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投資銀行志望者必読!リーグテーブルから分かる投資銀行各社の強みと弱み、面接への繋げ方とは?

はじめに

こんにちは、外資就活 外銀チームです。

日系・外資系各社投資銀行部門(以下IBD)の21卒選考情報がついに公開されはじめましたね。ES・テストセンターの締め切りは6月末の企業も多く、「いよいよ本格的に就活が始まる・・・」と身が引き締まる思いの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、数あるIBDのうち、各社の特徴を理解するのに役立つ「リーグテーブル」について解説します。本記事では、

①リーグテーブルとはなにか
②具体的なリーグテーブルの状況
③リーグテーブルから得た情報のESや面接での活かし方

の3つを順番に解説していきます。

面接に限らず、スーパーデイや、メンターとの面談、内定を貰ってからの意思決定など、IBD選考のほぼ全てのプロセスに使える汎用性の高い記事なので、クリップしておいて後から見直すのもいいでしょう。

①リーグテーブルとは何か?

始めに、

・リーグテーブルとは何か?
・リーグテーブルを理解するとどんな利点があるのか?

について解説します。

各社IBDの各年度のリーグテーブルを把握しておくと、「各社IBDの特徴を深く把握した論理的な志望動機」を作ることができます。この点に関しては、記事の後半の③リーグテーブルから得た情報のESや面接での生かし方とは?で解説します。

リーグテーブルとは引受業者の成績表

結論から言うと、リーグテーブルとは引受業者の成績表のようなものです。

国内有数の証券会社である野村證券は、「International Financial Review(IFR)誌などに掲載されている、引受業者の引受実績のランキング表」と定義しています。

引受実績ランキングには様々な評価項目が存在します。各年度の取扱額、案件数、1案件あたりの取扱額などが代表項目ですが、日本市場における取扱額、グローバル市場TMT産業における案件数など、評価項目は無数に存在します。

そのため、IBD志望者は、この各項目別にランキングを見るだけで、各社の強み・弱みを知り、「各社IBDの特徴を深く把握した論理的な志望動機」を作ることができるのです。

一方で、上述のIFRの他、リフィニティブWall Street JournalBloomBerg社が発行するリーグテーブルも存在します。発行元が異なるとリーグテーブルの中身もやや異なってくる点には注意して下さい。

IBDの説明会に参加したことがある学生ならば想像がつくかもしれませんが(そうでない方も選考が進むにつれだんだんとわかるようになると思いますが)、IBD各社は、毎年自社がリーグテーブルのどこに位置しているのか、前年と比べてどうなったのかを意識しており、それらを必ず就活生にアピールしています。中には「リーグテーブルの順位が、その国での投資銀行の序列だ」と話す社員の方もいるほどです。それほどバンカー(投資銀行の社員のこと)にとって重要な位置を占めています。

着目するべきリーグテーブルの項目

上記のように、リーグテーブルには様々な項目があります。中でもIBD志望のみなさんにとって重要なのは、M&A、ECM(株式資本市場)、DCM(債券資本市場)の3つです。企業によって、3つのうち、どの分野が得意かは異なります。

ECMとDCMに関する詳しい解説に関してはこちらの記事をご覧ください。

また、グローバル市場の話なのか、国内市場の話なのかによってもランキングは異なります。日本国内では強い存在感を示していても、グローバルでは存在感の薄い会社も存在するからです。

つまり、上記を包括的に理解する為には、

1.「グローバル or 日本」どちらで活躍している企業か
2.「M&A or ECM or DCM」3つのうち、どの分野が得意な企業か

という2つの評価軸をかけあわせて考える必要があります。

②具体的なリーグテーブルの状況

グローバルと日本国内にわけて、それぞれのリーグテーブルの状況について見ていきたいと思います。今回はWSJのリーグテーブル を参考にしたので、興味のある方は元データもぜひご覧ください。

2018年度グローバル市場

M&A市場


まずはグローバル市場における今年度のリーグテーブルを見ていきましょう。俗にトップティアと呼ばれるゴールドマンサックス・モルガンスタンレー・JPモルガンの3社が昨年度に続きランクバリューTop3を独占しており、圧倒的な存在感を発揮しています。とはいえ、モルガンスタンレーとJPモルガンが僅差での競争を繰り返している一方で、ゴールドマンサックスが悠々と1位に君臨している点は流石と言えるでしょう。

2017年度に引き続き2018年度においても、4・5位に米系のシティ、バンク・オブ・アメリカが並んでおり、米系優位の状況が観測されています。

続いて着目すべきは、欧州系各社の中ではバークレイズが首位をしめ、続いてクレディスイス、ドイチェと並ぶ一方で、UBSがTop10にランクインしていない点でしょう。2017年度もTop10にランクインしておらず、厳しい状況が続いていると言えます。

一方で、第7位と10位に位置するラザードやエバコアにはあまり馴染みのない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ラザードは、27カ国に43拠点を持つ、世界有数のファイナンシャル・アドバイザリーファームです。主にファイナンシャル・アドバイザリー業務とアセットマネジメント業務をビジネスの主軸としており、融資や株式・債券発行による資金提供機能を持たない立場からアドバイスを提供する「独立系」という特徴を持っています。

ラザードに関しては、以下記事もご参考ください。

「M&Aのプロ集団」ラザードのマネージングディレクターが語るM&Aの醍醐味とは

【10問10答】ラザードフレール/M&Aアドバイザリー/入社1年目/菊田真史

エバコアは、海外ではブティック系投資銀行として有名です。ただ、日本に進出したのは比較的最近のため、就活生にはあまり耳馴染みがないのではないでしょうか。海外では既に大きな存在感を持っていて、かつ近年日本国内で勢力を伸ばしていることは把握しておいて損はありません。日本市場だと、武田製薬によるシャイアー買収の案件に絡んだことで注目を集めました。各社が担当したM&Aディールの詳細についてはこちらの記事を参照ください。

株式資本市場(ECM)


グローバル規模で見ると、やはりM&Aのリーグテーブルで上位に位置した企業がECM市場でも上位を占めています。特筆すべきは、M&Aのリーグテーブルでは上位10社に入っていなかったUBSがランクインしている点です。UBSは「エクイティハウス(株式に強いハウスという意味)」と呼ばれている様に、株式が強い・債券が強いといった実態が各社に存在します。しかしECM市場でも、Top5は米系各社、以下に欧州系各社が並ぶという構図はやはり変わりません。

債券資本市場(DCM)


グローバルの最後はDCM市場です。表を一目見て「おや?」と疑問に思ったそこの貴方。非常にセンスがあります。

グローバル規模のDCMの状況は、M&A・ECMと様子が大きく異なっています。

まず、M&AとECMで1位を誇っていたゴールドマンサックスは5位にランクダウンしている一方で、M&AとECMで4位だったシティが2位に位置しています。さらには欧州系で唯一バークレイズがTop5に食い込みました。

このように、DCMはM&A・ECMとは少し違ったハウスが強みを持っているのです。また、DCMの場合、ECMと比べ取扱額が大きく、案件数も多いのが特徴です。これは企業の資金調達の方法として、株式による調達より負債による調達が多いことに起因しています。

2018年度国内市場

M&A市場


同じM&Aでも、国内とグローバルだと様子が一気に様変わりします。

まず当然ですが、日系IBDの存在が確認できます。外資系と比較した日系IBDの一般的な特徴として、案件数が非常に多く、1案件あたりの取扱額が非常に小さい点が挙げられます。多くの外資系投資銀行は、1案件あたりの取扱額が日系の2倍以上となっている事からも確認できます。

日系各社は、グローバルの知見が要求される大きなクロスオーバーディールでは到底外資系に叶わないと理解しており、比較的小規模(数百億円規模)の案件に焦点をおいています。
しかし野村は1件あたりの取り扱い額が外資トップ3社に引けを取らないほど大きく、かつ案件数も三井住友の121件に次いで2位と、圧倒的です。 2018・2017年共に上位に位置している点も、「日系なら野村」といった声が聞こえる所以でしょう。

とはいえやはり米系の投資銀行が3位以内に2社、5位以内に4社と存在感を見せているのは事実です。国内案件・グローバル案件問わず様々な経験を積みたい、という方には非常に魅力的な環境であることは間違いありません。

株式資本市場(ECM)


グローバルの場合とは一気に顔ぶれが代わり、取扱額・案件数共に4位までを日系が占めています。また、6位にオンライン証券事業を中核とするSBI証券がランクインしている点も見過ごせません。

外資系企業の中ではMUMSSとジョイントベンチャーを組むモルガン・スタンレーが1位にランクしています。

債券資本市場(DCM)


ECMの場合と同様に、トップ5に日系が4社入るなど日系投資銀行の強さがうかがえます。
M&AとECMでは野村が金額・案件数ともに圧倒的な強さを見せていたのに対し、DCMではみずほが金額・案件数ともに1位となっています。そのため、IBD業務の中でも特にDCMに興味があるという方は、みずほにも注目です。外資だと、バンクオブアメリカがモルガンスタンレーに次いで上位にランクインしているのが特徴です。

リーグテーブルから得た情報のESや面接での生かし方とは?

志望動機を中心に各企業の強みを指摘しよう

さて、いよいよみなさんが一番気になるであろう、リーグテーブルのES・面接への生かし方について解説していきます。結論から言うと、ESや面接における志望動機にリーグテーブルの要素を絡めることで、「差別化」が可能になります。

面接官に「なぜうちを志望するの?」と聞かれた際に、多くの学生は「社風」と答えているのではないでしょうか?

社風を志望動機に述べるのは間違いでありません。ただ、それでは他の学生と一緒です。そこで、社風にプラスしてリーグテーブルにおける面接企業の得意な部門に紐づけて志望動機を述べてみましょう。これをするか否かで、面接官の評価は大きく異なるはずです。

例えば、面接官に「なぜ御社を志望するのですか?」と聞かれた際、下記の2つの中でどちらのほうがより具体性があるでしょうか?

例1)「競争的な社風に共感したからです。」
例2)「競争的な社風に共感したことに加え、私の希望する貴社の資本市場部門は、昨年度日本国内の案件数○○位を達成した上、3年周期で見ても安定して上位を占めているからです。」

見ればわかる通り、例2の方が具体性が高くかつ説得力のある志望動機になっていることがわかります。ポイントは、リーグテーブルを根拠として、各企業の強み(上記の例だと資本市場部門での案件数の多さ)を指摘している点です。

投資銀行志望者に多いのが「M&Aをやりたいから投資銀行」といった志望動機です。しかし一口にM&Aと言っても、案件数や金額、1件あたりの金額など複数の指標があり、それぞれにおいてリーグテーブル上位の投資銀行と下位の投資銀行があります。
そのため、志望理由を「M&Aに強みのある御社で働きたい」とだけ話してしまうと「M&Aの強みってなに? ウチはそんなに案件ないけどそれでもいいの?」といった厳しい質問が飛んでくる恐れもあります。

例2のように、具体的な順位などを織り交ぜつつ、「どの市場(M&A or ECM or DCM)で」、「なんの指標で(金額ベースなのか、案件ベースなのか、など)」強みがあるのかが伝わるように志望動機を練りましょう。

また、上記の強みは日本国内での話なのか、グローバルでの話なのかを明示しましょう。

上の解説を見て気づいた方もいるかもしれませんが、例2の志望動機では「日本市場での」強みを話しています。記事前半で解説した通り、各投資銀行ごとにグローバルで強みがあるのか、それとも日本国内で強みがあるのか(あるいはその両方なのか)は異なります。また「国内orグローバル」という視点も忘れずに盛り込むようにしましょう。

グローバル&日本国内2018年度取扱額ランキング


最後に、これまで見てきたグローバル・日本国内両方の2018年度の取扱額に関してランキング表を作成したので、参考にしてみてください。表をみて、自分の興味のある市場で強いハウスはどこなのか、また自分の志望しているハウスはどの点に強み弱みがあるのかを確認し、志望動機に繋げましょう。

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