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【26卒保存版】人気投資銀行(外資系/日系)のWebテスト・テストセンター・筆記試験対策まとめ

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投資銀行最初の難関、テスト・筆記試験

こんにちは、外資就活 金融チームです。

今回は、投資銀行の本選考プロセスで一番最初にぶつかることになる、就活三大テスト「Webテスト・筆記テスト・テストセンター」の対策方法を解説していきます。

投資銀行を受ける予定がなくても、有名企業を志望する就活生であればゆくゆくは受けることになるテストです。テストの重要性や対策法と併せてご覧ください。

※本コラムで紹介する情報は、21~25卒の就活生の体験レポート及びコラムチームに在籍する学生の経験等から構成した内容です。本年度の内容と相違がある場合も考えられます。予めご了承ください。

意外にも選考を左右する試験結果

この記事を読んでいる学生の多くは、面接前に課される試験を甘く見ているのではないでしょうか。恐らく「ボーダーを超えれば大丈夫」、さらに「そのボーダーもそこまで高くないから大丈夫」と思われている方が多いと思います。

しかし、実際にはその試験の出来が意外にも内定獲得に大きく左右します。特に投資銀行のインターンに未参加で、企業側からの評価が未知数の学生に関しては、試験の出来がかなり大きな影響を与えます。その理由は主に2つあります。

大人数の学生から人数を絞るための足切りに使用される

当たり前ですが、試験であまりにも低い点数を取ってしまった場合には、その段階でどんなに素晴らしいESや経歴を持っていても容赦なく落とされます。

その理由は、投資銀行に応募する学生は多くが素晴らしい経歴を持っており、それなりに完成度の高いESを提出するからです。

そのため、企業側が全員のESや経歴などを見るには膨大な時間がかかってしまいます。しかし、企業側もそこまでの時間を採用に費やせない為、試験である程度学生の人数を減らす可能性が非常に高くなります。

海外大卒でTOEIC満点や、東大理系院生で国際学会に論文を通している、といった圧倒的な経歴を持っていない限り、しっかりと対策を行いましょう。

本選考中の面接での評価に関係する

また、自分がボーダーを超えている実力や圧倒的な経歴を持っているからと言って、過信するのは危険です。なぜなら、試験の点数は面接官に共有され、その点数によって、面接の難易度も変わってくることがあるからです。

自宅でのWebテストではこの傾向はあまり見られません。なぜなら、そこまで難易度の高い問題が出題されることはなく、受験者同士で差が出にくいからです。

しかしながら、会場で受ける筆記試験やテストセンターの場合は話が別になってきます。このような試験では、受験者個々の能力に差が出やすいもの(短時間での計算問題など)が課されます。

また、こうした試験の場合は結果が面接官に共有されることが多く、たとえ筆記試験を突破したとしても点数が悪くてはそのあとの面接で与える印象は芳しくありません。

聞いたところによると、海外大卒で英語はペラペラの学生も、本選考で試験の出来が悪かったことをかなり追及されたようです。一方で、TOEICの点数が600未満にもかかわらず、高難度の試験で満点を取り、見事外銀の内定を獲得したという方もいるそうです。

特にインターンに参加しておらず、学生のキャラや思考力が把握されていない場合、試験の結果のみで面接官にバイアスがかかってしまいます。そのため、インターンに参加していない学生は、試験で高得点を取ることを強く心掛けるべきでしょう。

テストの種類はそこまで多くないので、一ヵ月もあれば対策は可能

ここまでは試験の大切さを説いてきましたが、実際にはそこまで時間をかけなくても点数を向上させることは可能です。コンサルティングファームで行われるケース面接やフェルミ推定といった思考力を上げる必要がある選考とは根本的に異なるので、この記事を読んだらすぐに対策を始めましょう。

筆記試験対策をするにあたっては、まずは共通型試験(SPIや玉手箱)の対策から取り掛かりましょう。

理由としては、まず共通型試験の勉強をすると基礎力がつくこと、独自型試験に進むためにまず共通型試験を突破しないといけない会社があること、共通型試験の対策は他社・他業界の選考にも役立つことなど挙げられます。

また独自型試験に関しても、SPIと問題形式が類似していたり、判断推理ばかりが出題されたりなど、共通型試験の勉強がそのまま生かせるような問題形式のものが多いです。そのため、ひとまずサマーインターンまでは共通型試験の完成度を高めることを最優先で行い、独自型試験のある会社を受験する方はそちらの対策も個別に行いましょう。

外銀の選考で使用されるテストは大まかに三つに分けられます。自宅で受けるタイプの「Webテスト型」、指定された場所で受けるタイプの「テストセンター型」、そして実際に会社で受けることになる「筆記試験型」の三つです。

今回は就活生に特に人気の外銀9社(ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、UBSグループ、バークレイズ、クレディ・スイス、ドイツ銀行グループ)を中心に、ブティック系投資銀行2社および日系5大証券についても触れていきたいと思います。

各社が採用しているテストをまとめると以下の通りです。

就活生のみなさんは自分の志望している企業が採用するテスト形式を抑え、しっかりと対策を立てましょう。

※今後変更されることがあります。ご了承ください。

Webテストを採用している企業と対策

Webテストを選考プロセスに組み込んでいる外資系投資銀行はJ.P.モルガン、UBSグループ、バンク・オブ・アメリカ、ドイツ銀行グループ、モルガン・スタンレー(コロナ前まではテストセンター)、シティグループの5社になります。

J.P.モルガン

Pymetricsと呼ばれるゲーム形式の性格検査が実施されました。特別な対策は必要なく、簡易的なスクリーニング検査となっています。

バンク・オブ・アメリカ

これまで、独自のテストを採用していたバンク・オブ・アメリカでしたが近年は、自宅でのSPIが実施される場合もあるようです。対策としては、問題集や他社選考での対策が有効です。

UBSグループ

独自のWebテスト問題を出題していますが、1時間で20問程度(計数の図表の読み取り15問とコンプライアンス問題)と時間に余裕があり、難易度は比較的簡単です。形式としてはSPIに似ているものの、SPIよりも読解力が求められ、かつ業務上の出来事にどう対応するかといった、他では見ない形式の問題が出題されます。

対策をするのは難しいですが、過去の選考体験記を見るなどして、念のために受検前にどのような問題が出題されるかのイメージだけはつけておきましょう。

ドイツ銀行グループ

こちらも独自のWebテストが出題されますが、SPIや玉手箱に類似している内容ですので、市販の対策本にしっかり取り組むことが対策になるでしょう。以前はオフィス受験型の筆記試験を行っていたので、コロナの状況次第では筆記試験が復活する可能性があると言えます。

モルガン・スタンレー

コロナ前までは、テストセンターでのTG-WEBを実施していましたが、近年では自宅受験の新型TG-WEBを採用しています。計数問題では、かなりのスピードを求められるため、問題集などを使用して対策してから臨みましょう。以下でTG-WEB対策コラムを紹介しております。

シティグループ

投資銀行/資本市場本部、マーケッツ部門、リサーチ部門でWebテストを採用しています。これは、「玉手箱」といわれるもので、主に数的処理能力や図表の読み取り能力・読解力・英語力を測るために行われています。

玉手箱は「能力検査」3科目(言語、計数、英語)と「性格検査」、計4つのテストで構成されています。 また、計数は企業によって「図表の読み取り」と「空欄の予想」の2つの出題形式が用意されています。計数問題の試験時間が短いため、あらかじめ問題形式に慣れておくことも重要です。 まずは市販の問題集から手をつけましょう。

ただ、玉手箱の問題の難易度は他のテストに比べてそこまで高くないといわれています。
そのため、受検者全体の平均点もかなり高く、一問のミスが致命的になることが多々あるようです。

玉手箱については以下の記事も参考にしてください。

日系投資銀行

また、表からもわかるように、多くの日系投資銀行が玉手箱を採用しています。詳細をまとめると以下の通りです。

野村證券
試験内容:SPI (言語、計数、性格 )
特徴:インターン選考の受験結果が強制的に使い回される
会場:自宅受験

SMBC日興証券
試験内容:玉手箱 (言語、計数、性格 )
特徴:インターン選考、本選考で一度ずつ受験
会場:自宅受験

みずほ証券
試験内容:玉手箱 (言語、計数、英語、性格 )
特徴:インターン選考の受験結果の使い回しが選択可能
会場:自宅受験

三菱UFJモルガン・スタンレー証券
試験内容:玉手箱 (言語、計数、性格 )
特徴:インターン選考の受験結果が強制的に使い回される
会場:自宅受験

大和証券
試験内容:SPI (言語、計数、性格 )
特徴:インターン選考、本選考で一度ずつ受験
会場:自宅受験

投資銀行を目指している就活生が1番多く出会うことになるのが玉手箱ですので、入念な対策を練ってテストに臨むようにしましょう。インターン選考の際に受けたテストの結果を本選考で使い回すケースも多いので、早い段階で高得点を取れるように対策するのが理想的です。
おおよその目標ですが、シティグループは8~9割、日系投資銀行では7~8割取れていれば概ね通過できるようです。

テストセンターを採用している企業と対策

テストセンターを選考過程に組み込んでいる企業はゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、GCA(フーリハン・ローキー)の3社になります。

ゴールドマン・サックス GCA(フーリハン・ローキー)

就活で良く目にする「SPI方式」を採用しています。この方式は、他にもBCGや総合商社といった人気の企業、業界でも採用されています。そのため、就活をしていれば自然と対策を行っている方も多いのではないでしょうか。

テストセンターSPIは点数ではなく偏差値によって評価される点が特徴です。「正誤に応じて次の問題の難易度が変化する→正答を続けるほど偏差値が上がり、逆に誤答するほど難易度が下がる」ため、回答数ではなく正答率が重要となります。

ゴールドマン・サックスは、24・25卒では「グローバル・マーケッツ部門」「投資銀行部門」「ファイナンス部門」「オペレーションズ」「アセット・マネジメント」でSPIを採用していたことが確認されています。

モルガン・スタンレー

「TG-WEB」という方式のテストを採用しています。このテスト方式は短い時間で大量の問題を解く点が非常に特徴的です。

テストの内訳を見てみると、

計数40問/10分
非言語15問/15分
言語15問/20分
適性検査15分

となっています。

特に目を惹くのは計数、言語の問題数に対する時間の少なさです。難易度がそこまで高くないのは「玉手箱」と同じですが、TG-WEBでは形式に慣れていないと面食らって時間が足りなくなってしまうことが起こりえます。

そのため、参考書などを使って予めテスト形式に慣れておくようにしましょう。23卒では「投資銀行部門」「セールス&トレーディング部門」「リサーチ部門」「リスク管理部門」「オペレーションズ」「ファイナンス部門」で採用されていたことが確認できています。

※近年はコロナの影響もあり、自宅でTG-WEBのテストを受ける形式に切り替わっていますが、今後はテストセンター形式に戻る可能性があるので注意しておきましょう。

筆記試験を採用している企業と対策

マッキンゼー・アンド・カンパニー、ベイン・アンド・カンパニ―、A.T.カーニーを始めとして、外資系戦略コンサルティング業界では課されることの多い筆記試験ですが、投資銀行で筆記試験を実施している企業・部門は限られています。過去の体験記から確認できた情報としては、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ、バークレイズ、クレディ・スイス、ドイツ銀行グループ、ラザード・フレールの投資銀行部門が過去に筆記試験を選考に組み込んでいたことがわかっています。近年はコロナの影響もあり、廃止になったりオンラインで代替されるケースも増えていますが、今後オフィス受験型に戻る可能性も考慮しておきましょう。

ゴールドマン・サックス(21卒)

GDと同日に、90分ほどの独自問題による試験(計数9割・言語1割程度の中学受験に似た問題)が行われたそうです。
※近年は行われていません

モルガン・スタンレー(24卒)

GDと同日に、30分ほどの独自問題によるオンライン試験が実施されました。ある企業の資料をもとにした決算資料の読み取り問題(5問程度の売上高成長率など財務数値を抜き出してくる問題・電卓使用可)が出されました。知識がなくても回答可能ですが、知識があったほうが試験が有利に進むのは間違いないので、予め財務諸表を読めるようにして臨みましょう。過去に対面で開催されていた頃は、英文読解、ケース問題、TOPIX予想など多岐にわたる出題がなされていたそうです。

バンク・オブ・アメリカ(21卒)

面接と同日にオフィス受検型の筆記試験が課され、ある企業の決算資料をもとにした計算問題が出題されました。事前知識がなくても回答可能ですが、試験の制限時間を考慮すると知識があったほうが取り組みやすいと考えられます。また試験はその場で採点され、その後の面接では面接官が学生の試験の点数を把握した状態で始まるため、ここで確実にボーダーラインを超えておくことが必須となります。

バークレイズ(21卒)

面接と同日にSPI類似の筆記試験(30分30問程度)が実施されました。難易度は低いため、素早く確実に処理することが求められます。

ドイツ銀行グループ(21卒)

面接と同日に90分程度で計数(表の読み取り)と英語(文書読み取り)が課されました。

ラザード・フレール(21卒)

1次面接と同日に計数(四則演算・推理)と英語(長文読解)の独自試験が課されました。内定者曰くSPIの対策をしておくことが有効に働く内容だったそうです。

各社ごとに筆記試験の細かい内容こそ異なるものの、一般的なSPIや玉手箱・TG-WEBの対策を入念に行っていれば通過は難しくありません。加えて、財務諸表の読み取りに慣れておくと、選考を有利に進めることができるでしょう。コツコツと準備し焦ることのないようにしましょう。

早めの対策で高得点を獲得しよう

以上のように、外銀では試験に対する単純な能力を測るために、テストセンターやWEBテストを採用しているケースが圧倒的に多くなります。

そのため、コンサルティングファームほど論理的思考力が試されるというよりは、問題をたくさん解いて準備をしておく「準備力」が求められます。

自分の志望する企業の過去の傾向を知り、しっかりと高得点をとれるように準備しておきましょう。

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