【3分選考対策】三菱UFJモルガン・スタンレー証券(投資銀行部門)のインターン対策まとめ
2023/06/13
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目次
こんにちは、外資就活 金融チームです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(以下、MUMSS)は、 5大証券の一つ であり、 日本最大の金融グループであるMUFGと、世界有数の投資銀行であるモルガン・スタンレーのジョイントベンチャー という、競合他社にない独自のプラットフォームを有しています。
今回は、そんなMUMSSの投資銀行部門のインターン選考を、通過するための選考対策についてお届けします。ぜひ参考にしてください。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(投資銀行部門)インターンの二つのポイント
MUMSSのインターン選考突破のポイントを2つに絞って紹介していきます。
・なぜ投資銀行部門か
・どの部門に興味があるのか
・●24卒速報● 日系投資銀行志望集まれ!
・■25卒速報■日系投資銀行・日系資産運用会社について情報交換しましょう
・■25卒速報■外資系投資銀行・外資系資産運用会社を受ける学生の集い
※ 本コラムの情報は外資就活会員限定コンテンツ「選考体験記」から抽出しています。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券 23卒 春インターンレポート
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券 22卒 冬インターンレポート
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券 21卒 夏インターンレポート
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券 20卒 冬インターンレポート
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券 19卒 冬インターンレポート
25卒向けMUMSS夏インターン・イベント募集情報
なぜ投資銀行部門か
面接では、 「金融業界の中でも、なぜ投資銀行に興味を持ったのか」 ということが必ず聞かれます。
MUMSSだけに限った話ではありませんが、 投資銀行の選考は人事部ではなく現役のバンカー達が行うため、投資銀行部門の志望動機に対する深掘りは、かなり厳しく行われます。
また、話す際に、端的に物事が言えるか、論理的に破綻していない話ができているかといったことを、最低限の評価指標にしているため、ストーリーの構成も重要です。
MUMSSでは部署別採用を行っていることから、インターン選考の段階でも、投資銀行業務に関する知識が求められます。ある程度の業務への理解と、業務への興味については、話せるようにしっかり用意しておきましょう。 志望動機に言及する際に、なぜ投資銀行部門である必要があるのか、自分の経験と紐付けて話せると良いでしょう。
どの部門に興味があるのか
MUMSSは競合他社と比べて、新卒採用の段階で部署ごとに採用しています。 そのため、ESの段階で興味のある部署についての設問もあり、面接でもその部署の志望動機について聞かれるため、MUMSSの投資銀行部門にどういった部署があるのか把握しておくと良いでしょう。
・【外銀IBD】投資銀行部門の業務内容・求める人材・選考方法について徹底解説
・【投資銀行部門別解説シリーズ1】資本市場部・投資銀行部がやっていること【25卒必見】
・【面接で合理的に説明できる?】25卒向け、投資銀行の仕事内容解説
選考フロー
エントリーシート(ES)→筆記試験・WEBテスト→面接1回→インターン参加
選考フローは上記の通りです。以下で詳しく解説したいと思います。
ES:投資銀行業務への関心を伝えたい
・時期:夏・冬・春の年三回(日程は毎年少し変わるため、要確認)
・設問内容(24卒サマーインターン):
(1)これまでの人生で、あなたが特に頑張って取り組んだこと、それによって個人またはチームで得た成果を教えてください。また、その際にあなたがどのような問題意識を持ち、周囲とどう協力し、どのような役割を果たしたかについても併せて教えてください。(日本語300文字以内)
(2)あなたが就職先を決めるにあたって重視するポイントや仕事に求めるものを、あなたの将来なりたい姿も踏まえながら教えてください。(日本語300文字以内)
(3)三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資銀行部門のインターンシップを志望する理由及び最も関心のある業務を「これまでの経験」や「目指すキャリア像」等を踏まえ、教えてください。(日本語400文字以内)
(4)あなたという人物を表現するために本設問は自由にお使いください。※これまでの設問では表現しきれなかったあなたのアピールポイントや関心のあるテーマ等、着眼点は自由(日本語300文字以内)
投資銀行業務への関心を自分の言葉で伝える
MUMSSのESには、関心がある部署を問う設問がありますが、これは部署別で採用するMUMSS特有の設問であり、他の日系投資銀行にはあまり無い設問です。インターンシップの段階で投資銀行の業務に関して問うことから、 MUMSSは特に投資銀行業務への理解を求めている ことが分かります。
しかし、これは決して社員と同等のレベルまで詳しく理解しなければならないということではありません。実際に、通過者の中には金融について事前知識がほとんど無かったという人もいます。
あくまで 投資銀行業務の概要を理解し、そこで興味を持ったことを自分の言葉で伝えることができれば十分 かと思われます。
投資銀行業務の概要の理解にあたっては、各投資銀行のホームページや以下のコラムを参考にされることをおすすめします。
・脱・金融初心者! 二つの市場から理解する金融の見取り図
・【M&Aだけじゃない!】投資銀行部門キャピタル・マーケッツ業務について徹底解説!
・【25卒必見】外資系投資銀行サマーインターン ESの書き方|例文付き
記述は簡潔かつ論理的に
どこの会社の選考にも共通して言えることですが、 特に投資銀行においては、文章構成・内容含め、読みやすいESが好ましい です。理由は2つあります。1つ目は、 リクルーティング活動を行っている投資銀行部門の社員の方々は、激務の合間を縫って大量のESに目を通していること 、2つ目は、 ESはあくまで参考材料であり、面接官が面接前に一読することが多いこと です。
特に志望動機と学生時代に頑張ったことを問う設問は、オーソドックスで誰もが書き慣れているような質問です。簡潔で論理的な記述で差別化したいところです。
結論を最初に書く、一つの項目に主張を詰め込みすぎないように気をつける、主張をサポートする経験や具体例などを織り込む 、など、当たり前のことをしっかりと意識して書きましょう。
・投資銀行でのインターンは初めてだったので、就職活動が本格化する前に「投資銀行やその具体的な業務内容を理解したい」という率直な思いを素直に綴るようにした。
・関心のある業務では他者との差別化のために、人気のMAやカバレッジではなく資金調達にフォーカスした。
・論理的であることと社員の方が読みやすいように結論から書くことを心掛けた。
・読み手の社員もおそらく(実際そのようだったが)激務の合間を縫ってリクルーティングの仕事に当たっているだろうと思ったので、とにかく読みやすさを心がけた。
筆記試験:市販の参考書で万全の対策を
・試験形式:TAL(性格検査)・玉手箱
・合格ボーダー:7~8割
・結果通知方法:ESとWebテストの結果を合わせて、2週間以内に電話で通知
市販の参考書で万全の対策を
性格検査のみの年もあれば玉手箱が課される年もあります。24卒では玉手箱が採用されていました。ボーダーは7~8割と決して高くありませんが、市販の参考書を一通り解くことをおすすめします。 24卒では、ここでのWebテストの点数が本選考まで引き継がれたため、しっかり対策してから挑みましょう。 玉手箱の対策テキストでは以下が特に人気です。
面接:プレッシャーに負けず要点を簡潔に伝える準備を
・時期:夏・冬・春の年三回(日程は毎年少し変わるため、要確認)
・面接形式:学生1人 社員1人×2回
・時間:30分程度×2
・内容:
雑談形式で、穏やかに進む
ただし、社員によってはプレッシャーをかけられることも
(質問内容)
・なぜ投資銀行部門に興味を持ったか
・投資銀行部門の中でもどの業務に興味があるか
・最近気になったM&Aの案件
・学生時代に頑張ったこと
・大学で学んでいること
など
・結果通知方法:2週間以内に電話で通知
プレッシャーに負けず要点を簡潔に伝える準備を
20分程度の面接が2回に分けて行われます。
雰囲気は非常に穏やかで、面接というよりは雑談に近いようです。質問も、学生時代に頑張ったことや大学で学んでいることなど典型的なものが多いです。
一方で、「学生に重圧をかけてその時の振る舞いを見極めていた」という参加者もいました。重圧に負けずに面接を乗り切るために、
・ESの内容やよく聞かれる質問への回答の構成の再整理(紙に書き出すなど)
・質問に自身を持ってしっかり答えられるための心の準備
などをしておくとよいでしょう。
投資銀行業務に関連した質問への対策も忘れずに
関心のある投資銀行業務や興味を持ったM&A案件など、投資銀行部門特有の質問には準備が必要です。
投資銀行全般に関する知識のインプットは、ESと同様に企業ページや以下のコラムを参考にしてみてください。
・【外銀IBD】投資銀行部門の業務内容・求める人材・選考方法について徹底解説
・早期選考迫る!日系投資銀行各社の特色(強み・教育制度・年収)まとめ<各社比較編Part1>
他に、ニュースなどで最近行われたM&A案件に対する自分の意見をまとめて臨むことをおすすめします。M&A案件の情報ソースとしては、日経電子版の「M&Aニュース」コラムなどがおすすめです。
・和やかに進んだ
・終始穏やかだったが、投げられる質問、質問に回答している私に向けられる視線はとにかく鋭く、あえて学生に重圧をかけている印象。(インターン参加後に重圧をかけられた際の反応を見る意図があったことを明かされた)
・IBの業務に対する理解が深いことや、IBの志望理由を論理的に語れることは、面接での高評価を得るためのポイントだと思った。
インターン:投資銀行業務への関心をアピールしよう
・期間:5日間
・人数:40人程度(5人チーム×8)
・テーマ:「M&A戦略の提案」
・インターンの概要:
実在の企業を想定し、買収企業の選定・買収後の戦略・資金調達方法を含めたM&A戦略を提案する
グループワークを通じて投資銀行業務への関心をアピールしよう
グループワークの内容には買収企業の選定からバリュエーションまで含まれており、知識不足を感じることもあるかもしれません。
しかし、ここまでの選考フローから明らかなように、MUMSSのインターンでは決して投資銀行業務への深い理解は求められていません。
従って、 たとえ専門知識が不足していても、買収後の戦略の策定について積極的に議論したり分からない点は積極的に社員に聞いたりして、投資銀行業務への興味・関心をアピールするべきです。
また、インターン参加前に事前課題がメールにて送られてくるため、インターンで扱うテーマに関して事前に知ることができます。そのため、 M&A案件における買収候補先について調べるなど、事前に出来ることは多くあるため、しっかり事前準備をしてから、インターンに臨むと良いでしょう。
・いつもIBのインターンで見るような人ではなく、初めてIBのインターンに参加したような学生が多かった印象がある。
・バリュエーション等、専門性が高く初めての人にはやや難しい内容については、社員の方が常に質問を受け付けて下さった。
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