【巻頭言 Vol.24】執筆のススメ

こんにちは。ハウテレビジョン代表の音成です。今回は執筆のススメについて書いてみます。

就職活動はアウトプットする機会が大変多いと思います。サマーインターン選考でも、エントリーシート、面接、グループディスカッションなど数々のアウトプット経験をしていくことになります。

セミナーであっても受け身で聞けばいいわけではなく、自己紹介をしたり、自らの考えを発信したり、さまざまな局面で積極的に発言することを求められます。

インプット偏重で大学時代を過ごしてきた方は、どうアウトプットしていいか脳の回転が追いつかない方もいるかもしれません…。グループディスカッションでも、インターンシップでもそうですが、現状課題をしっかり認識して、臨機応変にアウトプットできる力は、基礎能力といった意味で内々定条件の1つになります。

では、どう鍛えていけばいいのでしょうか？

1つのトレーニング方法として提案させていただくと、「文章を常に書いていく」ということだと私は考えます。

実は書く行為って、地頭を鍛える上でとても良いのです。

就職活動のことでも良いので、ブログサービスで自らの考えをどんどん文章にしていくと、言葉の表現力が身についていきます。

また同時に閲覧者が誰かを意識することができれば、どうすれば分かりやすく伝えられるかを深く考えるようになり、コミュニケーション能力が上達していきます。結果「言葉が磨かれ」、頭の回転が良くなっていきます。

ちなみに、私は就職活動中にブログを書いてました。炎上リスクをさけるため（笑）、具体的な社名を明らかにせずに面接で感じたこと、どういった人が周りにいたのかや、インターンシップではどのように頑張ってみて、どういうフィードバックを得られたかなどを中心に書いていき、思考・行動の軌跡を必ず残すようにしておりました。

TwitterやLINEでの文章コミュニケーションは主に友人が読者になるゆえ、前提を共有されていることもあり、コミュニケーションが雑になりがちです。ここはある程度字数が必要とされるブログで、書き記していくと文章構想力がつくと考えています。

これは社会人とのメール往復書簡でも鍛えられる点ではあります。どう伝えれば、前提条件をしっかり共有しつつ、誤解なく分かりやすく伝えられるか。印象に残ってもらうことができるのか。

分かりやすいメール、文章はロジカルシンキングのベースとなります。とはいえ、はじめから完璧な文章をオープンな場に公開できる人はそう多くありません。

特に「そもそも何を書いたらいいかよく分からない」ような人は、まずは常日頃の些細なアイデアや思考をすぐに文章化し、記録する習慣をつけてみるとよいでしょう。もちろんインプットも大切です。読書などを日頃から習慣づけておき、「言葉の数」を増やすことを心がけてみてください。

また今回はアウトプットについてお伝えしましたが、もちろんインプットも大切です。読書などを日頃から習慣づけておくと良いでしょう。

では、今週もよろしくお願いいたします！