【3分選考対策】三菱総合研究所(MRI)のインターン・早期選考対策まとめ

2023/05/16

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目次

三菱総合研究所(MRI)に内定する7つのポイント

こんにちは、外資就活コンサルチームです。

今回は、コンサル・シンクタンクである三菱総合研究所(以下、略称MRI)のインターンシップから本選考における対策法について、詳しくお伝えします。

※MRIのインターンシップは実施形式ごとに選考が異なります。こちらのコラムでは、体験実践(OJT)型インターンの選考および早期選考の選考フローをご紹介します。その他の選考フローや本選考については、選考体験記をご参照ください。

本記事では、以下の重要な7点について触れながら詳細な対策をお伝えします。

・ES:論理性とわかりやすさを意識しよう
・筆記試験(GPS):難易度はそれほど高くないが油断禁物!
・1次面接:雰囲気は穏やかだが、事前準備は必須
・インターン:社員の方とのコミュニケーションを意識しよう
・ES(早期選考):文字数が多いので簡潔に読みやすく!
・2次面接:インターンでの体験を振り返っておこう
・3次面接:志望度の高さ(なぜ他社ではなくMRIか)をアピール

MRIのインターン募集要項

MRIは例年夏と冬に2回、同じ形式でインターンを実施しています。2027卒のインターン募集はまだですが、参考に2026卒の冬インターンの募集要項を見てみましょう。

2026卒のMRIの冬インターン募集要項は以下の通りです。

形式:
・体験実践(OJT)型(5~10日間)
・グループワーク型(5日間)
・コンペティション型(5日間)
期間:2024年11月25日(月)〜2024年12月20日(金)のうち5~10日間
締切:2024年10月6日(日)

夏インターンは6月に募集が締め切られ、8月頃に実施されます。

もし、2027卒でMRIに興味がある人がいれば、外資就活ドットコムのフォロー機能を使ってインターンの情報を見逃さないようにしておきましょう。

フォローはこちらから

MRIの選考フロー

体験実践(OJT)型インターンおよび早期選考の選考フローは下記の通りです。各フローについて、以下で詳しく説明していきます。

ES:論理性とわかりやすさを意識しよう

選考内容(25卒夏、冬インターン)
設問:
(1)当社インターンシップに期待すること、(2)インターンシップで取り組んでみたいテーマをお書きください。(400文字以上600文字以下)
・ご自身の専門分野や研究内容についてわかりやすくお書きください。(400文字以上600文字以下)
・自己PRや学生時代に力を入れて取り組んだこと・取り組んでいることについてお書きください。(400文字以上600文字以下)
結果連絡:提出後1週間程度でメールにて

簡潔に書こう

インターン選考のES設問に関しては、一般的な企業で課されるような内容です。 自己PRやガクチカに関しては、伝えたいメッセージを明確にし、初めて読んだ方でも内容がすんなりと理解できるよう心掛けましょう。

またMRIの特徴として、 社員一人ひとりに高い専門性があり、「知の統合の探求」を強みとしている ことが挙げられます。しかし、専門分野や研究内容に関しては、一般的なESと同様、ESの読み手に背景知識がない前提で分かりやすくかみ砕いて書く必要があります。コンサルタントとして必要な論理性も欠かすことのないよう、ロジカルに書くことを意識しましょう。

通過者の感想
・制限文字数が多いので、より詳しく書くことが必要になるが、その中でも簡潔かつ構造的に書くことを心がけた。
・研究については門外漢の人でもわかるように、なるべくわかりやすい表現を用いるようにした。

筆記試験(SPI):難易度はそれほど高くないが油断禁物!

選考内容(25卒夏インターン)
会場:テストセンター
内容:SPI(性格適性検査、能力適性検査)45分
結果連絡:1次面接の結果と同時

不安であれば他社選考を受けておこう

インターン選考ではSPIが課されます。

SPIは多くの企業で採用されており、対策もできるため難易度はそれほど高くありません。1次面接の結果と合わせて通過可否が決まるため、重要度もそれほど高くないと考えられます。 心配な方は、他にSPIを採用している企業の選考を事前に受け、慣れておくと良いでしょう。

通過者の感想
・最低7割、8割ほどあれば通過すると思われる。
・このテストの得点のみで選考結果が判断されるわけではなく、どんな結果であれ面接も行われるので、そこまで重要視されていない印象。

1次面接:事前準備と柔軟性

選考内容(25卒夏、冬インターン)
会場:オンライン
形式:学生5人と社員3人のグループ面接
時間:1時間半
質問:
・ITを用いた技術の中で、素晴らしいと思う技術を1つ選び、それを使いたくなるようにプレゼンしてください。 結果連絡:1週間後メールにて

厳しい質問にも柔軟に答えよう

一次面接では、1人ずつプレゼンを行います。質問は厳しいことを聞かれることも多く、どれだけその場で柔軟に考えられるかが大切になります。

また、準備にそこまで時間をかけられないため、 ある程度のITの知識や興味のある技術は調べておきましょう。

通過者の感想
・発表の際、クラウドなどみんなが思いつきそうなアイデアを挙げると、深堀りがキツくなりやすく評価の上り幅が少ないように思われた。

インターン:社員の方とのコミュニケーションを意識しよう

内容
期間:5日間
人数:ターム全体で30人程度(1部署に1~2人配属)

自発性が大切

体験実践(OJT)型では、希望した部署に1人1人配属される形になります。インターンの内容に関しては、部署ごとに異なるようです。

最初にテーマが与えられ、その内容について調べ物や社員とのディスカッションを適宜行い、最終日に部署の全員に向けてプレゼンをするというのが大まかな流れです。細かい進め方は決められておらず、自分のペースで自由にテーマを進めていくことができるようです。なお、インターンの合間には、社員の方のプロジェクト内容についてお話を伺う機会もあるそうです。

わからない点があれば仮説を持ったうえで社員の方に聞いてみるなど、社員の方とのコミュニケーションを意識しながらより良い成果を残せるようにしましょう。

なお、インターンシップで優秀であると判断された場合には早期選考ルートに乗ることができます。しかし、面接ではなく 「キャリア相談会」 という名目で案内が来る点に注意が必要です。

通過者の感想
・基本的に作業の進め方は自由に任されていたので、緊張感なく進めることができた。
・発表も受け入れていただいている雰囲気で、リラックスして臨めた。

ES(早期選考):文字数が多いので簡潔に読みやすく!

選考内容(25卒早期選考)
設問:

・当社を志望する理由を述べてください。あわせて、上記の希望部門やご自身の興味・関心を踏まえて、入社後に取り組んでみたいテーマと、あなたがそこで果たしたい役割について述べてください。
(900文字以上1100文字以下)

・大学や大学院における専門分野(研究テーマ)、または最も力を入れて勉強したことについて、次の観点を織り込んで述べてください。
(1)具体的内容(解り易く簡潔に)
(2)そのテーマを選択した背景・目的
(3)独自性、自分なりの視点や工夫したこと
(4)その成果が社会にどのように還元できそうか
(900文字以上1100文字以下)

・学業以外に力を入れたこと(スポーツ、趣味、ボランティア活動等)について、次の観点を織り込んで述べてください。
(1)具体的内容
(2)取り組んだ背景・目的
(3)あなたの役割
(4)活動全体の成果(成功/失敗したこと、得られたこと)
(900文字以上1100文字以下)

結果連絡:提出後1週間程度でメールにて

冗長にならないように注意

本選考のESは他のコンサルティングファームと比べて文字数がとても多く、ついだらだらとなってしまいがちです。 読みにくくならないよう、内容ごとに細かく区切るなどし、簡潔に書くようにしましょう。 また、研究内容やガクチカに関しては、該当する分野の知識や経験が無い方でもきちんと誤解なく伝わる内容になっているかチェックすることが重要です。

通過者の感想
・とにかく分量が長いので起承転結で読みやすいように、改行することを心掛けた。
・アピールしたいポイントを明確にするようにした。

2次面接:インターンでの体験を振り返っておこう

選考内容(25卒夏、冬インターン)
会場:会社の小会議室
形式:学生1人に対して社員3人
時間:30分程度(ESに沿った質問25分+逆質問5分)
質問:
・インターンシップの感想
・学生時代に頑張ったこと
・ゼミでやっていること
・MRIでやりたいこと
・なぜ理系院生なのにコンサル業界に興味を持ったのか
・自身がコンサルタントに適性があると思う理由
・自分の理想と会社での仕事は合っているか
結果連絡:面接の全期間終了後、メールにて

入念に準備をして臨もう

インターン後の面接では、事前に提出したESに沿って質問がなされます。インターンで行った仕事に紐付いた質問や、実際に会社で働く上で必要とされる力などについて深堀されるため、インターンでの体験を振り返り想定される質問に対する回答を考えておくことが大切です。

事業内容に関するイレギュラーな質問にも対応できるよう、会社の部門などについて改めて詳しく調べておくと良いでしょう。

通過者の感想
・面接官はリラックスした様子で、こちらもリラックスするように最初に言われた。
・インターンの評価は引き継がれていたと思われる。

3次面接:志望度の高さ(なぜ他社ではなくMRIか)をアピール

選考内容(25卒早期選考)
会場:会社の小会議室
形式:学生1人に対して社員3人
時間:30分程度(ESに沿った質問25分+逆質問5分)
質問:
・インターンの感想
・コンサルの志望理由
・MRIの志望理由
・どの領域に興味があるか
・その中でもどんなことを具体的にやりたいのか
・なぜそれをやりたいのか
・自分の理想と会社での仕事は合っているか

志望理由・志望度の高さをしっかり固めよう

二次面接では、一次面接の際よりも細部を深掘りされるようです。特に、志望理由や入社してやりたい事はきちんと固めておく必要があります。また、競合他社との違いについても理解し、志望動機と合わせて対策しておきましょう。全体を通して、 一貫性や志望度の高さをアピール できると良いでしょう。

最終面接となるこの3次面接では、 能力面よりも企業とのマッチングの見定め という役割が大きいです。社風を分析し、インターンシップや説明会での社員の雰囲気に寄せることも一つの手ですが、変に飾らず素の自分で臨むことをおすすめします。

通過者の感想
・終始穏やかな雰囲気で笑いも起きた。
・会社のことをしっかり調べて、やりたいことと会社でできることを合致させていたので一貫した姿勢で回答することができた。

MRI内定者の情報

・内定者数:60人程度
・学歴:旧帝大、早慶

内定者の感想
・MRIの内定者はそのほとんどを大学院生が占めており、研究内容などに強い関心を持っていると感じた。
・社員内定者を問わず、理系院卒者が多い。
※上記の選考体験記を見るには、会員登録が必要です。

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