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私は慶應義塾大学に在学中で、総合商社をはじめ、外資系金融、外資系メーカー、広告代理店から内定をいただきました。
外銀マーケッツセールスの選考において、録画面接を突破した後に待ち受けるのが 対面面接 です。ここでは、知識や経験だけでなく、態度や応答力、論理的思考、表情まで総合的に評価されます。多くの学生が緊張する場面ですが、事前準備と戦略的な対応で差をつけることが可能です。本記事では、事前準備のポイント、面接中の態度、質問内容の特徴を踏まえ、内定獲得につなげるための実践的な対策を解説します。
・外銀マーケッツセールスに3年生からの逆転合格!内定獲得までのステップ①概要編
・外銀マーケッツセールスに3年生からの逆転合格!内定獲得までのステップ②録画面接編
・外銀マーケッツセールスに3年生からの逆転合格!内定獲得までのステップ③対面面接
1. 事前準備は命!
- DMで業務内容や社風、1日のスケジュールをリサーチ
- インターンや本選考での模擬質問を整理
- 自分にしか語れない経験や視点をまとめる
対面面接では、 企業理解と業務理解の深さ が大きな評価ポイントになります。金融機関の中でもなぜ外資か日系か、証券か銀行か、米系か欧州系か、さまざまな質問が面接で飛び交ってきます。そのため、これらについて答えられるよう、HP以外の情報も積極的に自身で調べました。
私はLinkedin(リンクトイン)で現役社員やOBを検索し、実際にDMで連絡を取りました。
「マーケッツでの1日の業務の流れは?」「チームの雰囲気は?」といった具体的な質問をすることで、書類やウェブサイトだけではわからない現場の空気をつかむことができました。ここでお伺いしたことをなぜJP?のように聞かれた際にそのまま使っていました。
また、インターンや本選考では他の学生と同じ面接に入ることが多く、同じ質問が複数回回ってくることもあります。だからこそ、 自分にしか語れない経験や視点 を整理しておくことが重要です。例えば「短時間で成果を出した経験」や「異なるバックグラウンドのメンバーと協働して成果を上げた経験」など、具体的な事例を用意しておくと差別化につながります。
2. 面接中の態度
- 姿勢、声のトーン、表情で余裕を見せる
- 同じ質問が複数の面接官に回ることも想定
- 回答を少し変えて各面接官に新しい印象を与える
面接中は、たとえ緊張して心拍数が上がっても、 「余裕がある」と感じさせる印象 を与えることが非常に重要です。私自身も、実際に面接で一瞬ミスをして頭が真っ白になった経験があります。しかし、姿勢を正し、声のトーンを落ち着かせ、表情に柔らかさを出すだけで、面接官の印象は大きく変わりました。緊張していることは誰にでもあることですが、 「自己コントロールができている」と思わせること が評価につながります。
さらに、同じ質問が複数の面接官から回ってくるケースも少なくありません。その場合、同じ回答を繰り返すだけでは単調に聞こえ、印象が薄くなってしまいます。ここで有効なのは、 回答の焦点やエピソードを少しずつ変えて、それぞれの面接官に新しい情報や視点を提供すること です。たとえば、最初の面接官には「チームの意思決定で自分がリーダーシップを発揮した経験」を中心に話し、次の面接官には「課題解決のプロセスや工夫した点」を強調する、といった調整です。
こうすることで、面接官は「この学生は柔軟に思考できる」「同じ状況でも視点を変えて対応できる」と評価しやすくなります。さらに、 小さなミスや一瞬の戸惑いがあっても、態度や表現で挽回できる という安心感を与えることができるのも大きなポイントです。面接は知識だけでなく、 瞬時の判断力・自己表現力・対人印象 が総合的に見られる場であることを意識しましょう。
3. 実際の質問内容
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