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【保存版】デベロッパー就活の全体像 〜インターン・OBOG訪問・通常選考で抑えるべきポイント〜

こんにちは、外資就活 デベロッパーチームです。

「街づくり」を仕事とするデベロッパー業界は、商社や広告と並ぶ人気業界の一つであり、毎年非常に多くの就活生が志望しています。

業界各社の採用人数は10名から30名程度(※野村不動産は70名ほど。また三井不動産や三菱地所も2019年度は50名に増えました。)と非常に少なく、100名以上採用する商社や広告に比べても狭き門だと言えます。

そのため、デベロッパーを受けるのは無謀だと諦めてしまう方も多いです。しかし、面接の質問などは非常にオーソドックスであり、入念な準備をすれば選考を突破できる業界です。

今回は、大手デベロッパーに内定された20卒の方々のお話をもとに、複数ある選考ルートの詳細と内定に近づくために重要なポイントを整理しました。

デベロッパーに内定をもらうための、3つの選考ルートとは?

デベロッパーには3つの選考ルートがあります(以下①と②を優遇ルートと称します)。
①インターンルート
②社員推薦ルート
③通常ルート

一部のデベロッパーでは、インターンやOBOG訪問で高評価を得ると、本選考のステップが短縮されます。例えば、書類選考通過後にグループディスカッションや一次面接をスキップして二次面接からスタートする企業や、一次面接と二次面接を同日に受けられる企業があります。

デベロッパーの内定を目指すにあたり、まずは本選考を優遇ルートで受けられるかが大きなポイントになります。

ここからは、優遇ルートで選考を受けるためのインターンとOBOG訪問の対策と、本選考通過のポイントについて解説していきます。

ルート①インターン対策

これから就活を迎える21卒の方々は、まず夏のインターンの参加を目指すべきです。インターンに参加すると本選考が一部免除されるほか、志望動機を固められる点でも参加するメリットは大きいです。

参考までに、デベロッパーのインターンの選考フローを下の表にまとめました。多くの企業は、エントリーシート(ES)とWEBテストによる書類選考から、一回の面接またはグループディスカッション(GD)で参加者が決定されます。

2020年卒 夏/秋インターン各社の選考フロー

2020年卒 冬インターン各社の選考フロー

選考フローが短いので、書類選考の時点でかなりの人数に絞り込まれます。特にESはしっかりと読まれているので、特に志望理由ではデベロッパーのインターンに参加したい理由だけでなく、「なぜデベロッパーの中でもその会社なのか」を明確に記すことが通過率を上げるために重要です。

また、面接ではESの内容に沿った質問が中心になります。他の業界と同様に、インターンの志望理由や学生時代に力を入れたことを中心に、ESの内容を丁寧にわかりやすく説明できるよう準備して臨むことが選考を突破するために重要です。

ルート②インターン落選者は推薦を狙おう

とはいえ、インターンに参加できる就活生は極僅かです。インターンの面接は回数が少ない上に時間も短いため、面接官との相性や学生の話のインパクト(経験の珍しさなど)で参加者が決まってしまうことが多いです。

全てのインターンに落ちてしまった方はOBOG訪問を行い、社員の推薦ルートを目指すべきです。2月〜3月からOB訪問を始め、本選考で推薦ルートに案内された方もいるで、今からでも十分間に合います。

一部のデベロッパーには、社員による推薦制度が存在します。推薦を受けると、本選考でインターンの参加者または優秀者と同様の優遇ルートに案内されます。

これまでのOBOG訪問は大学や所属する組織などに依存していましたが、OBOG訪問のプラットフォームの充実もあり、これらに関係なく社員の方に面談を申し込めるようになりました。

例えば、三井不動産や三菱地所はビズリーチキャンパスで、東急不動産はVISITS OBを通してどなたでもOBOG訪問を申し込むことが可能です(承認されるとは限らないので、申し込む際にプロフィールは必ず充実させてください)。

OB訪問のコツ

OBOG訪問をする際には、量と質のどちらも重要です。

訪問した人数が多ければ、その事実から志望度の高さを伝えることができます。実際に、10人以上の社員に訪問した財閥系デベロッパー内定者の方は、面接でOBOG訪問の人数から熱意を評価されて内定に繋がったそうです。

もちろん数が多ければいいという訳ではありません。企業への理解を深めるだけでなく、評価される場でもあるため、面談の質の高さも重要になります。

熱意をアピールするためには志望理由などを準備するだけでなく、一回一回の訪問の目的を明確にして、対話から学びを得ようとする姿勢で臨むことが重要です。

その際、「自然な会話を楽しむ」ことをオススメします。用意した質問を一方的に投げかけるのではなく、相手を来年から一緒に働く人だと思って、対話から相手の素を引き出しながら、聞きたい話を聞く臨み方です。

詳しくは、OBOG訪問で高評価を得て、デベロッパーのトップ企業に内定された19卒の方にインタビューさせて頂いたこちらのコラムをご覧ください。

「自分は凡人。だからインターンは落ちたが、それでも本選考で内定はもらえる」デベロッパー内定者が語る就活逆転術【19卒トップ就活生が語る③】

ルート③それでもだめなら通常選考

どちらのルートにも乗れなかった場合、通常選考で受けることになります。ですが、通常選考でも入念に対策をすれば選考を突破できる可能性は充分にあります。

また、優遇ルートで本選考を受けても、対策不足では面接を通過できません。デベロッパーは最終面接でもかなりの人数が落とされるため、優遇ルートで選考を受ける方も通常選考で受ける方と同様に対策すべきです。

ここからは、面接を通過するためのポイントをお伝えします。

自己分析が一番大切な2つの理由

選考に向けた準備をする上で非常に重要なのが自己分析であり、その目的は主に2つあります。

熱量をもって人間性を伝える

まず第一に、自身の人間性を伝えるためです。

デベロッパーに限らず、面接では過去の経験から自身の人間性を面接官に短時間で伝えることが重要です。

多くの就活生は、面接で自分が取り組んだ事実を羅列するだけで終わっています。これでは自分自身がどんな人間なのか面接官に伝わらず、判断不能という理由で選考に落とされてしまいます。

なので、エピソードには取り組んだ事実だけでなく、自身の心情や昔からの価値観の変化なども混ぜる必要があります。

自身の価値観や心情を伝えるためには、体育会や帰国子女などインパクトの強いエピソードがなくとも、普通のアルバイトの話で充分です。学生時代の活動で工夫したことなどを小さなことでも取り上げ、その時の心情やその行動に至った価値観を整理してみてください。

人生に関する質問に備える

第二に、自己分析が大事な理由は、デベロッパーでよく聞かれる、人生に関する質問に備えるためです。

デベロッパーの面接では就活生の「これまでの人生」に関する質問が多い傾向にあります。例えば、小学生の頃から現在までの経験を深掘りする企業や、過去の意思決定の理由を深掘りする企業があり、それに備えて自己理解を深めておく必要があります。

何十年も勤めてもらうことが前提に新卒採用をする故、採用人数が非常に少ないので、企業はミスマッチを危惧しているのか、最終面接でもかなりの人数が落とされています。

そこで、面接で自身と企業の価値観の一致を示すことが重要です。企業の価値観とは、例えば三井不動産の家族的な社風や森ビルの地権者一人一人と真摯に向き合う姿勢などです。

こうした情報をOBOG訪問などで確認して、企業の価値観に共感した明確な理由を面接で伝える準備すると良いでしょう。

面接への臨み方

本選考の面接に臨むにあたり、入念に準備した自分自身に関する話を、自信を持って自分の言葉で話すことが最も大切です。

面接を通過するためには、話の内容(実績や経験)が他者と比べて特別優れている必要はなく、当たり前の話から人間性を面接官に伝えることが重要です。自己分析の部分でお伝えした内容を意識して臨めば、体育会系や帰国子女の学生とも勝負できるはずです。

また、デベロッパーは信用が大切な業界です。なので、面接で自分を取り繕ったり、身の丈に合わない話をすることは非常に嫌われます。それよりも、負の部分を含めて等身大の自分を自信を持って伝えるべきです。そうすることで、求められる要素の一つである誠実さのアピールにも繋がります。

資格は取るべきか?

宅地建物取引士(宅建)の資格取得を目指すべきか、本選考に向けてTOEICの高得点を目指すべきかなどに悩む方は多いでしょう。

まず、宅建の取得で特別有利にはならないそうです。デベロッパーの選考はポテンシャル採用なので、現状の実績よりも入社後の活躍可能性を圧倒的に重視しています。

なので、資格があるという事実よりも、面接を通して面接官に伝わる人間性と熱意で合否が判断されます。資格の取得は内定後に後回しにし、まずはWEBテストや面接などの対策に重点を置くべきです。

また、TOEICも高得点があれば有利ですが、無くても不利にはならないそうです。実際にある大手デベロッパーでは、内定者のTOEICのスコアは満点から500台や未受験まで幅広く、非体育会系でTOEIC未受験の方もいるそうです。

なので、間も無く就活本番を迎える21卒の方々は、今からTOEICの対策に多くの時間を割いて高得点を目指すよりは、本選考に向けた面接の対策に時間を費やすべきでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

デベロッパーには①インターンルート、②社員推薦ルート、③通常ルートの3つの選考ルートがあり、今回はそれぞれの対策をお伝えしました。このコラムの内容を参考に、選考への準備を進めて頂ければと思います。

就活も受験と同じで、目標(志望企業)を設定したうえで現状とのギャップを把握し、そのギャップを受けるために試行錯誤して行動することが重要です。

ですが一方で、受験と異なり、就活では他者と同じ答えを求めてはいけません。内定者、社会人との対話や自己分析を通して自分にしか語れない言葉を準備してください。そうすることで、難関と言われるデベロッパーの内定にもグッと近づきます。

デベロッパーに少しでも興味のある方は、後悔のないよう臆せずチャレンジしてください!

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