【3分選考対策】ローランド・ベルガーのインターン・ジョブ対策まとめ

2023/06/17

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目次

ローランド・ベルガーに内定する6つのポイント

こんにちは、外資就活 コンサルチームです。

今回はヨーロッパ最大の戦略コンサルティングファームであるローランド・ベルガーに内定するための選考対策について、以下の6点のポイントと詳細な選考ごとの対策をお伝えします。

・ES:論理的に、簡潔に書く
・筆記試験:ボーダーが高いのでケアレスミスに気を付ける
・GD:積極的に議論に参加する姿勢を見せよう
・面接:論理的思考力が見られる
・ジョブ:議論への貢献度と社風とのフィット感を特に見られている
・最終面接:社風とのフィット感を重視する

2025卒ローランド・ベルガーの秋インターン募集要項

2025卒ローランド・ベルガーの秋インターン募集要項は以下の通りです(詳細はマイページをご参照ください)。

応募締切:2023年7月3日(月)正午12:00まで(日本時間)
選考プロセス:
・エントリーシート
  ↓
・Web適性検査
  ↓
・1次選考:2023年8月(予定)
・2次選考:2023年8月(予定)
インターン開催時期:2023年9月

ローランド・ベルガーの選考フロー

例年の選考フローは上記の通りです。なお、 24卒の選考では筆記試験の後にGDが実施されました。 以下で詳しく解説したいと思います。

ES:論理的に、簡潔に書く

選考内容
・設問例:
◆24卒秋
なぜローランドベルガーに入りたいのか教えてください。(400文字以下)
◆24卒冬
1. ファーストキャリアとしてあなたが経営コンサルタントを目指す理由と、数あるコンサルティング・ファームの中でもローランド・ベルガーに興味を持った理由を教えてください。(140文字以下)
2. 現在の経済情勢、事業環境等を踏まえ、今、あなたが戦略コンサルタントとして持つべきと考える課題認識と、その理由を教えてください。(140文字以下)
3. あなたの最も面白いと思っている企業の戦略とその理由を教えてください。(140文字以下)
・結果通知方法:1週間後にメールで連絡

論理的に、結論ファーストで書く

ローランド・ベルガーのES設問は、選考年度や時期によって内容が変わってきます。

戦略コンサルでは、比較的短い文字数で要点を伝えることが求められます。 文章から無駄な情報を削ぎ、簡潔かつ論理的に書くことを心掛けましょう。 また、問いに対する答えを真っ先に書く 「結論ファースト」 を心がけましょう。答えの後に、答えを補助する理由やその背景などを記す構成が最もわかりやすいです。

特に例として挙げた24卒冬の1問目では、2つの事柄が問われていることに注意が必要です。書く際はできるだけ簡潔に、かつ十分な内容を書ききることを意識しましょう。またそれぞれの理由について、多くても2文以内に収めるようにしましょう。

通過者感想例:
・冗長な言い回しなどは避け、自身の考えとその理由を端的に述べるようにしました

筆記試験:ボーダーが高いのでケアレスミスに気を付ける

選考内容
・試験形式:TG-WEB、玉手箱(24卒秋)
・時間:1時間程度
・試験会場:自宅
・合格ボーダー:推定でおよそ8割
・結果通知方法:1週間後にメールで連絡

基本的にはTG-WEBだが、例外もある模様

例年の試験形式はTG-WEBですが、24卒の秋選考では玉手箱が使用されたようです。いずれにせよ、独自の問題を出題する戦略ファームと比較して、問題そのものの難易度はあまり高くありません。一方で、TG-WEBの場合には判断推理の問題も出題されるため、事前の対策が必要でしょう。

回答率はほぼ100%で、正答率はおそらく8割は超えていたという通過者も多くいるようですので、取りこぼしのないようにしましょう。市販の参考書で勉強したり、他社の試験で練習をして問題に慣れておくことが大事です。

通過者感想例:
・対策をすれば難易度は高くない。
・難易度はそんなに高くない(一般的に大学生なら問題ないレベル)。

GD:積極的に議論に参加する姿勢を見せよう

選考内容
・学生、社員の人数=学生3~5人:社員1人
・時間:約30分〜1時間
・内容:自己紹介(5分)→議論(20分)→発表(5分)(→面接官からの質問(20分)→逆質問(10分))
・結果通知方法:1週間後にメールで通知

24卒ではGDを実施

24卒の選考では、面接の前にGDが行われました。25卒選考ではGDが行われるかどうかはわかりませんが、出題された場合に備えて対策をしておきましょう。

ローランド・ベルガーのGDでは、「とある日系企業の中期経営戦略」や「化粧品の売上をどうやって上げるのか」など、ビジネスに関連するお題が出題されます。こうしたお題に対して検討する際には、しっかりとグループの中で前提をすり合わせたうえで議論を進められるようにしましょう。

また選考通過のポイントに関しては、選考経験者によって違いがみられました。3人でのGDを経験した方は、3人の場合は発言量にかなり差が出るため発言量が多いほど通りやすいと感じたようです。一方で、5人でのGDを経験した方は、役割や発言量よりも議論のなかで的を射た意見や発言ができるかが評価の分かれ目になったと述べています。

いずれにせよ、 より良い結論を導くために議論に貢献しようとする姿勢は評価されると考えられます。

通過者感想例:
・ファシリやリーダー的な役割だった人ばかりを評価しているわけではないようです。
・発言量が多いほど通りやすいと思われます。

面接(複数回):論理的思考力が見られる

選考内容
・学生、社員の人数=学生1人:社員1人
・時間:約30分〜1時間
・内容:自己紹介・志望動機確認→ケース面接→逆質問
・結果通知方法:1週間後にメールで通知

論理的思考力が見られる

面接では簡単な個人面接とケース面接が行われます。

個人面接では、「なぜ経営コンサルタントになりたいのか」「なぜローランドベルガーを志望するのか」「将来のキャリアプランはどのようなものか」といったような、主に志望理由に関する質問がなされるようです。これらの質問に関してはある程度内容が予測できるため、 あらかじめ想定回答を準備しておくと良いでしょう。

一方ケース面接では、映画館や最寄駅の売上向上策など学生にとって馴染みのある問題から、沖縄にあるレンタカー屋の売上向上施策など少しイメージしづらい問題まで、さまざまな問題が出されます。

解答のあとに、ディスカッションで議論を深めていくなかで、面接担当から「これ以外に何か考えはある?」「ほかの切り口で考えられる?」「この前提を変えたらどういう答えになる?」「競合が同じことしてきたら勝てると思う?」などと問われます。 ここでは様々な視点から物事を捉えられているかや、発想の柔軟性、レスポンスの速さなどが評価されている ようです。

論理的思考力があるかはもちろんのこと、ケース面接では視野の広さや、協調性、瞬時のレスポンス、議論中の担当社員とのフィット感など、多くの要素が評価されているという点にも注意しましょう。

通過者感想例:
・雰囲気としては非常に厳粛だった。
・全体感を持ちつつ議論ができる人間だと言うことをアピールした。
・「なぜ、それを考えたのか」、「他にどのような方向性が考えられるのか」を中心に深ぼられた。

ジョブ:議論への貢献度と社風とのフィット感を特に見られている

選考内容(24卒)
・期間:1日
・人数:10~15名程度(1グループ4~5人)
・スケジュール例:
> 9:00: 当日のプログラム内容の説明
> 9:10: 企業説明
> 9:30: グループに分かれて自己紹介
> 9:40: グループワーク(午前)
> 12:00: 昼食休憩
> 13:00: 講演会(プリンシパルの方より)
> 13:30: グループワーク(午後)
> 16:30: 発表(パートナーの方へ)
> 17:30: 個人面談(各グループの担当メンターと)
> 18:30: 懇親会
> 20:00: 解散
・結果通知方法:1週間後にメールで通知

瞬発力と協調性が重要

個人ワークを採用していた年度・時期もあるようですが、24卒では4~5人でのグループワークが行われたようです。グループワークの途中には社員の方に対して壁打ちを行う機会があり、現状の確認や疑問点の解消ができるようです。

ジョブの期間が1日と短いため、 限られた時間の中でバリューを出せる瞬発的な思考力 が求められると考えられます。どのように議論を進めていくかを早い段階でチーム内で共有し、効率よく情報収集や施策の立案を行えるようにしましょう。

またグループワークということもあり、 チーム全体で協力し合って良いものを作り上げようという協調性 も重要であると考えられます。時間が足りずに焦った結果、独りよがりになってしまうといったことのないよう注意しましょう。たとえ意見や認識が食い違ってしまったとしても、一方的に押し通すのではなく、建設的に議論を進めていくことが大切です。

通過者感想例:
・社員同士で会話をする場面も多く見られ、仲の良さを感じた。
・社員から学生に質問があったり、社員同士が自由に話している時間もありました。

最終面接:最後まで油断せず挑もう

選考内容
・学生、社員の人数=学生1人:社員1人
・時間:約30分
・内容
志望動機、研究内容、学生時代頑張ったこと、将来像など

学生の性格やプロフェッショナルとしての意識を問われる

最終面接では、オフィサー1名、人事1名とそれぞれ30分ほどの面接時間が設けられ、志望動機から将来像まで幅広く問われます。また、人事の方からは、入社を前提として何か疑問・不安はないかなど問われる場合もあります。

ケース面接・ジョブで問われた論理的思考力や協調性に加えて、学生の性格、人柄や将来のビジョンが特に重要視されます。 ローランド・ベルガーが標榜するEntrepreneurship(起業家精神)を持ちあわせているか?コンサルタントとしての高いプロ意識を備えられるか?などの軸の他に、社風とのフィット感を大事にしている ようです。

ローランドベルガー内定者の情報

ジョブが小規模で実施されることもあり、内定者の数は他の戦略コンサルファームと比べて少なく15人前後と予想されます。東京大学や慶應義塾大学、京都大学、一橋大学などの大学出身の方が多いようです。

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