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ITコンサルタントに必要な4つの能力

はじめに

こんにちは。外資系ITコンサルティングファームに勤務するTASKと申します。

私が勤めるファームでは、上司と相談の上目標を設定し、その目標が達成できているか確認する機会が設けられており、つい先日、日々のパフォーマンスについてフィードバックを受ける機会がありました。そこで興味深い話を聞く機会があったので、外資就活ドットコム読者の皆様にお伝えします。

それは、「ITコンサルタントに必要な4つの能力」です。私の上司が言うには、その4つの能力をとても高いレベルでストレッチすることで市場価値の高いITコンサルタントになれる、とのことでした。

4つの能力とは以下のものになります。

1.コミュニケーション能力
2.作業速度
3.ITスキル
4.英語力

社会人としても当たり前のスキルかもしれませんが、いずれもかなり高いレベルのものが求められます。

1.あらゆる関係者とのコミュニケーションに追われる日々

ここでいうコミュニケーション力とは、上司や同僚、クライアントと良好な関係を築く力のことです。

いくら頭が切れて知識が豊富でも、人とまともに関係を築けない人はコンサルタントには向いていません。コンサルティングワークの中では、多くの人とコミュニケーションをとり、仕事を進めていく必要があるからです。

具体的な事例を挙げると、以下の通りです。

・数千万円するプロジェクトをクライアントに売り込む
・落ち込んでいる部下の話を聞く
・上司に適切に評価してもらう
・開発担当のベンダーの工数を見積もり、遅延なくプロジェクトを進める
・テスト担当の海外プログラマと連携し、高品質なシステムを組む
・クライアントの工場の派遣社員にインタビューし、現状業務の問題点を洗い出す

こういった対人コミュニケーションが必要となる場面がほとんどです。

その際、相手の気持ちや立場を慮ることをせず、感情の赴くまま言いたいように話す人は「コンサルタント失格」とみなされます。

論理的な正しければ良いというわけではありません。

相手の気持ちなどを含めて、状況を的確に判断し、「どう伝えれば、もっとも相手が心地よく伝えられるだろうか」や「どう聞き出せば、相手から正確な情報を引き出すことができるか」といった、心理戦も含めた高度なコミュニケーションスキルが必要とされます。

クライアント上層部やパートナークラスの上司とよい関係を築くのはそう簡単ではありません。もともとコミュニケーション力が高いコンサルタントであっても、この力は日々磨いていく必要があります。

2.作業スピードの最速化は昇進の条件?!

ITコンサルタントの作業量は膨大になりがちです。クライアントへの説明資料や、システム要件の定義書、進捗や障害の管理表など、数多くのドキュメント作成&メンテナンスを毎日こなさなければなりません。

マネージャー以上になるとクライアントとの折衝が多くなるため、なかなか上記のような資料作成や管理に時間を割くことが難しくなります。そのため、研修直後で何もわからない新人にもかなりの量のタスクが降ってきます。

それを手際よく正確にこなせる若手は、上からの信頼が厚くなり、その後の昇進がぐっと近づます。作業速度というと、「エクセルやパワーポイントのショートカットを覚えまくる必要がある!」と考える方が多いと思いますが、それは「作業速度」という力を構成するほんの一部でしかありません。

そういったことよりも、むしろタスクの優先順位付けや、自分で仕事を抱え込みすぎず、他へタスクを振る(ヘルプを求める)など、作業の効率化と同時にメンバーの力を上手に借りることのほうが重要です。それを意識しないと、いつか膨大な仕事量の波に飲み込まれてしまいます。

悩んでいるときのパフォーマンスは低くなりがちなので、適宜優先順位をつけつつ人にタスクを振り、手際よく作業をこなしていくスキルが必要になります。前述のコミュニケーション力に優れていても、作業速度が遅いと使い物になりません。

事業会社から中途でITコンサルファームに入社する方が一番苦労するのも、求められる作業速度の圧倒的速さです。入社直後からみっちりプロジェクトで鍛えられ、作業速度を極限まで高めた生え抜きの社員たちに比べたら、今まで事業会社でやってきた人の作業速度は劣ると言わざるを得ません。

作業速度だけがコンサルタントのバリューを決めるものではないにせよ、ここをクリアしないと上にはあがれないということは肝に銘じておくべきでしょう。コミュニケーション力と違い、最初から高速に作業をこなせる新卒社員はほぼいません。なので、最初に1、2年にどれだけ先輩たちからコツを吸収していけるかが大事になります。

それを身に着けるチャンスがないまま中堅になると、後で若手から舐められることになってしまいますので、若いうちは恥ずかしがらずに教えを請い、自らのものにしていく積極的な姿勢が必要となります。

3.幅広い中から専門性を深めていく

ITスキル、と一口に言っても、範囲はとても広いです。Vモデル(IT製品開発の手法の一種)に則ると、要件定義、設計、開発、テスト、運用保守の知識などがありますし、プログラミングもさまざまな言語があります。パッケージは主にOracleとSAPですが、それぞれ導入の仕方も違いますし、多くの領域が存在します。

ITコンサルタントになると、会社によっては国家資格である情報処理技術者の取得を求められる場合もあります。

国家資格である情報処理技術者も、NWスペシャリスト、DBスペシャリスト、プロジェクトマネージャ、サービスマネージャ、ITストラテジスト等々たくさんあります。これらの知識をすべてマスターできる人は一握りです。テクノロジー寄りのコンサルタントは、自分の得意領域を特定し、それを深めていく傾向にあります。

私の同期にはすでにOracle Gold(データベース認定試験の上位資格)を取得している人もいます。彼らはOracle特化型のテクノロジーコンサルタントになるのでしょう。特定のテクノロジーに特化しないジェネラリスト型コンサルタントも、システム知識はつける必要があります。

「若手はSI(System Integration※1)を経験せよ」と言われるのは、SI経験を積む中で、要件定義や設計開発、テストなど一通りのシステム関連知識をつけることができるからでしょう。現に、マネージャー以上で「システムはちんぷんかんぷん」という人は皆無です。

テクノロジーコンサルタントほどの深さはないものの、どのような話が来ても対応できる広さがジェネラリスト型コンサルタントにはあります。この知識は、ほとんどの新卒社員は有していないので、継続的に勉強していく必要があります。

※1 顧客の業務内容を分析し、問題に合わせた情報システムの企画、構築、運用などを一括して行うこと。

4.グローバル案件に対応するために英語は必須

日本でも、最近は英語が話せる人が増えてきましたが、まだ一握りといっていいレベルでしょう。

しかし、ITコンサルタントとしてキャリアを積むなら目をそむけてはいけない領域です。海外と絡む案件が非常に増加しているため、ネイティブとはいかないまでもある程度流暢に英語によるコミュニケーションが取れないと、仕事の幅が狭まってしまいます。昇進条件の一つとして英語試験の点数が設定されていたりもします。

とても能力が高かったとしても、英語ができないがためにチャンスをつぶすのはあまりにももったいないことです。もし現在学生でITコンサルタントを目指す人がいたら、英語は今からでもやっておいて損はないでしょう。日々の多忙な業務をこなしながら英語の勉強をするのは、なかなか難しいからです。

英語を自由自在に操ることができれば、新卒のうちからかなり大きなアドバンテージを得ることになります。

まとめ

上記ポイントをまとめると、理想的なITコンサルタント像は下記となります。

・上司やクライアントと良好な関係を築き、プロジェクトを推進できる
・多くの仕事を効率的かつ早くこなせる
・ITや英語に関する豊富な知識を有し、実戦で生かすことができる

上記を細かく自分なりに分解して目標レベルにまで落とし、たゆまぬ努力をすることがITコンサルタントには求められています。なかなか大変ですが、努力を続けられれば速いスピードでの成長が待っています。

興味がある方は、戦略だけに目を向けるだけでなく、ITコンサルティングファームに応募してみてはいかがでしょうか。

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