こんばんは、外資就活ドットコムを運営しておりますハウテレビジョン代表の音成と申します。今回は成長するメンバーの特徴2点について、お話ができればと思っています。
成果を生む組織にするためには、何よりも「フィードバック」を各所で起こしていくことが大切です。Slack・Zoom・Discord・リアルMTGなどコミュニケーションツールは多様ですが、それぞれにおいてメンバー同士が率直にフィードバックを重ね、議論を戦わせることで知恵が生まれていきます。
お互い1人の世界に閉じてしまっては、十分な成果が生まれません。目標達成のために仮説を持ち、それを重ね合わせることで化学反応が起きて、良いサービス・機能に昇華されていきます。
そういった中で、ぐっと成長していくメンバーには2つ特徴があるように感じています。1に高度な素直さを抱えていること。2つ目に習慣を柔軟に変更できることです。
高度な素直さというのは、フィードバックを自分ごととして捉えて、きちんと修正できるところ。「でも」とか「とはいうものの」といった否定発言をせず、「なるほど、そういった見方があるのか。ではこうしていこう」というスタンスですね。
議論というのはディベート的というよりも、賛否を重ねながら、新しい方向性を見出していくことが大切です。それを否定から入ってしまうと、自らの成長を閉ざしてしまいかねませんし、何よりも成果が出ません。
そしてもう1点として、フィードバックを直接されなくても、フィードバックを感じられること。誰かが電話している内容を聞く、サービス拡張に向けた立ち話をメモする、Slackの別チャネルを覗いてみる、他部署のメンバーとランチをしてみるみたく、直接自分が巻き込まれていない領域でも学べることはたくさんあります。
私は投資銀行1年目のときに上司の電話を全てメモしていましたが、それは大きな糧になったと感じています。
そして後者については、新しいスキルセットを身につけることを意識し続けられるかといった点です。マーケティングをゼミで勉強しているようなら、プログラミングを新しい習慣に据えるとか、プログラマーであれば経営本を週次で読破していくなど、普段と異なる学習をすることになります。
食わず嫌いをせず、貪欲に吸収していくことで、いつのまにか本流にも好影響が及んでくる。その繰り返しを継続できるかが、大きな差分となるとも感じます。
これからインターンに参加される方も多いと思いますが、上記2点を意識するだけで、ぐっと内定が近づいてくると思います。頑張ってください。
・【2/12】【巻頭言 Vol.1】稼げるプロフェッショナルになろう
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