【20卒】トップ企業の秋冬インターン攻略特集
2016/09/16
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目次
1. 秋冬のインターンの位置づけ
夏に比べて目立たなかった秋冬開催のインターンシップですが、インターン自体の普及により、近年多くの募集情報を見かけるようになりました。また、この時期以降のインターンは基本的には本選考時の採用に何らかの形で関わっていることがほとんどです。夏のインターンが終わり、気が緩んでくる人も出てくるとは思いますが、今一度気を引き締めてこれからの短い期間を有意義に過ごしましょう。
インターンシップでの就業体験を通して業界や企業への理解を深めたり、すでにキャリアを築いている社会人や自分以外の優秀な就活生と直接交流することは、本選考に向けての準備段階において非常に重要な意味を持ちます。また企業によってはインターンシップでの活躍によって早期選考や内々定に近づく場合もあり、中では冬のインターンへの参加を本選考の一部としている企業もあります。
本特集では、秋冬に開催されるインターンシップについて、サマーインターンとの違いやインターン募集情報、選考対策記事などをまとめていきます。まだ業界を絞れていない方、志望業界内で複数の企業を見たい方、これから就職活動を始めようという方は必見です。
2. 夏とは少し違う開催形式や雰囲気
秋冬インターンでは開催形式が夏とは大きく変わります。サマーインターンはほとんどが夏季休暇において行われるため、日程が平日で数日間連続というものが多いのですが、秋から冬にかけて(10月~2月頃)は全ての就活生に共通の長期休暇がありません。それにより企業は、異なる形式や日程でインターンを開催します。
大学での学業を考慮してくれる企業の場合、時間帯を夜に設定しているもの、土日や1DAY、2DAYSなどの短期間で行うもの、平日でも特定曜日で2~4週間程度で飛び飛びに行うもの、などの日程で開催されます。もちろん、夏と同様に平日1週間で開催する企業もあり、インターン以外の説明会やセミナー等のイベントも併せて行われます。また商社をはじめとした多くの日系企業は夏にインターンを実施しておらず、冬にはじめてインターンを行います。
また、10月から2月まで開催時期が広くばらけるため、常に学業との兼ね合いがある就活生にとっては、全てに参加することは困難です。しかし秋冬に行われるインターンは夏開催のインターン同様、多くの企業のオフィスに実際に足を運び、雰囲気を感じたり数多くの社員と交流することができる非常に貴重な機会です。
外資と日系で異なる秋冬インターンの位置づけ
日系や外資、あるいは業界によってインターンの位置づけは異なります。
外資 : 外銀や外コンの場合は、秋冬インターンそのものが本選考の一過程である場合がかなり多いです。秋冬のインターン/ジョブに応募できなかった場合、そのまま本選考を逃してしまうため、企業ごとの募集要項を詳しくチェックする必要があります。また、インターンの面接でも、より本選考に近い質問が課されるため、より一歩踏み込んで業界を理解することや、しっかりとした志望理由を練ることが求められます。
日系 : 大多数の企業は本選考を翌年の6月からとしているので、インターンはあくまで就業体験という色合いが濃いです。夏のインターンと同様に、特定の業界や企業に対しての純粋な興味などで選考を通過することも可能です。ですが、実際には5月に内内定を貰っていた19卒の学生も多々いたのでこの情報を真に受けることはおすすめしません。更に、選考を通過したとしてもその後の実際のインターンで評価されることは避けて通れないので気を抜かずにインターンに参加することが肝要だと思います。また商社をはじめとする大企業は、例年サマーインターンを全く行っておらず、2~3月にかけて冬のインターンのみを開催しています。そのため、OB訪問以外で複数の社員と面識を深めたり、ワークや課題を通して本選考の前の段階からアピールができる貴重な機会となっています。しかし総じて日系の場合は、外資とは異なり秋冬インターンを本選考の準備段階として位置づけている企業がほとんどです。
秋から就職活動を始める人は追いつく努力を
夏の時期に行われるインターンシップでは、就職活動を始めたばかりの人やインターンに応募するのが初めてという人がかなり多いため、選考のハードルが比較的低く設定されています。しかし、秋冬のインターンシップにおいては、夏の時点ですでに多くのインターンに参加し、経験を積んだ優秀層が現れる傾向にあります。できる限りの準備をして今後のインターン選考等に臨みましょう。
サマーインターンに参加しなかったから選考においてあきらかに不利になるということは決してありません。しかし、筆記や面接をはじめとした各選考過程の突破、ひいてはインターンシップ本番において活躍するには、ある程度の慣れも必要なのも事実です。これから就職活動を始める人は、可能な限り多くの選考を受けて経験を得るなどして、夏から始めた層に追いついていけるよう頑張りましょう。
また外資から日系、大手からベンチャーまで幅広い企業が秋から冬にかけてインターンシップを実施しますが、ハイレベルな学生が集う高倍率の難関インターンシップに参加し、経験を積むことにより他の学生と一気に差をつけることも可能なので、チャレンジ精神を忘れないでください。
3. インターン・セミナー・説明会募集情報
注目企業の秋冬インターン情報を一部掲載しています。この機会にぜひ応募してみてください。
4. 選考突破のためのノウハウ
前述の通り、秋冬インターンシップは、業界や企業ごとに位置づけがかなり異なります。そのことを念頭に置きながら、選考を通過するための準備を行ってください。
外資系はその多くがインターンやジョブを本選考の一過程としているため、慎重に時間をかけてES、Webテスト、面接といったプロセスごとの対策をお勧めします。
日系の場合、インターンシップの選考でのポイントは基本的に夏と変わらないので、サマーインターン向けの記事も合わせてご参考ください。
エントリーシート・筆記試験・Webテスト
グループディスカッション
面接
その他
6.自分にとって最良の選択を
大学は4年間しかありませんが就職活動は、これからのファーストキャリアを決めるだけでなく、その先のあなた自身の生き方にも大きく関わる大事な選択です。イメージや思い込みなどで受ける企業を絞ったり、安易に企業別の志望度を設定してしまうのは非常にもったいないです。夏にインターンに参加した人はその時のフィードバックや反省点を生かしてインターンに参加できるように、夏のインターンに参加していない人は現時点でかなり遅れをとっているという危機感をもって後悔のない選択をできるよう、秋冬の限られた時間を有効に活用していきましょう。
就職活動の初期に役立つコラムについては「特集 就活を知る」にまとめましたので、本特集と合わせてぜひご覧ください。
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