こんにちは、外資就活 相談室チームです。
「外資就活相談室」とは、社会人や内定者に就活の疑問をぶつけられる、オンラインQAサービスです。
戦コン、外銀、商社、GAFA等トップ企業の回答者が、皆さんから寄せられるキャリアに関する様々な相談に答えて下さっています。
こちらのコラムでは、多種多様なQAの中でも、今週注目を集めたQAランキング1位~5位をご紹介いたします。
是非チェックしてみてください。(回答者の回答ページより抜粋)
5位 秋田さんへの質問
BCGがマッキンゼーよりも人材の質が下がったと揶揄されるのは厳密には現状の人数が多いためではなく「短期間で」人員数を増やした事を受けて採用基準を下げたと理解されているためなので、マッキンゼーの人数がBCGよりも多かろうと、人材の質がBCGよりも低いかどうかまでは判断が出来ないです。
人数規模自体を根拠に人材の質の比較の話をする同業者も見たことが無いですね。
コンサルティングファームにおける人数と人材の質についての考えについては長くなるので割愛しますが、基本的な考え方は少数精鋭にすれば質を高めやすいものの、ファームとしてのその先が無いので如何に採用対象の開拓、歩留り、育成面を強化するか、という面も併せてバランスをとりつつ検討するべき、というスタンスを取れない考えですね。苦笑
4位 野菜くんさんへの質問
かしこまりすぎです。笑
そこまでかしこまらなくて大丈夫ですよ。
まず、私は野菜のホールセールの人の言動で不快な気持ちになったことはありません。
実際コース別(ホールセール)で入社する人の方がリテール入社組より一般的に優秀な学生であることは間違い無いですし、給与水準も高いです。ですから本人に悪意がなくても、内心リテールを低く見てしまう恐れがあり、それを危惧して、最初にガツンとそういった発言をされたのだと思います。
ご承知のことと思いますが、リテールとホールセールは両輪です。リテールはホールセールが良い引き受けをしたり、良い商品を開発することで競争力を持つことができます。一方、ホールセールも強力な営業力を持つリテールを武器に案件を獲得してくるわけです。ですから、お互いのリスペクトが必要です。
また、野村の場合は特にリテールが強い会社なので、その思いもより強いのだと思います。
その点を忘れなければ、基本的には(少なくとも目に見える形では)リテールを馬鹿にした言動は取らないでしょうし、私の知るホールセールの方はみなそう思ってくださっていたと信じています。
3位 yuuuさんへの質問
就活は縁ではありません。就活とは実力、つまり対策の量と質と個人の能力を掛け合わせたものの成果です。三菱商事内定取る学生は業界問わず他企業でもいい線行くか内定取るのが就活の現実です。
「就活は縁だ」と片付けた瞬間、自分への慰めにはなりますがその後の対策が建設的にできなくなるので、落ちたら何が足りなかったのか、どうすればよくできたかを考え続け、内定の確率を上げていきましょう。
2位 ウグイス(メジロ)さんへの質問
以下、なんとなくです。
野菜→圧倒的No.1、他社に追随を許さない国内最大の預かり資産残高。国内最強の主幹事、業界のガリバー、育成力No.1、プロフェッショナルの人数も多く安定感あり。外資への転職でも存在感あり。外資PEに直接行く人もいる。IBDは意外とオールバックじゃない人もいる
ヤマト→野菜の陰に隠れがちだが独立系証券最大手の一角。大和SMBC時代はMAも引き受けも存在感があった。JVの解消のゴタゴタは大変だったと思うけれど、大和SMBC時代からの人材は引き続き優秀。野菜より体育会気質薄い。オールバックじゃなくてもok
興銀証券→圧倒的エリート。興銀、みずほコーポレート出身者が本邦のホールセール証券サービスの基礎を築いた。銀行からの優秀な社員、外資から来たプロ職勢、ハイポテンシャルなプロパーが揃った精鋭部隊。外資系への転職者も多く、評価は高い。IBDはオールバックじゃなくてもok
日光→オフィサーに旧日興シティ、SMBCからの優秀な社員、外資系からの引き抜きが多く、特定専門職のサラリーは外資に準ずる水準。シティとのJV解消のゴタゴタは大変だったと思うが、存在感を出してきた。新組織になってからのコース別のプロパーも育ってきた。モーリスのオフィスで働けるのも熱い。IBDはオールバックじゃなくてもok
見積もる→米系大手とのJV、M&Aでは特に圧倒的な存在感。日本最強のメガバンク、MUFGの取引基盤とモルスタのグローバルネットワークの組み合わせは、他の日系、純粋外資系では真似できないユニークネス。モルスタ側とはチームが分かれているらしい。IBDはオールバックじゃなくてもok
1位 SOEさんへの質問
イキらないチームワーク精神
アスペでなく客前で早口でキョドらない語り口
タイポ皆無かつ早く美しい文書や資料作成(議事録や日頃からのメール含む)
ロジを完璧に早くミスなくこなす(DDなど)
ストラクチャーに応じてスケジュール引ける
早くミスなくバリュエーション(Comps、DCF)
早くミスなくモデリング(LBO、Merger)
ストラクチャリングを理解し綺麗に図に落とせる
SPAなど契約の重要論点(RW、Indemnity、CP等)把握
M&Aや資金調達に関連する会計、税務、法務について基礎素養を有する
上記全てを和英の環境下に関係なく同等の水準で行える事
いかがでしたでしょうか。
皆さんにとって新たな発見があれば幸いです。何か追加で疑問が浮かんできた方は、是非「外資就活相談室」で質問してみてください。
就活本では見つからない答えに、きっと出会えるはずです。
それでは、また来週。
マッキンゼー ゴールドマン 三菱商事
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