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【マーケティング職業界マップ付き】日系でも外資でもすべては夏インターンから始まる~最速ルート内定のための業界研究(後編)


こんにちは、トイアンナです。

前編では広告代理店を中心に解説してきた「広告」と「マーケティング」業界ですが、後編ではメーカーのマーケティング職を中心に解説していきます。

<筆者プロフィール>
トイアンナ
慶應義塾大卒。P&Gジャパン、LVMHグループで合わせて約4年間マーケティングを担当。その後は独立し、主にキャリアや恋愛に関するライターや、マーケターとして活動。著書に『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定』や『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』などがある。
▶ブログ:「トイアンナのぐだぐだ」
▶Twitter:@10anj10

 

 

マーケティング職の業界地図

まずはこの図をご覧ください。

新卒採用を例年実施している企業数は限られますが、なるべく採用実績が長い企業をリストアップしました。ここからは、ジャンル別に解説を加えていきます。

(1)外資系企業:3年で独立できるほどのスキルを手にできる/激務になりがち

部門別採用を例年実施しているのはプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)、ユニリーバ・ジャパン、日本ロレアルなどの外資系メーカーです。グーグル、アマゾンジャパンなどの外資ITも部門別採用を行っています。

これらの企業は就活生にとって身近な製品・サービスが多く、就活においても知名度が高いことから毎年多数の応募があります。中には、内定までの倍率が1000倍を超える企業も。

しかし実際には倍率がそこまで高くなく、かつ成長できる外資系マーケティング部門を抱える企業は多数あります。「自分が知っている企業」の枠を超えて応募してみましょう。

優秀さの度合いで知られるのはユー・エス・ジェイです。書籍『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』(KADOKAWA/角川書店)は、マーケティング職に興味があるあらゆる方にとって、バイブルとなりえる教本。必ず目を通しておきましょう。

また、フィリップ モリス ジャパンに代表されるたばこメーカーは、非喫煙者があまりエントリーしないことから、応募していただきたい隠れたトップ企業となっています。

外資系メーカーに新卒で就職するメリットは、入社3年程度で、単身独立できるほどのスキルを手にできること。逆にデメリットとしてはわずか3年で独立できるほどの業務を経験することになるため、必然的に激務となりやすい点です。

成長と激務はバーターとなりがち。「入社数年で卒業するMBA」のようなものと心得て身を投じるのが、外資メーカーのマーケティング職といえるかもしれません。

(2)日系大手企業:手厚い研修と福利厚生/裁量権を握るまで比較的時間がかかる

数は限られますが外資系メーカーのマーケティング職と同様、新卒からマーケティング職を募集する日系大手企業があります。例年新卒採用で募集をかけているのは、資生堂と花王の2社です。

外資系マーケティング職が例年、学部3年・修士1年の6月ごろから募集を開始するのに対し、日系大手企業はやや遅れて秋冬インターンのころから採用を開始します。ただし、経団連が「就活ルール」を定めなくなった今は、ライバルである外資系企業に優秀な人材を取られまいと、日系企業も採用を前倒しする可能性があります。

募集している企業数が少ないこともあり、採用ページは定期的に巡回して最新情報がないか見ておきましょう。

日系大手企業のマーケティング職へ就職するメリットは、手厚い福利厚生と研修、リーダーシップより協調性を重視する職場環境です。いきなり現場へ放り込まれて「溺れながら泳ぎ方を学んで成長する」仕組みの外資と異なり、日系大手企業のマーケティング職では研修が長期間実施されます。

また、(外資メーカーでもそんなに多くはないとはいえ、可能性はある)リストラの恐れが限りなくゼロに近いのもメリットでしょう。

デメリットは、現場経験が遅くなるぶんだけ成長も遅くなる点です。自分が裁量権を100%握ってプロジェクトに携われるのは、早くて35歳以降とされます。このデメリットはメリットと表裏一体の関係にあるため、自分のキャリアパスでどちらを望むかに合わせ、第一志望を決めていただければと思います。

 

(3)日系メガベンチャー:文化は外資系メーカーに近い/英語はほぼ使わない

日系メガベンチャー・マーケティング職の文化は、おおむね外資系メーカーに似ています。早期に裁量権を握り、成長環境が手に入りやすい点がメリット。デメリットも外資系メーカーと同じく、激務になりがちである点が挙げられます。

外資系メーカーとの大きな違いは、第一に使用言語です。例外的に楽天では公用語を英語にしているようですが、それでも実際に「インド人の役員に向けて英語でプレゼンし、予算を勝ち取る」「英語で話しながら飲みに行く」といった外資系メーカーのような徹底ぶりを強いられることにはならないと思います。

また、マーケティング職を採用しているメガベンチャーは広告代理店や小売りなど、メーカーの取引先や代理店となる企業が多くあります。それらの業界ではクライアントの無茶ぶりを受けつつも、プロジェクトを実現するスキルが磨かれることでしょう。この点については、前編記事をご覧ください。

(4)リサーチ会社:データを扱う専門性が身につく/あくまで「支援者」に留まる

最後に、極めて重要であるにもかかわらず、就活生には認知度が低いマーケティング「支援」業界について触れておきます。名だたるメーカーたちは、リサーチ会社から提供される売り上げシェアの数字や消費者アンケートの結果をもとに、戦略を決めています。

この大元となるデータを提供しているのが、リサーチ会社です。インテージは日本中のレジの会計データを集計し、多数の業界へ売り上げシェアを提供しています。マクロミルやイプソスなどの企業は消費者リサーチを強みとし、商品開発の際、「誰に物を売るのか」を決定する礎となる情報を提供しています。

リサーチ会社へ就職するメリットは、メーカーでは手に入らないリサーチの専門性を手に入れられる点です。メーカーにおいて消費者リサーチはあくまで戦略決定の手段であり、リサーチ手法のプロフェッショナルになることは求められません。逆にデメリットは、クライアント企業の戦略を決定する権限は得られないため、あくまで支援者に留まるという点です。

個人のキャリアという観点で見ると、リサーチのプロフェッショナルになってから、ワークライフバランスを維持するためフリーランスとして独立し、生計を立てている方は多数いらっしゃいます。「手に職」型のスキルを手に入れたいのであれば、リサーチ会社への就職には大きな利点があるといえるでしょう。

 

第一志望が日系でも、まずは外資の「夏」インターンに応募を

マーケティング職へ就きたいのであれば、何が何でも夏インターンに参加しましょう。特に外資系企業の夏インターンは実質、本選考を意味します。

例年、外資系メーカーのマーケティング職は夏インターンだけで内定者の枠がすべて埋まってしまい、大多数の就活生が就職活動を開始する春には募集が締め切られていることが多々あります。

第一志望が日系企業であっても、まずは外資系メーカーの夏インターンに応募してください。夏の選考を通じて業種への理解を深め、あわよくば内定を手土産に日系企業へもエントリーする。この流れを経ることで、募集人数が例年どの企業も少ないマーケティング職の内定へ近づけるはずです。

一般的に外資系メーカー・日系メガベンチャー企業のほうが、伝統的な日系大手企業よりもリーダーシップや外向性を求める傾向にあります。夏インターンの選考に向けて、短期プロジェクトでも構いませんので、自分が周りを率いて、成果を出した経験を準備しておきましょう。

またラグジュアリー業界へ入りたい方は、面接で美意識やラグジュアリーな世界に対する理解を求められます。エントリーする会社に限らず、ラグジュアリーブランドへの理解を深め、熱意を持って語れるようにしておいてください。

なお日系大手企業では、外向性よりも協調性を重視する傾向があります。外資と求める人材のギャップが激しいことから、「花王とP&Gのマーケティングに同時内定できる人はいない」といわれるほど。外資と日系、両方の内定を目指すのではなく、合うほうへ自分の照準を合わせていってください。


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