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【GDクラッシャー】グループディスカッションを崩壊させる人のタイプ別対処法

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GDにおけるクラッシャーとは

今回は、GD(グループディスカッション)におけるクラッシャーについて紹介します。

GDクラッシャーとは、チームが良い成果を出す妨げとなるような行動を取る人を指します。このようなGDクラッシャーに出会ってしまった場合、グループ全体の評価が下がり、選考を通過できなくなる可能性が上がってしまいます。

このコラムでは、GDクラッシャーの3つのタイプと、GDで一緒になった場合の対処法についてみていきます。GDの通過率を上げるために、ぜひ本コラムをご活用ください。

①無能なリーダー

GDにおいてクラッシャーとなりうる人の1つ目の類型は、最初の段階で「私がリーダーやりますね」と名乗り出て、その後の議論を勝手に仕切り始める人です。

本選考におけるGDにおいて、最悪の結果をもたらしうるのがこのタイプといえるでしょう。彼らが議論の妨げとなる理由は以下の通りです。

・誰が発言するかを指名して勝手に決めることで、議論の効率を下げる
・まとめと称して人の意見を意味もなく復唱するので、時間が倍かかる
・勝手におかしな方向へ議論を誘導する
・自分の意見と違う意見や理解できなかった意見を勝手に切り捨ててしまうので、途中の議論がアウトプットに反映されてない

そのような人に会うのが初めてだったために感情をコントロールできず、前半は露骨にイライラし、後半は議論を投げてしまい、結果として選考に落ちてしまったという苦い経験を持つ人もいるようです。

このタイプの人がいる場合の最善の対処法は「役割分担を固定化しない」ということです。

「リーダーとかは決めないで、最初に進め方決めて、みんなで意見出して進めていきましょうか」
「時間はみんなチェックする感じでいきましょうか」

と提案するような根回しを、GDの前の時間(始まる前の待ち時間)でしておくことをおすすめします。互いに初対面でお互いの実力も性格も分からないなか、リーダーなどの固定的な役割を一方的な宣言にもとづいて任せきりにしてしまうというのは、かなり危険なので避けた方がよいでしょう。

もしどうしてもうまく防げず、リーダーに向いていないと思われる人が場を仕切り始めた場合には、決してイライラせず、議論を投げず、「議論の目的」に常に立ち戻りながらぶつかっていって軌道修正して下さい。そのような議論全体のためになる行動は評価されます。

②何でもかんでも因数分解やフェルミ推定をしたがる人

2つ目のタイプは、問題が与えられると、とにかく市場規模の推定や問題の要素分解をせずにはいられない人です。それらの手段自体は非常に便利なのですが、議論の結論(答え)を出す上で意味のない計算や要素分解によって、限られた議論の時間を大幅にロスすることも珍しくありません。

対処法として、フェルミ推定や要素分解を始める前には必ず、

・この作業の目的は何か(答えを出す上で、どこでどう具体的に役に立つのか)
・この作業にどれくらいの時間をかけていいのか

といった内容について、簡単でいいので話し合い、共有し、厳守しましょう。いくら細かくて正確でも、答えを出すのに必要でなく求められてもいない「とりあえず市場規模の推定」をすることは、答案用紙の隅にいかに美しくダルマを書けるか競っているようなものですので、評価されません。

③今、何の話題について議論しているのか分かっていない人

3つ目のタイプは、現在話し合っていることとは異なるトピックについての発言をすることで、無自覚なうちに議論を脱線させてしまう人です。このような人は間違ったことは言っていない場合がほとんどなのですが、議論が思う方向に進まず、時間効率を悪くなってしまいます。

対処法としては、それまでの議論の流れを説明し、今何を話し合っているのかを気づかせてあげることが挙げられます。このような人を正しい方向に導くことができれば、議論が円滑に進むようになりチームとしての成果が上がるでしょう。また、グループ内のメンバーを置き去りにせずに議論に巻き込もうとする姿勢それ自体も、協調性の表れとしてあなた自身の評価につながるかもしれません。

3大クラッシャーへの対処法を身に付けてGDの通過率を上げよう

対処法は比較的簡単で、最初に大まかな議論の手順を決め、「今自分達は何について話し合っているか」を明確にし、脱線した発言が出た時には「それも重要ですが、今はまず○○について話しましょう」などと柔らかくいさめるのがよいでしょう。

やりがちな細かいミスは他にもありますが(自分の意見は言うのに人の意見を聞いていない、タイムキーパーをやるといいながら時間を細かくチェックしていない等)、10分単位で全体の時間を浪費させてしまい、かつGDでよく見かける重大なミスは、おかしな議論のファシリテート、無駄なフェルミ推定/因数分解、脱線の3つです。

気を付けていれば自分が陥らないようにすることも、誰かが陥りそうな時に防ぐこともできますので、全体を冷静に見て間違いを避けて行きましょう。

GDについては、ぜひ以下の記事も参考にしてください。

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