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19卒20卒戦略コンサル内定者・元社員が語る「インターン・ジョブ対策の極意」(2)~ジョブで高評価を得た内定者が行った対策とは?~

こんにちは、外資就活コンサルチームです。

このシリーズでは、戦略コンサルのジョブ選考対策19卒戦略コンサル内定者や戦略コンサルの元社員数名の取材内容を基に解説していきます。

ちなみに今回は、最もスタンダードなジョブ形式の3日間(3days)のジョブを想定して解説していきます。

第1回では、戦略コンサルにおけるジョブ選考の位置づけや高評価を得る人の特徴、現状分析についてお伝えしました。第2回の今回は下記の作業プロセスでどう立ち回るとよいか、19卒戦略コンサル内定者や戦略コンサルの元社員数名の声を基に解説していきます。

・【STEP2】仮説構築
・【STEP3】仮説検証
・【STEP4】仮説修正・再検証
・【STEP5】プレゼン
・懇親会

また、第1回の19卒20卒戦略コンサル内定者・元社員が語る「インターン・ジョブ対策の極意」(1)~ジョブで内定する人の3つの特徴とそのための対策~をまだ読んでいない方は、是非そちらも合わせて読んでみてください。

【STEP2】仮説構築 : ~論点に分解しよう~

ファクトに基づいていくつかの仮説を立てる

現状分析が済んだら、次は現状分析から明らかになった

・問題点の仮説と
・問題点を解決する改善策の仮説

を立てましょう。

仮説を立てる際には現状分析から飛躍せず、必ず事実に基づいた仮説を立てることを心がけましょう。
憶測や想像で立てた仮説は、後で「ファクトあるの?(事実なの?)」とメンターやプレゼンの際にまず突っ込まれること請け合いです。

もし、「また情報が足りず、仮説が出せない」と判断した場合は、もう少し現状分析を深める作業に戻りましょう。
焦る気持ちもあると思いますが、まずは良い仮説を出すことが良いアウトプットを出す最短距離になります。

論点に分解する

構築した仮説について、それぞれに対して何を検証すれば正しいかどうか決めることができるかの「論点」に分解しましょう。

・「ここが問題点である」という仮説が真であると立証するには、何と何と何をリサーチすればよいか?
・「この問題点はこの改善策で解決できる」という仮説が真であると立証するには、何と何と何をリサーチすればよいか?

この論点分解によって調査すべきことをはっきりさせることができますし、後のスライド作りにも繋がります。

仮説を論点に分解することができたら、それぞれの論点をチーム内で分担して検証作業をすることで効率よく進めることができるでます。

19卒内定者のTips
・仮説が正しかったら何が言えるのかを想定してから始めよう
・論点分解の細かさは人数次第で柔軟に変えよう(例:5人いるのに論点3つだともったいない)

【STEP2.5】空スライド作ろう

ここで一旦空スライドを作ってみるといいでしょう。

あまり聞きなれないかもしれませんが、空スライドとは詳細なグラフや説明書きを省いたスライドのことです。

通常のスライド

空スライド

ざっくりとしたイメージだけでも良いので、これらを早い段階で作っておくことによって仮説のストーリーが聞き手に伝わりやすいかという事や、ある程度の納得感があるかをチーム内で確認することができます。

また、最終日に0からスライドを作成しようとすると時間がなくて完成度が下がるだけでなく、聞き手に伝わりにくいものになってしまいます。それを防ぐためにも、早い段階で空スライドを作っておきましょう。

19卒内定者のTips
・全員でストーリーのイメージが共有できたのでその後のワークがスムーズに進んだ
・最終日に0からスライドを作っていたら終わっていなかった

【STEP3】仮説検証 ~デスクリサーチだけでなく、地道に足も使え~

今度は、構築した仮説が実現可能か、また期待通りの効果を上げることができるかどうかを検証する「仮説検証」のステップです。

仮説検証の方法には様々な方法があります。

【代表的な調査方法(例)】
・統計データを探す
・実際に現場に行ってみる
・友人や知人の協力を得て、想定顧客からのアンケートデータを回収する(=定量調査)
・想定顧客に電話・skype・対面などで詳しい意見をヒアリングする(=定性調査)
・立案予定の施策の類似事例・成功事例を調べる
etc

特に気を付けるべきは、『デスクリサーチだけに頼りきらず、地道に足も使え』ということです。

シンクタンクのレポートや省庁の統計データを探すなど、ネットでデータが取れることが多く、これだけでも有効な結果が出てくる場合もありますが、ネット上に十分なデータが出回っていることばかりではないからです。

もし十分なデータがない場合には、実際に現場に行ってみたり、友人にアンケートに協力してもらうのもいいでしょう。

実際のコンサルティングプロジェクトでも、地道な現場調査・定性調査・定量調査が突破口になります。百聞は一見に如かずという事です。

19卒内定者のTips
・店舗に行って調査をしていたグループの評価は高かった。
・SNSなどを使い想定顧客にアンケートを実施し、ニーズがあることを事実で裏付けた

【STEP4】仮説の修正・再検証

実は、最初の仮説検証の段階で、完璧な仮説が出てくることはほぼありません。予想と異なるデータが見つかったり、メンターに厳しいダメ出しを受けることがほとんどです。

しかし、安心してください。内定者たちも同じ道を通ってきています。仮説に穴があった場合は指摘を柔軟に受け入れて、仮説を修正しましょう。仮説を修正したら、再度検証をします。良い仮説を作るためにはこの仮説の修正・再検証のステップを愚直に何度も繰り返しましょう。

19卒内定者のTips
・メンターに何度も議論を仕掛けたことで仮説の質が上がった。
・筋の悪い仮説に固執せずに柔軟に改善できたのが良かった。

【STEP4.5】プレゼン準備

発表の内容が決まったら、次はプレゼンの準備です。

スライド作りでは体裁(キレイさなど)よりも論理・ストーリーの一貫性を意識しよう

プレゼン資料はシンプルに作りましょう。

そもそも手の込んだスライドを作る時間はありませんし、多くのファームでジョブの発表において大事なのは資料のキレイさではなく伝わりやすさ、分かりやすさです。論理的に飛躍や穴がないかや、ストーリーとして伝わりやすい順になっているかどうかを確認しながら準備しましょう。

質問を想定しておこう

質疑応答の時間にされそうな質問を想定しておきましょう。数値計算の段階でフェルミ推定をしている場合は、別の方法で計算してみてざっくり数値が合うかどうかを検算してみましょう。

また、別の業界で類似の事例がある場合にはそれらを調べてみてもよいでしょう。

<プレゼンで受ける質問の例>
・なんでその策に絞ったの?
・現状その策が出来ていない理由は何?
・その数字はどうやって求めたの?

【STEP5】プレゼン ~「論破」ではなく「議論」の場と心得よ~

全員に聞き取りやすいように、はっきりと話そう

プレゼンでは、多くの情報量を話そうとするあまり、早口になって聞き取りにくくなってしまいがちです。

しかし発表の時間でジョブの期間中やった事を詳しく話す必要はありません。結論と理由を端的に話せばよいのです。
当たり前の話ではありますが、相手の反応を見ながらはっきり、わかりやすく簡潔に話すことを心掛けましょう。

質疑応答は「最後の議論の場」

シニアメンバーの前でのプレゼンが終わると質疑応答の時間が来ます。質疑応答では厳しい質問が飛んできます。

その際、無理に論破しようするのはNGです。成果物の足りないところは素直に認めて補う姿勢が大事になります。

なぜなら、与えられた課題は企業が長年悩んでいる課題であったり、世の中的にも全く新しい領域のことであったりと、とても学生が数日間で答えを出せるものではないということは社員も分かっているからです。むしろ3日間で全く隙の無いアウトプットが出せる学生がいるわけがないのです。

そのため、分からないことや調査できていないことは素直に認めて、その上でどのようなことが考えられるのかを提示することで、素直さと思考の柔軟性をアピールしましょう。

19卒内定者のTips
・長い質問をされたときも、ポイントごとに簡潔に答えよう
・緊張して早口になりがちだけど、はきはきとしゃべろう

懇親会:社員とたくさん話そう

ハードだったジョブが終わると懇親会になります。

懇親会にはジョブの評価に参加していた社員だけでなく、若い社員を中心に多くの社員が来ることが多いです。そのため社員のバッグラウンドから私生活のこと、ワークライフバランス、職場での人間関係までざっくばらんなことを聞く貴重な機会ですのでその機会を利用して積極的に話しかけましょう。

ほとんどのファームの場合、選考には関係ないと言っていますが、ジョブの解放感からあまりに振る舞いが乱れてしまうと評価に影響する可能性がありますので、最低限の大人な振る舞いをするように心がけましょう。

【おまけ】徹夜をするべきか否か

ジョブは時間が限られているので睡眠時間を削って時間を確保したい気持ちにもなります。しかし、なんと今回取材した内定者はだれも徹夜をしていませんでした。

なぜなら、前編の記事でもお話ししてきた通り、ジョブでは思考の質を維持しなければならないからです。徹夜をした経験のある方ならお分かりになると思いますが、睡眠時間が短くなればなるほど判断力は鈍ります。

というわけで徹夜はせず、睡眠時間はしっかり確保してジョブに臨みましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

コンサルティングファームのジョブ選考は短期間で難しい課題を解かなければならないので、難易度が高く、精神的にも肉体的にもハードですが大きな成長を遂げることが出来ます。

是非この記事を読んでジョブ選考を通過しましょう!

また、第1回の19卒20卒戦略コンサル内定者・元社員が語る「インターン・ジョブ対策の極意」(1)~ジョブで内定する人の3つの特徴とそのための対策~をお読みでない方はそちらも併せて読んでみてください。

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