目次
はじめに
こんにちは。外資就活 コラムチームです。
就活に向けて早期に動き出している25・26卒の皆さんに向け、「選抜コミュニティ」の概要および対策方法を前編と後編の2回に分けて紹介していきたいと思います。
前編の今回は、主要選抜コミュニティ4つの特徴と、選抜コミュニティの実態について、また後編では、選抜コミュニティの選考の対策方法を解説します。
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選抜コミュニティとは
選抜コミュニティとは、外資系トップティア企業(主に外資系の投資銀行と戦略コンサル)志望の学生が集まる限定コミュニティです。
厳しい筆記試験、グループディスカッション(GD)、面接などの試験を通じて選抜された「トップレベルの就活生」のみがメンバーになることができます。
尚、どの選抜コミュニティにおいても、基本的に学生は無料で参加できるものがほとんどです。
サービス内容
選考を通過し、コミュニティのメンバーとなった学生は、外資系トップティア企業の内定へ向けた手厚いサポートを得ることができます。
具体的には、
・トップティア内定者によるメンター制度
・グループディスカッション対策講座
・ケース対策講座
・ジョブ対策講座
・企業タイアップ講座
などが挙げられます。
選抜コミュニティに所属する学生はこのようなサービスを受け、十分な対策を重ねたうえで外資系トップ企業の選考に臨むことになります。また、その過程で、同期の中でもトップレベルの学生達と横のつながりを持てることも大きなメリットといえます。
各選抜コミュニティの特徴
一口に選抜コミュニティと言っても、様々な団体が存在します。ここでは、具体的にどのような選抜コミュニティがあるのかをそれぞれの特徴と併せていくつかご紹介します。
YC Seminar(YC塾)
YC塾は2013年4月から活動が開始された非営利組織です。つまり、法人による運営ではなく、社会人・内定者によるボランティアの組織なのです。
YC塾の最たる特徴とも言えるのが、外資系トップティア企業を「コア6企業」と定め、コア6企業を志望する学生を重点的に支援している点です。
コア6の内訳は、外資系投資銀行(ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、 J.P.モルガン)、戦略コンサル(マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、ベイン・アンド・カンパニー)のトップティア企業です。非常に限られた範囲にターゲットを絞っており、同業界の難関企業として知られるA.T.カーニーやシティグループなどですら、目標として掲げられていません。
ちなみに、24卒(10期生)は8人の塾生がいたようです。
受講生1人に対し専属のメンターが1対1でつく制度を取っています。毎年10人未満と受講生が少ないのは、限りがあるメンターの人数に就活生の数を合わせるため、厳しい選考を行っているからではないでしょうか。
また、卒業後に内定者メンターとして次世代の就活生をサポートする事が入塾時点での約束となっているのも特徴的です。このようにして、毎年トップ企業内定者による運営継続システムが続いているとのことです。
22卒の内定実績は以下の通りです。
引用元:YC塾 公式サイト
FactLogic Executive
通称「ファクロジ・エグゼ」。
運営母体は人材紹介業で力を伸ばしているスローガン株式会社です。「FactLogic」のほかに「Goodfind」「FastGrow」といった就活・キャリアに関連するメディアを運用しています。
公式サイトには「合格率3.9%」と掲載されており、非常に優秀な学生が多く集まるコミュニティであることが伺えます。
23卒の会員は39名であり、以下の通りそうそうたる合格実績を上げています。
Alternative Internships
通称「オルタナ」。
運営母体は、新卒採用のほかに人事コンサルティングや中途採用支援を行っている「iBeck」という会社です。
会員のレベルがA、B、C、Dの4段階となっており、Aに近づくほど参加できる講座が増え、B以上の学生にはメンターが付く制度になっているそうです。
就活生の間では、就活対策講座の質が非常に高いことで有名です。また、講師の方のレベルの高さに驚かされたという声も多く耳にします。
引用元:Alternative Internships 公式サイト
外資就活アカデミア
外資就活も20卒より選抜コミュニティ「外資就活アカデミア」の運営を開始しています。
25卒の募集ページに掲載されていた紹介文を下に引用します。
外資就活アカデミアとは、選考を通過した「最高レベルの就活生」を「最高レベルのビジネスパーソン」に育て上げることをビジョンとしたコミュニティです。
外資就活アカデミアはトップオブトップ志向、トップティア7企業を対象企業とします。
外資就活アカデミアは、同期との横のつながり、トップティア7企業内定者からのメンタリング、アカデミア卒後コミュニティ所属の卒業生である現役ビジネスパーソンとの縦のつながりを提供します。
トップティア7企業
マッキンゼー・アンド・カンパニー, ボストンコンサルティンググループ, ベイン・アンド・カンパニー, ゴールドマン・サックス, モルガン・スタンレー, J.P.モルガン, バンク・オブ・アメリカ
外資就活アカデミアも他の選抜コミュニティ同様、メンタリングや講座、案件紹介といったサービスを提供しています。
外資就活ドットコムのサービス運営にて培ったクライアントとのコネクションを生かし、さまざまな案件を紹介しているのが特徴です。
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その他の選抜コミュニティ
今回はIBD・戦コン志望者が多く在籍する選抜コミュニティのうち主要な4つを紹介しました。他にも以下のように様々な選抜型コミュニティがあります。是非チェックしてみてください。
気になる疑問
さて、ここまで選抜コミュニティの概要と各選抜コミュニティの特徴を説明してきましたが、中にはまだまだ疑問点が残る方も多いのではないでしょうか?
この章では、学生が気になるであろう疑問をいくつかピックアップして、それにお答えします。
どんな属性のメンバーが所属してるの?
大学の属性はやはり東大・京大・一橋・東工・早慶といった大学がほとんどを占めます。
選考にケース面接やGDが課されるため、大学名に囚われず地頭が良いことはほぼ必須の要件となります。しかしそれだけでなく、体育会所属・起業経験・帰国子女・有名高校出身・コミュ力の高さなど、何かしら秀でた属性を持つ学生が多いように感じられます。
複数所属していいの?
勿論大丈夫です。しかし、複数のコミュニティに合格できるような人は一握りなので、複数参加したい場合は出来る限り多くの選考を受けてみるべきです。その上で、もし複数合格できた場合は、一旦それぞれのコミュニティに参加してみることをお勧めします。
参加後に、メンターの質や自分との相性などを加味し、自分がどこのコミュニティをメインとするのか、もしくは複数にコミットし続けるのかを決めるのがよいと思います。
就活対策以外に何かいい事はある?
メンターと仲良くなれれば、飲み会などが開催されるところもあるようです。自分より1年先に入社するメンターの私生活や、内定者時代の心構え、やるべきことなどの話を聞ける貴重な機会であり、就職活動のモチベーション向上にも繋がるのではないでしょうか。
入れば必ず内定できるの?
選抜コミュニティに所属する学生の大多数は戦コン・IBDのどこかしらに内定します。中にはMBB、IBDトップティアから複数内定する人もいます。
ただ、基本的にはほとんどの学生が複数内定する一方で、結局はどこにも受からず他の業界に就職する人も一定数はいます。つまり、コミュニティに入ることで必ずしも内定が約束されるというわけではありませんが、コミュニティの選考を潜り抜けられる就活生は十分に戦コン・IBD内定のポテンシャルを秘めているといえるでしょう。
おわりに
いかがでしたか。今回は前編として、選抜コミュニティの概要について解説しました。
後編では、選抜コミュニティの選考フローや具体的な対策方法を解説していきます。
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