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19卒20卒戦略コンサル内定者・元社員が語る「インターン・ジョブ対策の極意」(1)~ジョブで内定する人の3つの特徴とそのための対策~

こんにちは、外資就活コンサルチームです。

いよいよ戦略コンサルティングファームの秋・冬のジョブ選考の時期がやってきましたね。

サマージョブの選考段階で落ちたり就活に出遅れサマージョブに参加する事ができなかった方や、サマージョブに参加をしたのだけれども内定がとれなかった方は、秋・冬のジョブ選考に関して不安が大きいのではないでしょうか。一方で、GDやケース面接対策の本や記事は世の中に増えてきましたが、ジョブ対策の本や記事はまだ少ないのが現状です。

そこで本シリーズでは、戦略コンサルのジョブ選考対策19卒20卒戦略コンサル内定者や戦略コンサルの元社員数名の取材内容を基に解説していきます。
ちなみに今回は、最もスタンダードなジョブ形式の3日間(3days)のジョブを想定して解説していきます。

第1回の今回は下記について解説致します。

・【前提】選考プロセスにおけるジョブ選考の位置付け
・ジョブ選考で「高評価」を得る人の特徴とは?
・ジョブ選考で踏むべき4ステップ
・ジョブ選考開始から数時間ですべきこととは?
・STEP1:現状分析フェーズ

第2回の19卒20卒戦略コンサル内定者・元社員が語る「インターン・ジョブ対策の極意」(2)~ジョブで高評価を得た内定者が行った対策とは?~と併せてお読みください。

【前提】選考プロセスにおけるジョブ選考の位置付け

ジョブ選考とは多くのファームの「最終選考」

多くのファームで、ジョブ選考は選考における最終選考になっています。
ジョブ選考の後にFIT面接を挟むかどうかはファームによって分かれます。19卒の秋・冬選考においては各ファーム下記のような位置づけだったようです。

期間は3日間~5日間程度で行われるのが一般的です。
A.T.カーニー以外の殆どのファームでは3~5人チームのグループワークで行い、実在する企業の課題を解決するお題(ケース)が与えられ取り組むことになります。

ジョブ中は、ワークの出来はもちろんですが、3日間”考え抜くことができる”精神的な強さもまた必要です。つまり、日々最高難易度のミッションに取り組み、体力的にも精神的にもハードな戦略コンサルティングファームで働く適性があることを示す必要があるということです。

そのため、
・ハードな状況でも、考え続けることを楽しめるかどうか?
・思考力を初日から最終プレゼンまで持続させられるかどうか?
・スタンドプレーではなくチームの力を最大限発揮して取り組めるかどうか?
が意外にも大事になります。

ファームのことをよりよく知るチャンス

ジョブ中には社員の講演会や社員とのランチが設定されていているほか、最終日の夜にはほとんどのファームでは懇親会が設定されています。社員とジョブのワークの内容だけでなく、仕事内容、ワークライフバランスなどざっくばらんに聞くことが出来ます。
そのため会社説明会やネットに比べて詳細な情報を得られるので個々のファームについてより詳しく知ることが出来るでしょう。

つまりジョブ選考は、就活生にとってもファームを最も間近で見ることのできるチャンス、でもあります。戦略コンサルへの入社を迷っている方も、一度参加すれば自分に本当にFITするかリアルに分かることでしょう。

ジョブで高評価を得る人の3つの特徴

では、ジョブ選考においてどのような人が高評価を得ることが出来るのでしょうか?
多くの戦略コンサル内定者にインタビューした結果、内定者の共通点は、以下の3つを兼ね備えている人でした

1.地頭の良さに加え、「思考体力」がある
2.チームワークが上手い
3.素直さ、思考の柔軟性がある

1.地頭の良さに加え「思考体力」がある

まず絶対に必要な要素は、地頭の良さです。なぜなら、日本のトップ企業の経営陣にたいし「考える」ことで対価をもらっているコンサルティングファームでバリューを出すには、文字通り思考力が不可欠であり、ジョブ選考では長時間にわたりチェックされます。

ジョブまでの選考で評価の対象となっていた「議論を俯瞰できるかどうか」や「頭の回転が速いかどうか」はもちろん引き続いて重要視されますが、ジョブではそれ以外の要素も見られています。

例えばグループワークの場合、それぞれがバリューを出したいがためにあまり重要ではない枝葉の論点について議論が白熱してしまうことがあります。しかし、そのようなときに局面だけを見るのではなく視座を高く持って一歩引いたところから本質的な論点に対して議論をできる人に対しては優秀だという印象を持たれるでしょう。なぜなら何よりも優先して解くべき論点は枝葉ではなく「幹」だからです。

そして、ワークの期間中に思考の質を最終日まで維持できるかどうかも重要です。内定者が口を揃えて言うことは、「初日では切れ味鋭い議論をできていたが、最終日では殆ど思考停止しているチームメンバーが何人かいた。彼らは結局次のステップで見かけることがなかったように思えます」というコメントでした。また、「頭の回転では自分より劣ると感じたが、最後まで成果を出そうと食らいついていたメンバーが内定者に選ばれていたケースも度々あった」というコメントもありました。

このような現象が起きる理由を解説すると、実際のコンサルティングのプロジェクトは、これよりもさらにさらに長く深く考え続ける仕事だからです。

それは3日どころではなく2~3か月のプロジェクト期間ずっとであり、そして時間帯は深夜、ましてや徹夜してずっと考え続けなければいけない局面も何度も迎えます。つまり、戦略コンサルが求めている人材とは、入社後のそのようなハード・ブレイン・ワークを乗り切り、最高難易度のケースを解くアウトプットが出せる人材なのです。

ですから、たかが3~5日間です。ぐっとこらえて耐えて思考の質を最後まで維持できることを示し続けましょう。

2.チームワークが上手い

グループで難しい課題に3日から5日に渡って取り組むジョブを課すファームの場合、チームワークも重視されます。戦略コンサルティングファームは入社後、少人数のチームを組んでプロジェクトに取り組むという性質があります。そして、コンサルティングのプロジェクトを成功させるには、クライアントやクライアントの顧客など非常に多くの人たちから意見を聞き、事実を聞き、情報を聞き、それを組み上げ、本質を突くアウトプットに昇華させるという作業が必要になります。

そのため、個人ではなく、チームとしてのアウトプットを最大化することに貢献できるか様々な方の意見や情報を否定せず、むしろ積極的に聞き、そこから本質的な情報を拾い上げアウトプットに昇華させる。そしてそのアウトプットを実行してもらう、「高度なコミュニケーション力」が入社直後から求められます。
ここではチームワークが上手くない人が陥りがちなジョブでの症例を紹介しましょう。


・周りのメンバーが使えないと判断し、役割分担せず、独力でスライドを仕上げる
・メンターと喧嘩する
・チームのリーダー役をとろうと出しゃばる
・プレゼンへの鋭い質疑応答に過剰防衛する

どれもチームとしてのアウトプットが出せない人、様々な方の意見を汲み取れない人、に見られる症状です。
普通の会社ではそれでも乗り切れるかもしれません。でも、あなたが目指しているのは「トップファームの戦略コンサルタント」です。チームワークの力なしには、解に辿り着けません

そのため、グループの人の特性を見極めることができたり、それに合った仕事を分担する・割り振ることができると評価を高めることができるでしょう。

3.素直さ、思考の柔軟性がある

能力がいくら高くても、素直さがない人には成長の余地がありません。

あなたの成長角度やポテンシャルは、プレゼンの評価員だけでなくメンターが実はよく見ています。学生の評価にはメンターが大きく携わっているのです。

メンターは、自分がこの人を部下にしたときにどのぐらい成長するか、どのぐらいのアウトプットを出せるようになるかどうかを見ています。

ジョブ中にワークの内容について社員とディスカッションをする場面が何度もありますが、それらの場面で現役のコンサルタント(メンター)に受けたフィードバックをその後のワークに取り入れることで、思考に柔軟性があること・フィードバックを基に最大に成長できることを示すことが重要です。時々メンターと喧嘩をしてしまう学生もいます。特に思考力に自信がある学生に多くみられる傾向です。しかし、メンターは戦略コンサルティングのプロジェクトを数十~数百と経験し生き残ってきている方です。学生よりも遥かに本質が見えていることでしょう。

ですから、メンターに一緒に働きたいと思わせるためにも、ジョブの期間中は社員からなるべく多くのものを吸収しようとする意思を見せましょう。

ジョブで踏むべき5つのステップ

短期間で難易度の高い課題が設定されるジョブでは、課題に対してただやみくもに取り組んでも行き場を失ってしまいます。ここではジョブ全体の流れを5つのステップに分解しておおまかに説明していきます。

STEP1:現状分析

まずは、課題を特定するための現状分析から始めます。この際には闇雲にデータを漁ろうとするのではなく、3Cなどの簡単なフレームワークを使って分析をしたり、「簡易な初期仮説」を立てた上で分析をすると、効率よく進めることができるでしょう。

STEP2:仮説構築

分析によって出てきた課題を元に、今度は「解決策の仮説」を構築します。仮にこの後の作業で検証した結果、仮説が誤っていても、正しい分析を元に仮説を立てていれば仮説を修正するのは容易になります。現状分析から飛躍をしない仮説を構築しましょう。

STEP3:仮説検証

構築した仮説が正しいかどうかを検証することで、仮説の精度を上げる作業です。データを探して論理性を補強したり、実際に脚を使って現場の様子を見てみるのも良いでしょう。

STEP4:仮説の修正→再検証

検証を進めた結果、最初に構築した仮説が正しくないケースが多くあり、解決ストーリーが修正を余儀なくされることはジョブでは多くあります。そのため最初から仮説を修正することをバッファに入れて取り組みましょう。もし仮説が正しければ、仮説検証を更に具体化していきましょう。

STEP5:プレゼン

簡潔にわかりやすく伝えること、また結論に至った根拠を明示するようにしましょう。コンサルタントから厳しい質問が飛ぶこともありますが、その際には最後のディスカッションの場と捉えて柔軟に考えを改めましょう。

最初の数時間やるべきこと:目標を定量化しよう

殆どのファームでは、初日(Day1)の午前中に簡単な会社紹介と、考え方のレクチャーがあります。それらが終わると課題が発表されていよいよジョブに入ります。
すぐに現状分析やディスカッションにとりかかりがちですが、内定者達のコメントでは下記のワークをまずすることがオススメのようです。

アイスブレイクでチームメンバーと打ち解けよう

ワークに入るまでの間に、チームメンバーと打ち解けておきましょう。メンバーの特性を早いうちに把握してチームのアウトプットを最大化させることにつなげることも大切ですが、ジョブを少しでも楽しむためにもグループのメンバーと仲良くなっておきましょう。

目標を定量的にあたりをつける

設定される課題が抽象的な場合には、このステップを踏む必要があります。短期的な目標なのか長期的な目標なのかや、売り上げアップ等の課題の場合には目標はいくらなのか(ざっくり数億円規模なのか数十億円規模なのか数百億円規模なのか)のあたりをつけると、その後のワークが進めやすくなります。

現状分析に入る

ここまでチーム内である程度一致したら今度は現状分析に入ります。
具体的な現状分析のやり方については次の章で説明します。

ちなみに、ジョブの課題はこのようなイメージで出るようです

ジョブ課題例
・某大手飲料メーカーの新規事業を立案してください
・某県の観光客数を増やすには。戦略を立案してください
・将来自動車はどう進化するか?自動車を利用した新たなビジネスを提案してください
・業界2位のXX社に対して、業界1位になるための中長期戦略を提案してください

STEP1:現状分析

現状分析においてどのようなことに注意すべきでしょうか?内定者達は下記を気を付けるとよいとオススメしていました。

簡単なフレームワークは引き続き役立つ

ケース面接対策で基本的なフレームワークは覚えていると思いますが、それらのフレームワークはジョブでも役立つものです。ほとんどの場合、3C分析から始めることになります。自社や市場の情報については多くの場合資料が与えられるのでそれに沿って進めることになります。

最終的にはフレームワークを超え、「自分で」考える

ただし、調べていくと全てのことがフレームワークに当てはまることはほとんどありません。そう、コンサルタントが最終的な解に辿り着くには、「自分で考える」ことが多々求められるのです。その際にはフレームワークに固執せずに論理を組み立て、考えてください。

業界の基本情報はインプットする

業界によってビジネスの成功に必要な条件は変わってきます。例えば固定費が大きいホテルなどのビジネスは、固定費を回収するための稼働率を上げることが重要になってきます。市場分析においては単にシェアや金額の規模だけではなく、個々のビジネスについての収益構造も認識しておきましょう。
そして現状分析で見つかった問題点から、それに対する打ち手の仮説を構築しましょう。

19卒内定者のTips
・検討している事業の市場成長率が高いか低いかは早く見極めよう
・競合の視点が抜けてしまうことが多くあるので注意しよう。
・前提として目標設定の「規模」と「時間軸」を明確に定めよう。例えば、5年後と10年後では、取れる戦略や市場環境がかなり変わってきてしまいます。

おわりに

ここまでのプロセスを1日目にできていたら、大分順調にワークが進んでいると考えてよいでしょう。

次回は、
・仮説構築・仮説検証のプロセス
・プレゼン準備~プレゼン本番
・懇親会

について扱っていきます。

第2回記事はこちら:19卒20卒戦略コンサル内定者・元社員が語る「インターン・ジョブ対策の極意」(2)~ジョブで高評価を得た内定者が行った対策とは?~

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