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今年大注目のベンチャー企業はどこだ
こんにちは!外資就活ドットコムです。
本記事では外資就活ドットコム内で勢いを増しているベンチャー企業について紹介します。ランキングの基準としては、 2025年3月以降の求人数 を用いています。このランキングを見れば、積極的に採用を行っているベンチャー企業が分かり、受ける企業を決めるのに役立ちます。
また、企業紹介の項目で該当企業の募集情報を掲載しているため、このランキングを見て気になった方はぜひ企業研究の上で応募を検討してみてください。
それでは早速ランキングへどうぞ!
注意点・分析結果
本記事では2010年以降設立、従業員数1000人未満の企業を「ベンチャー企業」と定義し、それら企業を対象にランキングを作成しています。
当該表現に特定の企業を貶める意図はございません。
分析条件
- ベンチャー企業の定義 : 2010年以降設立、従業員数1000人未満の企業
- ランキング基準 : 2025年3月1日以降の求人投稿数(単純集計)+最新投稿日
- 対象期間 : 2025年3月1日〜2025年7月22日(約4.7ヶ月)
- 対象企業数 : 121社
- 除外 : 外資系企業
ベンチャー企業採用拡大ランキング TOP10
| 順位 | 企業名 | 設立年 | 従業員数 | 3月以降求人数 | 最新投稿日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | M&A総合研究所 | 2018 | 440 | 8 | 2025-06-04 |
| 2 | シーユーシー | 2014 | 432 | 7 | 2025-05-14 |
| 3 | イグニション・ポイント | 2014 | 384 | 6 | 2025-06-12 |
| 4 | B&DX | 2021 | 44 | 6 | 2025-06-09 |
| 5 | SalesMarker | 2021 | 301 | 5 | 2025-07-17 |
| 6 | PKSHATechnology | 2012 | 652 | 5 | 2025-06-04 |
| 7 | クオンツコンサルティング | 2023 | 100 | 5 | 2025-05-20 |
| 8 | レアゾン・ホールディングス | 2019 | 702 | 4 | 2025-05-21 |
| 9 | ZEIN | 2017 | 106 | 4 | 2025-05-15 |
| 10 | リブ・コンサルティング | 2012 | 350 | 4 | 2025-05-09 |
*掲載している情報は2025年7月時点での調査データとなります
ランクイン企業紹介
2025年3月以降に求人数が大幅に拡大したベンチャー企業TOP10社について、外資就活ドットコムの企業ページおよび各企業の公式ホームページの情報を基に、各社の事業内容、特徴、魅力を300字程度でご紹介いたします。
第1位:M&A総合研究所(2018年設立・従業員数440名・求人数8件)
M&A総合研究所は2018年に創業し、わずか3年9ヶ月で東証グロース市場、その後東証プライム市場へ上場を果たした急成長M&A仲介企業です。「M&A × Tech」のリーディングカンパニーとして、AIやDXによる革新的な方法でM&Aを促進し、日本の廃業問題解決を目指しています。完全成功報酬制の料金体系により上場企業で唯一、譲渡企業に対して着手金・中間金を撤廃し、平均7ヶ月という業界最短水準での成約を実現。業界最高水準のインセンティブ率を誇り、2年目で年収1,832万円、3年目で3,261万円といった高い報酬実績があります。月額10万円の家賃補助制度も導入し、長期的なキャリア形成を支援しています。
M&A総合研究所
第2位:シーユーシー(2014年設立・従業員数432名・求人数7件)
シーユーシー(CUC)は2014年に創業された医療・ヘルスケア領域のベンチャー企業です。「医療という希望を創る。」をミッションに掲げ、超高齢社会における医療の持続可能性を目指し、CUC従業員464名、グループ全体で3,000名を超える組織に成長しています。訪問診療クリニックを起点として、病院や透析クリニック、外来クリニックの経営支援、訪問看護、在宅ホスピス、海外医療機関支援まで幅広い事業を展開。グループ内異動を可能にする公募制度「Dream」により、医療現場からビジネス職まで多様なキャリアパスを提供し、2024年度は49名の応募中20名がキャリアチェンジを実現するなど、成長機会に富んだ環境が特徴です。
シーユーシー
第3位:イグニション・ポイント(2014年設立・従業員数384名・求人数6件)
イグニション・ポイントは「ゆたかな人生のきっかけを」を理念に掲げ、2014年に設立されたコンサルティングファームです。現在は電通グループの一員として、コンサルティング、イノベーション、インベストメントの3事業を組み合わせ、社会課題の解決と企業の事業創造・成長に貢献しています。コロナ禍以前と比較して売上が3倍超と急拡大を遂げ、4〜5年で1000名規模の企業を目指す成長フェーズにあります。DXと新規事業創出を得意とし、コンサルタントでも自社発スタートアップやJV、グループ会社の経営者としてのキャリアパスが用意されている点が大きな特徴です。毎年複数の自社発スタートアップを創業し、成長軌道に乗せる実績を持ちます。
イグニション・ポイント
第4位:B&DX(2021年設立・従業員数44名・求人数6件)
B&DXは2021年1月に元アビームコンサルティング戦略部門の執行役員を中心としたメンバーが独立・設立した新進気鋭の戦略コンサルティングファームです。「Business」と「Digital」の両面から企業変革を支援し、テクノロジーの力を最大限活用した柔軟で適切な変革支援を提供しています。新卒1年目から多様なテーマ(ビジネスモデル変革・業務DX・人材開発等)や業種(製造・金融・流通・サービス等)の経験が可能で、配属部門に左右されない幅広いOJT体験を提供。勤務時間の10〜20%を新規ビジネス創出に充て、毎週金曜日午前中にマネージャー以上全員で新規ビジネスの討議を行うなど、イノベーション創出に積極的な企業文化が特徴です。
B&DX
第5位:SalesMarker(2021年設立・従業員数301名・求人数5件)
SalesMarkerは2021年7月創業のスタートアップで、「全ての人と企業が、既存の枠を越えて挑戦できる世界を創る」ことをミッションに掲げています。海外では主流な「インテントセールス」という新しい営業手法を日本で初めて実現するSaaS『Sales Marker』を提供し、インターネット上の検索行動データを分析して購買意欲の高い企業を特定し、タイムリーなアプローチを可能にします。創業以来、最速クラスでARR15.4億円を達成し、「SaaSスタートアップ従業員成長率ランキング」で日本第1位を獲得。500社以上の企業に導入され、ユニコーン企業の2倍の速度で成長中です。共同創業者は「FORBES 30 UNDER 30 ASIA LIST」に選出されるなど、グローバルに注目される企業です。
SalesMarker
第6位:PKSHA Technology(2012年設立・従業員数652名・求人数5件)
PKSHA Technologyは「未来のソフトウェアを形にする」をミッションとし、2012年に創業されたAI技術企業です。自然言語処理、画像認識、機械学習/深層学習技術を核とした「PKSHA Enterprise AI」と研究開発の「PKSHA ReSearch」の2つの事業を展開し、両事業の循環により研究・製品品質の向上を図っています。エンタープライズ企業向けに国内シェアNo.1のチャットボット・ボイスボットツールや音声認識AI搭載のコンタクトセンター向けツールなどを提供。本郷の研究室から始まった「共進化」をコンセプトに、アカデミア、クライアント、社会と向き合いながら成長を続け、個の多様性を重視し、社員一人ひとりの才能発現をサポートする制度と環境を整備しています。
PKSHA Technology
第7位:クオンツ・コンサルティング(2023年設立・従業員数100名・求人数5件)
クオンツ・コンサルティングは2023年に設立された総合コンサルティングファームで、「テクノロジーにより未来の日本を創造する」ことを目指しています。変化する時代を生き抜くための企業変革を「Business」と「Digital」の両面から支援し、徹底した現場・現物・現実主義を基盤としています。日本企業の歴史と組織風土を重んじながらも、実行力のあるDX/IT戦略、AI等の最先端技術活用、PMOやガバナンス変革などの先進的なサービスを提供。全社・事業戦略策定から新規事業立案・実行支援、マーケティング戦略策定、人材・組織戦略策定まで幅広い戦略コンサルティングを手がけ、事業会社発の新しいコンサルティングファームとして急成長を遂げています。
クオンツ・コンサルティング
第8位:レアゾン・ホールディングス(2019年設立・従業員数702名・求人数4件)
レアゾン・ホールディングスは「世界一の企業へ」をVisionに掲げ、2019年に設立された新規事業立ち上げを得意とするインターネット企業です。「広告事業」「ゲーム事業」「フードテック事業」「ブロックチェーン事業」「コンテンツ事業」など複数領域で事業を展開し、各事業のシナジーを活用して他社にない新規事業を創出し続けています。2023年上半期DL数No.1のスマートフォンゲーム『ブルーロック Project: World Champion』やデリバリーアプリ『menu』(KDDIとのJV)などヒット事業を多数展開。世界最高レベルの日本語音声認識モデル「ReazonSpeech」を無償公開するなど研究開発にも積極的で、学歴・年齢・国籍・性別不問の成果主義により多様な人材が活躍しています。
レアゾン・ホールディングス
第9位:ZEIN(2017年設立・従業員数106名・求人数4件)
ZEINは2017年に大手外資系コンサルファームで最年少パートナーを務めた志賀野氏を中心に、20名の精鋭コンサルタントが設立した総合系コンサルティングファームです。「全員(ZEIN)で成し遂げ、全員(ZEIN)で分かち合い、全員(ZEIN)が幸せになれる会社を目指す」を企業理念とし、コンサルティングとテクノロジーを融合させた「戦略立案・構想策定〜システム開発・導入」のワンストップサービスを提供しています。大企業から中小企業・ベンチャー企業まで幅広いクライアント支援を行い、現在は100名を超える組織に成長。個の成長が会社・顧客の成長に直結する環境で、自社プロダクト「dArwIn」やマシンピラティス事業など新規ビジネス立ち上げにも積極的に取り組んでいます。
ZEIN
第10位:リブ・コンサルティング(2012年設立・従業員数350名・求人数4件)
リブ・コンサルティングは「100年後の世界を良くする会社を増やす」をミッションに2012年に設立された経営コンサルティング会社です。旧来型のコンサルティングとは一線を画し、「現場主義×成果主義」を重視し、必要に応じてクライアント企業のチームマネジメントや部門調整まで行う事業責任者的な動きが特徴です。単なる提案に終わらず、経営者とともに意思決定も手掛け、成果が出るまでとことんやり抜く姿勢により、業界平均62%の顧客満足度に対し90%の高い評価を獲得しています。1年目から裁量権を持って企業経営の意思決定に関わるコンサルタントとして成長でき、新卒2年目で65%の社員がプロジェクトマネジメントを経験するなど、早期からの責任ある業務経験が可能です。
リブ・コンサルティング
今すぐこれらの企業に応募するには
また、下記リンクではベンチャー企業が多く含まれているコンサル・IT企業の募集情報をピックアップしています。
このランキングに入っていない企業も含めて確認したい方はこちらをチェックしてください
業界別分析
コンサルティング系 (最活発)
- M&A総合研究所(8件)、イグニション・ポイント(6件)、リブ・コンサルティング(4件)、クオンツコンサルティング(5件)
- 傾向 : 日本の経営コンサル市場拡大に伴う人材需要増加
- 特徴 : 高い専門性を要する人材の戦略的確保
IT・テクノロジー系 (安定成長)
- シーユーシー(7件)、PKSHATechnology(5件)、Supership(3件)、ログラス(3件)
- 傾向 : DX推進需要による技術人材の継続的採用
- 特徴 : エンジニア不足を背景とした積極投資
スタートアップ系 (急成長)
- B&DX(6件)、SalesMarker(5件)、コロニー(3件)、DIMENSION(2件)
- 傾向 : 2020年以降設立企業の事業拡大による人材獲得
- 特徴 : 小規模ながら戦略的な採用活動
重要な発見
1. コンサルティング系の優位
M&A総合研究所が1位に浮上。その他コンサル企業が多数ランクインし、日本のコンサル業界の活況が明確に。
2. 新興企業の健闘継続
B&DX(4位)、SalesMarker(5位)など、2020年以降設立の企業が上位維持。
3. 企業規模の多様性
従業員15人のDIMENSIONから702人のレアゾン・HDまで、幅広い規模での採用活動。
4. 業界集中の変化
IT・テクノロジー系のベンチャー企業よりもコンサルティング系の台頭が顕著に。
集計時期が3月~7月であることから、IT企業はまだ選考を本格化させていない可能性も
ベンチャー企業の採用スケジュール
3月 : 新年度採用開始期
- M&A総合研究所、シーユーシー、B&DXが早期スタート
- 日本企業特有の新年度採用パターン
この時期には前年度卒の学生向け本選考もあるため、ベンチャー企業の選考はまだそこまで活発ではありません。
しかしベンチャー企業の特徴である早い選考スケジュールから、この時期からインターン選考を進めている場合もあります。情報のチェックを欠かさないようにしましょう。
4月 : 本格活動期
- 多くの日本企業が新年度に合わせて採用活動を本格化
- PKSHATechnologyが集中投稿を開始
この時期も本選考がメインです。
5-6月 : 継続・拡大期
- M&A総合研究所、イグニション・ポイントが継続投稿
- 中途採用市場の活況を反映
この時期から次年度(27卒)の採用が本格化します。大手日本企業のインターン選考は6‐7月に本格化しますが、ベンチャーでは5月ごろが最盛期になります。そのため6月まで就活をしなかった場合、選考がすでに終わっている場合もあるので注意しましょう。
7月 : 夏季調整期
- SalesMarker、DIMENSION、シンプルフォームが継続
- 多くの日本企業は一時調整期
この時期になると、ITベンチャーなどの選考は落ち着いてきます。しかしベンチャー企業の場合多数インターン参加枠を設けている場合もあるので、諦めずに情報は収集しましょう。
ジャンル別選考対策
ベンチャーコンサル
リブ・コンサルティング 26卒 夏インターンレポート
ベンチャーコンサルティングの選考は、ES、Webテスト、複数回の面接(ケース・フィット)で構成されます。論理的思考力、仮説構築力、ゼロベース思考、多角的な視点、多様な関係者との対話力が重視されます。特にケース面接では思考プロセスと言語化能力、フィット面接では精神的タフネスと企業文化への適合性、志望度が問われます。入社後の業務理解と、困難な状況でも諦めずに思考し続ける覚悟を示すことが重要です。
ベンチャーIT
ベンチャーIT企業の選考は、ES、Webテスト、複数面接、技術面接、ポートフォリオ提出が特徴です。技術力と即戦力性、継続的な学習・成長意欲が重視されます。顧客折衝経験、使用言語、担当サービス規模など実務経験が問われ、自身のスキルを棚卸しし、念入りな準備が必要です 。キャリアの一貫性、ビジネスマナー、コミュニケーション能力も重要視されます。また、ベンチャーITの場合、ポートフォリオで具体的な成果と開発プロセスを示すことが効果的です。
スタートアップ
B&DX コンサルタント職 26卒 本選考レポート
スタートアップの選考は書類と面接が中心ですが、相互理解とカルチャーフィットを重視します。ミッション・ビジョンへの深い共感、高い成長意欲、変化への柔軟性、意思決定力、適応力が求められます。少人数で事業を推進するため、社員一人ひとりが企業文化にマッチすることが企業の成長に大きく関わります。
ミスマッチを防ぐため、カジュアル面談や現場メンバーとの面談を通じて、価値観の合致を見極める機会が設けられます。主体的に価値を創造できる人材が評価されます。
データの信頼性について
- データソース : 外資就活ドットコムのデータベース
- 分析期間 : 2025年3月1日〜2025年7月22日(143日間)
- 評価基準 : 求人投稿数の単純集計(重み付けなし)
- 除外対象 : 外資就活ドットコム、外資系企業3社
- 最終データ更新 : 2025年7月22日
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