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戦略コンサルMBB内定者はどのように就活をしていたのか?
こんにちは、外資就活 コンサルチームです。
今回は前回の「メーカー志望からコンサル志望へ転換した理由とは?【MBB内定者インタビュー】(前編)」の続編です。21卒のAさんが どのようにして内定獲得に至ったのか についてご紹介します。
選抜コミュニティの講座や外資就活コラムから選考対策情報を入手
ーーどこでコンサルの選考対策や、業界研究の情報を得ていたのですか?
Aさん: 選考対策に関しては 選抜コミュニティの講座やメンターさんの話を聞いたり、外資就活のコラムを読んだりしていました 。
外資就活のコラムは素晴らしいと思います。特に、 「プロによる実践講座」シリーズ がとても良いと思いました。私がこのコラムの存在に気づいたのが7月末だったため既に選考は終えていたのですが、バーッと読みました。
躓きやすいところやみんなが気づきにくくて間違えやすいところが上手くまとまっていて、すごいなと思いました。下手な本を買うより外資就活のコラムを読んだ方が本当に良いと思います。
仕事内容については、選抜コミュニティでついてもらっていた社員さんにお聞きしました。
【まとめ】コンサル・シンクタンクの選考対策コラム記事一覧
ケース面接以外の対策
ーー筆記の対策はしていましたか?
Aさん: それが全くしていなかったんです。なので、テストセンターで落ちることもありました。勉強すべきでした。大反省です。
ーーグループディスカッション(GD)の対策はしていましたか?
Aさん: 選抜コミュニティのGD講座に4回くらい参加しました。でも苦手なままでした…。
ーー結果、どのような戦績になったか教えてください。
Aさん: ESは15~18社に出したと思います。その内10社から参加権をもらい、5社のインターンに参加しました。
ーージョブ前に何か対策はしましたか?
Aさん: ほとんどしていなかったですが、ジョブでどんな風に考えていいのか分からなくて不安だったので、 「問題解決――あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術」という本を読んでいました 。非常におすすめです。
ジョブというより、ケース面接対策のときにこの本に出会いたかったですね。これを読んでからケースを解くとやりやすいのではないかなと思います。
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ジョブ・インターンを経て
ーージョブはいかがでしたか?
Aさん: シンプルに、 コンサルの論理的な考え方は面白いし楽しかった です。論理的に考えることが気持ちいいし、きれいだなと感じました。このような仕事をしたいと思いましたね。
ーーコンサル以外にも魅力を感じた業界・会社はありましたか?
Aさん: コンサルに次いで事業会社は良かったです。 コンサルは一歩引いて見るからこそ論理的に考えられて正しい道が見える と思うんですが、一方で 事業会社は論理性を持ちつつも、自分がのめりこんで、つくりたい世界を実現するんだという熱量を感じました 。それが嫌いな人もいると思ったんですが、私はかっこいいと思ったんです。
内定できたポイントは“相手の話を聞けること”
ーー内定したポイントはどこだと思いますか?
Aさん: 人の意見を聞けるところが良かったのかなと思います。内定先のメンターさんには、
・人の意見をすぐ吸収できること
・人の意見を取り入れて自分の意見を変えられること
・頭の中にある論理構造をただ見せるんじゃなくて、それを提示しながらもみんなの意見を的確に取り入れていく能力があること
・教えたことはすぐ実践できること
を評価していただきました。これらは全て 相手の話が聞けるからこそできる ことなのかなと思います。
ーー戦略コンサルを目指す人にそういう観点を持っている方は少ないように思います。
Aさん: う~ん、そうですね。地頭とか論理力などは基礎スキルとして大事だと思うのですが、それらが優れている人はたくさんいるんですよね。私よりも優秀な人がたくさんいる中で、私が内定に至ったのは、やはり人の意見が聞けるところがポイントだったのかなと思います。
心の中にギャルを飼うと良い ですよ(笑)。
私の心の中のギャルは「わかる~」しか言わないんですよ。何を言われても心の中のギャルが「わかる~」って言うからとりあえず考えてみようって思えるんですよね。
最近、外資就活の掲示板で、「話しているレイヤーが違う」「班にバカがいてしんどい」みたいな書き込みを見かけるのですが、 「なんでレイヤーが違うんだろう」「なんでその意見を言っているんだろう」と考えると、なぜ自分と意見や話しているレイヤーが違うのかがわかる と思うんです。
話しているレイヤーが違う人を取り込めたらその人の満足度は上がるし、話自体もアップデートできて、GDやグループワークをうまく運ぶことができると思うんです。
なので、 「なんだこいつ」と思う前に「わかる〜」と思ってみる といいと思います。
内定者が語るMBB内定に必要なこと
ーー戦略コンサルに入社するにあたって思うことを教えてください。
Aさん: 自分に合っていると思って選んだ仕事なので、できるだけ長く働きたいです。パートナーを目指したいです。
ーーこれからMBBの選考を受ける人・ジョブに参加する人に一言お願いします。
Aさん: 偉そうなこと言える立場ではないのでアドバイスするのは本当に嫌なんですけど…「 心を広く持ちましょう 」ということです。これは先ほど言った他人の話を聞くために必要なことです。
あとは「 自責思考 になること」ですかね。夏の選考を受けている中で友達が「面接官が悪かった」「GDクラッシャーがいたせいだ」などと言っているのを聞いて、他責の人が多いなと思いました。
「なんで面接官はその態度をとったんだろう」「なんで自分はダメだったんだろう」と自責思考で振り返る と、その経験は無駄にならないで次に生かせると思います。
受ける前に自分は本当にコンサルに行きたいのか考えてほしい
ーー後輩が戦略コンサルを受けることになったら、まず何をすることをすすめますか?
Aさん: 本当にコンサルで働きたいのかを考えてみること ですかね。めちゃくちゃケース面接対策をしていたのに「やっぱりコンサルに行きたくない」と志望業界を変えた人を何人も見てきたので…。「それまでの時間がもったいないな」と思いました。
コンサルは就活生に人気の業界ですが、 みんながみんなコンサルを目指す必要はない と思うので、“自分は本当にコンサルに行きたいのかな”と考えてみるのが最初にやるべきことだと思います。
あとできれば、コンサルがどんなことをやっているのかを知るために、実際にコンサルで働いている(働いていた)人の話を聞いてみることをすすめます。
ーー就活時の外資就活の利用頻度を教えてください。正直で構いません!
Aさん: とても見ていますよ! 週3くらいの頻度でコラムを読んでいました。あと書き込みはしていないですが、コミュニティも見ていました。
万全な対策をして後悔のない就活をしよう
いかがでしたか?改めて自分の胸に手をあて、
他責思考ではなかったか?
人の話を聞けていたか?
つい自分の意見ばかりを押し通そうとしてはいなかったか?
と考えてみてください。思い当たる節がある方はチャンスです。
ジョブ前のケース面接までですでに論理的思考力の評価はされており、 ジョブでは、ファームに合うか、チームで頑張れるかなどの人間性が問われます。 そこで振り落とされてしまわないように、上記のポイントは気をつけましょう。
戦略コンサルファームの選考では、地頭や論理的思考力などのスキル面から、傾聴や自責思考などのマインド面まで幅広く求められます。書籍や就活講座、コラムなどを最大限活用し、後悔のない就活をしましょう。
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