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外資就活経験者が注意すべき、日系就活・外資就活3つの違い

はじめに

夏の段階で外資就活を経験している人にとっては、日系の選考が始まるころには既に半年以上就活をしており、まわりの学生よりも選考慣れしている方も中にはいるかもしれません。

しかし、「外資系のハードな選考に比べたら日系の選考なんて余裕でしょ?」と慢心し、日系企業の就活に突っ込んでいって爆死する外資就活経験者が毎年多く見受けられます。。

そこで今回は日系大企業への就活と外資就活の3つの違いを紹介したいと思います。今後の参考にしてください。

日系就活と外資系就活は、どういったところが異なるのか

1.会社ごとに明確な志望動機が必要

職種別採用をしている外資系コンサルティングファームや投資銀行、外資メーカーでは「なぜこの業界?」「なぜこの部門か?」のような質問は多く投げかけられる一方で、「なぜこの会社を志望するのか?」といった質問自体はあまりされないことが多いです。

一方日系企業の面接は、選考段階で部門別採用でないところが殆どですので、各企業に対する志望動機を深く掘り下げられることになります。

特に業界2番手以降の企業では、「なんで業界一位の○○社が第一志望じゃないの?」と、いじわるな質問を飛ばされることもあるため、業界研究以上に企業研究が重要になります。

例えば上記への質問に答えるとしたら
「御社は●●に課題を抱えています。私は入社してこの課題を解決し、御社を業界トップにしたいと考えています」、
「御社は業界では3位ながらも、今後成長が見込まれる△△の分野ではトップシェアをもっているので将来性を感じています」
などが一例としてあげられます。

その企業や生み出す商品のファンといった立場で話すのではなく、「自分だったらどうするか」といった視点で考えることが特に重要です。

ベースとなる知識を固めるために、各社WEBサイトやGoogle検索結果の閲覧、関連書籍を買って読むといった基本的なところはもちろんのこと、後述するOB訪問や各説明会を通して、同じ業界のなかでも企業ごとにどういった違いがあるのかをはっきり理解しましょう。

特に企業間でもっとも差がでるのが、社風や社員の人柄です。これらの情報に関しては足を使わないと集められないものなので、とにかく社員に会うように心がけてください。

こういったナマの情報と、それに対して感じたことであれば、企業の志望動機を述べるうえで強い論拠となりえるので積極的に行動しましょう。

また経営トップの話は参考になることが多いです。例えば三井物産だったら、現社長は飯島彰己氏ですが、彼の名前で検索してみるとさまざまな記事コンテンツがヒットすると思います。

もし大学とかで日経テレコンが活用できる環境にある方だったら、社長の名前で検索して発見した記事は、求める人材要件について、明確に発言しているケースもありますので、参考にしてみてください。
<三井物産>金属資源・エネルギーで稼ぐ「物産マンのDNA」【2】

2.説明会、OB訪問への参加が必須

外資系企業では、企業側からOB訪問を行う機会が与えられることはまずありません。また説明会への参加が必須になる企業はほとんどなく、ジョブや面接を通して、企業に関する理解を深めていきます。

しかし日系企業の場合、説明会に参加しなければエントリーシートを出すことができなかったり、面接に進むことができなかったりと説明会への参加が強制となっている場合があります。また説明会の参加回数が多いと、やる気があると判断して、その後の選考が有利に進むような企業もあったりします。

また、OB訪問についても企業によっては面接時にOB訪問の回数を尋ねられることがあり、企業興味度のバロメーターとして判断される場合も多くあります。

OB訪問は会社のことを知る貴重なチャンスですので積極的に活用し、会社の理解を深めましょう。以下の記事も参考になります。
「OB訪問」が内定へのカギ

3.協調性がより重視される

ウインタージョブ、スプリングジョブといった複数日程に渡るインターンを通して行うコンサルティングファームの選考や、面接回数の多い投資銀行、インターンからの採用も多い外資系メーカーなど、各社とも応募者に対して接触機会を多くしております。

一方日系企業の多くは、3~6回程度の集団×個人面接ですべてを判断するわけで、1人1人にじっくり時間をかけるのは難しい状況です。なので、短い時間の面接でも把握できることを考えて、実践しています。

そういった中で外資系に比べて重視されがちなのは「人当たりの良さ」や「協調性」です。例えばコンサルティングファームの選考ですと、ケース面接と呼ばれる地頭を問うような面接が大半を占め、あまりパーソナルに突っ込んだ質問をされることは多くはありません。

そしてグループディスカッションでも、外資系ではリーダーシップをつとめていたような方が、日系だと協調性がないと言って落ちたりすることもあります。

さらにいうと、外資系はDiversityというのがモットーなので、LGBTの採用にも積極的ですし、女性が多く活用される環境にもあります。異端児も積極的にとりにいくのが、外資系です。

一方、大手代理店や総合商社はバラエティに富んだ人材が多く所属する傾向はあるものの、「異端児は排して、同質の人で構成したい」といったザ・日系企業も多くあります。

それぞれの社員の方から醸し出される雰囲気を読み取り、面接官に「あの部署のあのひとっぽいなあ」と思わせることができれば、日系就活は成功だと思います(^^)

外資系企業の就活経験はどのようなことが生かせるか?

外資就活で得た経験で日系企業に生かせる力は以下の3点があると思います。

・ プレッシャーの中で、物事を考え抜く力
・積極的に自分を表現する力
・まわりのハイスペックに動じない精神力

1.プレッシャーの中で、物事を考え抜く力

外資系企業の選考はしんどいものが多いです。投資銀行のスーパーデイと呼ばれる最終選考では1日10人近くも1対1で面談することもあり、6時間くらいかかって、最後の方は意識が朦朧としながらも質問に答えていくことになります。

コンサルティングファームでは難しいケース面接に対し、頭をフル回転させながら答えていきます。いずれの場合も面接官は頭のキレがとても良いので、就活生の発言に対して厳しいツッコミが幾度となく入ってきます。

コンサル面接では就活生1人に対して、面接官2人がひとつのお題に対して一時間程度、質疑応答を繰り返すこともあります。

そのようなプレッシャーのかかる状況で、物事を考え抜いてアウトプットを出した経験は、思考能力を高めてくれますし、自信にも繋がります。仮に圧迫面接をされたとしても外資系企業の就活で培った経験を生かし、うまく乗り切れるはずでしょう。

積極的に自分を表現する力

外資系投資銀行の選考・インターンでは、積極性や自己アピールが常に求められます。例えばモルガン・スタンレーではいわゆる「名刺配り大会」といった選考プロセスがあります。

集められた就活生が各部署に属する社員に名刺を配って、積極的に自己アピールするプロセスです。
そういった厳しい選考を経験した人にとっては、自分を積極的にアピール、表現することへの抵抗が徐々に減っていったのではないでしょうか。

積極性をもち説明会や選考に臨んでいる学生は他の学生よりも目にとまりやすくなります。こういった姿勢を忘れることなく今後の選考に臨んでみるとよいのではないでしょうか。

まわりのハイスペックに動じない精神力

筆者も外資系企業のグループディスカッションやグループインタビューの場で、「プロスポーツ選手」、「アイドルグループに所属」、「起業して年商数千万」など、びっくりするような肩書の人々と同じグループであることが度々ありました。

しかし、経歴は華々しくとも話してみれば普通の就活生です。

謙虚な姿勢は保ちつつ絶対勝つという強い意志をもって臨むことで、彼らに対して恐れを抱くようなことは次第に少なくなって参りました。それからは初対面で肩書ビッグな方にもびびることなく、自分をアピールすることができるようになりました。

まわりに流されることなく自分自身をしっかりPRすることが選考突破への近道です。

おわりに

サマーインターン選考から受けはじめている方にとってはそろそろ就活に疲れてきているころかもしれません。チャレンジしてきたのに、なかなか外資系の門をくぐれなかったりで、自信喪失気味の方もおられると思います。

とはいえ、上の学生を見れたのはとても良い経験です。地頭からコミュニケーション能力、リーダーシップに至るまで、ベンチマークすべき存在が見つかったことで、彼らに追いつこうと努力することができるからです。

疲れてくるとインフルエンザなどの病気にかかりやすくなってしまい、大事な選考を棒にふることになるので体調管理だけはきちんと行うようにしましょう。では引き続き、頑張ってください(^^)/

マッキンゼー ゴールドマン

三菱商事 P&G アクセンチュア

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