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【26卒必見】外資系投資銀行サマーインターン ESの書き方|例文付き

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外資系投資銀行IBDサマーインターンへの備えはES対策から

こんにちは、外資就活 外銀チームです。
26卒外銀投資銀行部門(以下外銀IBD)志望の方にも、サマーインターンの足音が近づいてきました。
第一の関門であるES提出では、どのような書き方と内容が求められるのでしょうか。

今回は外銀IBDにおける、サマーインターンESの書き方についてお伝えします。
また、外銀IBDの選考において、サマーインターンに参加することの重要性についてもお話しします。

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2024/6/16(日)23:59締切
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内定への近道はサマーインターンの参加

まず、サマーインターンに参加すると本選考で圧倒的に有利になります。実際に外銀IBDの内定者に占めるサマーインターン参加者の比率は非常に高く、内定者の9割がサマーインターン参加者という企業もあるそうです。

もちろんサマーインターンに参加していない学生にも、ウインターインターンへの参加を経由すれば本選考の門戸は開かれていますが、その場合はウインターインターンで相当なインパクトを残す必要があることを肝に銘じて選考に臨むべきです。近年は、ウインターを開催していない企業も多いので注意が必要です。

サマーインターンの参加者であれば「サマーインターンで実務に触れ、外銀IBDへの志望度が上がった」「実際に社員と交流して、カルチャーフィットを感じた」など、本選考の志望動機をより具体的に、より納得感のあるものにできます。

一方でサマーインターンに参加していない場合、「なぜIBDを志望しているのか」「なぜこの会社なのか」について納得感のある内容を書くのが難しくなるのは、想像に難くないでしょう。

また、企業がサマーインターンを開催する背景には、学生の性格や能力、資質をなるべく早い段階から時間をかけて把握したいという企業側の意図があります。外銀IBDで新卒採用を行なっている多くの企業において、サマーインターン後にいわゆる「囲い込み」(注:優秀層を対象にリクルーターがついて選考対策のアドバイスを行なったり、クローズドの食事会を行うこと)が行われている点にも、この意図が表れています。

本選考が終わった後、春に追加募集が行われる場合もありますが、このような募集の実施は内々定者が辞退した場合などの特例ケースに限られますので、完全に運次第です。確実に外銀IBDの内定を得るためには、まずサマーインターンに参加することを目標にしましょう。

サマーインターンに参加するには、余裕を持って志望動機を練る必要があると心得よう

ESには洗練された志望動機を記載する必要があるため、作成にはある程度時間がかかります。そのため、自分が受ける企業のESの締切日をあらかじめ把握しておきましょう。また外銀IBDではESの提出と同時にWebテストやテストセンターでの筆記試験が課せられることも多いですので、テスト対策の時間も加味して予定を立てましょう。
加えて、企業によっては、英語で答える項目もあるため英語に自信のない人は、より早くから対策を始める必要があります。

ESは、

① 就活サイトで過去のESを見てみる
② とりあえず書いてみる

③ 書いたESを客観的に見直す
具体的には、
・一行ごとに「本当に?」「なぜ?」を問いかける
・同じ内容をより短い言葉で表現できないかチェックする
インパクトある表現が使えないかチェックする
④ 書いたESを他者に添削してもらう(内定者に頼むのが望ましい)
⑤ 添削の結果を受け、再度書き直す

の5つのプロセスを繰り返すことが望ましいですが、このプロセスを行うには相応の時間がかかります。つまり提出期限から逆算し、早めに準備しないと間に合わないのです。これらのプロセスに関しては、英語も日本語も同様です。文法などに心配のある人は、内定者や帰国子女の学生にチェックしてもらうのも手です。

このプロセスはインターン・本選考いずれのES対策においても共通しています。しかし両者の間で異なるのは、インターンの志望理由に求められるのが「インターンへ興味を持ち、参加したいと思った理由」であるのに対し、本選考の志望理由に求められるのは「外銀IBDで働きたいと思い、その会社でないといけない理由」である点です。

また、内容面に関しても重要な点があります。それは、書いた志望理由などが納得できる経験に基づいているかということです。外銀を受ける上で、インターン・本選考関係なくこれまでの経験はかなり重要視されます。面接の準備も兼ねて、ESの時点から外銀IBDに結びつく納得感のある経験を伝えられるようにしましょう。

ちなみに、サマーインターンで一定の評価を得た学生は、一般的に公開されている本選考スケジュールとは異なる優遇ルートに招待される場合があります。優遇ルートではランチ会やフォローアップ面談を経て11~12月に内々定獲得、という選考フローですので、その場合は本選考用にESを作成する必要がなくなります。

ただし、この場合でも面接では必ず志望動機を聞かれることに加え、優遇ルートに乗るにはそもそもサマーインターンへの参加が必須ですので、早めのES準備が欠かせないことには変わりありません。

過去サマーインターン通過者のESを参考にしよう

ESを書き始める前に、過去ES選考を通過した先輩のESをみてみましょう。
以下にいくつか実例を紹介します。

・【24卒ゴールドマン・サックスIBDサマーインターンES】

質問内容:「志望理由(字数制限無し)」
【解答】
私が投資銀行部門を志望する理由は二つあります。 一つ目は日本企業の世界におけるプレゼンスを投資銀行部門のM&Aおよび財務戦略によって高めたいからです。この考えは私が過去に◯◯に住んでいた経験に起因します。◯◯の都市部に行くと◯◯をはじめとして街中で日本企業の名や日本製品を見かけることが多く、遠く離れた地でも一定の存在感を示す日本企業そして日本自体に誇りを感じるようになりました。しかし現在では◯◯からは日本企業の名は消えています。同様に日本経済の低迷に伴い日本企業の国際競争力は下がり、中国やアメリカに大きく引き離されています。そんな中、日本企業の成長・発展のためにM&Aおよび資金調達を手助けする投資銀行の存在は必要不可欠であると考えています。特に日本でのM&A市場の対GDP比はアメリカやイギリスと比較して小さく、今後日本企業の更なる海外進出を牽引する可能性のある分野であると考えています。自身もファイナンスの専門家として顧客企業およびそれに伴う日本経済の成長に貢献したいと思っています。 二つ目は自身が成長できるレベルの高い環境であると考えるからです。私が所属する◯◯では目標に向け部員60名が日々練習を重ねています。お互いをサポートし合いながら厳しい練習を個人ではなく部全体でチームとして目標に向き合って乗り越えて行く中で一選手及び人間として成長できていったと痛感しています。常に企業に対して強い責任感を持つことが求められ、優秀な人材が集まる投資銀行部門にて切磋琢磨をすることで貴社の成長と共に自分自身もバンカーとして成長できると思っています。

・【24卒モルガン・スタンレーIBDサマーインターンES】

質問内容:「モルガン・スタンレーに入社をしたら、何を実現したいですか?(300文字以下)」
【解答】
私は財務の専門家として日本の事業会社の海外進出を財務面から支援したい。この目標を実現すべく、10年以上日本関連案件において、案件数・規模ベースで国内トップの実績を持ち、ジュニアのうちから大型案件に多数携わることが出来る貴社で最速で成長したいと考える。貴社では、希望によりIBD・GCMの別チームへ異動する機会も与えられるため、この機会を活用し、カバレッジ/プロダクト部門の双方の経験を積みたいと考えている。これにより、顧客とのリレーションを切らすことなくMAバンカーとしての専門性も深めることができ、顧客に対して最適な提案が出来るシニアバンカーに成長することが出来ると考えている。質問内容:「Please provide details of your extracurricular activities, including any positions of responsibility that you’ve held and would like to highlight. Please type in Japanese (within 400 characters).」
【解答】
〇〇コンサルファームでのインターンにおいて、大手家電メーカーの〇〇事業策定に用いるフレームワークを作成し最終報告書に採択された。 学生の間に学問だけでなく実務を通じた経営課題解決のハードルの高さを体感することが必要と考え、休学を活用しインターンを行った。自身の業務の完成度が低ければ社員の足を引っ張ってしまうことになるため、社員の方々と緊密な進捗共有を意識した。また、他ファームのフレームワークでは既存の〇〇方式の差異に着目していたが、新たな〇〇モデルを検討する際にも活用できるよう顧客提供価値に着目し、〇〇事業の類型化を行った。その際に、別タスクとして行った他社事例がどの類型に該当するかを確認すると共に、該当事例の少ない類型に関しては追加でリサーチを行うことで、フレームワーク原案の策定とリサーチ精度の向上を同時並行で心掛けた結果、最終報告書に採用された。

・【23卒バンク・オブ・アメリカIBDサマーインターンES】

質問内容:「あなたが選択した部門の機能と、バンクオブアメリカ・メリルリンチを志望した理由を、あなた自身の言葉で教えてください。」
【解答】
貴部門の職務は、資金調達およびM&Aのサポートを通じて、企業の持続的かつ確実な成長に貢献することだと考える。その中でも貴社を志望する理由は、以下の三つの変化を実現できると考えているからだ。一つ目は個人の変化だ。ローテーション制度を採用する貴社において、アナリストの段階から幅広い経験を獲得し、優秀な上司のもとで働くことで個人として最速の成長を実現したい。二つ目は企業の変化だ。M&AやIPOといった企業の重要な経営判断に携わることで企業の確実な成長に寄与したい。三つ目は社会の変化だ。影響力を持つ企業の成長に貢献することで、社会の変化に携わりたい。企業の成長と同時に、社会全体の利益増大も実現したい。

・【23卒シティグループIBDサマーインターンES】

質問内容:「シティグループに伝えたいことを自由に表現してください。(1000文字以下)」
【解答】
私がシティグループ、中でも投資銀行部門を特に強く志望する理由を貴社に伝えたい。  まずシティグループを志望する理由に関しては、貴社には「教え好き」のカルチャーがあるという記事を拝見し、その点が魅力的だったからである。私は大学での学びを通してある程度の知識を身につけていますが、実務的な理解は乏しいというのが正直なところです。殺伐とした雰囲気が投資銀行からは想像されますが、貴社は全く異なる社風なのではないかと推察し、志望する。  次に、そもそもなぜ投資銀行部門を特に志望するかである。この点に関しては2つの理由をお伝えしたい。  1点目は、日本企業の発展に投資銀行部門が貢献できると考えたからである。昨今、日本企業は国内市場の縮小化に伴い、事業ポートフォリオ改革や海外進出を余儀なくされている。事業の入れ替えや多角化、また海外進出する多くの企業はM&Aを活用しており、今後もこの傾向は強まると考えられる。M&Aのプレゼンスの高まりを受けて、投資銀行部門の重要性も増すと考えた。また、日本企業の持続的な発展にリスク資本を増加させることは重要であると感じる。この点に関しても投資銀行が証券化などを通して貢献できると考えます。  2点目は、ゼミで培った仮説検証を繰り返し課題解決を目指す能力が活かせると考えたからである。私は財務諸表分析や企業価値評価を扱うゼミに所属している。そこでは定性的に記述される企業の諸問題と財務数値との関連を分析し、問題に対する解決策を考えている。複雑な問題に対して、一度に解を導き出すことはできず、自分たちで課題に対して仮説を設け、それが正しいかを検証し続ける必要がある。この力は、例えば多角化のためにM&Aの買収先を探している企業があるとして、適切な投資先を提案するには、仮説検証を繰り返して提案先企業にフィットすることを示さなければならない。

・【21卒UBSグループIBDサマーインターンES】

質問内容:「How do you think you can contribute to the success of UBS?(within 1000 characters)」
【解答】
There are two points that I can contribute to the success of UBS. The first one is the ability to analyze things. It is the tutor’s experience that made the most of this strength. I have been supporting students’ goals by (1) analysis of notes and tests and (2) confirmation of students’ reactions during class. Based on these analyses, I practiced teaching according to the students’ level of understanding and contributed to the desired school pass. I believe that this ability can be used in investment banking business that needs to analyze the client’s issues accurately and make the optimal proposals. The second one is toughness. In addition to research at university, I have been actively engaged in practical training of the faculty of 〇〇, club activity and part-time job. I have been highly rated at all the activities while doing multiple tasks simultaneously. I am confident that I can demonstrate high performance at investment banks that require physical and mental toughness.

いかがでしょうか。
業務理解やキャリアビジョン、自由に伝えたいことなど、さまざまな質問がありますね。
実際に通過したESでは、どのような全体の構成で文章を展開し、どのような内容で志望度のアピールしているのか、といった点を大いに参考にできるのではないでしょうか。

先輩が書いたその他企業のESを見たい場合は、選考体験記をご覧ください。

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