【保存版】人気投資銀行(外資系/日系)のWebテスト・テストセンター・筆記試験対策まとめ
2024/02/17
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投資銀行最初の難関、テスト・筆記試験
こんにちは、外資就活 金融チームです。
今回は、投資銀行の本選考プロセスで一番最初にぶつかることになる、就活三大テスト 「Webテスト・筆記テスト・テストセンター」 の対策方法を解説していきます。
投資銀行を受ける予定がなくても、有名企業を志望する就活生であればゆくゆくは受けることになるテストです。テストの重要性や対策法と併せてご覧ください。
※本コラムで紹介する情報は、21~25卒の就活生の体験レポート及びコラムチームに在籍する学生の経験等から構成した内容です。本年度の内容と相違がある場合も考えられます。予めご了承ください。
意外にも選考を左右する試験結果
この記事を読んでいる学生の多くは、面接前に課される試験を甘く見ているのではないでしょうか。恐らく「ボーダーを超えれば大丈夫」、さらに「そのボーダーもそこまで高くないから大丈夫」と思われている方が多いと思います。
しかし、 実際にはその試験の出来が意外にも内定獲得に大きく左右します。 特に投資銀行のインターンに未参加で、企業側からの評価が未知数の学生に関しては、試験の出来がかなり大きな影響を与えます。その理由は主に2つあります。
大人数の学生から人数を絞るための足切りに使用される
当たり前ですが、試験であまりにも低い点数を取ってしまった場合には、その段階でどんなに素晴らしいESや経歴を持っていても容赦なく落とされます。
その理由は、投資銀行に応募する学生は多くが素晴らしい経歴を持っており、それなりに完成度の高いESを提出するからです。
そのため、企業側が全員のESや経歴などを見るには膨大な時間がかかってしまいます。しかし、企業側もそこまでの時間を採用に費やせない為、試験である程度学生の人数を減らす可能性が非常に高くなります。
海外大卒でTOEIC満点や、東大理系院生で国際学会に論文を通している、といった圧倒的な経歴を持っていない限り、しっかりと対策を行いましょう。
本選考中の面接での評価に関係する
また、自分がボーダーを超えている実力や圧倒的な経歴を持っているからと言って、過信するのは危険です。 なぜなら、試験の点数は面接官に共有され、その点数によって、面接の難易度も変わってくることがあるからです。
自宅でのWebテストではこの傾向はあまり見られません。なぜなら、そこまで難易度の高い問題が出題されることはなく、受験者同士で差が出にくいからです。
しかしながら、会場で受ける筆記試験やテストセンターの場合は話が別になってきます。このような試験では、受験者個々の能力に差が出やすいもの(短時間での計算問題など)が課されます。
また、こうした試験の場合は結果が面接官に共有されることが多く、たとえ筆記試験を突破したとしても点数が悪くてはそのあとの面接で与える印象は芳しくありません。
聞いたところによると、 海外大卒で英語はペラペラの学生も、本選考で試験の出来が悪かったことをかなり追及されたようです。一方で、TOEICの点数が600未満にもかかわらず、高難度の試験で満点を取り、見事外銀の内定を獲得したという方もいるそうです。
特にインターンに参加しておらず、学生のキャラや思考力が把握されていない場合、試験の結果のみで面接官にバイアスがかかってしまいます。そのため、インターンに参加していない学生は、試験で高得点を取ることを強く心掛けるべきでしょう。
テストの種類はそこまで多くないので、一ヵ月もあれば対策は可能
ここまでは試験の大切さを説いてきましたが、実際にはそこまで時間をかけなくても点数を向上させることは可能です。コンサルティングファームで行われるケース面接やフェルミ推定といった思考力を上げる必要がある選考とは根本的に異なるので、この記事を読んだらすぐに対策を始めましょう。
筆記試験対策をするにあたっては、まずは共通型試験(SPIや玉手箱)の対策から取り掛かりましょう。
理由としては、まず共通型試験の勉強をすると基礎力がつくこと、独自型試験に進むためにまず共通型試験を突破しないといけない会社があること、共通型試験の対策は他社・他業界の選考にも役立つことなど挙げられます。
また独自型試験に関しても、SPIと問題形式が類似していたり、判断推理ばかりが出題されたりなど、共通型試験の勉強がそのまま生かせるような問題形式のものが多いです。そのため、ひとまずサマーインターンまでは共通型試験の完成度を高めることを最優先で行い、独自型試験のある会社を受験する方はそちらの対策も個別に行いましょう。
外銀の選考で使用されるテストは大まかに三つに分けられます。自宅で受けるタイプの 「Webテスト型」 、指定された場所で受けるタイプの 「テストセンター型」 、そして実際に会社で受けることになる 「筆記試験型」 の三つです。
今回は就活生に特に人気の外銀9社(ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、UBSグループ、バークレイズ、クレディ・スイス、ドイツ銀行グループ)を中心に、ブティック系投資銀行2社および日系5大証券についても触れていきたいと思います。
各社が採用しているテストをまとめると以下の通りです。
就活生のみなさんは自分の志望している企業が採用するテスト形式を抑え、しっかりと対策を立てましょう。
※今後変更されることがあります。ご了承ください。
Webテストを採用している企業と対策
Webテストを選考プロセスに組み込んでいる外資系投資銀行は J.P.モルガン、UBSグループ、バンク・オブ・アメリカ、ドイツ銀行グループ、モルガン・スタンレー(コロナ前まではテストセンター)、シティグループ の5社になります。
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