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こんにちは。外資就活 編集部です。
外資就活ドットコムというサイト名を見て、「自分は日系志望だから、このサイトを見るのはやめよう」と思ったそこのあなた!
最優秀層向けの就活サイトである外資就活ドットコムは、実は外資に限らず、優秀な学生が目指すべきさまざまな企業の情報を発信しています。
前回のコラム 【保存版】トップ業界志望者の就活スケジュール・対策内容まとめ ~コンサル・投資銀行・マーケ編~では、コンサル、投資銀行、メーカーのマーケティング職など、外資系企業が多い業種・職種についてご紹介しました。
本編では、総合商社、広告代理店、総合デベロッパーの3業界に関する、仕事内容、年収、選考対策に加えて、日系就活の始め方についてもご紹介します。
日系大手の人気業界
前編でもご紹介しましたが、もう一度、人気企業ランキングを振り返ってみましょう。
このランキング表は外資就活ドットコムのユーザーの24卒に実施したアンケートを基に作成した人気企業のランキングです。
25卒の学生にアンケートした結果も見て、周りの学生がどのような企業を目指しているのか確認しましょう。
外資就活ドットコムは 東大京大一エ早慶の学生の50%以上 が利用しており、日本のトップ層の学生に絞った人気企業を把握することができます。これを見ると日系企業では、
・総合商社
・広告代理店
・総合デベロッパー
が人気であることがお分かりいただけると思います。
ではそれぞれの業界の「業務内容」「年収」「選考対策」についてお伝えします。
総合商社
仕事内容
総合商社の祖業は貿易などで モノの取引を仲介する「トレーディングビジネス」 です。しかし現在ではトレーディングで培った基盤を生かしつつ、 事業会社や資源権益へ、商社が保有する経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を投資してリターンを得る「事業投資」、その会社を直接経営する「事業経営」 へと事業領域を拡大しています。
総合商社の魅力はいくつかあります。まず、「ラーメンからミサイルまで」というキャッチフレーズで知られているように、 商材を限定せず幅広いセグメント で事業展開をしています。
また、複数の業界のインサイダー情報を有するからこそできる包括的なビジネスや、世界中にあるネットワークを生かしたグローバル規模のビジネスに携わることができます。加えて社員に対する投資にも積極的で、 語学研修やMBA制度などの社内制度 も充実しています。
一方でデメリットとしては、扱う案件の規模が非常に大きいため、若手から裁量を持って働くことが難しいという側面も持っています。そのため近年では、入社数年で退職していく新卒社員も少なくはないようです。
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年収
総合商社の新卒の年収は500万円台前後と言われています。外資系企業と比較するとそこまで高くはありませんが、日系企業としてはかなり高い水準です。また 入社3~4年目からの上がり幅が大きく、20代後半で年収1,000万円に到達するそうです 。
30代からの伸びは緩やかですが、課長職で1,500万円、部長職で2,000万円、従業員の全体平均年収は1,200〜1,500万円と言われています。
・国家規模の大きなプロジェクトに関わりたい
・経営を担える人材になりたい
・海外に駐在し、現地で主体的にビジネスを創りたい
広告代理店
仕事内容
広告業界は、 テレビや新聞といったメディアとPR活動をしたい広告主をつなぐ 役割をしています。職種は大きく営業担当、マーケティング、クリエイティブ、メディアに分かれ、それぞれが調整を行いながら広告の出稿を目指します。
広告の企画・出稿までには、企画作成・マーケティング・広告枠の調整、また広告を実際に作成する段階にも、必要に応じてタレントのキャスティングや撮影といった仕事も行います。これらを一手に担いクライアント企業のPR活動を代理で行うのが広告代理店です。
また近年では、広告代理店業にとどまらない領域にも手を広げています。これはテレビや新聞といった従来のメディアから、インターネットメディアやサブスクリプションサービスなど、消費者との接点が広がったという時代背景も大きく関わっています。
例えば、クライアント企業の商品開発から関わり、PRとその検証まで一貫して行うといったように、単なる代理店業務の領域を越えた業務を行うこともあります。
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年収
大手広告代理店2社の新卒初任給500万円程度と言われており、日系大手企業の中では大変高い水準となっています。若手のうちは年功序列の風潮が根強いため、30歳を目安に年収は1,000万円に到達するようです。
しかしながら、それ以降は実力主義の側面が強くなるとも言われており、個人の能力によって年収に開きが出ます。またこれまでは広告代理店では残業代で稼ぐことが常であったため、昨今の社会情勢や働き方改革を皮切りに、以前よりも年収が低下する可能性もあります。
・クリエイティブな仕事をしたい
・旺盛な好奇心を生かしてさまざまな業界の人と関わりたい
総合デベロッパー
業務内容
デベロッパーの仕事は、一言で表せば 「街づくり」 です。具体的な業務としては大きく分けて、
①土地を手に入れる「用地取得」
②取得した土地を計画に従い開発していく「企画・開発」
③テナントや、入居者を誘致する「営業」
④建てた物件を実際に管理・運営していく「運用」
の4段階があります。
デベロッパーの社員は、ゼネコンや地主など、さまざまな関係者をまとめてプロジェクトを進行させなければならないため、高いコミュニケーション能力が求められます。また、物件開発と言っても種類はさまざまで、オフィスビルや住宅、商業施設、ホテル、リゾートなどがあります。
総合デベロッパーで働く魅力は、さまざまな物件に携われることでしょう。
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年収
デベロッパーでは新卒の初任給は24万円程で、ボーナスを含めると500万円前後になるそうです。入社3~5年で年収800万円程度、30歳前後で年収1,000万円程度、入社20年目ごろの42歳の時点では、年収1,500万円前後になると言われています。
・形に残るものを作りたい
・人の暮らしに寄り添う仕事をしたい
選考スケジュール
では各業界の例年の選考スケジュールと、予想される傾向についてお伝えします。まずは業界別の例年のスケジュールと、選考対策を見ていきましょう。
総合商社
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