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理系学生向けイベントを開催します
理系学生のみなさまこんにちは。外資就活編集部です。
10月に入り、冬インターンの選考が始まる時期になりました。私たちはこの秋、理系学生の皆さまに向けたイベントを多数開催いたします!
イベント開催にあたり、昨年ご好評をいただいた理系学生向けコラムシリーズ「理系として世界と戦う方法」全5回を再びアップデートいたしました。
理系として世界と戦う方法 Vol.2 - 人気業界別・内定までのスケジュール編
理系として世界と戦う方法 Vol.3 - アウトプットのテクニック編
理系として世界と戦う方法 Vol.4 - ソフトウェアエンジニア職の選考対策編
理系として世界と戦う方法 Vol.5 - 今すぐエントリーできる、理系・エンジニア向け募集情報まとめ
その1回目にあたる本記事は、導入編として以下のようなテーマについて解説します。
理系学生が目指す業界・企業
外資就活の理系ユーザーはどんな業界を目指しているのでしょうか。次のグラフは外資就活ドットコムに登録している23卒理系学生の志望先を業界別で集計したものです。
上位から、(日系または外資系)メーカー、コンサル、ITの3業界がランクインする結果となりました。
内定先の業界でも同じ傾向がみてとれます。
理系学生の進路3パターン
上記を踏まえ、本記事では理系学生の進路を大きく3パターンとして解説していきます。
- パターン1 : 研究・技術職としてメーカー・インフラ・ゼネコン等へ
- パターン2 : コンサル・金融などのプロフェッショナル職へ
- パターン3 : ソフトウェアエンジニアとしてグローバルIT企業へ
皆さんの研究室の先輩も、これらの道のいずれかを選択されているのではないでしょうか?
それでは、それぞれのパターンでどのような特徴があるのか解説していきます。
パターン別の特徴まとめ
パターン1: 研究・技術職としてメーカー・インフラ・ゼネコン等へ
大学で学んだことを活かして技術・研究職として就職する パターンです。外資就活に掲載しているトップ日系メーカーでは新卒年収が300万台後半、30歳で800万程度が目安になります。ソニーやP&Gなど、大きな予算を持つ大手企業のR&D部門は人気の的で、高い専門性とスキルを求められる狭き門です。
大学から推薦を受けることもできますが、近年は研究室と企業の関係が弱くなったことで、内定を確約する仕組みではなくなりました。またトップの企業の場合、推薦を取得できるのは一握りの学生のみとなるため、自由応募も同時に行うのが通常です。
推薦による就活が不安定になった反面、多忙な研究生活と両立する手段として、 Web上のスカウトを起点とした選考が増加 しています。
外資就活ドットコムにも、企業からの限定スカウトを受けられる機能があります。ぜひご自身のスキルや研究内容をプロフィールにご登録ください。
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パターン2: コンサル・金融などのプロフェッショナル職へ
専門性を活かせる職種は技術・研究職だけではありません。近頃はニュースでもよく取り沙汰されるようになりましたが、 理系学生が持っている能力を欲している企業はあらゆる業界に存在します 。例えば研究で培った思考力・分析力・論文執筆力はコンサルティングファームで、高度な計算能力や数的リテラシーは投資銀行で役に立ちます。
また、研究でプログラミングを使っていればパターン3のソフトウェアエンジニアになる道も拓けています。
特に コンサルティングファームと投資銀行 は、その給与水準の高さからメーカーを凌ぐ人気があります。こちらに興味がある方は文系の方と同じ就活スケジュールになりますので、より詳しく書かれた以下の解説記事をご参照ください。
【23卒保存版】トップ業界志望者の就活スケジュール・対策内容まとめ ~コンサル・投資銀行・マーケ編~
パターン3: ソフトウェアエンジニアとしてグローバルIT企業へ
コンサル、メーカーに次いで人気第3位につけているのがGAFAなどのITサービス業界です。一般的には情報工学を専攻した学生の進路と考えられていますが、需要の逼迫から高給化しており、情報系 ではない 学生の流入も増えています。世界時価総額ランキングを席巻するGAFAをはじめ、LINEやメルカリなどグローバル展開するメガベンチャー、世界で使われるミドルウェアを開発するスタートアップまで、その顔ぶれは多彩です。
GAFAなら初任給で800〜1000万、グレードが上がれば3000万に達し、 平均年収は高給で知られるコンサルや投資銀行を上回る水準になります 。日系ベンチャーであっても初任給が600万円を超える企業は珍しくなく、30歳で1500万円に到達するケースもあります。
選考は専門性が高く、コーディング試験やコンピュータサイエンスに関する技術インタビューなど、付け焼き刃では対応できません。しかし、 知識と経験さえあれば情報系以外の学生にも門戸は開かれており 、例えばGoogleであってもインターンの応募にあたってコンピュータサイエンス専攻を必要条件とはしていません。
そのため「研究でPythonを使って機械学習をした経験」や「長期インターンでの実務経験」「独学でリリースしたiPhoneアプリ」などの武器を使って内定を勝ち取る非情報系の学生は数多くいます。
スケジュール
パターン1の研究・技術職ないし3のソフトウェアエンジニア職へ進まれる方は、大まかなスケジュールのイメージは以下の通りとなります。
少しブレークダウンしてソフトウェアエンジニアを外資IT、メガベンチャー、またメーカーを自由応募と推薦とに分けてお伝えします。
(前年までのデータを参考に書いていますので、23卒が必ずしも以下のスケジュールになるとは限りません)
※パターン2のコンサル・投資銀行を志望される方は こちら の記事をお読みください。
外資IT
GAFAでいうと、Google、Appleは学生向け本採用もインターンもありますが、どちらも募集は不定期です。またFacebookについては日本オフィスでのインターンを実施していないため、海外でのインターンに挑む必要があります。
Amazon/AWS、ならびにセールスフォースやマイクロソフトなどの大手外資ITは毎年一定数の新卒エンジニアを採用しています。サマーインターン経由の早期選考、秋〜冬から春にかけての本選考募集でもって、内定をほぼ出し切ります。
企業例: Google, Apple, Facebook, Amazon, Amazon Web Service(AWS), Indeed, Microsoft Development, 日本オラクル, インテル, レノボ・ジャパンなど
メガベンチャー
LINE、メルカリ、DeNA、ヤフー等のメガベンチャーは、本採用自体は通年で行っており、いつでも応募できるというケースが多くあります。一方で報酬ありのエンジニア向けインターンをサマーに開催することが多く、学生側もインターンを通して企業を知り、そこから本選考に進むパターンが王道となります。
企業例: LINE, メルカリ, ディー・エヌ・エー(DeNA), ヤフー, ドワンゴ, リクルート, エムスリー, サイバーエージェントなど
メーカー(自由応募)
経団連に加盟している企業が多いため、本選考はおよそ3月からエントリーを開始し6月に内々定となります。夏に現場参加型インターンを開催しているところも多くあり、その際リクルーターがつくと早期選考会に招待されるなど、日系大手らしいスケジュール感で進行します。
また博士課程を対象とした研究職採用などはこれとは異なり、秋口頃に本採用の情報が出ることもあります。
メーカー(学内推薦)
1〜4月にかけて面談や研究内容プレゼンなどの選考があり、概ね4月に内々定となります。自由応募とは異なり、内々定後には辞退することが叶いません。
そのため推薦を取得する前に選考が進み、内々定の代わりに推薦取得するよう企業から伝えられるフローなどがあります。
企業例: トヨタ自動車, ソニー, 富士フイルム, 日立製作所, パナソニック, 任天堂, 武田薬品工業, 花王, サントリー, 資生堂, 東京ガスなど
おわりに
「理系として世界と戦う方法」第1回目は、入門編をお送りいたしました。
第2回では研究・技術職に焦点を当てて、より詳細な内容をお伝えします。(10月7日公開予定)
理系として世界と戦う方法 Vol.2 - 人気業界別・内定までのスケジュール編
外資就活ドットコムの理系向けイベント
外資就活では、10月から11月にかけて次のイベントを実施いたします。ぜひチェックしてみてください。
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