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【コンサル志望者向け】優れた戦略立案ができても不採用に!? 「気をつけたい振舞い&プレゼン術」~“全通者”がやってる対策まとめ・後編


こんにちは、トイアンナです。

この記事の前編では「分析力」を磨く考え方をお伝えしました。

この後編では、戦略がある程度整ったのちにディスカッションやプレゼンテーションのレベルを上げる方法を解説します。

<筆者プロフィール>
トイアンナ
慶應義塾大卒。P&Gジャパン、LVMHグループで合わせて約4年間マーケティングを担当。その後は独立し、主にキャリアや恋愛に関するライターや、マーケターとして活動。著書に『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定』や『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』などがある。
▶ブログ:「トイアンナのぐだぐだ」
▶Twitter:@10anj10

 

 

コンサルティングファーム志望者の誰もがハマる落とし穴2つ

どんなに優れた戦略立案ができても、ディスカッションで相手を説得できなければ意味はありません。

コンサル志望の就活生にありがちなミス(1) 「人をバカにする」

特に外資系コンサルティングファームの志望者にありがちなのは、「相手がバカだ」と思った瞬間にメンバーを無視したり、邪見に扱ったりすることです。

ジョブまで残った就活生は、優秀さでいえば遜色はないはず。それを一方的にバカにしたり、無視したりする人間は「チームワークを作れない人間」と判断され、採用時にマイナスとなります。

「この人はどんな強みがあるんだろう?」という視点で相手を評価しましょう。

コンサル志望の就活生にありがちなミス(2) 「フレームワークを見せびらかす」

前編でフレームワークを散々教えていた筆者が言うことではありませんが、フレームワークをみせびらかす人間はみっともないです。武器は、見せるためでなく使うためにあります。

「この課題はMECEに分類すると〇〇で、SWOT分析にかけたらSは〇〇だったから、クロスSWOTでOと掛け合わせたらプランAだと思うんだよね。それで3Sチェックにかけたんだけど~」

なんて話す人、チームメイトに好かれるわけがありません。

フレームワークを学んだときは、必ず「一緒にSWOT分析、使ってみない? 僕も学びたてで使いこなせているとは言えないんだけど……」と、謙遜しながら紹介したり、「現状を強みと弱みで分けてみたんだけど」などとくだいて説明したりしましょう。

コンサルティングファームのジョブでは「自分の役割を固定しない」

ジョブのディスカッションで内定するコツは「自分の役割を固定しないこと」に尽きます。

短時間のグループディスカッションでは、つい自分が「リーダー」「書記」などと重めの役割を背負いがち。ですが、現実のコンサルティングファームで求められるのは、臨機応変にプロジェクトを前進させるリーダーシップです。

「いま、この場にはメモを取っている人がいない。よし、大きい紙に現状を書き記して、全員が同じ認識を持てるようにしよう」

「待って? まだここまでしか進んでないとなると、プレゼンの資料作りが間に合わなくない? 私が先に資料を作り始めたらいいね」

「……おや、みんなが進めているこの施策、フェルミ推定が間違ってないか……? いや、でも今更ひっくり返すのも……。そうだ、みんなにはプレゼン準備をしてもらって、俺が計算し直せばいいんだ!」

など、プロジェクトを前に進めることを目標に、臨機応変な役割を担いましょう。

 

外資コンサルティングファームのジョブで作るべきプレゼン資料

次に、プレゼン資料を作ります。プレゼン資料の作り方については『外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック』(東洋経済新報社)、『PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則』(技術評論社)などの書籍を参考にしてほしいのですが、これをご覧になった時点で本を手にする猶予がないなら、最低限以下のポイントを押さえておきましょう。


外資コンサルの選考対策(1) スライド資料の制作順序・PREP法

外資系コンサルティングファームでは、「スケルトン(骨組み)→ドラフト(下書き)→ファイナルフィックス(清書)」の順で資料を作ります。いきなり思いのたけを書いてしまうと、構成も順序もしっちゃかめっちゃかな資料になりやすいからです。

これが、スケルトンの大まかな流れです。Point → Reason → Example → Point(結論→理由→事例→結論)の順に説明することを、PREP法といいます。使いこなせればいいので、単語としてPREPを覚える必要はありません。

実はこれ、みなさんがESで実施してきたことです。ガクチカや志望動機を、これまでみなさんは結論→理由→実践例→結論の流れで書き、話してきたはずです。プレゼンもこの流れで作ると、とても分かりやすくなります。

外資コンサルの選考対策(2) スライド資料のスケルトンを作る

PREP法のルールを理解したら、次にスケルトン(骨組み)を作ります。私はコンサルティングファーム出身者ではありませんが、やはり最初はスケルトンを作ってから、資料を作ります。まず構成を考えると、ロジックが破綻しづらいからです。

私の「ひどいクオリティーのスケルトン」ではこれくらいの雑さでとにかくスライドに書いていきます。スライドに文字だけで『これを書く』とだけ記載していくのです。

外資コンサルの選考対策(3) スライド資料のドラフト作り

次に、スケルトンをドラフトにしていきます。ドラフトではフォントも気にしましょう。おすすめはヒラギノ角ゴ、Meiryo UI、Arialです。これらのフォントは可読性が高く、多数の企業で標準フォントに採用されているので嫌悪感を抱かれにくいです。またPCの標準フォントに採用されており、文字化けなどのトラブルも少ないためです。

色は原則として応募しているコンサルティングファームのコーポレートカラーを使いましょう。PwCを志望しているのに、全面ブルーのスライドなんて、それだけで落ちることはないにせよ、さすがに笑われるかもしれません。

また、受けている会社のコーポレートカラーを採用することで「色の使いすぎ」を防げます。スライド初心者あるあるのミスは、色やアニメーションの使いすぎによる「どこに目をやればいいか分からないトラブル」です。

チカチカした画面を作らないためにも、色は会社のロゴをスライドへ置いて、スポイト機能で色を抽出して作っていけば無難に整えられます。文字装飾も太字・下線以外は使わないように。上級者はアニメーションや影も使いこなすでしょうが、初心者こそシンプルに攻めるべきです。

これがドラフトの例です。グラフはありますが、線が多すぎて要素が多く見えすぎるのが左のグラフ、国際比較のグラフなのに中国の経年だけを記していて不適切なのが右のグラフです。

ドラフト段階では、こうしたデータをExcelから貼り付けつつ「これで十分な資料といえるか?」をあーだこーだと議論して、直していきます。

表だけでなく、言葉遣いも直していきます。「この“目的”と“目標”って同じ意味じゃない?統一しよう」「もっと定量的に数字で書けない? 伸びている、とかじゃなくて」といったように、日本語をより正確にしていきます。

なお、Excelのセル結合機能だけは使わないように。セル結合機能を使うと、その行・列に含まれるデータを並べ替えるときにエラーが出ます。コンサルタントはセルの結合を見ると死ぬ呪いにかかっています。マジです。

外資コンサルの選考対策(4) スライド資料をフィックスする

最後に、スライド資料をフィックス(清書)します。ドラフトを見ながら議論しつつ、以下の要素を整理しましょう。

◆メッセージ
・優先順位の順番に、結論や案は記載されているか? 適当に並んでいないか?
・1スライドに複数のメッセージがないか。ごちゃついているならスライドを分ける。
・スライドに文字を書きすぎていないか? 話す内容の要旨だけに削れないか?
・重要なポイントに真っ先に目が行くよう、強調すべき部分だけを強調できているか?
・言葉遣いは統一できているか? 担当者ごとに違う言葉で説明していないか?
・グラフは伝えたいメッセージに対して適切か? 国際比較なのに時系列のグラフをなぜか根拠に載せていたり、経年変化なのに円グラフを並べたりしていないか?
 
◆図・グラフ
・数字の割合は大きい順に記載されているか? Excelからそのまま作った割合のグラフで図を作っていないか?
・グラフに余計な線はないか? 間引いてシンプルな線の図解にできないか?
・フォントや図の色はバラついていないか?
・何も知らない人が図を見て「何のためにある図か」「メッセージは何か」を理解できるか?
・図の線や色が太すぎて、中身より色や線に目がいってしまうレイアウトになっていないか?(できれば青系統、緑系統など1つの系統で色をそろえたいものです)
 
◆仕上げ
・PDFとして保存したり、印刷したときに見栄えが悪くなったりしていないか?

スライド作成はそれだけで年単位を費やせるほど奥の深い技術です。したがって、ジョブではこれら最低限の注意点を気にするくらいにしておきましょう。気にしすぎると、中身のディスカッションがおろそかになります。

知っておきたいプレゼン術:話すスピード・話し方・質疑応答対策

いいスライドがあれば、いいプレゼンはできます。が、初心者はあがってしまい、つい早口で話してしまいます。

NHKニュースを繰り返し聞いてプレゼンの速度を知る

私はコンサルティングファーム志望者こそ、ジョブ前にはオンラインでもいいのでNHKニュースを毎日聞くよう勧めています。話す内容よりも、話す速度、テンポに気を配っていただきたいのです。

ニュースは真剣に聞くと、実は普段の会話よりかなり遅い速度で話されていることがわかります。NHKニュースを聞きながら、聞いたことを同じ速度で声に出してみましょう。そして、速度とテンポを我が物にするのです。

プレゼンは「これから話す内容を言う→話す→話した内容を言う」の繰り返し

プレゼンで話す内容は、基本的にスライドから離れないよう注意します。

その際「今から〇〇についてお伝えします→〇〇(中身)→ここまで、〇〇について話しました。次は〇〇について話します……」と、話す内容をサンドイッチします。こうしてサンドイッチ状に話すだけで、プレゼンを聞く側は頭の中の情報が自然と整理され、安心して話を聞けるのです。

プレゼンの質疑応答対策

そして、誰か1人は質疑応答対策へ特化しましょう。できれば他社のジョブ経験者が望ましいです。「前はアクセンチュアで〇〇を突っ込まれたなあ……。デロイト向けのスライドでも何か同じこと言われそうだなあ……うっ、胃が痛い」と想定できる人は、質疑応答対策のプロになれます。

できるだけ意地の悪い見方で、質疑応答対策をしましょう。事前に自分を“切り刻め”ば、本番では生き延びます。100点のスライドなんて、就活生にはどうせ作れないんです(作れたらきっと異世界転生者で、前世がコンサルティングファームのパートナーだったのでしょう)。

質疑応答で突っ込まれても、死ぬわけではありません。当日指摘されても誤りは誤りと認めて、どんどん本番でデータを修正しましょう。

 

ここまで対策しても落ちたなら、それは経験不足が原因

ここまで、外資系コンサルティングファームのジョブ対策で、事前にできることを列挙してまいりました。ここまで対策しても落ちたら、「それはそれ」です。

突き放した言い方かもしれませんが、学んでも実践経験が不足していると普通に落ちます。それは、経験不足が原因であり、あなたのせいではありません。次のファームで内定すればいいですし、将来的に落ちた会社へ転職したっていいのです。

さらに、ここまで努力した人は、どこに内定しても楽勝の社会人1年生を迎えられることでしょう。対策する効果は絶大。単なる目の前の選考対策のみならず、将来トップ社会人になるために……今日から第一歩を踏み出しませんか?


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