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【24卒内定者に聞く選考対策まとめ】丸紅

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丸紅内定への道のり

こんにちは。外資就活 商社チームです。

今回は、5大商社の1つとして存在感を誇る丸紅の選考対策についてまとめました。

24卒の方のインタビューや体験記を基に、選考の各フェーズについて掘り下げていきますので、是非参考にしてみてください!
24卒の総合職採用では、職種を定めないオープン採用と、部署特定型のCareer Vision採用が実施されました。

選考STEP

1.エントリーシート(ES)

●実施時期:4月上旬
●選考内容:設問形式のESをマイページ上に提出
●選考方法:ESとWebテストでの選考
●結果連絡:2週間以内にメールにて連絡

<ES設問>
・オープン採用
設問1:これまでの人生の中で、あなたらしさを得るに至った経験、または特にあなたらしさが表れている経験について、簡潔に教えてください(50字以内、1つ以上3つ以内)
設問2:これまでの経験の中で最もチャレンジングだったことについて、「あなた自身の目的もしくは役割」 「チャレンジングだった理由」「課題に対してどのように行動したか」も含めて概要、詳細をそれぞれ教えてください ※結果が成功か否かは問いません ※上記設問にて回答した経験でもそれ以外でも問題ございません。(概要:50字 詳細:500文字以内)
設問3:当社において実現したいこと、成し遂げたいことを記載してください(200字以内)※必ずしも事業や商品に紐づく具体的なものでなくても問題ございません。これまでの経験を踏まえ、当社でどのように活躍したいかを教えてください。(各200文字以内)
・Career Vision採用
設問3までオープン採用と同様
設問4:応募した部署で成し遂げたいことを記載してください(200字以内)

◎内定者の感想

・詳しい内容は面接で話せばいいので、面接官の方がさっと見ただけでわかるような論理的な文章を心がけた。
・全体的に文字数がタイトなので、結論ファーストで簡潔に記入することを意識した。
・ESの設問である「自分をPRするキーワード」については、自分の長所になりうる範囲で商社の求める人物像に寄せた。(エネルギッシュさ、コミュニケーション能力の高さなど)

◎選考の重要ポイント

・面接官に具体的なイメージを抱かせよう

ESの「ガクチカ」の部分の字数制限が厳しく、ともすると、抽象的になりすぎてしまい言いたいことが伝わらなくなってしまう可能性があります。面接官に具体的なイメージを抱かせるよう、定量的な数値や、その時の思いを記述するなど工夫をしましょう。

・印象に残る自己PR

ESの設問の中に「自分にキャッチコピーをつける」ものがあります。字数はそれぞれ20字以内とタイトですが、自分のキャラクターが簡潔に伝わる印象的な言葉を選びましょう。

◎外資就活からのアドバイス

・面接で話したい内容への「フック」を意識しよう

丸紅の選考では、最終面接まで何度もESに書いた内容を深掘りされます。そのため、ES選考通過だけでなくその後の面接まで意識したES作成を心がける必要があります。具体的には、自分の話したい内容につながる「フック」を盛り込むのが良いでしょう。それぞれの設問で、企業が求める適性や自らの強みに関連するエピソードへのとっかかりを作ることで、面接での自己PRにつながります。

2. Webテスト

●実施時期:4月上旬
●試験内容:C-GAB(言語、計数、英語)
●選考基準:5大商社の中では平均的
●結果連絡:2週間以内にメールにて連絡

◎内定者の感想

・言語と非言語に関しては他企業で沢山練習していたため、問題なかったが、英語がとにかく時間が足りなく満足いく出来では決してなかった。
・他の5大商社はテストで不合格になってしまった所もあることから、ボーダーは5大商社の中では高い方ではないと思われる。

◎選考の重要ポイント

・エントリーシートとセットでの選考

丸紅はESとWebテストの結果で一次選考が行われます。内定者の話によると5大商社の中ではテスト自体のボーダーが高い訳ではなさそうですが、オーソドックスな玉手箱形式であるため、他企業の選考などで練習することが出来ます。油断せず、入念な対策を心がけましょう。

◎外資就活からのアドバイス

・他企業の選考を通して対策しよう

丸紅の高い倍率を突破するためには書籍などで対策をするのはもちろん、テスト自体の受験経験を重ねておく必要があります。他企業の選考を通して受験の流れや時間配分をあらかじめ確認しておきましょう。外資系企業や一部の日系企業は早期から選考を開始しています。それらの選考を活用して、本番で高いパフォーマンスを発揮できるようにしましょう。

3.一次面接

●実施時期:4月下旬または6月上旬
●形式:学生1人、若手〜中堅社員2人、Zoomを使ったオンライン面接
●時間:30分程度
●雰囲気:フランク
●結果連絡:事前に告知されていた日時にメールにて結果連絡

◎面接の流れ

・自己紹介(1分程度)
・自己紹介とESについての深掘り(15分程度)
・志望動機を簡単に
・逆質問(10分程度)

◎質問内容

・自己紹介
・(ESにあるガクチカを見て)なぜそのことを頑張ろうと思ったのか
・志望動機
・志望する部署はあるか
・座右の銘は何か
・最後に伝えておきたいことはあるか
・逆質問

◎内定者の感想

・会話ベースで進むため、面接官との対話を意識した。
・毎回面接で、「1分程度で自己紹介をしてください」と言われたので、予め準備しておくと良いと思う。そこにキャッチーな自分を表すワードを盛り込めると印象をより残せるのではないかと思う。

◎選考の重要ポイント

・面接官とのコミュニケーションを意識する

内定者の話によると、一次面接では最低限のコミュニケーション能力が見られているようです。面接は自分のことを相手に知ってもらう場所です。しかしながら、自分のことを伝えようとしすぎて、質問の答えが冗長になってしまうのはよくありません。あくまでも面接官との会話のキャッチボールで自分の魅力を伝えていきましょう。

◎外資就活からのアドバイス

・「ガクチカ」の準備は入念に

丸紅の面接は基本的にESの深掘りで進んでいきます。また、ESは非常に字数が限られているため、そこに書かれていない細かい部分の深掘りがあるでしょう。他社の選考等を通して、自分の「ガクチカ」エピソードを徹底的に詰めて、あらゆる角度の深掘りにも答えられるようにしておきましょう。その際に、商社のビジネスにおいて必須である「チームでやり切る姿勢」を示せるとなお良いでしょう。

・端的に分かりやすく述べることを意識しよう

一次面接は逆質問の時間を除くと、面接時間が実質約15分程度と短く、伝えたいことを端的に述べる必要があります。そのため、話したい内容についてはあらかじめ短い時間で説明できるように準備しておきましょう。

4.二次面接

●実施時期:一次面接の1週間後
●形式:学生1人、中堅社員2人、本社で対面面接
●時間:30分程度
●雰囲気:フランク
●結果連絡:事前に告知されていた日時にメールにて結果連絡

◎面接の流れ

・簡単に自己紹介
・自己紹介とESの内容から軽く質問
・ESとは関係無い、その場での思考力や時事問題対応力を見る質問

◎質問内容

基本的に会話ベースで
・自己紹介
・「学生時代頑張ったこと」の深掘り
・(テニスサークルに所属していることから)錦織圭についてどう思うか
・気になるニュース
・逆質問

◎内定者の感想

・予想していなかった質問もされたが、「面接官との対話」を意識して、落ち着いて返答するように努めた。
・学生時代の話は今までの面接以上に深掘りをされるため、スムーズに話せるよう直前まで話を整理しておいた。

◎選考の重要ポイント

・突発的な質問にも落ち着いて答える

二次面接では、今までの面接と異なり面接官がその場で考えたであろう質問や、時事問題について聞かれるそうです。準備が難しい場合も多く、焦ってしまうこともあるかと思います。「面接官との対話」を意識した落ち着いた返答が選考突破の鍵となるでしょう。

◎外資就活からのアドバイス

・事前にできる限りの準備をし、冷静に対処しよう

時事問題に関しては、特に商社・丸紅関連のニュースについて聞かれることが多いようです。事前にホームページやOB訪問などを通じて「旬な話題」を頭に入れておきましょう。また、そのニュースに対して自分の意見を根拠を持って言えるように準備しておきましょう。あらかじめ、OBの方などに意見を聞いていただくのも良いと思います。

5.三次面接

●実施時期:二次面接の一週間後
●形式:学生1人、面接官3人本社にて対面(オープン採用)、学生1人、面接官3人本社にて対面(Career Vision採用)
●時間:30分程度
●雰囲気:フランク
●結果連絡:事前に告知されていた日時にメールにて結果連絡
●面接種類:オープン採用はここが最終面接、Career Vision採用は次が最終面接

◎面接の流れ

・簡単に自己紹介
・志望動機(今までの面接よりも詳しく聞かれる)
・学生時代の話について
・逆質問

◎質問内容

・自己紹介
・志望動機
・志望する部署はあるか
・学生時代の話について
・最後に伝えておきたいことはあるか
・逆質問

◎内定者の感想

・三次面接ではあるが、一次面接のようなオーソドックスなことを聞かれた。
・特に志望動機について深掘りをされた。

◎選考の重要ポイント

・基本的な質問を再確認する

丸紅の面接では、最終面接の手前まで、オーソドックスな志望動機・学生時代の話を中心に聞かれます。話した内容は全て記録されているので、繰り返し問われるうちに矛盾が生じてしまうことがないようにする必要があります。繰り返しになりますが、事前の面接練習などで学生時代の話をブラッシュアップしておきましょう。

◎外資就活からのアドバイス

・志望度を伝えられるような志望動機作りを

三次面接のこれまでの面接と異なる点は、志望動機について深く問われることです。商社は配属リスクがあり、特に丸紅は明確な配属希望がある人に対してはキャリアビジョン採用枠を設けていることからも、特定の部署に対する志望を伝える必要は必ずしもありません。しかし、なぜ「丸紅なのか」を志望動機に含められると志望度が高いことが自然と伝わり、選考突破に繋がりますので、そこに関しては改めて準備をしましょう。

6.四次面接

●実施時期:三次面接の一週間後
●形式:学生1人、面接官3人(役員レベル)
●時間:20分程度(面接の後、別途人事面談有り)
●倍率:4倍程度
●場所:本社にて対面
●雰囲気:圧迫ではないが、厳か
●結果連絡:事前に告知されていた日時に電話で連絡
●面接種類:Career Vision採用のみ4次面接を実施(最終面接)。

◎面接の流れ

・簡単に自己紹介
・学生時代の話についての質問
・志望動機
・他社選考状況
・面接終了後、若手人事との人事面談

◎質問内容

・自己紹介
・所属するサークルについて
・志望動機について
・他社の選考状況はどうなっているか
・会社のニュースで気になるものはあるか
・逆質問(最後に一言)
若手人事と1:1で別室で行われる。
・OB・OG訪問の人数について
・他社選考状況について
・キャリアについてどう考えているか
※ただし、人によっては通常の面接と同じこと(志望動機、ガクチカなど)を聞かれる人もいる。

◎内定者の感想

・最終面接ではあるが、圧迫はされず自分の話を落ち着いて聞いてくれた。
・人事面談で、OB訪問の人数について聞かれるため、必須ではないが志望度のアピールになると感じた。
・最終面接が最も倍率が高いため、最後まで気を抜かず、後悔がないように自分を出し切った。

◎選考の重要ポイント

・なぜ丸紅なのかを示せるか

最終面接まで選考を突破しているということは、ある程度の能力面は担保されていると言えます。その上で、最終面接を突破するためには「丸紅とのフィット感」を示す必要があります。

◎外資就活からのアドバイス

・高い志望度を示そう

総合商社志望の学生は財閥系の志望度が高い学生が多く、丸紅の選考では第一志望であるかどうかを深く問われます。高い倍率である最終面接を突破できるように、志望動機などを通じて「なぜ丸紅なのか」を明確に説明する必要があります。

・人事面談にも注意

最終面接の後には、若手人事との人事面談が実施されます。人によっては面接とほとんど同じ内容を聞かれるようです。このことからも、面談といえど評価に関係している可能性が極めて高いため、最後まで気を抜かずに自分をアピールしましょう。特に、この面談で初めてOB・OG訪問について聞かれた内定者も多いようです。必須ではありませんが、志望度を示すという意味で有効なツールと言えます。

7.内定後について

内定連絡時期:最終面接の2〜3日後(事前にこの日以降に連絡すると告知されていた日時)に電話で「お話があるため本社にいらしてください」と言われ、本社に行くと内定を通知される。
内定者について:120人程度(うち総合職が100人程度)、その内キャリアビジョン採用が30人程度。女性は3割弱。

◎内定を承諾した決め手

・いい意味でガツガツし過ぎず、穏やかな社員の方が多く、社風へのフィット感を感じたから。
・体育会出身者が以外と少なく、帰国子女でないといけないという訳でもない。(留学などで接点を持っている人は多かった)個性が際立つ内定者が多いと感じたから。

おわりに

いかがでしたか。

24卒の丸紅の面接では、会話ベースでESに沿った質問はもちろん、事前の対策が難しい質問も多くされたようです。自然体で面接官と「対話」することを意識し、突拍子の無い質問にも冷静に対応するためには、事前の面接対策と企業研究が要になってきます。

今回のコラムは、丸紅の選考フローを網羅しています。ぜひ、クリップ機能を活用し、選考の各段階で読み返してみてください。

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