2021/06/10

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本コラム連載では、現在『外資就活メールマガジン』にて配信中の『巻頭言』のバックナンバーを週次で掲載して参ります。

〈Profile〉
音成 洋介(おとなり ようすけ)
株式会社ハウテレビジョン代表。東京大学農学部卒業後、バークレイズ証券株式会社(投資銀行本部)に入社、事業法人並びに金融法人の債券発行業務を担当。
その後、プライベート・エクイティファンドである、アドバンテッジパートナーズに転職し、バイアウト投資・マイノリティ投資と経営支援業務に従事する。
2010年に株式会社ハウテレビジョンを創業、「外資就活ドットコム」「Liiga」を運営。2019年4月東証マザーズに上場

 

こんばんは、外資就活ドットコムを運営しておりますハウテレビジョン代表の音成と申します。今回は起業について語ってみますかね。

私はバークレイズ証券からアドバンテッジパートナーズというプライベート・エクイティ・ファンドを経て、2010年2月に起業しています。2019年にマザーズに上場して、いま12期目になります。

創業当初は(実は)ニコニコみたいな動画プラットフォームを作りたいと思っていました。ハウツーを中心に我々が投稿、さらにユーザーさんからも投稿いただけるサービスを作れれば、YouTube・ニコニコに並ぶ第3極のサービスとして、世界を席巻できると考えたのです。

これは私が隔週で主催していた勉強会で練ったアイデアだったわけですが、たとえそのアイデアに心酔していたとしても、退職して起業のアクションを取るには、清水の舞台から飛び降りるがごとき「蛮勇さ」が足りない。PEファンドによる企業再生というやりがい&年収が満たされる仕事を辞めるなんて、途方も無いことのように思えました。生活レベルを勢いで上げてしまい、忙殺されながらも満足した暮らしを送っていました。

そこに冷水を浴びせたのはリーマンショック。資金が足りなくなり増資を依頼してくる創業者・経営者と多く対峙することになるわけですが、彼らにいたく感化されることになります。私は彼らほどの覚悟を持って仕事に打ち込めているのだろうか。強い情熱を持って業務に打ち込めているのだろうか。

そして彼らがそれぞれ創り出す組織・サービス・語るビジョンに惹き込まれていきます。ファンドは100=>120はできるが、0=>100はできない。このまま会社を作るという挑戦なくして人生を終えてしまうのは、死ぬとき後悔するのではないか。それから意識的に起業家やVCとコミュニケーションを取るようになっていきました。

最終的なキッカケは上司とのケンカみたいなもんでしたが、もう退職は既定路線。優雅な生活のかけらをヤフオク・友人連中に切り売りし、練馬にある実家に舞い戻り、(株)ハウテレビジョン(ハウツー動画の意)を登記。創業者は私1人で、まずは貯金を切り崩しながら、事業構築していくことになります(気が向いたら、また続きを書いていきます)。

そんな感じで始まった(株)ハウテレビジョンですが、サマーインターンプログラムを募集開始しております。事業開発・エンジニアそれぞれ、全方位的に刺激を受ける面白いプログラムを組んでおりますので、興味ある方、ぜひご応募ください!

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