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最短2日で内定? 海外大生の就活事情(3)ボスキャリ攻略十カ条


こんにちは、Kwellerです。

前回(「最短2日で内定? 海外大生の就活事情(2)就活プロセスの全貌」)は、就活の各ステップを6つのフェーズに分け、それぞれ逆算と事前準備が大事であることをご紹介しました。

海外大生の就活の主な流れをまとめた図表を再掲しておきます。
※図表をクリックで拡大できます。

さて今回は、海外大生にとって最も大事な就活イベントである「ボストンキャリアフォーラム」について、その特徴と対策等に関してお話しいたします。

ボストンキャリアフォーラムとは

ボストンキャリアフォーラム(通称:ボスキャリ)とは、ディスコインターナショナル社(以下、「DI」)が運営するCareer Forum Net(以下、「CFN」)が企画・開催するジョブフェアの一つです。

CFNは、主に日英バイリンガル学生とグローバル人材を求める企業との掛け橋になるべく、ボストンをはじめ、ロンドンや東京等、世界の主要都市にていくつもジョブフェアは主催しています。

ボスキャリは30年以上の歴史があり、参加企業は例年200社を超え、来場者数は述べ1万にも達する等、それらジョブフェアの中でも一際重要であり、学生・企業双方にとっての一大就活イベントです。

また、事前応募がなくても人事担当と話が出来る「Walk-in」システムがあることも、本イベントの特徴と言えます。

ボスキャリ十カ条

大学1年時から計4回ボスキャリに参加し、4年時に多数の内定を獲得した筆者が、ボスキャリを攻略するために知っておくべきことを「十カ条」としてまとめてみました。

一、「まずは慣れるべし」

ボスキャリは広大な展示会場を貸し切って執り行われ、そこに超有名企業が200社以上、優秀(そうな)学生が5,000人以上ひしめき合っている空間です。

従って、最初はたいていの人が雰囲気に飲み込まれること必至です。

筆者は、1年時はとりあえず会場を歩き回ったり、各企業のパンフレットを読み漁ったり、行き違う学生に声を掛けたりしながら、雰囲気に慣れました。

2年時は某社のブースでアシスタントをやり、人事部の内情を聞いたりしました。

3年時はインターン面談で、4年時が本番です。

二、「本番には内定を持って臨むべし」

これは極めて心理的な話ですが、人は他人の評価が高いものには安心感を覚えます。「食べログで評価が3.0未満の店には行かない」などと言っている人はこれの最たる例です。

就活を食べログで例えるなら、内定の無い学生は周りからの評価が3.0未満、あるいは未評価の学生です。

一方、内定がある学生は、食べログの評価はその時点で少なくとも3.0以上です。

有名企業の内定がある場合、4.0以上です。外資系企業でのインターン経験がある場合、これも4.0以上です。名も知れない会社の内定がある場合、これでも3.0以上なのです。

「あの人が良い店と言っているのだから美味しいに決まっている」

「あの会社が欲しいと言っているのだから優秀に決まっている」
となるわけです。

内定があることは、他社からのお墨付きを得ていることと同義であり、「信頼」の証となります。

また、そのことが自らの「自信」にも繋がり、落ち着いて面接に臨めるため、全体的に「正の循環」に入ることが出来ます。

さらに、他社の内定があることは、目の前の会社の選考プロセスを早める効果も期待できます。

ちなみに、日本国内での選考だと、いわゆる「オワハラ」と言って、目の前で他社の内定を辞退してくれたら内定を出すというような横暴が散見されますが、ボスキャリにおいては短期決戦であるが故、そのような事態は“ほぼ”発生しません(筆者は1社されましたが・・・)。

三、「“ボスキャリは水曜日から”と知るべし」

公式スケジュールでは金曜日と土曜日がメインとなっていますが、「真のボスキャリスケジュール」は水曜日から始まっていると言えます。

真剣に学生を採りに来ている企業は、少しでも優秀な学生との接点を増やし、囲い込みを図ろうとするため、前日ないし前々日から試験や面接を設定してくることがあります。

筆者はこのことを知っており、本番は滞りなく水曜日からの選考に参加することが出来たため、多くの内定に繋がったものと思います。

こうした案内は当然直前まで通知されませんので、学生はそれを見越したスケジュール調整が必要になります。特に、学校の試験日とホテル手配は要注意です。

四、「一次面接が勝負と心得るべし」

筆者の経験上、特にボスキャリにおいては、一次面接で採用権を持った人が登場する可能性が非常に高いです。

日本国内ほど面接する人数は多くないので、一次で粗方決めてしまうのでしょう。

事実、多くの企業で、二次あるいは三次面接あたりから、筆者の話を聞くというより、会社のアピールに終始するという現象が起こりました。

面接官は大方「○、△、×」のような基準で評価しますので、×は当然落第ですが、「△」となれば、その後はより厳しい目で選考のふるいに掛けられる可能性もあります。

つまり、一次面接でしっかり好評価を得ることが最も重要と言えます。

五、「面接日時は動かせるものと知るべし」

国内選考だと、面接日時の変更などもっての他、という感じですが、ボスキャリはそんなことはありません。

二次面接以降は初日に決まることなので、バッティングが起きても仕方がないことですし、企業にとっては学生の時間変更申し入れを志望度が低いととって遮断してしまっていては、みすみす優秀な学生を取りこぼす危険性もあるからです。

筆者も、最終的に入社した会社に関しては複数回時間の変更を申し出ましたが、快く対応してくれました。今思えば、こうした対応も会社を吟味する上でプラスに働いたのかも知れません。特に、金融機関は国内では相当厳しいと言われていますので、ギャップ萌えです。

六、「ディナーは計画的に参加するべし」

ボスキャリといえば「ディナー面接」であるといっても過言ではないほど、特徴的なのがコレです。大半の企業が実施していると考えていいでしょう。

どのタイミングでディナーを打診されるかはケースバイケースですが、筆者の経験から推察すると、面接官の裁量で決めていると思われます。

同じ日に複数回面接がある企業は、途中あるいは最後の面接後にお誘いを受けましたし、18時以降くらいに一次面接を入れていると、そのまま「この後お時間空いていますか?」となった企業もあります。

なお、ディナーは公式な選考プロセスではないので参加はマストではありませんが、特に投資銀行のディナーは実質正式な選考プロセスと化している節があるので要注意です。

筆者の場合、某外銀のディナーを1件断った(正確には「行けたら行く」みたいな形にしていた)後、連絡が取れなくなり、自然消滅的に選考が終了した経緯があります。

さらに、ディナーにも18時台から始まるものと、19時以降に始まるものがあり、超上級者になると、一晩に2件以上のディナーをハシゴするなどという荒業をやってのける人もいます。(筆者はまさにこの荒業をやろうとしたわけですが、結果的には失敗しました)

また、前述したように、ボスキャリは実質水曜日からスタートしており、往々にしてディナーも開催されますので、舞台は金と土だけとは限りません。例えば筆者であれば、水、木、金、土、日と5日間に渡って企業の方たちとディナーを共にしています。上記の超上級者であれば、金、土でそれぞれ2社ハシゴすれば、最大7社は選考プロセスを進めることが出来る算段になります。

加えて、多くの日本企業のようにディナーがマストではない企業を戦略的に外せば、ボスキャリ開催中の5日間で2桁数の企業から内定ないし最終面接への切符を得ることが可能と言えます。

七、「Walk-inは積極的にすべし」

Walk-inというのは、事前アポなしに企業ブースに行って面接依頼をすることですが、これもボスキャリの大きな特徴の一つです。

もっとも、事前応募が上手くいっている場合、土曜の午前中くらいまではボスキャリ開催前から埋まっているはずなので、あまり時間はないかと思います。

事前応募で落ちたけどどうしても話してみたい企業や、業界が違ってあまり積極的に研究してなかったけど有名企業だし興味あるなとか、そうした企業に対して、隙間時間に突撃してみましょう。案外すんなり面接してくれたりします。

ちなみに筆者は、日曜日の終わり掛けに某大手広告代理店のブースにWalk-inし、そのままディナーに招待され、結果的に最終面接まで進んでいますので、費用対効果は絶大です。

八、「親戚の名前は伏せるべし」

皆さんの親戚の中に、皆さんが応募したい企業に勤務している人がいることもあるでしょう。しかし、不用意に名前を口走ってはいけません。

企業は、少なくとも表向きは縁故採用を避けたいので、中途半端に親戚がいるなどと告げるとマイナスに作用しかねないからです。

筆者も、何社かの面接で口が滑ってしまい、何故かものすごい剣幕で「誰ですか!?」と聞かれ、焦った記憶があります。本来、従兄弟や叔父レベルであれば黙っていればバレませんので、言うべきではありません。

九、「最低1回はブースに挨拶にいくべし」

ボスキャリ期間中、空いた時間を見つけて最低1回は面接を進めている企業のブースに赴き、爽やかに当たり障りの無い近況報告をすることをお勧めします。

ディナーで面接官に「あのときの印象がすごく良かった」という感想をもらったことに裏付けられるように、思っている以上にインパクトを残すことができるからです。

十、「決まり文句は反復練習して臨むべし」

筆者の場合、去り際に「失礼します」と言えばいいところを、「おやすみなさい」と言ってしまったことがあり、完全に失笑を買ったという経験があります。

よく、かしこまろうとし過ぎて「~ござる」などと急に侍に変身してしまうなどというエピソードを聞くことがありますが、あれに近い話があなたにも起こり得るということです。

長期のインターンを経験することが一番の対処法とは思いますが、いずれにしてもとりあえず落ち着いて臨むことをお薦めいたします。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

まさに今週が本番のボスキャリですが、本編が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

また、3回に渡って配信してきました「最短2日で内定? 海外大生の就活事情」ですが、今回が最終回ということになります。

今後も就活やキャリアに関する情報を提供しきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

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