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「インターンで高評価を得て、本選考の優遇ルートを手に入れる」総合デベロッパー内定者が語るインターン攻略術

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デベロッパーのインターン・本選考の攻略術とは?

こんにちは、外資就活 デベロッパーチームです。

「街づくり」を仕事とする総合デベロッパーは、就活生から非常に人気のある業界です。
他の業界に比べて採用人数が少ないことから採用倍率は百倍近くにもなると言われています。

狭き門であるため最初から敬遠してしまう方や、選考に参加するつもりはあっても具体的な対策方法が分からず、不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

今回は総合デベロッパーをはじめ、複数の大手企業の内定を獲得された方にお話を伺います。

内定へ近づくために今すべきことや、内定者が実際の面接で感じた面接官に見られている点などをお聞きしましたので、ぜひご覧ください。

Sさん(仮名)
私立大文系学部に在学中
運動系サークルに所属
アルバイトは塾とカフェを経験
内定先:大手総合デベロッパー2社、大手金融会社2社、大手食品メーカー1社、大手人材系企業1社

秋のインターンに参加したことでデベロッパー志望に

ーー就職活動を始めた時期を教えてください。また、デベロッパーにはもともと興味があったのでしょうか。

サマーインターンの情報が出始めた3年生の6月に、就職活動を意識し始めました。その頃デベロッパーは全く興味のない業界でした。それよりも、メーカーに行きたいとずっと思っていました。しかし、秋になって先輩に「デベロッパーのインターンに興味はないか」と言われ、参加した結果、自分の中でのデベロッパーのイメージが大きく変わりました。

ーーインターンに参加する前と後で、イメージはどう変化したのでしょうか。

インターンに参加するまではデベロッパーの仕事内容を全然知らなくて、ただ商業施設やビルといった建物を建てるだけだと考えていました。ですが、参加してみて非常にスケールの大きい仕事だと気づきました。

私が参加した企業のインターンは、ある地域の再開発計画を考えるワークだったのですが、そこでデベロッパーはただ土地に建物を建てるだけではなく、開発をする中で人に関わる細かい所までを徹底的に考えるのだと知りました。そこから、自分が手がけた開発が社会に与える影響の大きさに魅力を感じてデベロッパーで働きたい気持ちが芽生えました。

インターンでは本選考の優遇ルートも得られる

ーーインターンに参加するメリットは何だとお考えでしょうか。

まずは何といっても業界理解ですね。私がそうだったように、事前のイメージが大きく変わりました。私の場合、デベロッパーの仕事はただ土地に建物を建てるだけではなく、社会に与える影響が非常に大きい仕事だと理解することができました。面白い仕事に出会える絶好の機会です。また、身をもって体験しているからこそ、志望動機の説得力も上がります。

また、複数社のインターンに参加したことで、面接で他社との違いを話せるようになりました。例えば「うちと〇〇社の違いって何だと思う?」といった質問をされた際にも、自信を持って対応できました。

もう一つは、普段の生活では出会えない人達と出会えることですね。自分が所属しているサークルやゼミにはある程度自分と価値観が似た人が集まっていると思いますが、就活では全く価値観が違う人と出会えるので新しい発見が沢山ありました。特に、デベロッパーのインターンは参加者のレベルが非常に高かったです。様々な業界のインターンに参加しましたが、最も価値のある時間を過ごせたのは、デベロッパーのインターンだったと思います。

最後に、インターンで高い評価を得られると、本選考の優遇ルートに案内されることです。私はインターンで高評価を受けたので、このルートで選考を受けました。もし通常の選考ルートだったら、内定は貰えていなかったかもしれません。私が内定を頂いた企業では、インターン参加者の半数近くが優遇ルートに案内されたそうです。

面接ではコミュニケーションの取り方も意識する

ーーでは、まずインターンに参加するまでの選考をどのように突破したのでしょうか。

まずはエントリーシートですね。就活を始めたばかりだと洗練された志望動機を書くことは難しいと思います。そこで、私は就活が終わった先輩が書いたものを参考にしました。志望動機の内容を参考にするだけでなく、文章の構成や細かい言葉遣いを学び、それをもとにエントリーシートを書きました。そして、書いたものを先輩に添削してもらいました。親身になってくれる先輩にかなり助けてもらっていましたね。

次に、面接ですね。インターンの面接では学生時代に頑張ったことが質問の中心になるかと思います。しかし、サークルやバイトの話をする学生が多く、話の内容ではあまり差がつきません。さらには少ない回数の面接で決まることも多いので、短時間でいかに自分を印象付けるかが重要だと考えています。

そこで私の場合は、喋り方や質問の受け答え方に重点を置き、相手の質問の意図を読み取ることを意識していました。例えば、「面接官はこの質問で自分の何を知りたいのだろう?」と考えて質問に答えるなどですね。

そうするとコミュニケーションのテンポが良くなり、面接官が後で振り返ったときにスムーズで心地良い面接だったと思ってもらえるでしょう。その結果、自然と高い評価を得ることができます。

グループで自分の価値を発揮し、発表は論理的に堂々と

ーーインターン本番で高い評価を得るために重要なポイントは何だとお考えでしょうか。

デベロッパーのインターンはグループワークが中心です。ここで高い評価を得るために重要なことは、大きく分けて二つあります。

一つは、いかにグループで自分の価値を発揮できるかです。「私がいなければできなかった」と評価されるようなパフォーマンスを発揮することが非常に重要だと感じています。そのためには、主体的に、積極的に、かつ柔らかく取り組むことが大切です。ポイントは、社員の方に一緒に働きたいと思ってもらえるような取り組み方をすることですね。

もう一つは、グループで取り組んだ課題の発表です。これが評価に占める割合は大きいと思います。

デベロッパーという仕事に必要な能力を考えると、このあたりを見られているのではないでしょうか。
・人前でも萎縮せずに堂々としているか
・周囲の人間を惹きつける力があるか
・発表は論理的で分かりやすいか

ーーその他にも、実際にワークに取り組みながら意識したことはありますか。

議論に参加する姿勢を示すことですね。先ほども述べましたがデベロッパーのインターン参加者は優秀な人ばかりで、時々話の内容についていけなくなることがあったんですよ。しかし、そんなときでも分からないことはグループのメンバーに聞き、議論についていけないことがないようにしました。

本選考の面接では会社へのフィット感を見ている

ーー本選考の面接ではどのような質問をされ、何を見られていると感じましたか。

自分の過去に関する質問が非常に多かったです。もう少し具体的に言うと、幼少期から現在に至るまでにどんな人生を歩んできたかを知ろうとする質問ですね。一方で、志望動機はあまり深掘りされませんでした。デベロッパーの仕事を理解した上で、入社して何をやりたいか具体的に説明できれば、問題ないでしょう。

面接全体のイメージとしては、その人の人柄や過去の経験から、会社へのフィット感を見ているのではないでしょうか。

ーー他に何か印象に残っている質問はありましたか?

あとは、街に関するデベロッパーらしい質問もありましたね。私の場合、「御社が建てた〇〇が好きです」と言ったら、「〇〇を良くするためにはどうすればいいと思うか」といった質問をされました。

デベロッパー志望がまずやるべきこととは自己分析

ーーデベロッパーを志望している学生はまず何をするべきだとお考えでしょうか。

自己分析をして、自分の強みと弱みを知ることだと思います。これはデベロッパーに限った話ではなく、就活では体育会や理系の学生と内定枠を争うことになり、彼らに忍耐力や頭の良さで勝負を挑んでも勝つのは難しいと思います。

なので、そんな人たちにも負けない自分の強みを早く見つけることが重要ですね。

ーーご自身の場合だと、そうして発見した強みは何だったのでしょうか。

自分の場合は「コミュニケーション能力」でした。相手を問わず、負の感情を抱かせず柔軟に対応できる力なら誰にも負けないと思い、それを的確にアピールできたことが、内定につながったと思っています。

また、強みと同時に弱みも把握しておくことも重要です。面接では、強みと弱みをセットで聞かれることが多いので、どちらも自分の言葉で説明できるように整理しておくべきですね。

ーーその他にも面接対策は何かされましたか。例えば、参考にした本など…

私の場合、対策本はほとんど読みませんでした。面接対策で有名な本を買いましたが、結局ほとんど読むことはなかったです。それよりも、面接は実践から学んでいました。

面接を何回も受けると、回答に困る質問に出会うことがあるかと思います。その場合は面接後に振り返り、次に同じ質問をされたら答えられる状態にしていました。いつか他の企業で同じ質問をされる可能性がありますからね。

辛いことが沢山あるだろうけど、就職活動を楽しんでほしい

ーー最後に、これから就活を迎える学生へのメッセージをお願いします。

就職活動はこの先の人生を左右する一大イベントなので、緊張するし辛いことがたくさんあるかと思います。自分を周りと比べてしまって、嫌になることもあるでしょう。でも、その中で自分はどんな性格で、どんな人間だから、どんな企業に入って、どんな人生を歩んでいきたいかを後悔のないようしっかりと考えてほしいです。

一方で、面接やインターンに参加すればするほど新たな出会いや考え方の発見があります。
「楽しめ!」と言われて楽しめるものではないですが、終わった時に「あぁ、楽しかったな」と思える就職活動にしてください。

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