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ビジネスモデルと職種から読み解く、広告業界で求められる人材4パターン【電通・博報堂内定への道(1)】

広告業界の仕事、知っていますか?

はじめまして、外資就活ドットコム 広告チームです。

「シリーズ:電通・博報堂内定への道」では、広告代理店の仕事や就活に関する情報を就活生のみなさんにお届けしていきます。

記念すべき第一回は、電通と博報堂の両方に内定をいただいた22卒内定者が、広告代理店のビジネスモデルとそこから読み解く「広告業界に求められる人材4パターン」をお伝えします。

華やかなイメージがある広告業界。

しかし「広告代理店がどんな仕事をしているのか」「近年どんな役割を担っているのか」「どんな職種があるのか」実態は意外と知られていません。

この記事ではこうした広告業界のビジネスモデルや直近の変化から「どのような人材が求められているのか」を解説します。

広告代理店って何しているの?

正直私も就活が始まるまで広告代理店は「CMを作っている会社」だと思っていました。
確かに広告代理店は、企業のCMやポスターなどの広告制作を業務の範疇としていますが、それは必ずしも核心ではありません。
結論から言うと、広告代理店とは「アイデアの力でコミュニケーションを円滑にする会社」です。

どういうことかと言うと、まず広告代理店が関わる組織は主に2つに分類されます。

①悩んでいる人:クライアント
②伝える人:メディア

まず①はメーカーなどをイメージすると分かり易いです。「この新商品を売りたい」「若者向けというイメージを払拭して、高齢者にも売りたい」といった自社の商材やそのイメージに何かしらの課題を感じている人たちです。

一方②はテレビ局や新聞社をイメージしてください。媒体を通じて世の中に広く何かを伝える人たちです。

この①と②の先に、②を通じて①が伝えたいことを目にする生活者がいます。

そしてこの①と②を繋ぎ、クライアントの課題をアイデアの力で解決していく。そして生活者に新たな発見を与えたり既存の価値観を更新していくのが広告代理店なのです。

まだピンと来てない人もいますよね。例えば、

①の例としてA飲料という飲料メーカー、
②の例としてBテレビというテレビ局があったとします。
A飲料は自社の新製品であるAビールを販売することになりました。A飲料はこの新商品の販売を促進すべく広告代理店に広告制作を依頼します。

広告代理店の営業担当がA飲料に対して、新商品にかかる予算、ターゲット、強みなど多角的な視点からヒアリングを行い、様々な情報を集めて課題を特定していきます。ヒアリングを重ねると、A飲料の広報担当者が「昨今若者のビール離れが進んでいる。そのためこのAビールを特に20代の若者に売りたい。」と悩んでいることが判明しました。A飲料は若者をターゲットに新商品の認知を広め実行するマーケティングのノウハウやアイデアを持っていないわけです。

これを受けた広告代理店のA飲料担当チームは早速Aビールが若者に売れるような施策を考えます。
改めてターゲットの分析と緻密な選定をしたうえで、市場調査を行います。
これを踏まえて
「どのメディアを使うか」
「どの地域に絞るか」
「どんなキャッチコピーやデザインが若者に刺さるか」など
A飲料の課題を解決するための施策を社内のA飲料担当チームで話し合い、その実現に向けてプロジェクトプランを詰めていき、広告を制作します。

このプランの中で重要なのが「どのメディアを利用するか」という出口の部分です。
今回の場合は予算やターゲットを考慮したうえで、テレビ局Bの人気番組のCM枠が最適なメディアであるという結論になりました。
広告代理店のメディア担当がB局から広告枠を買い付け、実際にCMを流します。

これによりこの時間帯に番組を視聴しCMを目にする多くの若者に新商品の認知が行き渡ることになります。若者に刺さるプレゼンテーションになっているため、これまでビールにそこまで関心がなかった若者が「おいしそうだな」「飲んでみようかな」といったように購買意欲を刺激されます。

広告代理店の仕事の流れが何となく分かりましたか?

各関連組織とその関わり合い方については以下のコラムに更なる詳細を記載しています。
【23卒保存版】広告制作だけが仕事じゃない!?広告代理店のビジネスモデルと主要な職種まとめ

また説明会や企業の公式HPでは実際の事例を元により詳しく説明してくれます。合同企業説明会や個別説明会にぜひ積極的に参加してみてください。

広告代理店の代表的な職種

広告代理店は、クライアントと顧客を繋ぐアイデアを売る代理業を営んでいるとお伝えしました。

主に4種類の職種の社員がチームになって、このビジネスを実現しています。
※それぞれの職種の呼び方は、広告代理店によって異なります。また他にも様々な職種があります。

①営業(ビジネスプロデューサー)
②メディア担当
③プランナー(マーケター)
④クリエイティブ

①営業(ビジネスプロデューサー)

クライアントと最前線で向き合うチームのリーダー的役割。クライアントの依頼を聞き、課題を掘り起こします。
同時にプロジェクトの進行役も担います。自ら人材を選んでチームを編成し、予算や日程などの管理を行い、最終的なアウトプットに向けてチームの指揮を執ります。

②メディア担当

マスメディアから広告枠を買い取り、営業と連携しながら最適な枠に広告を出すようにする役割。テレビ番組や雑誌のページ企画などコンテンツをテレビ局などのメディア企業と一緒に考える仕事も行っています。

③ストラテジックプランナー(マーケティング職)

クライアントの課題に対して、市場調査等を通じてターゲットを分析・選定し、マーケティング視点で最適なコミュニケーションプランを提案します。
プロジェクトの肝となる戦略を考える役割です。

④クリエイティブ

プランナーが行った市場調査などをもとに、アイデアを駆使してキャッチコピーやデザインなど最終的に広告となるアウトプットを制作します。

どのような人が広告代理店に求められているのか

広告業界のビジネスモデルと職種が分かったところで、「広告代理店から内定を貰う人はどのような人なのか」という疑問が浮かぶことでしょう。
一つ覚えていただきたいのが、いずれの広告代理店も「多様性採用」を大事にしているということです。
広告代理店のバリューとして、やはり「アイデア力」は欠かせません。ゆえに様々な視点の相乗効果でイノベーションが起こせるような環境づくりを目指しているため、強烈な個性を持った多方面の人材を採用したいという考えがベースにあります。
ゆえに、体育会だから受かる、マーケティングやデザインを勉強してきたから受かる、ということでもないわけです。
「この人を採用したらうちで面白い化学反応が起きそうだ」と思わせる個性をしっかりアピールすることが重要です。

以上を念頭に置いていただき、とはいえ傾向というものはあるため、22年度の電通・博報堂の内定者に見られた要素をお伝えします。

①心身共にタフな人

広告代理店のプロジェクトには常にタイトな〆切がつきまといます。いずれの職種においても、クライアントの要望に応えて広告を世の中に出す、という最終地点までやり切る忍耐力が求められます。プロジェクトの繁忙期は激務になることも当然多く、このような働き方に適応できる「やり切る力がある人」「タフな人」が歓迎されます。
体育会経験者はこれに当てはまる傾向が強いです。広告業界はコンペが多いため勝敗という目に見える結果にこだわることができるという点でもフィットする人は多いでしょう。
とはいえ体育会に限らず、何かしらの分野でストイックに自分を磨き結果を出した経験が自分の軸となっていれば、そのタフネスは重宝されると考えられます。

また余談ですが、メディアサイドの営業はテレビ局や新聞社との日々の付き合いが重要であり、人との関係構築が得意かつ体力のある人材が配属される傾向にあります。
電通の場合は総合職として採用された後に配属が決まります。一方博報堂では初めから博報堂DYメディアパートナーズでの採用となります。

②コミュニケーション能力が高くリーダーシップのある人

先の例を取っても、広告代理店においてはクライアント、メディア、デザイン会社などあらゆるステークホルダーとコミュニケーションを取りながら最高のアウトプットを出すことに向けて舵取りをしていくことが求められます。
中でもクライアントの真の課題を掘り起こすために、相手の話をしっかりと聞きニーズを捉えられる人は重宝されるでしょう。
とりわけ営業(ビジネスプロデューサー)はプロジェクト全体を統括するリーダーの役割を担うため、クライアントサイドの営業を志望する際には上記につながる要素やエピソードをアピールできるといいかもしれません。

③ロジカルに思考を組み立てられる人

広告代理店のクリエイティビティは、緻密なロジックの上に成り立っていることをご存知でしょうか。
「広告代理店ってクリエイティブな人ばかりじゃないの?」と思っている方もいるかもしれませんが、実は右脳だけでなく左脳も使えて初めて広告代理店としての課題解決ができるのです。クライアントの現状分析と消費者動向の分析をデータに基づいて泥臭く行い、課題解決に必要な要素を選定してこそ、最後にそれに沿った広告あるいは消費者体験を構築する段階に入ることができるわけです。
この戦略段階を主に司るのはストプラと言われるマーケティング職です。ストプラはストラテジックプランナーの略称で、市場調査やヒアリングを行ったり、その結果を基に核となるプランを立てる職種です。

更に踏み込むと、広告代理店は今や「広告を制作する会社」に留まらず、クライアントの事業をあらゆる側面から成長させていくビジネスプロデュース会社になろうとしています。消費者が今どんな思考をしているのか、それに向けてクライアント企業がいかなる価値提供をすべきか、その価値を形にするためにどんなサービスを提供するか、どんな取り組みを通じて世の中にムーブメントを起こすか、といった部分まで踏み込んでクライアントの課題解決をします。よって、アイデアマンというだけではアピールにならず、論理的に課題を分析し解決策を組み立てていく能力が必須なのです。

④過去にない別解を出すことに貪欲な人

先ほどロジックが大事とは言ったものの、やはり別解を出せる発想力を持つ人が必要です。博報堂は「正解より別解」「正解なんかで満足か」というフレーズを企業広告に出しながら、この価値観を社内でも浸透させています。

広告代理店はアイデアの力を武器としてクライアントの課題を解決する会社ですが、今やコミュニケーション領域のサポートに留まらず事業全体を俯瞰し開発していくビジネスプロデュースも担う会社へと変化してきています。その中でコンサルティングファームとはまた異なる広告代理店ならではの価値を発揮することが求められています。
そこで、③のようなロジカルシンキングのベースがしっかりありつつも、単なる「正解」ではなく、今までにない「別解」を楽しみながらも大真面目に突き詰められる人材がまさに広告代理店が欲しい人材ということになります。
別解を出すことに貪欲であることが、最終的に人々の心に刺さるコピーやデザインとして形になっているのです。コピーライターやデザイナーなどのクリエイティブ職には勿論このマインドが求められますが、いずれの職種においても重要になってきていることは確かです。

いかがでしたか。一言に広告と言っても求められるパーソナリティは様々なため、自身のどういった側面をアピールするかが重要です。
自分が上記の4つのキャラクターの中でどのタイプに一番近いかを考え、しっかりと戦略を練りましょう。

広告業界を攻略するには

今まで広告業界に関して様々な情報を書いてきました。
このコラムを読んで少しでも興味を持ったり、自身との共通点を見出した方は是非これからのウィンターインターンに挑戦してみてください。

【シリーズ 電通・博報堂内定への道】次回は「近年の動向から読み解く、新たに広告業界で求められる人材2パターン」をお届けします!

こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

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