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5大総合商社内定への道(4)〜「動画選考」を突破するための徹底攻略法~

こんにちは、外資就活 商社チームです。

最近の就活市場でよく耳にする「動画選考」。

この動画選考、18卒からは5大商社の本選考・インターン選考でも導入されています。しかし動画選考に関する情報が限られているため、どう対策すべきかお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、一般的な動画選考の概要と5大総合商社の動画選考に通過する学生の共通点、攻略法などについて詳しく説明していきます。

そもそも動画選考とはどのような選考なのか?

「動画選考」は近年導入された新しい選考方法で、この手法を選考フローに導入する企業数は年々増加しています。とはいえ、まだ一度も動画選考を受けたことがないという方も、少なくないでしょう。

そこで、まずは動画選考そのものについて解説していきます。

動画選考の概要

動画選考は、簡単に言うと学生がスマートフォンなどを使って自己PRなどを動画で撮影し、企業に送信するというものです。

設問や撮影秒数は企業ごとに異なりますが、「自己PR」「自分の長所・短所」「学生時代に頑張ったこと」などを伝えるものが多いようです。

総合商社はもちろん、エンターテインメント関連企業やテレビ局、プラント建設大手やゼネコン大手など、多くの企業のインターンシップ選考や本選考で実施されています。今後さらに多くの企業で導入されることが見込まれていますので、この機会に攻略法をしっかりマスターしておきましょう。

動画選考を受けるタイミングは?

動画選考のプロセスは以下のとおりです。

①選考の過程で、メールやマイページ経由で企業側から動画選考用のURLが送付される
②ログインし、動画選考の画面に移る
③設問内容を確認し、撮影する(撮り直し回数は企業によって異なる)
④撮影後に自分で確認し、アップロードが完了したら終了

非常にシンプルですので、基本的には案内に従っていれば問題ありません。

企業によって動画選考を課すタイミングは異なりますが、基本的には書類選考の段階で動画の提出を求める企業が多いようです。その理由は以下で詳しくご説明します。

動画選考を通過するには、導入の背景と目的を理解せよ

何事にも背景と目的を理解した上で臨む方が良い結果が期待できるということは、言うまでもありません。動画選考でも出題者の意図を読み解き、そのポイントを的確に押さえたアウトプットを出すことを心がけましょう。

では動画選考の導入背景にはどんな理由があるのでしょうか。

①効率の良い足切り方法であるため

これが最大の理由と言えるでしょう。総合商社のような超人気企業の採用においては、エントリー数が圧倒的に多いため、全ての人と面接をすることは不可能です。つまり、ある程度フィルターをかけて足切りする必要があります。

そこで注目されたのが、この動画選考です。

これまでは学歴やエントリーシートなどで判断してフィルターをかけていましたが、その場合、コミュニケーション能力の低い人や、最低限の身だしなみができていない人でも選考に通ってしまうことがありました。

動画を通じた選考であれば、企業はこれらのリスクを軽減することができるわけです。これから選考を受ける方はこの背景を理解した上で、できるだけ商社の求める人物像に自身を近づけるよう心がけましょう

②業務効率化のため

昨今の日本企業は「働き方改革」の流れを受けて、生産性向上に努めています。これは新卒採用を担当する人事部にも言えることで、各社人事部もさまざまな取り組みをしています。

そもそも動画選考という手法はアメリカでは既に多くの企業で導入され、生産性向上に一役買っていました。そこで近年、日本の採用の場でも使われるようになったのです。

中にはAIを用いることで、動画を見る社員数を大幅に減らしている企業もあるそうです。これに関しては学生側ではどうしようもありませんので、後述する準備や対策を怠らないことが大切になるでしょう。

③書類上では分からない、学生の可能性を見出すため

これまでの書類選考では、企業は面接の段階までは学生の様子を確認することができませんでした。しかし書類選考の段階でエントリーシートに加えて動画を用いることで、企業は書類上の情報だけでは把握できない学生のコミュニケーションスキルや雰囲気などを多角的に見ることができるのです。

このことは学生からしてみれば、学歴や文章力に自信がなくても面接までたどり着けるチャンスだと言えます。自分の長所を存分に企業に伝えられるよう、工夫してみてください。

動画選考はどの商社で採用されているのか

ここからは総合商社にフォーカスを当て、動画選考について更に詳しく説明していきます。
実際に動画選考を行っていたことがあるのは、伊藤忠商事、住友商事、丸紅の3社です。

以下は20卒の選考で行われたものです。

【伊藤忠商事】インターン

総合商社業界で動画選考を最初に導入したのは、伊藤忠商事です。まずは試験的にインターン選考に導入されかなり効果的であったため、その後の本選考でも用いられたようです。

設問は以下の通りです。

1.あなたはどのような人間ですか。そう考える理由とともに教えてください。(最大1分間)

2.あなたがこれまでの人生において経験した「最大の決断」について教えてください。またその決断の際に、どのような葛藤があったかも含めて教えてください。(最大1分間)

伊藤忠商事の設問の特徴は、パーソナリティを知ろうとする質問になっている点です。
一つは自分で自分という人間を語る設問、もう一つは自分の過去の意思決定を言語化させる設問です。この二つの設問から自分を客観的に見ること、そして第三者に分かり易く伝えることができるかを見ています。

【伊藤忠商事】本選考

続いては伊藤忠商事の本選考です。インターン選考と同じ設問が一つ、異なるものが一つとなっています。

1.あなたはどのような人間ですか。そう考える理由とともに教えてください。(最大1分間)

2.あなたは伊藤忠商事というフィールドで、どんなことをやってみたいですか。
現時点のイメージで構いませんので表現してください。(最大1分間)

インターン選考時とは異なり、自分のことを語る設問以外に、伊藤忠商事のことを理解した上で何を実現したいのかという設問があります。

伊藤忠商事というフィールドで何をしたいのか、伊藤忠商事でなければいけない理由を自身の経験と紐付けて語れるようにしておきましょう

【住友商事】インターン選考

住友商事では冬インターンで動画選考がありました。
住友商事の動画選考では、三人一組のチームでエントリーすることを求められます。
以下が設問です。

・「実現したい未来」について教えてください。(最大1分間)

三人一組のチームでの動画選考のため、役割分担をし、チームで協力することが重要です。また、住友商事で「実現したい未来」をどのように実現できるかを伝える必要があります。

【丸紅】インターン選考

続いては丸紅のインターン選考です。

以下は19卒での設問です。

1.自由に自己紹介をしてください。(1分以内)
2.当社の業務に活かすことのできるあなたの「個性」を教えてください。(2分以内)
3.インターンシップへの意気込みを教えてください。(1分以内)

他社の設問とは異なり、自由度の高い内容であることが分かります。学生それぞれの強みや個性、熱意などを見ています。自分の長所を自分の言葉で語れるように準備しておきましょう。

なお丸紅は、20卒のインターン選考、本選考では動画選考は行われませんでした。今後も動画選考があるかは不明です。

しかし、「備えあれば憂いなし」。今後、他の総合商社でも導入される可能性がありますので、対策しておきましょう。

これから説明するポイントを意識して動画選考に臨みましょう。

動画選考で受かる学生、落ちる学生の特徴

動画選考に受かる学生と落ちる学生には、それぞれ共通する特徴があります。受かる学生の特徴を把握した上で動画選考に臨むことにより、意識的に受かる学生像を演じることができるはずです。

以下にそれぞれの特徴を挙げますので、参考にしてみて下さい。

受かる学生の共通点

①「コミュニケーション能力」が高い

まず一つ目は「コミュニケーション能力」が高い学生です。
どの企業においても必要な事ですが、特に総合商社において、営業現場はもちろんコーポレート業務においてもコミュニケーション能力は非常に重視されます。そのため、この観点は動画に限らず、全ての選考過程で非常に重要になります。

一点、勘違いして欲しくないのが、コミュニケーションは両者の会話によって成り立つということです。つまり、相手のことを考えた発言が必須になります。

動画選考の場合の相手は「その動画を見る相手」になります。そのため、ただ一方的に話したいことを話すのではなく、動画を見る相手のことを意識した言動を心がけましょう。

②「熱意」が十分に伝わる

二つ目は「熱意」がある学生です。いくら熱意を持っていても、動画越しで伝わらないようであれば、それは「熱意のある学生」とは言えません。

総合商社では、現状に満足することなく、旺盛なチャレンジ精神を発揮して絶えず新たなビジネスを展開していく気概が求められます。そのため動画選考という新たな選考方式に対しても好奇心を持ち、積極的に取り組む姿勢が大切です。

受ける企業や業界の基本的な情報をきちんと調べ、「想い」をしっかり自分の言葉で伝えるようにしましょう。そうすることで、あなたの熱意は動画を見ている相手に自然と伝わるはずです。

たとえ言葉が多少拙くても、意欲的で真摯な姿勢を示すようにしましょう

落ちる学生の共通点

①熱意やコミュニケーション能力が無い

簡単に言うと、前述した受かる学生の条件を満たせていない学生ということです。

動画は撮り直すことが可能なのにも関わらず、画面から目をそらしたり、緊張しすぎてしどろもどろになっていたり、またあまりに準備不足と感じられるような動画では、良い印象を持ってもらうことはできません。

②応募先企業への理解が著しく乏しい

やはり、いくらコミュニケーション能力が高く熱意があっても、自社に対する理解が著しく乏しいと分かるような発言をする学生に対して面接に呼ぼうということにはなりません。

最低限でも構いませんので、総合商社について、中でも受ける企業特有の事柄について調べた上で、自分の考えを話せるようにしておきましょう。

総合商社の採用選考では面接の他に、エントリーシートと筆記試験、動画の三つにより総合的に評価されます。動画選考では与えられた設問に対して最低限のコミュニケーション能力を発揮し、「入社したい」という熱意を伝えることができれば突破することができるでしょう。

気負わず自然に、「想い」をしっかり込めた動画を提出しましょう

動画選考で意識すべきポイント

この章では、実際に動画を撮る際に意識すべきポイントについて解説していきます。

撮影の準備段階

①服装

指定が無ければ、無難にスーツで撮りましょう。毎年、次のような勘違いをされる方もいらっしゃるようですので、注意しましょう。

総合商社=個性が強い⇒過激な格好が受ける

決してこのようなことはありません。総合商社のビジネスは基本的に取引先あっての商売ですので、TPOに配慮できない人はマイナス評価です。

ただし体育会の方や何か特別な衣装を着た方が自分が出せる方の場合は、ユニフォームなどを着用して撮影しても問題はありません。今一度、ご自身のアピール内容を確認してみて下さい。

②撮影場所

必ず明るい場所で撮影してください

暗い映像では印象までも暗く見えがちですし、企業の担当者のパソコンの設定が暗かった場合、学生の顔が見ないというケースも多々あるようです。また声がはっきり聞こえるか確認をしてから提出するようにしましょう。

撮影段階

①清潔感

仮に容姿に自信がなくても、清潔感を出すことはできます。

男性の場合、必ずヒゲを剃り、髪はセットして前髪はおでこが見えるように上げましょう。女性の場合は、髪を整え、最低限の化粧はするようにしましょう。

②笑顔、声の大きさ、語尾

無理やりでも構いませんので、笑顔で、ゆっくりと、大きな声で話すようにしましょう。動画だと実際の面接以上に表情や声質が伝わりにくくなりますので、注意が必要です。また語尾を伸ばすと幼く見えてしまいますので、語尾は意識的に切りましょう。

③口調

カメラをしっかり見て、ハキハキと話しましょう。対面の場合は、話し手の表情によって相手が意図を汲んでくれることもありますが、動画はそれが難しく、意識してハキハキ話さないと、伝えたいことも伝わりません。

話す内容

①結論ファースト

話す内容の結論は冒頭に持ってきて、端的に伝えましょう

何度も記載していますが、総合商社には何万ものエントリーがありますので、採用担当者が全員の動画を最後まで見ることは物理的に難しいです。

長々と話してしまうと最後まで見てもらえない可能性があります。最初と最後に結論を持ってくるようにしましょう。

②伝えたいことを絞り込む

おそらく、採用担当は1日に何十本もの自己PR動画を見ることになります。その中で印象を残すためには、あれもこれもではなく伝えたいことを一つに絞りましょう。動画を撮り終わったら必ず確認をして、伝わりやすいメッセージになっているか検証しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

動画選考は最近導入された選考方法であるため、企業側も試行錯誤しています。ですので、年によって大きく傾向が変わることもあるかと思います。

今回は攻略法などをご紹介しましたが、テクニックに走るのではなく、本質はあくまでも入社したいという熱い想いを最大限にぶつけることだということは忘れないでください。

マッキンゼー ゴールドマン 三菱商事
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