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こんばんは、外資就活ドットコムを運営しておりますハウテレビジョン代表の音成と申します。今回は時間についてお話してみましょう。
すでに多くの方がグループディスカッションやケース面接などに取り組まれていると思いますが、こういった選考過程でイシューになってくるのが「時間」です。
議論の過程として「課題定義 => 構造化 & 発散 => 収束・選択」みたいなフローは理解しつつも、時間配分を間違えると結論に至ることができません。
構造化をやりすぎて、収束時間が十分とれなかったり、収束させる際に構造化段階でのミスが発見されたり、数多くの「うまくいかなさ」に苛まれることと思います。
そう、とにかく時間というのはとても扱いが難しいリソースです。逆に言うと、この「時間感覚」なるものを体に染み込ませることができれば、自由にコントロールすることができさえすれば、組織で成果を出すことなどわけありません。
「個人ワークの時間」「会議に集中し、意見を出す時間」「ヒアリング(インタビュー)から新たな洞察を得る時間」「書籍で学習する時間」「滋養強壮の時間」「心を豊かにする時間」などを、自らの体調・心のようすに気を配りながら、24時間内にうまく配置していく。
どこに重きを置くか、その裁量はすべてご自身に与えられているわけで、そこには決断が伴います。捨てるものを決めていかなくてはいけない。
私は創業してから、「組織全体でどこに時間をつかっていくといいのか」といったところに常に心を砕いているわけですが、個人としては「6ヶ月習慣」というものを実践していまして、例えば業務で一切触れ合うことのないアプリケーション作りにチャレンジしてみる、なんてことをやっています。
5年前に到来したデータサイエンス・ディープラーニングブームの際には、東大松尾研の社会人講座を受けながら、Pythonの学習を進めたりもしておりました。
平等に与えられるものだからこそ、意識的選択がキーになります。ゲームをムダ時間だと切り捨てても、就活のストレスに潰されてしまうようではいけません。
短い期間の活動だからこそ、ありうべき最適配置を見直し続けてみてください。
・【2/12】【巻頭言 Vol.1】稼げるプロフェッショナルになろう
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・【3/18】【巻頭言 Vol.6】Greed is Good
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