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広告業界から内定を勝ち取るための4つのポイント

広告業界から内定を勝ち取るための4つのポイント

はじめに

日系企業で人気がある業界といえば、やはり商社・マスコミ・広告ではないでしょうか。どこも万単位のエントリーがあり、倍率は1000倍に達するなんていう職種もあります。そこで、今回は広告業界から内定を獲得した方のインタビューを記事にしてみました。広告業界就活のポイントを聞いてみたので、志望している方の参考になれば幸いです。

インタビュー内容に入る前に 広告業界の種類

本題に入る前に、広告業界について簡単にご説明します。
広告業界には大きく分けて3種類あります。
1つは総合広告社です。これは主に電通は博報堂などを指します。これはクライアントのマーケティング活動全般を行っていて、広告とユーザーを結ぶために原則として広告媒体を取り扱い、企画から製作までを総合的に手がける会社です。インターネット広告と交通広告などを同時に出す際にはここに頼むと一度に依頼することができます。
2つ目は専門広告社です。日本経済社や読売IS等が挙げられます。これらは新聞、雑誌などの特定の媒体を専門として取り扱う広告会社を指し、その特定の広告分野でより広告効果を発揮します。
3つ目はインターネット広告社です。これはサイバーエージェントやオプトを指します。これらはクライアントのプロモーションにどのようなインターネット広告が最適かを検討し提案する会社です。近年、ネット広告市場は近年急速に発展しており2014年には1兆円を突破しています。今後テレビを追い抜く可能性もあり急成長している業界として注目されています。

今後の総合広告社の展望

今後インターネット広告業界が発展していく中で、総合広告会社はどのような立ち位置を維持していくのでしょうか。ここでは電通と博報堂を具体例にとって見ていきましょう。
電通は近年、オプトへの出資比率を引き上げ、サイバーコミュニケーションを完全に子会社化したりするなどしてネット広告に対応しています。また、2013年にはイギリスの広告大手ネットイージスグループを4000億円で買収、2016年にはアメリカのマークグループを600億円で買収するなどして海外投資なども行っています。
一方で博報堂は、博報堂、読売広告社、大広の3社メディア部門を分割移転して博報堂DYホールディングスを2003年に創設するなどして対応しています。

いかがだったでしょうか。以上が広告業界の前提知識となります。それではインタビューを始めます。

広告業界から内定を貰っている周りの人の雰囲気はどのような感じですか?

よく「広告業界は華やかな人ばっかだよねー」と言われるんだけど、意外とそうでもないですよ。たぶん想像しているよりもずっと地味。でもいわゆるコミュニケーション能力(笑)が高い人は多いんじゃないかな。頭いいけど孤立している人っていうよりは、みんなを巻き込んでいく人が多い気がする。大きなサークルの幹事長・役員とか、学生団体を作ってすぐ大きい団体にしちゃった人とか。取っ付きやすいけど、何か光るものを持っている人が多いですね。

広告業界から内定をもらえた理由はなんだと思いますか。

光るもの持ってるとか言ったあとに答えづらいんだけど、自分の場合はそんなカッコいいものじゃなくて、ともかく泥臭さをアピールした。1つだけじゃなくて、何個も何個も本音で語れるエピソードがあった。そのエピソードも特徴的なものが多かったですしね。やっぱり面接で嘘ついたって、面接官はたくさんの学生見てきているんだから見抜かれるのではないかなと思います。

では内定をもらえた理由は特徴的なエピソードがあったからということですか。

それは1つの要素だと思う。でも特徴的なエピソードがあれば内定でるんでしょって言うのはちょっと違う。別に特徴的なエピソードがなくてもしっかり通ってきた人もいるし。自分の場合は「過去の経験からしっかり学んだんだ」ということを伝えるように意識していましたね。だって「マーケティングのスキルがあります」とか言っても、社員さんからしたらそんなの無いに等しいじゃないですか。学生内で「あいつは〇〇スキルがあるな」とかいう話はあるかもしれないけれど、社員さんと比べたら…言わなくてもわかりますよね。よく色々なところで言われることだけれど、新卒はその後どれだけ伸びるかっていうのが大事だと思う。入社までの人生よりも、(一生1つの会社に勤めるとしたら)圧倒的に会社に入ってからの方が長いんだから。どれだけ成長できるか、どれだけ成長して会社に価値をバックできるか。それが伝わるように面接は心がけたら良いと思います。

他に面接で心がけていたことなどありますか。

面接だけではなくてESもなんだけど、「コミュニケーション能力があります」とだけは書かなかったし、言わなかったですね。 本当にコミュニケーション能力がある人って「コミュニケーションスキルがあります」とか言わないと思いますし。 コミュニケーション能力って話している間に、相手があるのか、ないのかを判断するものだと思う。それだけではなく「広告業界で働いている人たちは、学生が思っている以上にコミュニケーションに思い入れがあるんだ。コミュニケーションで飯食っているんだから。」と社員の方がおっしゃっていたので。だから間違っても「コミュニケーション能力がある」とは言わなかった。社員さんよりコミュニケーション能力あるっていう自信もないし…

これから広告業界を目指す学生に向けて何かアドバイスはありますか。

では4点挙げます。

就職活動についての考え方
これが最も大事な気がします。自分の周りを見てみると、多くの人は「内定をもらうことがゴール」になってしまっているような気がします。そうではなくて、「何か目的を達成するために就職する」といった考え方にすると良いと思う。就職するということが目的なのではなく、あくまで就職は手段。会社側は就職した後が大事なのに、学生は就職まで頑張ろうと考える。これなんかおかしくないですか?

現場に行くこと
ともかく自分の目で本物を見ること。たとえば広告業界が気になるなと思ったら、社会人向けのマーケティングに関するイベントに出てみてもいいでしょう。また広告の裏には必ず何かコンテンツがあるので、TV局やラジオ局などメディアでアルバイトをしてみてもいいでしょう。そうすると上っ面な志望理由にならず、ある程度きちんとしたものができるのではないかと思います。

本を読むこと
これが最も簡単にできる方法だと思いますが、みんな意外と読んでない。私の場合は古典・小説・ビジネス書を好き嫌いすることなく読んでいました。それぞれに良いところがあると思うんです。広告業界に行きたいのであれば、広告業界の方が書いた本はmustだと思います。佐藤可士和さんの本など、手にとったことがない方は読んでみてはいかがでしょうか。

社会人との関わりを増やし、深めること
最後になりますが、社会人の方との関わりを増やすことは、自分にとってメリットがあると思います。自分のことを客観的に見るということは難しいですが、社会人の方に見てもらえば、客観的に見て自分はどんな人なのかというのがわかると思います。またぼんやりとしたことを言うと「なんで?」「どうしてそう思う?」など聞いてくれるので、しっかりと穴を埋めることができます。
「社会人との関わりを増やすってどうすればいいの?」と浮かんだ人もいるんだけど、実はもうすでに関わりはたくさんあると思う。就職活動していたらいやでも社会人と関わりますよね。合同説明会だと何人の社会人の話を聞くんだろう。一瞬でもいいから接点はあるわけでしょ。広告を作る人になったつもりで、自分という商品を一瞬で売り込む。そういう意識をもって就活イベントに行ってみてもいいかもしれません。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
電通、博報堂は確実にそれぞれ独自の色があるのでOB訪問をするなどして自分の目で確かめに行ってみてください。やはり一次情報を自分の足で取得しに行くと、苦労した分、記憶に残りますし、当然その情報は信頼度の高い情報として自分の中に位置づけられるのではないでしょうか。
私が会ったことのある大手広告代理店内定者の方は「オーラ」が大切だとおっしゃっていました。ちなみにその人も上記の方と同じように印象に残る、ユニークな経歴の持ち主でした。また、確かに広告業界における就活は特に営業の課だと採用評価項目に「首の太さ」があるなど理不尽なことも少なからずあるようです。ですが本当に広告を将来やりたいと思うのであれば、何で広告業界を志望しているのか、面接官に自分の言葉でその熱意を届けられるように日々精進しましょう。
広告業界に限らず、就職活動の捉え方は非常に大事なのではないかと思います。最初は「自己実現のための就活だ」と思っている方も多いですが、だんだんと就活の終わりが近づくに連れて「なんでもいいから内定とろう」というような考え方になってしまうかもしれません。そんな時はこの記事を思い出して下さい。



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