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理系として世界と戦う方法 Vol.4 - ソフトウェアエンジニア職の選考対策編

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理系学生の皆様こんにちは。

「理系が世界と戦う方法」本シリーズのVol.1と2では理系学生に人気の業界・業種とその選考スケジュール、Vol.3では実際に選考に臨む際の基礎となる「アウトプット」の重要性についてお伝えして参りました。

第4回目となる今回は、昨今特に就活市場における人気が急上昇している「ソフトウェアエンジニア職」にフォーカスし、外資就活ドットコムのコンテンツを使って選考対策をしていく方法をご紹介します。

理系学生に人気急上昇中の「ソフトウェアエンジニア」という選択肢

コンサル、メーカーに次いで人気第3位につけているのがGAFAなどのITサービス業界です。一般的には情報工学を専攻した学生の進路と考えられていますが、需要の逼迫から高給化しており、情報系ではない学生の流入も増えています。世界時価総額ランキングを席巻するGAFAをはじめ、LINEやメルカリなどグローバル展開するメガベンチャー、世界で使われるミドルウェアを開発するスタートアップまで、その顔ぶれは多彩です。

GAFAなら初任給で800〜1000万、グレードが上がれば3000万に達し、平均年収は高給で知られるコンサルや投資銀行を上回る水準になります。日系ベンチャーであっても初任給が600万円を超える企業は珍しくなく、30歳で1500万円に到達するケースもあります。

選考は専門性が高く、コーディング試験やコンピュータサイエンスに関する技術インタビューなど、付け焼き刃では対応できません。しかし、知識と経験さえあれば情報系以外の学生にも門戸は開かれており、例えばGoogleであってもインターンの応募にあたってコンピュータサイエンス専攻を必要条件とはしていません。

そのため「研究でPythonを使って機械学習をした経験」や「長期インターンでの実務経験」「独学でリリースしたiPhoneアプリ」などの武器を使って内定を勝ち取る非情報系の学生は数多くいます。

(『理系として世界と戦う方法 Vol.1 – 入門編 -』より)

外資ITやメガベンチャーについての情報は未だ就活市場に多いとは言えません。そこで今回は外資就活ドットコム上のコンテンツを利用し、選考対策を進めていく方法をご案内します。

「まだ何も分からない」からこそ、現役のプロフェッショナルに直接聞いてみよう

「そもそも『エンジニア』と名の付くポジションはたくさんあるけど、何が違うの?」

「自分の実力で本当にエンジニアになれるのだろうか?」

「まずどこで何ができるのか、そのためにいま何をすべきなのか」さえ分からない方にお勧めのコンテンツが「外資就活相談室」です。

現職CTOや外資系IT内定者に初歩的な質問をするのは敷居が高いと感じてしまうかもしれません。しかし昨今のIT需要の高まりに便乗して「IT系キャリア」「プログラミング」を売りにする企業やメディアは巷に溢れ返っており、その実態は千差万別です。何も分からない段階こそ、トップレベルの回答者に良質なアドバイスを求めることが重要なのです。

Q.システムエンジニアやソフトウエアエンジニアはそれぞれどんなスキルセットが必要とされ、どんな能力が磨かれるの?

システムエンジニアはかなり幅が広いです。どちらかというと開発というよりはカスタマーと一緒になって何を、どうやって、何のために作るかを決めて行く(いわゆる上流工程)方もいればそのプロトタイプを作る人、ある製品について深い知識を持っていてその製品を使ったシステムの詳細な疑問に答える人、などいろいろいます。
ソフトウェアエンジニアに比べるとプロダクトコードを書く責務の割合は低くなりがちだと思います。

ソフトウェアエンジニアといった場合にはまず第一にプロダクトコードの設計、実装を行ってアプリや機能を世に出すことが責務になります。会社によってはその後の保守や運用といった所も入りますね(SREが受け持つケースもあります)。

回答ページはこちら

また、情報系専攻の理系院生は、既に基礎に触れているからこそ「怪物のようなプログラミングスキルの持ち主しか生き残れない」「一日中パソコンの前でコードと睨みあうだけで、組織戦略や社会貢献といったビジネスサイド案件とは疎遠」などという思い込みに陥ったまま、なんとなくエンジニア職を自分の選択肢からスコープアウトしてしまいがちでもあります。

実際に第一線で働く現役エンジニアの方々に直接質問をぶつけることで、そういったあいまいな状態を脱し、エンジニアというキャリアパスの解像度を上げることができます。

Q.学士・修士・博士でそれぞれ給与や待遇は具体的にどのくらい違いますか?

Q.GAFAの開発や研究職において、インターン時、本採用時に、どのようなスキルがどの程度要求されるのでしょうか。

相談室回答者J.Kさんによるソフトウェアエンジニアのキャリアについてのコラムはこちら
「マネージャーになる≠昇進」という真実【GAFA現役ソフトウェアエンジニアから後輩たちへ Vol.2】

ソフトウェアエンジニア職の募集情報を探すコツ

エンジニアのキャリアパスは、企業のネームバリューやプロダクトの規模よりも、むしろ個人のスキルセットや経験の影響を色濃く受けます。またゴールドマン・サックスを筆頭に、エンジニアの採用・育成や組織強化に注力している非IT系企業は年々増加の傾向にあります。

そのため「Google 新卒採用」で検索をかけて、……という総合職寄りの探し方だけでなく、プロジェクトのポジションやその企業で扱う事のできる技術などを軸に据えて探してみると、よりよい採用情報を見つけられる確率が上がります。

外資就活の募集情報には「エンジニア志望向け」の絞り込み検索機能を搭載していますので、是非ご活用ください。

更に詳しいエントリーのコツについては、Vol.5でもご紹介いたします。

募集情報一覧はこちら

また、ソフトウェアエンジニア職の大きな特徴としては「スカウト・逆求人の多さ」があります。プログラミングスキルの市場価値は非常に高く、専用のスカウトサービスもいくつか存在します。

スカウトのデメリットとしては「自分の知らない・興味がない企業から執拗に連絡が来る」「スカウトとは名ばかりで、選考フローは通常の新卒採用と変わらない企業も存在する」などのリスクが挙げられます。

これを防ぐためには、プロフィール登録の際にスキルや開発経験をより詳細に入力しておくのがお勧めです。GithubやQiitaのアカウントなど、相対的に実績が示せる情報があればなお良いでしょう。一見スカウトの件数が増えて逆効果のように思えますが、より自分の志向性に合ったハイレベルな企業の目に留まる精度が上がるので、結果的にプラスになります。

特にソフトウェアエンジニアは専門職であり、中途採用に近い性格を持つため「即戦力アピール」が重要です。十把一絡げの曖昧な新卒採用広告ではなく、開発部長直々のオファーメッセージを得られるかどうかは、プロフィールの濃度にかかっているといっても過言ではありません。

実際の選考対策をしよう

ソフトウェアエンジニア採用の選考は、他職種の新卒採用とは大きく異なります。

プログラミングのスキルや実績がエントリー時点やコーディングテストで重視されるばかりではありません。AmazonのOLPのようなカルチャーフィットや、新しい技術を学び自身をアップデートするための知的好奇心、「入社後に何をしたいか、将来どのようなエンジニアになりたいか」というキャリア観など、評価ポイントは企業やポジションによって様々です。

またインターンからの内定やスカウト採用など、クローズドな採用形態が多職種に比べて多いのも特徴です。インターンのワークで現場社員と同等の権限と本番データが与えられ、そのまま軽い面談を経て内定、というケースも決して都市伝説ではありません。

そのため明確な「攻略法」は未だ就活市場に存在しないのが現実です。そこで外資就活では内定者による寄稿コラムや選考体験記により、よりパーソナルかつリアルな情報を順次掲載しています。


【IT志望必見】GAFAMエンジニア内定者による『コーディング試験』の実態

LINE 23卒 本選考レポート

技術職全般に言えることですが、基本的に、学士であればエンジニアのバイトをするなどを通じて実践的なスキルがあるかどうか、修士であれば本格的に研究を行い、しっかりとした実績があるかどうか(学会出場経験やコンペへの出場経験など)が重要であるように感じます。そのため、学部生であればそのようなアピールできる基本的なスキル磨き、修士学生であればいかに自身の研究と実績を分かりやすくアピールできるかが求められていると考えています。

ヤフー23卒 本選考レポート


初級・中級に関しては恐らくプログラミングを始めて1か月程度の人でも解くことは可能だが、上級はやや難易度が高く競技プログラミング経験者でも解くのにやや手こずると思われる(AtocderABCのD-E問題レベル)。
私は初級・中級は恐らく満点で、上級は0点だった。
他の学生の回答率などはわからないが、過去に1問も解けなかったが選考を通過した学生もいたらしい。
対策としては事前にAtcoderなどで問題を解いておくことが有効だと思われるが、付け焼刃だと上級問題を解くのは難しい。

Google 22卒 本選考レポート


とにもかくにもコーディング力・アルゴリズム力です。メモリやCPUなど、コンピュータサイエンスについて広く知識があるとより役に立つと思いますので、とにかく勉強することが大切です。
それに加えて面接官ときちんとコミュニケーションをとることが大切です。相手の思惑を汲み取る努力をすること・自分が考えていることを分かりやすく相手に伝えることの両方が必要です。
また、英語の面接が挟まる可能性があるので、LeetCodeなど海外のサイトで勉強することを強くおすすめします。

Amazon 22卒 本選考レポート


コーディングは簡単で全て解けました。解けないと次の課題に進めないような印象を受けました。常識力テスト(?)は時事問題とかではなく、現場でどのようにコミュニケーションを取るかみたいなテストなので特に対策はいらないと思います。
全ての設問が英語なので最低限の英語力は必要です。英語に慣れるという意味で、LeetCodeなど海外のサイトで対策すると良いと思います。

選考体験記・エントリーシート一覧はこちら

おわりに

今回は特に情報学やコンピュータサイエンスに関心の深い理系学生の方々に向け、ソフトウェアエンジニア就活についてのコンテンツを一部ご紹介いたしました。

勿論、昨今は文系・実務未経験ながら競技プログラミングで経験を積み、外資ITの選考に挑む学生も増加しています。ソフトウェアエンジニアの市場価値とトップキャリアとしての競争率は、今後も加速度的に上がり続けるでしょう。

そこで自分の専門性を活かすチャンスを掴めるよう、是非頑張ってみてください。

外資就活ドットコムでは今後も、ソフトウェアエンジニアを目指す就活生の皆様に向けたコンテンツ・サービスを発信して参ります。

「こんな情報が欲しい!」「あの企業がこんなインターンをやっていました」というご意見・ご感想も順次お待ちしております。(お問い合わせフォームよりお送りください)

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