会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます
こんばんは、外資就活ドットコムを運営しておりますハウテレビジョン代表の音成と申します。今回は「嫌いから始めよう」といったお話です。
大学3年生、大学院1年生になったらいきなり始まるのが就職活動。某ステーキ屋も真っ青になるくらい、突発的遭遇感があるのではないでしょうか。
早いところだと先月締切ったインターンもあって、早期化ここに極まれりであります。いずれにせよドクターの方を除くと、専門分野にどっぷり浸かる前から将来のことを考え出さなくてはいけません。
好きなこと・合っていること・やりたいことを見つけようと言われても、業務に携わったことがない以上、想像するにも限界があります。
これからインターンに行って、自らの適正ならびに能力の相対値を把握しにいくわけですが、まず応募するインターンを選ぶところから始めなくてはいけない。外資就活に掲載されているインターンだけでもかなりの数に上りますので、そこから「これだ」というものを見つけるのは難しいところも多くあるのではないでしょうか。
ここで考えておきたい視点としてあげられるのが、ディスライクファースト。まず嫌いなものを除いて、やりたいことを形どっていく「余事象の考え方」です。
みなさんと企業との接点としては、募集文ならびに選考説明(外就ではJDOというトップ企業集めたZoomイベントやってます)・面接・インターンなどさまざまなスタイルで行われますが、そこで「これなんかイヤやな」って感情に基づき、受けるインターンを削っていくスタイルが意外と正しい決断に導いてくれます。
人の認知は危機に敏感であり、「あ、この場所(Zoomの雰囲気)はまずそうだ」「この会社(社員)とは合いそうにない」みたいな動物的直感めいたものは、あまり間違いません。
すなわち「言葉のみで感じる情報」にはどうしても限界があるといったところで、五感を総動員したニューラルネットワークの判断には勝てないというのが、長年採用活動に従事してきた私の結論であります。
ですので、「ここヤバそうだな」という直感を大事にしていただき、そこを選択肢から外すことに取り組んでいただくとより良い決断に導かれるのかなと思います。
そこを強引に「ヤバいと感じたけど、周りが薦めてるし・・・」「親がどうしてもここいけっていうし・・・」みたいなところで直感に蓋をし、たとえ内定=>入社にいたったとしても、問題の先送りに過ぎません。その反動はより大きな形で襲いかかってきて、メンタルがやられてしまうことでしょう。
というわけで、「嫌い」ってけっこう大事な感情です。意識してみてください。
・【2/12】【巻頭言 Vol.1】稼げるプロフェッショナルになろう
・【2/19】【巻頭言 Vol.2】資本主義ゲームと採用活動
・【2/26】【巻頭言 Vol.3】究極安定⇒能力向上⇒プログラミング
・【3/4】 【巻頭言 Vol.4】超早期な実態:サマーインターンは計画的に♪
・【3/11】【巻頭言 Vol.5】ジョブ型vsメンバー型
・【3/18】【巻頭言 Vol.6】Greed is Good
・【3/25】【巻頭言 Vol.7】脱「先入観」
・【4/1】 【巻頭言 Vol.8】「コトバ」を磨くことの大切さ
・【4/8】 【巻頭言 Vol.9】マウンティング地獄からの脱出
・【4/15】【巻頭言 Vol.10】「戦い」を感じられる職場
・【4/22】【巻頭言 Vol.11】「嫌い」ファースト
会員登録すると
このコラムを保存して
いつでも見返せます
マッキンゼー ゴールドマン 三菱商事
P&G アクセンチュア
内定攻略 会員限定公開
トップ企業内定者が利用する外資就活ドットコム
この記事を友達に教える