投資銀行&FAS&総合商社 最低限押さえておきたいファイナンスの知識 第5部:デリバティブと金融工学

投資銀行&FAS&総合商社 最低限押さえておきたいファイナンスの知識 第5部:デリバティブと金融工学

2026/02/09

会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます


投資判断と資本政策の基礎を固めた次は、いよいよ 「リスクそのものを金融商品化する」という、より高度なファイナンスの世界へ入ります。
オプション、スワップ、そしてM&Aファイナンスの仕組み。これらは一見複雑に見えますが、本質は同じ——企業や投資家が直面するリスクを、市場で売買可能な形に変えることです。商社がプロジェクトファイナンスで金融機関と協調する際、投資銀行がM&A案件を組成する際、これらのツールが活躍します。
第5部では、金融工学の基礎から実務応用まで、 デリバティブの全体像を学びます。 複雑に見える仕組みも、段階的に理解すれば、その論理に気づくはずです。

投資銀行・FASに関するその他コラムはこちら

商社に関するその他コラムはこちら

第14章:オプション理論とデリバティブ

⑩オプションの基本的な仕組みとペイオフ構造は?

オプションは、特定の資産を一定期間内に特定の価格で売買する権利を表す金融商品です。権利であって義務ではない点が、先物契約との重要な違いです。投資銀行業務やリスク管理において、オプション理論の理解は不可欠です。

オプションの基本構造

コールオプション(Call Option):

  • 権利:特定価格(行使価格)で買う権利
  • 予想:原資産価格の上昇
  • 最大損失:プレミアム(オプション料)
  • 最大利益:理論上無限大

プットオプション(Put Option):

  • 権利:特定価格(行使価格)で売る権利
  • 予想:原資産価格の下落
  • 最大損失:プレミアム(オプション料)
  • 最大利益:行使価格マイナスプレミアム

オプションの基本要素

...

会員登録して全ての内容を見る

続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。

この記事を友達に教える