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ローランド・ベルガーに内定する5つのポイント
こんにちは、外資就活 コンサルチームです。
今回はヨーロッパ最大の戦略コンサルティングファームであるローランド・ベルガーに内定するための選考対策について、以下の5点のポイントと詳細な選考ごとの対策をお伝えします。
ES:論理的に、簡潔に書く
筆記試験:ボーダーが高いのでケアレスミスに気を付ける
面接:論理的思考力が見られる
ジョブ:議論への貢献度と社風とのフィット感を特に見られている
最終面接:社風とのフィット感を重視する
2023卒ローランド・ベルガーの募集要項
2023卒のローランド・ベルガーのオータムジョブの募集要項は以下の通りです。
エントリー締切:2021年7月12日(月)正午12:00迄
ES設問
・経営コンサルタントを目指す理由と当社に興味を持った理由(140文字以下)
・当社で経営コンサルタントとして成し遂げたいこと(140文字以下)
・コロナウイルスがビジネスにもたらした影響(140文字以下)
【ローランド・ベルガー】2024卒向けオータムジョブ
ローランド・ベルガーの選考フロー
選考フローは上記の通りです。
以下で詳しく解説したいと思います。
ES:論理的に、簡潔に書く
・設問内容(23卒対象):
⑴経営コンサルタントを目指す理由と当社に興味を持った理由(140文字以下)
⑵当社で経営コンサルタントとして成し遂げたいこと(140文字以下)
⑶コロナウイルスがビジネスにもたらした影響(140文字以下)
・結果通知方法:1週間後にメールで連絡
論理的に、結論ファーストで書く
ローランド・ベルガーのESで特筆すべきポイントは、他ファームと比較して文字数がかなり少ない点です。
文章から無駄な情報を削ぎ、簡潔かつ論理的に書くことを心掛けましょう。
また、問いに対する答えを真っ先に書く「結論ファースト」を心がけましょう。答えの後に、答えを補助する理由やその背景などを記す構成が最もわかりやすいです。
1問目は、2つの事柄が問われているので、書く際はできるだけ簡潔に、かつ十分な内容を書ききることを意識しましょう。
各理由について、多くても2文以内に収めましょう。
2問目では、成し遂げたいこととその理由を書けば十分でしょう。ローランドベルガーでしか成し遂げられない点についても言及しましょう。
3問目は、選考時期よって内容が変わってきます。自分の考えたことを論理的かつ簡潔に伝えましょう。
・実際になぜローランド・ベルガーを志望するのかと言うところまで問われていたため、しっかりと下調べをした上で臨んだ。
筆記試験:ボーダーが高いのでケアレスミスに気を付ける
・試験形式:TG-WEB
・時間:1時間程度
・試験会場:自宅
・合格ボーダー:推定でおよそ8割
・結果通知方法:1週間後にメールで連絡
ボーダーが高いのでケアレスミスに気を付ける
試験形式はTG-WEBなので、独自の問題を出題する戦略ファームと比較して、難易度はあまり高くありません。一方で、判断推理の問題も出題されるため、事前の対策が必要でしょう。
回答率はほぼ100%で、正答率はおそらく8割は超えていたという通過者も多いですので、取りこぼしのないようにしましょう。市販の参考書で勉強したり、他社の試験で練習をして問題に慣れておくことが大事です。
・対策をすれば難易度は高くない。
・難易度はそんなに高くない(一般的に大学生なら問題ないレベル)。
Webテスト40戦39勝の金融業界内定者が実践した『玉手箱・TG-Web攻略法』
面接(複数回):論理的思考力が見られる
・学生、社員の人数=学生1人:社員1人
・時間:約30分〜1時間
・内容
自己紹介・志望動機確認→ケース面接→逆質問
・質問内容
なぜコンサルか・なぜローランドベルガーか・キャリアプランについて
・結果通知方法:1週間後にメールで通知
論理的思考力が見られる
面接では簡単な個人面接とケース面接が行われます。映画館や最寄駅の売上向上策など学生にとって馴染みのある問題から、沖縄にあるレンタカー屋の売上向上施策など少しイメージしづらい問題まで、さまざまな問題が出されます。
解答のあとに、ディスカッションで議論を深めていくなかで、面接担当から「これ以外に何か考えはある?」「ほかの切り口で考えられる?」「この前提を変えたらどういう答えになる?」「競合が同じことしてきたら勝てると思う?」などと問われます。ここでは様々な視点から物事を捉えられているかや、発想の柔軟性、レスポンスの速さなどが評価されているようです。
論理的思考力があるかはもちろんのこと、ケース面接では視野の広さや、協調性、瞬時のレスポンス、議論中の担当社員とのフィット感など、多くの要素が評価されているという点にも注意しましょう。
・雰囲気としては非常に厳粛だった。
・全体感を持ちつつ議論ができる人間だと言うことをアピールした。
・「なぜ、それを考えたのか」、「他にどのような方向性が考えられるのか」を中心に深ぼられた。
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ジョブ:議論への貢献度と社風とのフィット感を特に見られている
・期間:3日間(1日8時間)
・人数:5名程度(個人ワーク)
・ジョブの概要例:
あるジュエリーブランドの売り上げを上げるには?
1日目午前:会社説明
1日目午後~3日目午前:個人ワーク(途中、社員との交流あり)
3日目午後:発表、打ち上げ会
発表は3-4人の社員に向けて1人で10分間行う。その後10分間の質疑応答。他の学生はルームには見にこない。勝敗はなく、FBはあった。
学生同士の関わりはほぼない。
基本的に個人でワークを進め、社員とは1日に2回ほど壁打ちセッションで修正する形で進めた。
思考力と、協調性を重んじる社風に合うかが見られている
ローランド・ベルガーのジョブは、完全個人ワークです。常に1人で作業を進める必要があるため、知的体力が求められます。
また、社員の方からのFBを素直に受け止め、面接官と共に考えを成熟させていくことを心掛けましょう。
・社員同士で会話をする場面も多く見られ、仲の良さを感じた。
・短期間に一人で課題を解くことは大変だが、その分学べることも多い。
・優しく穏やかな社員もいれば、言いたいことをストレートに言ってくる社員もいて、温かいとは言い切れない。
最終面接:社風とのフィット感を重視する
・学生、社員の人数=学生1人:社員1人
・時間:約30分
・内容
志望動機、研究内容、学生時代頑張ったこと、将来像など
最終面接では、オフィサー1名、人事1名とそれぞれ30分ほどの面接時間が設けられ、志望動機から将来像まで幅広く問われます。また、人事の方からは、入社を前提として何か疑問・不安はないかなど問われる場合もあります。
学生の性格やプロフェッショナルとしての意識を問われる
最終面接では、ケース面接・ジョブで問われた論理的思考力や協調性に加えて、学生の性格、人柄や将来のビジョンが特に問われます。ローランド・ベルガーが標榜するEntrepreneurship(起業家精神)を持ちあわせているか?コンサルタントとしての高いプロ意識を備えられるか?などの軸の他に、社風とのフィット感を大事にしているようです。
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