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【22卒保存版】主要選抜コミュニティの選考フロー・対策方法を徹底解説~選抜コミュニティの実態・選考対策まとめ(後編)~

はじめに

こんにちは。外資就活コラムチームです。

就活に向けて早期に動き出している22卒の皆さん向けに前編と後編の2回に分け、「選抜コミュニティ」の概要および選考対策方法をご紹介しています。前編では主要な選抜コミュニティの特徴や実態についてご紹介しました。

後編となる本コラムでは、選抜コミュニティの元所属メンバーでありそれぞれIBD、戦コンから内定を獲得した2人の方に実施した選抜コミュニティ選考の対策方法についてのインタビューをお届けします。

実際に選抜コミュニティの選考を通過した優秀な内定者の生の声ですので、 ぜひ参考にしてください。

各選抜コミュニティの選考フロー

具体的な選考対策方法のご紹介に入る前に、まずは選抜コミュニティの選考ではどのような選考プロセスになっているのかを確認してみましょう。

選抜コミュニティに参加するためは、企業のインターンシップ選考や本選考と同様、グループディスカッション(GD)個人面接といった選考プロセスを経る必要があります。選抜コミュニティの選考フローを把握し対策することは、本選考の早期対策にもなり得るでしょう。

以下に20卒で実際に行われた各選抜コミュニティの選考フローをまとめました。

YC塾
選考時期:4月と9月の年2回
フロー:筆記試験→GD→個人面接

FactLogic Executive
選考時期:3月と9月の年2回
フロー:筆記試験→GD→ES→個人面接

Alternative Internships
選考時期:2月と8月の年2回
フロー:GD複数回

外資就活アカデミア
選考時期:3月と9月の年2回
フロー:ES→筆記試験→GD→個人面接

※選考時期、選考フローは毎年変わりますので、詳細は各選抜コミュニティのサイトからご確認ください。
※YC塾、Alternative Internshipsでは、22卒向けの早期選考会は始まっており、FactLogic ExecutiveのES免除 エントリー締切は2020年2月28日(金)12:00までとなっています(定員に達した場合、早期にエントリーを締め切る場合があるそうです)。

上記の通り、一部のコミュニティではESが課される場合もあるそうです。実際にESの中身がどの程度見られているかは定かではありませんが、念のためにしっかりと自分の就活の軸やその志望業界への志望動機を練っておきましょう。

コミュニティの選考回数や時期は開催年度やコミュニティによって異なりますが、年2回、春(2~4月)と秋(8~9月)に選考が行われている場合が多いようです。

春選考と秋選考で異なる点を挙げるとすれば、春選考では以上に挙げたような選考プロセスの全てが実施されるのに対し、秋選考ではGDが省略されるなど一部選考プロセスが省略されることもある点です。

「とすると、秋選考の方が楽なのでは?」と思われる学生の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、秋選考から選考に参加する場合のデメリットもありますので、受けるのであれば秋選考よりも春選考を受けることをおすすめします。元メンバーの方へのヒアリング情報によると、秋選考から選考に参加する場合の欠点としては以下の3点があるそうです。

<秋選考から選考に参加する場合のデメリット>

・どこの選抜コミュニティでも、戦コンのサマージョブに合わせ夏までには選考対策が終わるよう講座が設計されているため、秋から参加では全ての講座を受けることができない

・秋選考は選抜コミュニティ側の内定実績向上を主目的として実施されることも多く、既に多数の戦コン・IBDのサマージョブに参加経験のある学生が中心として選抜される傾向が強い

・枠数が限られる一方で応募学生の能力は高く、倍率も高い

選考コミュニティに入りたい方は春選考に狙いを定め、万全の対策をしてぜひとも選抜コミュニティへの切符を掴み取りましょう。

選抜コミュニティの評価基準

では、実際に選抜コミュニティではどのような点が評価されているのでしょうか。

関係者へのヒアリングによると、各コミュニティの選考では大まかに以下の二つの点を見られる傾向があるそうです。

・論理的思考力
・コミュニケーション能力

上記二つの能力の中で、基本的には論理的思考力が重視されています。日系大手だと逆にコミュニケーション能力の比重が高めになるのですが、コンサル・外銀では論理的思考力がベースになります。

ただし、論理的思考力に比べ比重は若干劣りながらも、コミュニケーション能力も選考要素に入っているので、GDメンバーを強引に論破してしまうと減点対象になってしまいます。

コミュニケーション能力が重要視される背景には、コンサル・IBD業務がクライアントワークであること、チームワークが求められる職務であることが挙げられます。特に「相手に分かりやすく説明ができるか」といった点や「面接官のアドバイスを素直に反映しようとしているか」といったように、いわゆる「傾聴力」があるかどうかが評価されています。

選考フロー別対策方法

ではいよいよ選考フロー別の対策方法についてのインタビューをご紹介します。今回は実際に選抜コミュニティに所属され、見事IBDと戦コンの内定を勝ち取られた2人の方にご登場いただき、具体的な対策方法について語っていただきました。

<プロフィール>
Aさん私立理系の院生。二つの選抜コミュニティに所属し、春から外資系投資銀行に勤務予定

Bさん国立文系の学部生。一つの選抜コミュニティに所属し、某戦略コンサルティングファームから内定獲得

 

ーーまずはじめに、簡単に自己紹介をお願いします。

Aさんはじめまして。Aです。私立理系の院生です。選抜コミュニティには二つ所属していました。来年の春から外資系のIBDに勤務する予定です。よろしくお願いします。

BさんBです。私は国立文系の学部生です。一つの選抜コミュニティに入っていて、某戦略ファームから内定をいただきました。

ーーでは早速、選抜コミュニティの各選考フローの対策方法についてお聞きしたいと思います。ESを書く際に何か意識されていたことはありますか?

Aさん正直な話、ESに関してはあまり気を使いませんでしたね。そもそも選抜コミュニティに入るのにあまりESの内容は見ていない気がします。ESの提出がないコミュニティがほとんどですし。単純に簡潔に論点がわかるようなものを提出すれば大丈夫だと思います。私の場合は志望企業群を書いていました。

BさんAさんのようなESでも受けるのであれば、ESはあまり見られていないのかもしれませんが、私の場合は結構しっかり練りましたね…。なぜそのコミュニティがいいのか、コミュニティに所属したらどんな能力を伸ばしたいのかなど、実際の企業の選考でも聞かれそうなことを書いていました。

ーー筆記試験はどう対策したら良いでしょうか?

Aさん私の場合は筆記試験に関しては多少は対策しました。具体的には判断推理の参考書「上・中級公務員 標準判断推理―確かな解答力が身につく“基本書”」や、GMATの参考書「新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略」を解いていました。

SPIの参考書「2021最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」も解いていましたが、選抜コミュニティではSPIレベルの優しい問題は出題されませんでした。

Bさん私はSPIの対策を行いました。参考書はAさんと同じ本を使っていました。また、判断推理とGMATもやりました。こちらについてもやっぱりAさんと一緒の参考書を使っていましたね(笑)。

ーーGDはどう対策したら良いでしょうか?

Aさん私の場合は先輩から話を聞いて対策をしていました。GDはある程度はやるべきことや進め方が決まっているので、そこさえ押さえておけば落ちることはまずないと思います。

具体的にはホワイトボードがあれば図を描くことで参加している学生全員が見やすいようにするとか、そういう細かいところですね。あと、議論の流れを考えておいて、少し逸れそうになったら修正することで自分の冷静な分析力をアピールしていました。

Bさん正直対策できないですね。私はとりあえず思ったことを言うようにしていました。

議論を止めてでも思ったことをはっきり言うことが大切です。時々議論の流れを遮ってしまうのではないかと心配して自分の意見を言えない人もいますが、GDは減点方式ではなく、加点方式なので、とにかく発言しないと話になりません。

臆さないことが選考突破の秘訣だと思います。

ーー個人面接はどう対策したら良いでしょうか?

Aさん私はIBD志望として選考を受けていたので、個人面接ではガクチカや志望動機を深掘りされました。私は話の内容と話の伝え方の両軸で対策していました。「刺さるエピソード」を「端的」に述べるということです。

どんなエピソードが面接官に刺さるのかは正直面接官次第なのですが、多くの人が良いなと感じるようなエピソードが含まれていれば間違いありません。まずはガクチカや志望動機を400字程度で一度ワードに落としてみるといいと思います。

初めは字数を稼ぐという意識が働きどうしても内容が冗長になってしまうので、私は一度書き終えたらより短くできる表現はないか、同じことを繰り返し述べてないかなどの観点から文章を繰り返し推敲しました。内定者・社会人・友達・両親など多くの人に内容を添削してもらい、アドバイスを受けるのもいいと思います。自分が想像もしなかった観点からのコメントやアドバイスを多く得ることができれば収穫です。

話の伝え方においては、焦らず落ち着くこと、堂々とすること、意識してゆっくり話すことを人一倍意識していました。どんなに良い内容のエピソードでも、何が言いたいのかが伝わらなくては台無しです。

ーーBさんはどうですか?

Bさん私は戦コン志望だったので、ケース対策をメインに行っていました。初めに取り掛かったのは「東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ『地図化』」という本です。

他には新聞を読んで最新のニュースを確認していました。私は経済学部でリアルな世界のことに対しては無知だったので、新聞を読んで実際のビジネスケースを確認していたことが意外と役立ったと思います。

ーー個人面接ではどのようなところが見られていたと思いますか?

Aさんとにかく知的好奇心だと思います。これはあくまで私の面接の場合ですが、とにかく何を言っても面接官の方に否定されました。それでも否定されてただいじけてしまうのではなく、とにかく面接官に言われたことを考え直すことで時間の許す限り深く思考するようにしていました。よくケース面接やフェルミ推定ではいわゆる「方程式」のようなものに情報を当てはめて深掘りをしない人がいますが、そういう人はコミュニティの高倍率の選考は突破できないと思います。

Bさん何せ戦コン志望だったので、論理的思考能力が一番見られていたと思います。たとえ言っていることが間違っていても、それが何らかのデータなどの根拠に基づいているのか、それともただ憶測で言っているだけなのかなど、その人の考え方のスタイルが評価されていたと思います。

ーー論理的思考能力というのは鍛えることができるものでしょうか? また、できる場合どのように鍛えればいいのでしょうか?

Bさん論理的思考能力は一朝一夕に鍛えられるものではないと思いますが、時間をかければ一定レベルまで身につけることは可能でしょう。ここで私が「一定レベルまで」と言ったのは、先天的な才能として圧倒的な論理的思考能力を持つ最強就活生達を数多く見てきたからです。

私は凡人だったので、ひたすら論理的思考能力にまつわる本を読んでインプットし、模擬ケースなどでアウトプットすることを繰り返していました。最後に私のおすすめの書籍をご紹介します。

終わりに

今回のコラムでは選抜コミュニティの選考プロセスの注意点や、どのような点が評価されているかについて選抜コミュニティの元メンバーの方の生の声をご紹介しました。

選抜コミュニティの通過を目指す22卒の皆さんはぜひ参考にしてください。

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