【3分選考対策】ドリーム インキュベータ(DI)のインターン・ジョブ対策まとめ
2023/10/10
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目次
こんにちは、外資就活 コンサルチームです。
今回は代表的な日系戦略コンサルティングファームであるドリームインキュベータ(以下DI)のインターン・ジョブ選考から内定までの対策について、選考プロセスごとにお伝えします。
2025卒のDIの冬選考募集要項
2025卒のDIの冬選考募集要項は以下の通りです。
●締切 :2023年10月20日 (金) 12:00
●日程 :12月1日(金)~3日(日)
●場所 :DI本社(東京都千代田区霞が関)周辺 ※予定
【25卒対象】DI 冬選考
DIに内定する3つのポイント
論理性に欠いてないかを意識する
論理的思考力はコンサルタントには不可欠な能力ですが、日系有数の戦略コンサルであるDIでは、それが 非常に高い基準で求められます 。DI内定者や選考を体験した人は口々に 「DIで求められる論理的思考力は極めて高い!」 と語っています。特に 複数回行われるGDはDI選考の鬼門 であり、そこで自分の論理的思考力を発揮することが選考突破の鍵となります。
意見をすることは大前提として、 その意見が根拠に基づいているものかどうか 都度考えて、意見しましょう。
周りを巻き込みバリューを生み出す
DIが求める学生像の1つに 「周囲の人間を巻き込んでバリューを生み出す人間である」 が挙げられます。コンサルティングの中でも業界をまたいだ新規事業立案、「ビジネスプロデュース」を得意としています。
GDやジョブに関しては、個人プレーに走るのではなく、 メンバー全員の知見を合わせて良いものを作り上げよう という心意気で取り組むと良いでしょう。
DIへの志望度の高さを示す
DIの内定者は 毎年5人~6人ほどと少数精鋭 です。また、 複数回のGDを突破しジョブに参加している人たちはみな優秀 で、論理的思考力の面だけでは差が付きづらいです。
そこで、最終的に内定を勝ち取るためには DIへの志望度が高いことを示せるかどうか が重要になってきます。DIの合言葉は 「未来のソニー・ホンダを100社育てる」 です。この言葉にも表れているように、DIには日本を良くしたいと考えている人が多いです。志望理由には、 自分の成長意欲の部分だけでなく、日本の将来のためのパブリックマインド含めて、DIの目標に共感していることを示す とよいでしょう。
DIの選考フロー
例年の選考フローは上記の通りです(年度や時期によって選考フローが変わる可能性があります)。以下で詳しく解説したいと思います。
ES:簡潔で論理的な文章を意識する
◆設問内容(23卒夏):
問1:人生で“もっとも本気で”取り組んだ活動とその詳細を教えてください(学業以外)/100文字以内
問2:問1の内容について、なぜ本気で取り組もうと思ったのですか。その原動力や当時の想いを説明してください/200文字以内
簡潔で論理的な文章
DIのESでは 「簡潔で論理的な文章を書くこと」 が大切です。
DIのESでは 200文字という少ない文字数の中で自分の経験について表現しなくてはいけません 。無駄な記述は避けて、簡潔にファクトとメッセ―ジを組み込むことを心掛けましょう。
・端的に伝えたいことのみを書いた
・字数が少ないので簡潔に書いた
・期限が過ぎてからすぐに結果が来たので、あまり読んでいないかもしれない
・「コンサルはES重視していない」って本当?油断できないコンサルのエントリーシート(ES)のポイント
・【保存版】「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」の発見・整理・伝達方法【例文付き】
筆記試験(SPI):ボーダーが高いので徹底的な対策を
◆設問内容:一般的なSPI、言語・非言語・性格
BCGに次ぐ高難易度
DIの筆記試験は一般的なSPIです。BCGほどではないにせよ ボーダーが非常に高いことで知られており、試験内容自体は比較的簡単であるものの突破が難しい試験であるといえるでしょう。 かつてはテストセンターで実施されていましたが、コロナの影響もあり23卒ではWEBでの実施となっていたようです。今後どのような実施形態になるかわかりませんが、油断をせずにしっかりと対策を行いましょう。
対策としては、一般的なSPI対策本を用いて問題形式に慣れておくことが大切でしょう。また、SPIを実施する他の企業の選考を受け、実戦経験を積んでおくことも有効と思われます。
・慣れた形式だったが、念のため直前にやり直した
・一般的な対策本を活用し、一通りの問題は解ける状態で臨んだ
・SPI対策の教科書~SPI採用企業一覧から対策本まで全てを解説~
GD選考(2回):常に論点を追う
◆参加者:学生3~4人、面接官1人
◆時間:1時間弱
◆設問内容例:
・東名高速道路・東京名古屋間の売上を最大化させるためには
・「住まいの賃貸というコンセプト」で新規事業を考えるとしたら、どのような形態がよいか
◆全体の流れ(一例):
・軽く自己紹介をしてからテーマ発表
・ドキュメントなどは面接官から配布される
・最初に3.4分各自で考えてから議論を行う
・最後の発表はなし。過程を重視される。
論理的思考力を示す
DIでは、ジョブ参加までにGD選考が複数回(23卒では2回)実施されるようです。
GDでは 「論理的思考力を示すこと」 を意識しましょう。どこのコンサルティングファームの選考でも重要なことですが、 論理的な思考力を示す必要があり、これはGDでもケース面接でも同じ です。そのため、
ビジネスモデルを理解すること→その上でボトルネックを特定すること→自社の強みを活かしてそれを解決すること 、
という基本的なステップを踏んでディスカッションに臨みましょう。
議論を進めることに徹する
DIのGD選考は、各回倍率が高いので、 グループの中で高いバリューを出す 必要があります。
そのため、 いくら発言量が多くても議論をまとめるだけのファシリテータでは意味がありません。逆に発言量が少なくても視点を広げる発言や、ボトルネックに対する的確な解決策などの鋭い発言をしていれば通過できます 。
特に2回目以降のGD選考に参加する学生は、初回のGDのなかで優秀と判断された学生ですので、全員ある程度優秀であることは確かです。そのため、 1つ1つの発言に根拠があることだけでなく、発言の筋の良さも見られている でしょう。また、はじめに面接官から伝えられる通り、発表はありませんので、議論をまとめることよりも議論を進めることに徹しましょう。
・各メンバーの発言がどの論点に対応しているのかを確実に理解し、掘るべきところを掘るという形でメリハリをつけるべき
・反論を受けたら柔軟に意見を改善していくことを意識した
ジョブ:周囲の人を巻き込む力を見せる
◆実施日数、勤務時間:3日間 9:00~18:00
◆参加人数:20~25人程度(1グループ4~5人)
◆テーマ例:某人材派遣会社の売上向上(2018年夏)
◆全体の流れ:
・1日目:午前に会社説明がある。お昼を食べながら役員の話を聞き、午後にお題発表、以降の時間はほぼすべてグループワーク。18時以降は各グループの判断で自由にワークを行える。
・2日目:終日グループワーク。
・3日目:昼に資料を提出し、午後にプレゼンがある。プレゼン資料はパワーポイントやワードファイルなどでよく、特に決まった形式はない。発表後フィードバックがあり、その後懇親会がある。
周囲の人を巻き込む力を見せよう
ジョブに参加している学生は倍率の高い選考を潜り抜けてきているので、その時点で多くが優秀な人材だと言えるでしょう。そのため、 論理的思考力と思考体力があることは当たり前で、その上で周囲の人を巻き込む力があることを示す必要があります。
DIは、新規事業立案を得意しているファームで、その中でも複数の企業を巻き込んで新しい事業を生み出す「ビジネスプロデュース」を全面に押し出しています。入社すると最初に「ビジネスプロデューサー」という職位になることからもわかるように、新卒であっても入社直後から人巻き込んでビジネスを生み出す力が必要とされます。そのためグループワークでは、 異なる意見をまとめて議論を主導できるようにしましょう。
また、マネージャークラスの社員が交代でグループを回って、現状報告やそれに対するフィードバックを行います。ここでも明確に評価が行われていますので、 自分が課題を構造的に捉えられていること、その先の仮説もしっかり持っていることをアピールする必要があります。
・どの学生もある程度のレベルは確保されているように感じた
・基本的に寝る時間はほぼないので体力的にもある程度覚悟はしていきましょう
・戦略コンサル内定者が語る「インターン・ジョブ対策の極意」(1)~ジョブ内定への3つの秘訣とは~
最終面接:入社意思の最終確認
・参加者:学生1人、社員2~3人(役員と人事)
・時間:30分程度
・面接内容:インターンシップの感想、DIの志望動機、逆質問など
志望度の高さを示す
はじめに人事の方から、採用チームとしては一緒に働きたいと思っている旨を伝えられる場合もあるなど、最終面接はネガティブチェックの位置付けだと考えられます。
志望理由、学生時代頑張った事などを簡単に聞かれたあとに、生い立ちや、これまでの選考についての感想、コンサル業界の今後についてなど様々な話題をほぼ雑談のように話します。社会人として基本的なマナーを守ることができること、成長意欲が高いこと、そして何より志望度が高いことを示す必要があります。
DIの特徴をおさえるのはもちろん、ジョブ中や懇親会で社員と話したことも踏まえて、なぜ他のファームではなくDIなのかを説明できるようにしましょう。 小さめのファームであるため若手の裁量が大きいこと、日本の製造業の成長を合言葉にしていること、インキュベーション事業を展開していることといったDIの特徴を踏まえて説明できるように しましょう。
・非常に緩やかなムードでほぼお喋りのような雰囲気であった
・面接官も特に選考というよりは疑問解消に来てくださっているという印象だった
・戦略コンサル内定者が語る「ジョブ後面接」対策の極意
内定者情報
内定者数:推定で5人~6人
内定者学歴:東大、京大など
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