外銀IBD内定者インタビュー記事〜外銀内定者の実体に迫る！〜

外銀内定者の実体は？

こんにちは、外資就活 外銀チームです。

そろそろ本選考のエントリー情報も出てきて忙しい時期かとは思いますが、就活は順調に進んでいますでしょうか。

今回は、普段の選考対策の記事とは少し趣向が異なる外資系投資銀行の投資銀行部門（以下外銀IBD）に入社予定のNさん、Uさんへのインタビュー記事になります。就活で疲れがたまってきた時期だと思いますが、内定者のお二人の現在の過ごし方や就活生へのアドバイスなどがまとまっていますので、息抜きがてら読んで今後の就活のモチベーションアップに生かしてください。

トップ就活生の貴重な情報ですので、是非ご自身の就職活動の参考にしてください。

外銀IBD内定者は就活後の今なにしてる？

ーーまずはじめに簡単な自己紹介をお願いします。
Nさん：はじめまして。Nです。学部4年で来年の春から外資系のIBDに勤務する予定です。大学時代はweb制作のインターンと留学に力をいれていました。よろしくお願いします。

Uさん：はじめまして。Uです。Nさんと同じく学部4年で来年の春から外資系のIBDで働きます。私は大学時代は長期インターンと法律系のサークルでの活動に力をいれていました。本日はよろしくお願いします。ちなみにNさんは選抜コミュニティの同期です。

ーーありがとうございます。外銀コミュニティは世界が狭いと聞いていましたが、本当ですね（笑）。早速本題に入りたいと思います。今は最後の学生生活をエンジョイされていると思いますが、最近は主に何をされていますか？

Nさん：ベンチャーの事業会社でインターンをしています。あとは入社後に備えた勉強ですかね。

Uさん：僕は自己紹介で話した法律のサークルの活動に加えて、金融や法律の勉強、あとは家庭教師のアルバイトをしています。

ーーお二人ともやはり入社後に向けた準備はされているのですね。NさんとUさんは就活生時代からのお知り合いとのことですが、やはり内定者の方同士は仲が良いのでしょうか？また他のハウスの内定者との横のつながりもあるのでしょうか？

Nさん：自社はもちろん、他社の同期とも結構仲良い。僕は今度旅行く予定です。あとは合コンですね(笑)。

Uさん：僕は実は自社の同期とまだ会ったことがなくて(笑)。他社には結構知り合いはいますね。

ーーやはり業界内での仲がいいというのは本当なんですね。では学生生活最後にしたいことを教えて下さい！

Nさん：大学生でいられるのもう最後なので、大学生ブランドを活かしていろんな大人の方の話を聞きに出向きたいですね。なかなか社会人になると時間もないですし。あとは芸術系の個展とかに行って[「ふーーーーーーーん」って思いたいです。

Uさん：ふーーーーーーーんって(笑)
僕は今後のキャリアを見据えて、実務以外の勉強をしておきたいです。金融の中でも、仕事を始めたら直接は学ばないであろう理論的なところとか。あとは教養も深めておきたいです。また、せっかく時間があるので、多くの優秀な先輩、同期、後輩との繋がりを作っていきたいなと。

ーーありがとうございます。なんだかお二人のキャラがだんだんわかってきた気がします。少し真面目な話に戻りまして、お二人はこの時期内定者インターンとかはあったりするんですか？

Nさん：11月中に2週間あります。必須ではなく希望者だけなんですけど。

Uさん：うちはないですね。

ーー内定者インターンは会社によってあるところとないところがあるのですね。入社後に向けた準備は、どのようなことをされていますか？

Nさん：課題は課題図書リストが渡されているので、それを入社までに読むって感じです。あとは外務員試験の勉強ですね。ベルリッツの英語研修もあります。財務、英語、エクセルの勉強はこれからしようっという感じです。

Uさん：うちは内定者インターンだけじゃなくて入社前課題もなくて。真逆ですね。ファイナンスを中心に自分で勉強してます。

外銀IBD内定者の入社後のキャリアプランは？

ーー話が少し変わりまして、入社後のことなのですが、お二人はやりたいことは決まっていらっしゃいますか？

Nさん：僕はGIG（編集部注：General Industry Groupの略。カバレッジのうち、食品業界や製造業など幅広い業界をカバーするチームのこと）でM＆Aに携わりたいです。特にエネルギー関連に興味があります。

Uさん：僕はファンド案件を多く経験したいです。もしカバレッジをするのであれば、もともと興味がある医療系がいいなと。

ーーお二人ともやりたいことはもう明確に決まっていらっしゃるのですね。近年では外銀IBDに入社後数年でベンチャー・スタートアップ起業・ファンドへの転職などを選ぶ人が増えている傾向があると思いますが、ぼんやりとでも転職の予定はありますか？

Nさん：僕は全くないです。今のところは、続けられるところまで入社先でやりたいと思ってます。

Uさん：僕もMDになれる可能性がゼロにならない限り、基本的に今後10‐20年の間の転職は考えていないです。40歳くらいになったら検討すると思います。今の段階だと、ファンドとか医療系事業会社の役員とかがいいなと。

ーー入社後のことに関して最後の質問になりますが、プライベートでの目標を教えて下さい。

Nさん：ダイエットですね。僕は痩せることが唯一かつ最大の目標です。

Uさん：僕は直近だと30歳までに結婚してマイホームを持ちたいです。あと30歳で資産1億も狙っています。

就活生へのアドバイス

ーーこれがインタビュー最後のパートになります。就活の話に戻りまして、お二人がご自身の就活を振り返ってみて、なにか後悔している点があれば教えて下さい。

Nさん：僕が後悔しているのは外銀のOB訪問をしなかったことです。結果的には内定できたのでよかったのですが、もし落ちていたら確実に後悔していたと思います。同期の内定者を見ていてもしている人は少なく、商社などとは違いOB訪問をしないのが普通だと思います。だからこそ、話を聞けるOBが見つかればそれだけで他の学生に対して大きなアドバンテージになると思います。

Uさん：僕は全体的なことなのですが、もっと早め早めで準備をしておけばよかったなと。情報収集にももう少し力をいれてもよかったかと思います。

ーーありがとうございます。外銀IBDは一部の会社を除いて1月まで内定が出ないところが多いですが、どうやってモチベーションを維持していましたか？

Nさん：僕はモチベーション維持に関しては全くプレッシャーを感じてませんでした。日系はまだ就活すら始まっていなかったため、どっしりと構えていました。なのでメンタル的には問題なく就活できたと思います。

Uさん：人事を尽くして天命を待とう、と思い心を保つことが大事だと思います。
受かりそうなチャンスが来た時に確実にモノにするために、普段から自助努力を重ねておくことが一番大事だと思います。

ーー最後に、お二人から21卒の就活生へ応援メッセージをお願いします!

Nさん：就活で内定を獲得することは決して人生のゴールではありません。ただ、多くの人にとっては自分の人生のゴールは何かを考える初めての機会になると思います。内定をとるために自分を偽ってしまう事は往々にしてあると思いますし、決して咎められるべき事だとは個人的には思いませんが、内定の有無に囚われず、自分の人生のゴールは何かについて一度考えてみて下さい。

Uさん：精神衛生面、ポジティブなマインドの維持が就活では重要な課題になってくると思います。
人と話すだけで楽になること、視野が広がることも多分にしてあるので、孤独な戦いの際にこそ一人にならずに、周りの人を気軽に利用してストレスの解消に努めて頑張ってください！

外銀内定者の考え方を参考にしよう

今回は外銀IBD内定者のお二人へのインタビュー記事をお届けしました。内定者が何を考え、どう行動していたのかを参考に、今後の就活に役立ててみてください。