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今回はコンサルへの就職活動についてです。入社当初からプロフェッショナルとして活躍の場が与えられるコンサル業界の就活概要及びその対策について紹介します。
コンサル業界については、こちらのコラムもぜひご参照ください。
・【保存版】違い説明できますか?コンサル業界をジャンル別に徹底解説!(戦略、総合、IT、シンクタンク、監査法人)
・【コンサル就活】外資コンサルの仕事はきつい?内定前に知っておきたいリアルな働き方
新卒採用するコンサルは多数
コンサル業界では、多くのファームが新卒採用に力を入れており、他業界と比較しても採用人数が多いことが大きな特徴です。特に総合系ファームを中心に、数十人から数百人規模の新卒を毎年受け入れており、新卒からコンサルタントとしてキャリアをスタートさせる土壌が整っています。そのため、学生時代の専攻や経験にかかわらず、成長意欲や素養があればチャレンジしやすい業界だと言えるでしょう。
募集を行っている企業例を以下に挙げてみました。
マッキンゼー・アンド・カンパニー
ボストンコンサルティング
ベインアンドカンパニー
A.T. カーニー
ローランド・ベルガー
マーサージャパン
◆総合コンサル:
KPMG
PwCコンサルティング
デロイト トーマツ コンサルティング
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
アクセンチュア
アビームコンサルティング
ベイカレント
上記の企業は数多くあるコンサルのうち、ほんの一例にすぎませんが、早めにwebエントリーを済ませて情報収集を行うことを強く推奨します。リンク先は外資就活ドットコム内の企業研究ページですので、ぜひご活用ください。
コンサルの選考内容について
…というパターンは、どのコンサルの選考でも大差ないようです。
特徴的なのは、選考の中にケース面接があることです。ケース面接では与えられたお題に関してその場で思考し、その場で回答し面接官の質問に対しても答えなければならないため、ここからも論理的思考を重視する姿勢が伺えます。
次に選考対策について、大まかに分類してみます。
エントリーシート
コンサル就活ではESを重視していないという噂もありますが、面接などではESに基づいて質問されることが多いのでしっかりと作り込みましょう。一流大学の出身であっても、志望動機がきちんと書けていないとあっさり落ちます。面接で内容を深掘りされるケースも多いので、志望動機は特にしっかり練ってください。
コンサルのエントリーシート対策に関しては、以下のコラムが参考になります。
・【コンサル通過率7割超え】私が実践した通過するESの書き方
・【事例付き】どんな企業でも通過するエントリーシート(ES)の書き方~7つのポイント~
・【内定者例文あり】トップ企業に内定する志望動機の作り方まとめ
グループディスカッション
最初の山場は間違いなくグループディスカッションです。綿密に対策をたてて挑んでください。
総じて、論理的思考力を重視される印象です。ロジカルさを感じさせるような発言を心がけましょう。
コンサルのグループディスカッション対策に関しては、以下のコラムが参考になります。
・【保存版】有名コンサルティングファーム9社のグループディスカッションお題集
・【グループディスカッション】見られるポイント2つ〜現役戦略コンサルタントが語る(1)〜
・“優秀な”あなたがグループディスカッションで落ちるのはなぜ?受かるためのポイントを解説!
・グループディスカッション(GD)対策|重要な6つの心がけ
ケース面接
コンサル業界では、ケース面接を実施していることからも分かるように、高度な論理的思考力が求められます。
ケース面接では、受験者が論理的に思考できるか、また質問の意図を正確に把握し、的確に回答できるかが評価されます。
特に重要なのは、「正解」を出すことではなく、考え方のプロセスをわかりやすく相手に伝えることです。そのため、日頃からケース対策を重ね、思考の型を身につけておくことが重要です。
万全な準備を整えたうえで臨むようにしましょう。
・【戦略コンサル内定】ケース面接対策中級編!例題28問と解説
・【戦略コンサル内定】ケース面接対策とは?練習方法や対策の仕方について|初級編
・【コンサル志望者必見!】ケース面接のお題63選(フェルミ推定・ケース問題)
面接
志望動機は非常に重視されます。コンサルティング業界では、企業によって注力する領域や提供するソリューションの内容が大きく異なるため、「なぜその会社なのか」「なぜその領域に関心があるのか」を明確に語ることが求められます。加えて、コンサルファームでは職位やプロジェクトにより役割が多岐にわたるため、本人の志向と企業の強みがどれだけ一致しているかを丁寧に見極めようとする傾向があります。
また、コンサルティングは「人が商品」と言われる業界です。論理的思考力はもちろんのこと、相手にわかりやすく伝える力や、対話の中で信頼を築くコミュニケーション能力も非常に重視されます。いくら分析力が高くても、伝える力が欠けているとコンサルタントとしての適性を疑問視されてしまいます。
面接に関しては、以下のコラムを読むなどして準備をしっかりしておきましょう。
・【就活体験談】PwC最終落ちから学び、4社の内定を獲得した面接対策術
・【就活生必見】個人面接の対策について|質問例・マナー・事前の準備
・【必見!】面接でのマナーとは?就活で押さえておくべきポイント
志望企業をどうやって選ぶ?コンサルの企業研究で押さえるべき3つのポイント
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「イメージや知名度だけで何も考えずに入社した結果、思っていたのと違った……」
そんな後悔をしないためには、コンサルティング業界においても企業ごとの違いを正しく理解し、納得感のある志望動機を持つことが重要です。
特にコンサル業界は、同じ「戦略コンサル」や「ITコンサル」に分類される企業でも、案件の進め方や企業文化、求める人材像が大きく異なります。しっかりと企業研究を行い、自分にフィットする会社を選びましょう。
ここでは、コンサルティングファームを研究する際に必ず確認すべき3つのポイントを紹介します。
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