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こんばんは、外資就活ドットコムを運営しております株式会社ハウテレビジョン代表の音成と申します。今回は「言葉を磨くこと」について記してみます。
社会人になって最も驚いたことの1つが、自らが書かなければいけないドキュメントの量です。
入社1ヶ月で、債券のデイリー価格動向レポートを顧客に配布することになったり(いきなり前線に放り込まれるスタイル)、顧客への提案資料をパワーポイントで作成したり、で、これまで人生で書いた文章量を入社数ヶ月で超えてしまったかのよう。上司から赤入れをされつつ、修正・アウトプットを続けました。経営者12年目の今でも変わらず、「文を書く」作業に勤しんでおります。
思えば就職活動のときの求められるエントリーシートという自己表現。存在意義に賛否両論はありますが、自らを300−1000字程度の文章にまとめる作業は、少なくとも自分を振り返る良いお題であったのと同時に、文章力を鍛える場としても機能したのではないか、と感じています。17年前の大学3年時、現役コンサルタントから貰った「言葉を磨け」というアドバイスが、今にも深く息づいているようです。
そのときに方法としていただいたのは「本を読め」「話す・書くときに微妙なニュアンスを表現することを惜しまない」の2点。
考えとは極めて抽象的な存在ではありますが、言葉で同定しないことには少なくとも伝えることができません。その引き出しを増やすのに手っ取り早いのは読書です。そしてそれを実践すること。
私は個人ブログとして発信し、就活後にもブログ発信(それが起業にもつながったわけですが)し続けました。それは対面コミュニケーション、ミーティングでの議論でも知的バックボーンとして、大いに機能したのではないかと思います。
社会に出ると(学生時代からもありますが)、社内外問わずあらゆる社会システム・組織システムと対峙します。複雑に絡まりあったラインで構成された巨大な化身は、あまりにも理解し難く、直視するに絶えうるものではありません。幾重に重なったシステムに、翻弄されてしまいがちになりますが、所詮はヒトが作り上げたもの。言葉を磨いて、分解してあてはめていくことで、からくりを容易に理解できるようになります。
「読書」&「アウトプット」おすすめです。ぜひ心がけてみてください。
・【2/12】【巻頭言 Vol.1】稼げるプロフェッショナルになろう
・【2/19】【巻頭言 Vol.2】資本主義ゲームと採用活動
・【2/26】【巻頭言 Vol.3】究極安定⇒能力向上⇒プログラミング
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・【3/11】【巻頭言 Vol.5】ジョブ型vsメンバー型
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