者感想例:
・人物面接では、経験に紐づけた話をすることで、面白いと言ってくれた。
・フェルミでは数値を上手く出せたため、定義が甘かったが全体としては良い反応を得られた。
・ケース面接では、相手の様々な角度から質問に対して柔軟に対応することができた点が評価されたのではないか。

インターン:チーム内でどう活躍するかを意識する

選考内容(23卒インターン)
◆参加学生数:30~50人程度(1グループ6~7人)
◆期間:4日間
◆全体の流れ(一例):
1日目:
・5つのテーマが発表された後に希望順位を提出、その後に担当するテーマが発表される(必ずしも第一希望が通るわけではない)
・アイスブレイク
・今後のスケジュール決め
2、3日目:
・午前:コンサルスキルの講義
・午後:グループワーク
4日目:
・グループワーク
・プレゼンテーション
・個別フィードバック面談
◆結果通知方法:翌営業日~3日後にメールで通知

自分の強みを生かしチームに貢献する

EYSCのインターンでは、戦略コンサルと比べるとインターンの参加人数が多く、1チーム当たりの人数も多くなりがちです。そのため、チーム内で埋もれることなく、自分の強みを活かしていかにチームに貢献するかを考えながら立ち振る舞うようにしましょう。

また、他の人の意見を聞かず自分の主張のみを押し切ろうとするなど、他のチームメンバーをないがしろにして議論を進めようとする姿勢はマイナスに映ってしまいます。主体的にワークに取り組むとともに、チームで一丸となって成果を上げようという意識を忘れないようにしましょう。

通過者感想例:
・社員は優秀だと感じた、学生は人によってまちまち。優秀な人もいれば、議論でほとんど発言をしない学生もいた。
・自分の強みは何か、自分だからこそ貢献できることは何かを考えながらワークに取り組みました。

ロングGD:議論の質を落とさない

選考内容(23卒インターン、24卒本選考)
◆学生、社員の人数=学生5~6人:社員1~2人
◆時間:約3時間
◆内容
(1)選考の概要説明(30分)
(2)GD(80~90分)
(3)全体の場で発表(30~40分)※他の班からの質問と社員からの質問あり
(4)FB(20分)
(4)クロージング(10分)
◆GDお題例:
・各個人について10年円後に人工透析となるリスクを高い精度で予測するツール」を手にしたら,EYのコンサルタントとして「誰に」「どのような」ソリューションを提供するでしょうか?
・ある地域のホテルチェーンの価値向上。過去は温泉街として栄え、現在は訪問客が減少中。
・大手鉄道会社の新規事業提案
◆結果通知方法:面接日当日にメールで通知

思考体力を見られている

ESCでは例年、ロングGDという特徴的な選考が行われています。

このロングGDでは、約1時間半で議論から資料作成まで行い、質疑応答を含めた発表も約30分間あります。長期戦となるため、

・議論・発言の質を90分間維持すること
・最初に決めた前提を最後まで忘れず、議論に一貫性を持たせること
・他班の発表中も集中力を切らさず、積極的に質問すること

を意識しましょう。

実際のコンサルタントは1ヶ月から数年単位のプロジェクトにアサインされるので、ひたすら考え続けて質の高いアウトプットを常に出せることをアピールしましょう。

通過者感想例:
・集中力を切らすことなく参加したことや,的確でない意見が出た際にもニコニコしながら対応したことが評価につながったと考えられる。
・差が出たと思うのは、長いGDだからこそ忘れがちな前提を最後の議論でもってきて、一貫性を持たせられたこと。

最終面接:なぜEYSCかを改めて深掘りしよう

選考内容(24卒本選考)
◆学生、社員の人数=学生1人:社員1人(パートナー)&学生1人:社員1人(人事)
◆時間:1時間
◆面接の流れ・内容
・パートナー面接30~40分
・人事面談20~30分
◆質問内容例(パートナー面談)
・自己紹介
・コンサルティング業界の志望理由
・EYの志望理由
・入りたいセクター
・その研究テーマを選んだ理由
・興味のある領域とその理由
・最近見たニュースで興味のあるもの
・逆質問
◆質問内容(人事面談)
・EYでやりたいこと、コンサルタントとして目指す姿
・研究について
・健康状態や英語、簿記への確認
・逆質問
◆結果通知方法:面接日後1週間程度でメールで通知

入社後のビジョンも用意しておこう

EYSCの最終面接の通過率は1/3と言われています。インターンやロングGDまでの成績でほぼ内定が決まっている場合も、最終面接での様子を見て内定を出すか判断される場合もあります。

志望動機を今一度確認して納得感の高いものにすると同時に、いかに入社したいか/入社してどのセクターで何をしたいか、まで固めておきましょう。また、逆質問の比重が大きいケース(面接10分・逆質問30分など)があるので、逆質問は入念に考えていきましょう。

なお、24卒の本選考では最終面接の前に電話面談が実施され多様です。こちらは時間は10分程度で選考要素はなく事実確認のみのようです。回答に志望度の高さなどを織り込んでおくと、印象が良くなるでしょう。

通過者感想例:
・準備段階で志望動機の完成度を高められたことが最大のポイントだったと思います。また、鋭い質問も多くありましたが、正面から真摯に回答できた点も良かったと思います。
・これまでのESや面接内容と、受け答えがぶれていないか。また、基本的な人柄や入社意思があるかだと考える。

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングの研究

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