外資系メーカーに新卒で入社するには?新卒採用のポイントをチェックしよう【選考フロー・対策方法・企業研究】

外資系メーカーに新卒で入社するには?新卒採用のポイントをチェックしよう【選考フロー・対策方法・企業研究】

2025/03/11

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今回は外資系メーカーへの就職活動についてです。部門別採用を行っており、入社当初からプロフェッショナルとして活躍の場が与えられる外資系メーカーの就活概要及びその対策について紹介します。

外資系の消費財メーカーについては、こちらのコラムもぜひご参照ください。

新卒採用する外資系メーカーは多数

外資系というと投資銀行やコンサルのイメージが先行しているように見受けられますが、実は、外資系メーカーでは投資銀行・コンサルよりはるかに多くの企業が新卒採用を実施しています。募集を行っている企業例を以下に挙げてみました。


上記の企業は数多くある外資メーカーのうち、ほんの一例にすぎませんが、早めにwebエントリーを済ませて情報収集を行うことを強く推奨します。リンク先は外資就活ドットコム内の企業研究ページですので、ぜひご活用ください。

また新卒採用を行う企業に関しては以下のコラムでも取り扱っておりますので、こちらもぜひ参考にしてください。


外資系メーカーの選考内容について

消費財やITは、同じ外資系である投資銀行・コンサル・総合商社などと併願する方が多い一方、素材・化学品・医薬品などは日系の大手同業他社とバッティングする例が多いようです。生産や商品開発に関しては、理系院生しか募集していない企業が大半です。

選考時期は外資コンサル・投資銀行より遅く、大手日系企業よりは早い時期に多く行われます。全体として、極めて少人数採用であり、海外本社の経営理念や方針の影響を考慮して カルチャーフィット が重視されるという特色があります。

(説明会)→エントリーシート→筆記試験→グループディスカッション及び集団面接→個人面接×2~3回(+懇親会等)

…というパターンは、どの外資系メーカーの選考でも大差ないようです。
特徴的なのは、選考が進むにつれて懇親会、ワークショップ、インターン、工場見学、OB・OG訪問斡旋、といった形で、社員と触れ合ったり仕事の現場を深く知れる機会を設けている企業が多いという点でしょう。ここからもカルチャーフィットを重視する姿勢が伺えます。

次に選考対策について、大まかに分類してみます。

エントリーシート

いわゆる学歴フィルターはさほどない印象です。一流大学の出身であっても、志望動機がきちんと書けていないとあっさり落ちます。面接で内容を深掘りされるケースも多いので、志望動機は特にしっかり練ってください。

外資系メーカーのエントリーシート対策に関しては、以下のコラムが参考になります。


グループディスカッション

最初の山場は間違いなくグループディスカッションです。特に消費財の選考においては1グループ(5~10名)につき1~2名程度しか通過しない難関です。綿密に対策をたてて挑んでください。

総じて、議論を積極的にリードしていく人が高く評価される印象です。ロジカルさも求められますが、鋭い意見や発言をすることに固執せず、周りとの協調も忘れないでください。

外資系メーカーのグループディスカッション対策に関しては、以下のコラムが参考になります。


面接

志望動機 が重視されます。規模の大きい会社が多いので、部署や職種で仕事の内容が大きく変わるため、本人の希望とのマッチングや適性検査を慎重に行っている企業が多い印象です。同様の理由から、事業部別、あるいは職種別採用をしている企業も多いです。

また、当たり前ですが、どのような製品を扱っているか、どのようなプロモーション戦略や流通チャネルを使っているかなどは必ずチェックし、自分の意見を考えておきましょう。面接において製品に対する自身の考え方や印象を問われるケースも少なくありません。

なお、外資系メーカー選考では英語で面接が行われる前提での準備をしておくべきです。「英語力は入社時に問うわけでない、面接で英語力を試すことはない」という説明会の言葉を鵜呑みにしてはいけません。実際、多くの企業で英語面接が行われています。それまで日本語で面接を行っていても、 突然英語での回答を求められるケースもあるようです。

面接に関しては、以下のコラムを読むなどして準備をしっかりしておきましょう。


英語力に関して

英語での面接を実施することからもわかるように、外資系企業の中では高い英語力が求められます。TOEICを一つ指針として表すと、外資系金融、コンサルの社員が業務を行う上で必要な点数が800点程度なのに対し、外資メーカーは900点近いスコアが必要だといわれています。

外資系企業であるため、必然的にコミュニケーションは英語が中心になります。また、単にコミュニケーションをとるだけでなく、入社後はメーカー特有の専門用語を使うため、求められる英語のレベルは高くなります。

しかし英語が話せないからといって入社ができないということはありません。むしろ外資系銀行や外資系コンサルと違い、外資系メーカーは企業とのマッチングを重要視しているため、自身のこれまでの活動が外資メーカーで活きるということをロジカルに説明すること、そしてその企業に本気で入社したいという強い意思をアピールすることで内定は獲得できます。


志望企業をどうやって選ぶ?外資系メーカーの企業研究で押さえるべき3つのポイント

外資メーカーといっても製品・業務内容ともに幅広く、皆さんがイメージする外資系と実際の業務内容にギャップがある可能性は十分に考えられます。参考までに、以下の点について調べると「外資系」の企業として「日本」で何をしていくのかが明確になると思います。

「イメージや知名度だけで何も考えずに入社した結果、ギャップに茫然自失」なんてことのないように、きちんと確認しておきましょう。具体的な働き方のイメージを持つことは、説得力のある志望動機にもつながると思います。

ここからは、外資系メーカーの企業研究をする際に必ずチェックするべきポイントを3つに絞ってお伝えします。

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