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自分のキャリアは自分で決める。その覚悟を持った人には、無限の可能性がある

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「外資系投資銀行」と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべるだろうか。人それぞれ異なる部分はあるかもしれないが、UBSグループに関しては、おそらくあなたのイメージは半分正解でもう半分は不正解といったところだろう。

今回インタビューしたのは、調査本部でアナリストを務める守屋のぞみ氏と、市場性商品の営業を統括している綾部俊亮氏。両名とも新卒でUBSに入社してから20年近くが経過している。適度な競争環境にありながら、長期間の勤務も可能な同社の業務とカルチャーについて話を聞いた。

〈Profile〉
写真左/守屋 のぞみ(もりや・のぞみ)
マネージング ディレクター。調査本部にて、日本の小売業界担当アナリスト兼プロダクトマネージャーを務めている。新卒でUBS証券に入社後、一貫してアナリスト業務に従事し、2016年に産休・育休を取得した後も同業務に復職。2022年からプロダクトマネージャーを兼務している。

 
写真右/綾部 俊亮(あやべ・しゅんすけ)
マネージング ディレクター。市場性商品の営業を統括。株式・ファンド・QIS指数・金利・為替・クレジットなど、多様な金融商品資産を、個人向け・機関投資家向けに提供する業務を主管している。新卒でUBS証券に入社して、2011年からはUBS AG ロンドン拠点のストラクチャリング部門にて商品開発業務に携わる。2014年に帰国し、現在に至る。

※内容や肩書は2023年7月の記事公開当時のものです。
 

自分が成長するためにサポートしてもらったことを、また次の世代へ

――お二人とも新卒から20年ほどUBSに勤務し続けているそうですね。まずは当時の入社動機からお聞かせください。

守屋:金融機関に勤めたいというのは、就職活動を始めた当初から漠然と考えていました。お金は世界中を回るので、自分が移動しなくてもグローバルを感じられるという理由です(笑)。

UBSはオフィスの会議室で説明会が開催された後、そのまま懇親会があったんですね。会議室にフィンガーフードやワインが出てきて、すごい会社だなと思ったのが第一印象です。部門別採用だったのですが、私が特に興味を持ったのが現在も所属している調査本部のアナリスト業務でした。日本の企業を海外の投資家に宣伝して投資をしてもらう業務だと聞いて、やりがいがありそうだなと。

他の外資系証券会社や日系の金融機関も受けてはいましたが、業務内容もカルチャーも一番合いそうだと感じたのがUBSです。当時の日系企業は、どうしても男性が多い環境だったというのもあると思います。

綾部:私は明確に外資系証券会社のマーケット部門に行きたいと思っていました。昔からオタクで負けず嫌いだったので、勝つために学び続けることは全く苦にならないんです。自分自身がワクワクできる環境で勝負したいと考えて、行きついたのがこの仕事です。

自分より仕事をしない先輩社員が上司だったり、高給取りだったりするのは耐えられない。一方で、自分以上に優秀な後輩が上司になることは問題ありません。20年ほど生きてきて自分の性(さが)は分かっていたので、当時から実力主義が徹底しているといわれていた外資系の金融機関に絞って就活していました。

――候補になる企業はいくつかあったと思いますが、その中でもUBSを選んだ理由は何ですか?

綾部:UBSは株式やデリバティブといった領域に非常に強いので、そういったビジネス上の特徴がまず一つ。もう一つはやはり人の面ですね。選考中からメンターの方が付いてくれて、20歳の若者ながらに「この人は絶対に裏切らないだろう」と強く感じました。

就職はある意味で恋愛のような要素もあるので、この人は信頼できる、好きだといった相性も大事だと思っています。入り口は広くさまざまな会社を見ながら、オファーをもらった中から好きな人や組織を選ぶという流れで進めるのが良いのではないでしょうか。

――人やカルチャーの印象は入社してからも変わりませんでしたか?

綾部:変わらないです。多分これには理由がありまして、UBSは出自が欧州なのでチームプレイ重視ですし、新卒から長く勤続しているメンバーも多い。我々二人だけでなく、新卒で入社し長く勤務しかなり上の役職に就いている社員が多くいます。

そうすると、自分が若い頃にしてもらったことを覚えているんですよね。私も以前3年ほどロンドンに行かせてもらったことがありまして、当時の経験があったからこそ今の自分があると感じているので、今も私のチームから2人海外オフィスに出向してもらっています。

日本にいると言語も考え方も自分の得意なゾーンで勝負できますが、海外に行くと全く違うカルチャーやニーズに対応しなければなりません。極端に負荷が上がる分、成長スピードも限界を超えて上がるイメージです。私の上司は、海外駐在期間のことを「精神と時の部屋にいた」と言っていましたね(笑)。

予測の精度とスピードという、二つの提供価値を両立させる

――現在の仕事とそのやりがいについてお聞かせください。まずは守屋さんからお願いします。

守屋:入社以来ずっと株式のアナリスト業務に携わっています。私の担当は一貫して小売業界ですが、時代に応じて産業構造は変わっていくので、同じことをやっている感覚はありません。百貨店、コンビニ、ファストファッション、Eコマース。この20年をざっと振り返っても、トッププレーヤーは常に入れ替わっているわけです。

一方で、お客さまである国内外の機関投資家のニーズも変わり続けています。以前は長く保有して企業の成長を追いかけるスタイルが一般的でしたが、現在はヘッジファンドや短期のトレードで動く方も増えています。分析対象である企業の戦略や財務状況、そして投資家の皆さんの持つニーズやアイデア。二つの変数の掛け算でやるべきことが変わっていくので、そこが難しくもありやりがいでもありますね。

私がアナリストを続けているもう一つの理由は、この仕事はとてもフェアだということです。実際の提案内容はそこまでシンプルではないのですが、「今が買い時です」とお伝えした株価が上がったか下がったかは、誰もがすぐに検証することができますから。

――どうやって将来の価格を予測するのですか?

守屋:公表されている財務諸表を分析するのが基本的な手法です。ただ現在はそれだけではなく非財務情報も重要になっています。パーパスや経営陣の思い、従業員にどういう人的投資をして成長しているのか。そういった非財務情報を分析に織り込んでいくチャレンジも増えていますね。

また近年は、オルタナティブデータというのですが、財務情報とは違う形で世の中に出回っている情報の注目度も上がっています。例えばオンラインショップの商品価格やアイテム数が毎週どのように増減しているのか。社内にUBSエビデンスラボという、世界中のさまざまなデータを収集するチームがあるので、彼らにデータを取得してもらって、あの手この手で分析しています。

――ということは、以前よりも予測の精度は上がっている?

守屋:バランスが難しいところなのですが、例えば予測精度が90%まで上がるのを待っていては、その情報には価値がなくなってしまいます。競合他社も同じようにさまざまな手法で分析しているからです。私自身は、極端にいえば51%の確信度で手放すように自分に言い聞かせています。

できるだけ精度を上げながら、他の人よりも早く兆候を見つけ出す。これは、いわゆる研究者肌の方にはつらい仕事かもしれません。研究者タイプの方は、時間をかければもっと精度を上げられると思うでしょうし、学校でもそうしなさいと教わってきているはずです。51%という精度がストレスになるなら、証券会社のアナリスト職は向かないかもしれませんね。

知的好奇心が常に刺激される、学びを楽しめる人には最適な環境

――綾部さんの仕事内容についてもお聞かせください。

綾部:私は市場性商品全体の営業責任者を務めています。簡単に言うと株式以外の商品ですね。責任者とはいえお客さまと話すことがとても大切な仕事なので、現在も1日に1、2回は実際にお客さまとお会いしています。

やりがいについては守屋さんと近いですが、お客さまもマーケットも変化し続けていくので、知的好奇心がくすぐられることが魅力です。仮想通貨なんて昔はありませんでしたし、今は円金利の話をよくしますが2、3年前はそんな話は全くしませんでした。最近はCO2排出権の取引なども出てきていますね。私はオタクだと言いましたが、勉強するのが楽しいという感覚は極めて重要だと思います。

もう少し広く、外資系証券会社という観点でやりがいをお伝えすると、やはり自分の努力次第で上がっていけるところでしょう。日本企業では10人でやるような仕事を3人くらいでやることになるので、負荷が3倍になる。でもその代わりにそれに見合う報酬ももらうことができるわけですが、そういう形を好むかどうかが、まず初めの分かれ目になります。

その上でUBSならではの特徴を補足すると、やはりチームプレイがポイントです。海外オフィスや他部門との交流や異動も非常に活発ですし、同じ1円を稼ぐなら1人ではなく誰かとコラボして稼いだ方が評価が高いという人事制度になっています。そうやって人を育てた方がレバレッジが効くという経営判断だと思います。

ただ、育成に関しては「このやり方でやりなさい」と強制されることはありません。私のやり方をそのまま真似できる人は少ないでしょうし、若手のようにネットをフル活用することは私にはできない。自分なりのやり方で成長していくことが求められる環境です。

守屋:一つの価値観を絶対とするのではなく「これもいいし、あれもいいね」というカルチャーですよね。そういう意味では国や地域にも、もちろん男女にもこだわりはないので、私自身も女性だから不利だと感じたことは基本的にありません。育休を取った時も、前例がどうとか他の国ではどうというより、私なりの考え方を上司や同僚に説明して理解してもらいました。皆さんに説明しなければいけないのは大変でしたが、逆に言えば自由に動き方を決められるので助かりましたね。

綾部:社内にはママ会もパパ会もあります。それぞれの悩みを共有する場です。

守屋:働く親全体のコミュニティーもありますね。

綾部:世代を超えてコミュニケーションする会も。これもチームワークの一環かもしれません。

社会に出ると、全員共通の数値指標は存在しない

――UBSに向いているのはどんな人だと思いますか?

綾部:繰り返しになりますが、知的好奇心が旺盛で負けず嫌いな人。他社との競争環境が激しい業界ですし、自分の頭で差別化ポイントを考えて、勝利に向けて努力できることが大切です。努力すれば絶対に勝てるとは限りませんが、勝っている人で努力していない人は私が知る限り存在しません。

勝つために努力できて、たとえ負けてもギブアップせずに次に向かう気持ちを持つ。そういう人が向いているのではないでしょうか。

守屋:自己成長したいという気持ちはもちろん重要ですが、もう一点付け加えるなら「成長することで自分がどういう価値を社会に提供できるのか」まで考えて選んでほしい。なんとなくかっこいいとか、儲かりそうだというだけなら、そういう仕事は他にもありますから。

学生時代に具体的な仕事内容を把握するのは難しいかもしれませんが、いろんな人の話も聞いて、成長ステップや価値貢献の内容をできる限りイメージしてから進むべき道を決めてほしいと思っています。

――ありがとうございます。最後に、これから社会に羽ばたく学生たちにメッセージをお願いします。

綾部:学生時代にはテストの点数や偏差値といった分かりやすい数値指標がありますが、社会に出ると、そういった全員に共通する指標は存在しません。

何が言いたいかというと、どの会社に入るか、どんな仕事に就くかというのは、自分自身の価値基準をベースに決める必要があるということです。他のみんながいいと言っている会社に行くのが“正解”ではない。自分が本当に進みたいと思う道を選んだ方が幸せだし、その方が成功する確率も上がると私は思います。

守屋:自分の人生にオーナーシップを持って決めていくことはとても大切ですよね。就職先もそうですが、外資系を選ぶと特に、入社後もオーナーシップが求められます。例えば綾部は自分で決めてロンドンに行きましたし、私も育休や復帰のあり方は自分自身で決めてきました。自分のキャリアを自分でコントロールしたい方とぜひ一緒に働きたいと思っています。

オーナーシップって、ちょうどいい日本語がなかなかないんです。自己責任と訳すと厳しすぎますし、主体性というとややコミットメントが弱い気がします。全てを自分事として捉える、というニュアンスが近いでしょうか。綾部の言うように、誰かに言われたからやるのではなく、自分の意思で決められる人はきっと成長するでしょう。真剣に考えた上での選択として、UBSを選んでもらえれば、これほどうれしいことはありません。


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